のらやま生活向上委員会 suginofarm

自然と時間を、都市と生命を、地域と環境を、家族と生きがいを分かち合うために、農業を楽しめる農家になりたいと考えています

やぁ、信念は、死なない

2009年01月29日 | わが家の時時
「チェ」とは「やぁ」ぐらいの砕けた挨拶だそうで、
じゃりん子チエではありません。

浦和レッズのサポーターたちがこの人の肖像画を掲げていたり、
まだまだ影響力のある英雄です。
そんなエルネスト・ゲバラの生と死を忠実に描いた映画といいます。
二部作の前編『チェ 28歳の革命』を
夫婦50割で先週の雨の日に見てきました。

最近は
有機農業で食糧自給を試みていることで注目されるキューバです。
いろいろあるでしょうが医療費、教育費が無料というのは
わが身を鑑みれば一つの理想的国家の姿といえるでしょう。
なぜそんな革命が可能だったのか。
若い時分に興味を持ったことはありましたが、
一種の通過儀礼で終わっていました。

なるほどフィデル・カストロと弟のラウル・カストロと
ゲバラの関係というのはこんなだったのだろうなあと
思わせる場面がでてきます。
もっと史実や背景を理解していれば楽しめただろうにという
ついていけない場面もありました。

もともと後編の『チェ 39歳の別れの手紙』を作るのにあたって
その前段がないとなぜこうなったかがわからないだろうと
いうことで前編ができたそうですから、
やはり31日から上映される後編も見に行かねばなりますまい。

オバマやゲバラがもてはやされる時代というのは
本当は不幸な時代なのかもしれません。


笑ふすべ泣くすべ知らず父母はまめやかにしも我を育てき(佐々木信綱)

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