そこそこの放送作家・堀田延が、そこそこ真面目に、そこそこ冗談を交えつつ、そこそこの頻度で記す、そこそこのブログ。
人生そこそこでいいじゃない



SPEEDBOY! (講談社BOX)
舞城 王太郎
講談社


謎の覆面作家、舞城王太郎。

この作品「SPEEDBOY!」は非常に面白かった。
それに、分かりやすかった。

音速以上のスピードで走ることが出来る少年の話。
つまり、SFといえばSFだ。
でも、純文学なんだろうなぁ。
なんだか不思議な読後感。

今まで読んだどの舞城作品よりも、文章が平易で物語が分かりやすくて読みやすい。
全作品このぐらいの感じで書けばいいのに。



ピコーン! (IKKI COMICS)
舞城 王太郎,青山 景
小学館


一方これ「ピコーン!」は舞城王太郎の短篇小説を原作にしたコミック。

ピコーンとは男性器の勃起を意味する。
言うなれば、激エロと純文学とマンガの融合だ。

僕は……好きかなぁ。
だが、女の子にはとても読ませられん。
読んでもいいが。
感想は聞かせてくれなくてもいい。
そういう感じの作品だ。

コメント ( 1 ) | Trackback ( )






浅草の「三定」(さんさだ)で天ぷらを食った。
雷門の真横にある有名な店。
天保八年(1837年)に、三河の国の定吉が江戸へ出て、自宅前で小魚を揚げてから170余年。
伝統の味を今に守りつつ、活気のある雷門前に門をかまえる天ぷら屋、らしい。

キャッチコピーは、「一に浅草、二に観音、三に三定の天ぷら」だ。
素晴らしい。

天ぷらは見かけは黒っぽいが、味は軽め。
全く洗練された感じではないが美味かった。
高級玉締め絞りの白胡麻油を使っているそうだ。
そのためか、値段は正直言って高い。
まぁ、値段も含め、雰囲気もんだ。

浅草グルメ探訪。
今度は「駒形どぜう」にチャレンジかな。

コメント ( 1 ) | Trackback ( )