のらやま生活向上委員会 suginofarm

自然と時間を、都市と生命を、地域と環境を、家族と生きがいを分かち合うために、農業を楽しめる農家になりたいと考えています

地面に針刺す蜂のように

2005年11月08日 | 今年の梨づくり
防災網の始末をようやく終え、土づくり作業を始めました。「オーガ」というアタッチメントをトラクターにつけて、畑に直径30cm、深さ50cmほどの穴を開けていきます。

防除機械や運搬車が走り回って踏み固められた梨園の土壌の物理性を改善するため、かつては深く耕していましたが、根を切ることの悪影響も指摘されたため緑肥栽培や不耕起といった栽培法が取り組まれてきました。しかし、ナシが老木化するなかで堆肥を使うことがやっぱり大事だろうということで、必要最低限の穴を開けて堆肥を投入しようと、この「オーガ」という機械が注目されています。