のらやま生活向上委員会 suginofarm

自然と時間を、都市と生命を、地域と環境を、家族と生きがいを分かち合うために、農業を楽しめる農家になりたいと考えています

種俵緋鯉の水につけてあり(星野立子)

2008年03月29日 | 今年の納得米づくり
今年の米作りもいよいよ本格化。
今日は籾を選別して、殺菌効果のある温湯処理をして種浸し。

籾の選別といっても種籾を自家採取しているわけではありません。
購入種子を利用しています。
ですから出荷時にはすでに比重1.14?で選別されていて、
それでも問題なく発芽します。

機械を使って田植えをする場合、苗箱で育苗することになります。
普通は30cm×60cmの大きさの箱に種籾が200gぐらい。
10a当たり苗箱20枚として10a当たり4kgの種籾を用意します。
もし不良品が混じっていても
高密度な種籾でなんとか補完してくれます。

ところがわが家では大きな苗を育てるために超薄蒔き。
一箱当たり60gの籾量。
そこで、もし種籾に不良品が混じっていたら…

ということで、種籾のなかの健康優良児だけを選びに選ぶことに。
そこで、購入種子をさらに比重1.17で選別。
写真で横に浮いている籾は比重1.17以下の
充実度が相対的に低いもの。
沈んでいる籾だけを播種するようにします。

年によっては浮いてしまう籾が多く、
播種量が足りなくなることもあります。
今年の籾は90%以上が比重1.17の水に沈みました。
良い籾です。

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