温故知新No2

静岡県の牧之原市から、盆栽、野球審判、蕎麦打ち、おやじバンド、その他徒然なるままに、ブログしています。

2012高校野球選手権静岡県大会審判事情No26

2012-07-23 20:11:37 | 野球審判活動

まずは、バンドメンバーN藤氏からコメント。

「さすが深読みですねぇ

一時に比べたら多少余裕が。

土曜日、地元の介護施設で「上を向いて歩こう」「高校三年生」「ふるさと」を初披露しました。

キーボードの同僚と二人で。

私もノド痛、声がれで歌えませんでしたが、相手が喜んで!?くれたなら、もうOKです!

S山さんも活動しているそうな・・・。

リーダーも高校野球観戦中の熱中症に要注意

部屋の中での自主錬よりは、外に出ての実践がなによりの練習。

さぞや上達していると思います。

次の練習が楽しみです。

炎天下での高校野球観戦。

審判と同様、激務。

お心遣いありがとうございます。

ところで、その高校野球現場からしがない印刷屋審判員のコメント。

「22日の4回戦(伊東商vs橘の1塁)を持って私の夏も終わりました。

これといったミスもなく・・・の試合後の反省でしたが、反省会に同席したK参与より、『しがないよ基本はプレーとベースと自分という形になるんだよ』と。

すなわち、3塁・2塁塁審がGOアウトした時本塁へのカバーに向かうが、その時打者走者の1塁蝕塁を確認する。

ご指摘の通り私しがないは1塁の蝕塁のみ気にしていた。それが仕事だと考えていた。

プレー・ベース・自分と視野を広げて見れば、確かに今外野でどういうプレーが起きていて、打者走者の蝕塁も見る事が出来る。

実は試合中、自分自身でも気にしていた事。

さすがK参与!細かいところまでよく見てる。

基本的にはコーチボックスの1塁側で見るか本塁側で見るかでしたが、場所ではなく、プレーが起きている所により全体が見渡せる場所での蝕塁確認を注意していかなくてはならない。

そのK参与よりカット打法の見解をお聞きしましたが、『やはり振っているか振っていないかで判断する事。しっかりと指導をして、それでもまだカット打法として振っていなかったら毅然とした態度で三振を取ろう』とのお言葉でした。

中体連県大会審判参加予定者は全軟指導員K参与の指示を参考にしてみましょう!」

この大会の現場からのレアーな教訓をさっそくコメントいただきありがとうございます。

1塁塁審のクロックワイズで、打者走者の1塁触塁に集中するあまり、ゲーム全体、そして一番重要な他の審判員の動きを見ることがおろそかになっている。

私も、いつも1塁触塁の確認まではするのだが、いざその後の対応に、確認後全体を見始めるので、当然に動きが出遅れる。

審判メカニックスの基本に従おうとする余り、試合の動きをしっかりとらえていないということ。

それだけ、全体を見回す余裕がないと言うことか。

いやいや、そこはやはりその審判員の能力の高さかどうかである。

プレー・ベース・自分の3点セットに気がつけば、課題も解決する。

しかし、凡人審判員は、そのうちの2つまでを視野に入れることができるが、3つとなると、難題。

いいご忠告をいただいたが、私はこの歳になって、虎の穴の過酷な訓練を積んでまでも3点セットを身につけようとは思わない。

しかし、しがない印刷屋なら、今なら間に合うかも・・・。

ただし、虎の穴はせまい。

まずはその体格が穴に入るにはどうやせたらいいかをまずは考えよう。

カット打法の解釈をK参与から聞き出したのはお手柄。

余り深く考えず、振ったか当てただけなのかを自分なりに判断することがポイントとなるようですね。

高校野球夏の大会の次は、中体連県大会。

そして、そのうちにもう高校野球の秋季大会が暑い中から始まる。

この時期、審判員にとって、鳥つく島もないほどの忙しさ。

体調には十分ご注意を。

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1 コメント

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Unknown (末端審判員ks)
2012-07-24 07:56:54
すでにご存じかと思いますが「カット打法」について下記のようなアンケートがありました。

今週はある会員さんからのレポートから。考えさせられるプレゼント付きアンケートを出題します。

============================================
★今回のTOPICS★
1:【アンケート実施】“カット打法”をご存知ですか?
2:ルールの基本は『野球のルール(審判の基本)』で♪
============================================


●記事1:【アンケート実施】“カット打法”をご存知ですか? ●
 

  先日、ある審判員からこんなメールが届きました。
  「最近、某中学野球部で流行って いるのですが、打者が2ストライクになると腕だけのスイングで故意にファールボールを打ち、投手が根負けして打ちやすいボール投げるまで、何回でも“カット打法”を使用します。このため、試合時間は長く面白い野球とは言えない状態になり、球審の疲れも倍増です(笑)。
 この中学校は、“カット打法”を相当、練習しているようで、何球でもファールボールを打ちます…」
  

  皆さん、どう思われますか?いろんな角度からのご意見を伺いたいので、ライトな懸賞付きアンケートを実施します。
  

  【アンケート内容】
  上記“カット打法”に対し①「賛成」②「反対」いずれかも立場に立ち、ご意見を100~200字程度でお聞かせ下さい。
  最もUDCと近い考えと思うご意見を頂いた方には、UDCインジケーターとUDCアンパイア・トレーニング・ノート(合計1,600円相当)をプレゼント致します!

  ■応募方法
  100~200字程度のご意見と、住所・氏名・メールアドレスをお書きいただき、7月27(金)中に下記までご返信下さい。
  ご意見返信アドレスはこちら→info@umpire-dc.org ※表題を「カット打法意見」として返信下さい。
 
  正解はないアンケートです。でも、広く深くみんなで意見交換したい題材です。お待ちしています!



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