のらやま生活向上委員会 suginofarm

自然と時間を、都市と生命を、地域と環境を、家族と生きがいを分かち合うために、農業を楽しめる農家になりたいと考えています

栗拾ひ ねんねんころり 云ながら (一茶)

2007年11月09日 | わが家の時時
小布施の街を歩いていて興味深かったことが「オープンガーデンの家」。

商業施設だけでなく協力している民家のこざっぱりした庭へ客を招き入れてくれる仕掛けのようです。買い物や家並みだけでなく、街歩きのもうひとつの楽しみを提供してくれます。ちらっと見た資料では100ヶ所以上が登録しているようですが、地域全体で街づくりに取り組んでいる様子がうかがえます。
 
         

ここでどうしても比較してしまうのが、この夏に訪れた由布院。「東の小布施、西の由布院」というかどうかは知りませんが、どちらも多くの観光客を集めています。どちらも地元企業というか民間主導で街づくりが行われてきたという印象があります。「旦那」主導による街づくりといってもいいのかもしれません。

         

しかし、ちょっと立ち寄った客としてのイメージは違っていました。片や温泉宿泊地であり片や善光寺詣でのみやげ物屋さんという街の性格の違いなのか、それとも街の自然や歴史、広がり・奥深さのようなものなのか。少なくとも客の年齢層は異なっていて、小布施の方がすこし高年齢のようでした。

マーケッティングや街づくりの視点から両者を比較するレポートはすでにあるのでしょうが、二つの街から学び、わがまちに生かせることはあるのでしょうか。

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