のらやま生活向上委員会 suginofarm

自然と時間を、都市と生命を、地域と環境を、家族と生きがいを分かち合うために、農業を楽しめる農家になりたいと考えています

桜ばないのち一ぱいに咲くからに生命をかけてわが眺めたり(岡本かの子)

2008年03月28日 | 農のあれこれ
千葉駅に近い桜は満開のようでした。
今日は農地・水・環境フォーラムのパネラーの一人として
千葉に出かけていました。

農地・水・環境保全向上対策という事業が
全国で行われていまして、
今後さらに広めようと企画されたようです。
この対策は農地や農業用水基盤の管理保全を
地元の地域住民の方に担ってもらおうというものです。

見ようによっては、
業者委託してきた保全管理を
地域で替わりにやってもらい安く上げようとするものですが、
別の見方をすれば
崩壊寸前の農村社会を再生するきっかけになるかもしれない
事業ともいえます。

パネルディスカッションでは
市原市内陸部小港鉄道沿線で環境保全活動を行っている
市原ルネッサンス』が紹介されました。

確固とした組織があるわけでなく、
さまざまな団体の緩やかなネットワークで
NPO法人化も考えていないとのことでした。

動員された各地の重鎮たちには
消費者の視点でとか、消費者と交流して考えるというような
パネラーの発言はいま少し受けが良くなかった印象でしたが、
何人かは何かを感じていただけたかと思います。

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2 コメント

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根本的な問題 (佐藤K)
2008-03-31 00:56:41
「消費者と交流」という考え方に拒否反応を起こす人は、元々「他者」との交流が苦手なような気がしました。仲間内で楽しむことは長けているのでしょうが。

今の時代は、どの業種もポリバレントであることが求められているのではないでしょうか。オシムさんが日本代表の監督だった頃にもてはやされた「ポリバレント」は、おそらくまだ死後にしてはいけない単語だと思います。

30日、日立台でかわせさんに会いました。
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死後は死語 (suginofarm)
2008-03-31 20:47:32
30日の日立台は天候同様、また寒そうにみえました。
かわせさんが活躍できる場ができて、子どもたちが集まって暖かくしてくれるいいですね。
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