のらやま生活向上委員会 suginofarm

自然と時間を、都市と生命を、地域と環境を、家族と生きがいを分かち合うために、農業を楽しめる農家になりたいと考えています

中耕除草機の出番です

2005年06月15日 | 今年の米づくり
 雑草の姿を見る前に雑草を抑えてしまおうと、前日14日に消費者参加プロジェクトの田んぼで中耕除草機を歩かせました。10日のティラガモ実演会に刺激された形です。乗用除草機はまだ買えませんので、わが家に置いてあった歩行用の中耕除草機(動力除草機、パワーカルチ)を持ち出しました。実はこの機械、20年以上前から知人宅に野ざらし状態にしてあったものを缶ビール一箱で譲ってもらってきていたもので、機械いじりの得意なプロジェクトメンバーのTさんが動くように直してくれたリユース機械です。
 そして、今日15日、わが家のA圃に持ってきて、イヌホタルイ退治です。長辺100mの田んぼを何度もぺたぺたと歩いて往復するのは、やはり億劫です。田植機がそうであるように、一度乗用に乗ってしまったら、歩けなくなります。乗用が除草部分に動力を持たないティラガモは「除草」というよりは「抑草」。ならば乗用の動力除草機はできないか。もちろんティラガモはティラガモの存在理由はあるのですが。いや、先手先手で雑草に立ち向かわなければというのが昔からの教えでした。

 ところで、作業中にかぶっている大きな編がさ、これはお気に入りです。ちょっと見はお坊さんのたく鉢姿のようですが、陽の元では涼しい環境を作ってくれるし、雨の日には肩まですっぽり被って濡れにくい。しかも、頭が蒸れない。ナシが実ったら雨でも収穫する時があるのですが、上向きでも首筋に雨垂れが落ちてこない。てっぺんのとんがった編みがさは良く見ますが、こんな大きな編がさはなかなかありません。昨年秋、果樹組合視察で長野県伊那地方にいった時、天竜川下りの乗船場でみつけたものです。まわりから好奇な目で眺められましたが。

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