そこそこの放送作家・堀田延が、そこそこ真面目に、そこそこ冗談を交えつつ、そこそこの頻度で記す、そこそこのブログ。
人生そこそこでいいじゃない



魔法にかけられて 2-Disc・スペシャル・エディション

ウォルトディズニースタジオホームエンターテイメント


大人の男が1人で観る映画とは到底思えんのだが。
観てしまった。
「魔法にかけられて」
ディズニーアニメのヒロインが、実写の人間となって現実のニューヨークに迷い込む話だ。

予告編の印象から、もっとドタバタコメディだと思っていた。
しかし意外にディズニーは真面目に作っている。

この脚本、相当優秀だ。
セルフパロディにしつつ自虐まで行かないギリギリの線引き。
自己否定のように見えて実は肯定している絶妙なライン。
もっとムチャクチャにするのは簡単だし、笑いもたくさん取れるのだが、そうしない。
この脚本、やはり相当優秀だ。

ただ。
ゴキブリは、やり過ぎだと思う。
観れば分かる。
ゴキブリは、やり過ぎだ。

星3つ半。★★★1/2


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