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信州自由人

のぐケーンのぶろぐ

自由になったアイガモ

2011年08月14日 | 動物
アイガモ(合鴨)という鳥は、マガモなどの野生のカモとアヒルとの交雑交配種だそうです。
そのアイガモが東御市の芸術村公園内で数十匹ほどくつろいでいました。




近所におられた方に、なぜこんなにたくさんいるのか聞いてみました。
その方いわく「合鴨農法が思うようにいかず捨てられたんだ」とのことです。
合鴨農法とは、アイガモを水田に放して雑草を食べてもらい、
除草剤の使用を減らし、同時に鴨肉を育てようというものです。
その他にもたとえば、
ウンカ類などの害虫を食べてくれる。
水田中で排泄する糞や尿が、優れた有機肥料になる。
水田を掻き回すので、酸素供給がよくなったり雑草の繁茂を抑えくれる。
稲の株元をよくつつくので、株張りがよく丈夫な稲が育つ。
こんなにいいことがたくさんあるのに、最近は合鴨農法を聞かなくなりました。
アイガモ君は自由を得たのでしょうか。
のんびりと昼寝をしているように見えますが。




カメラを向けて近づくと、数匹のアイガモがこちらに向かってきました。
私の靴をくちばしでつつくのです。
攻撃を仕掛けてきたのか、遊びに来たのかわかりません。




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