のらやま生活向上委員会 suginofarm

自然と時間を、都市と生命を、地域と環境を、家族と生きがいを分かち合うために、農業を楽しめる農家になりたいと考えています

右手に摘果鋏、左手にトラクターのハンドル

2009年04月29日 | 春の梨畑
昭和の日だからというわけではないのですが、
「右手にジャーナル、左手にマガジン」とは
昭和のある時代の学生たちのひとつの象徴でした。
創刊50年を記念して単発で復刊したというので
手にとってみました。

懐かしいのひとこと。

ところで、左手に持つのはマガジン?
平凡パンチだったような気もするのですが。

今、わが家では、
ナシ畑では日ごとに大きくなる小さな実が
摘果されるのを待っています。
いっぱい実のついている枝の展葉の勢いが出ないこと。
困ったことです。

一方で、イネ苗も順調に成長し、
周りではもう田植えが始まっています。
やはり、例年より前倒しに進んでいるようです。
右手に摘果鋏を持ちながら、
左手でトラクターを運転して耕うん、代掻きしなければなりません。

かつては、知的虚栄心を満たすためにジャーナルを読んでいたものです。
今だって、虚栄心を満たすためにナシとイネを
栽培していたっていいじゃないか、なんてね。
そう思うことでもしないと、やっていられないほどの作業が……

防災網の広げられたナシ畑。
野田の生産者にわけてもらったくず大豆を散布しました。
網を広げる前に散布すると、
豆の大好きなハトが集まってしまうので、
いままで待っていました。
こんなことしているから忙しいのですが。

網を広げたからといっても入口は開いていますから、
数羽のハトはいつも豆をついばんでいます。



そんなナシ畑の中で大捕り物があったようです。
ハトの羽が散乱していました。
何者の仕業か。
雑食のカラスか、猛禽類のサシバか、それともネコ?

カラスは網の中に入らないように思います。
入ったら出られないのを知っているのかもしれません。
以前、サシバが悠々と入口から出て行ったのを見かけました。

ところで、キジバトは野生種で、
ドバトは伝書鳩が野生化したものだそうです。
羽の色から犠牲バトはドバトのようです。

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