そこそこの放送作家・堀田延が、そこそこ真面目に、そこそこ冗談を交えつつ、そこそこの頻度で記す、そこそこのブログ。
人生そこそこでいいじゃない



今朝、水槽が届いた。

バカでかい。
なんだこりゃ?
思わず笑ってしまった。
だが、これだけ広ければ魚たちものびのび出来るだろう。
それにしても、アクリル水槽にして良かった。
ガラス水槽にしていたら、玄関から部屋まで重くて1人じゃとても運べなかったに違いない。

ただ、濾過槽の納期が遅れるとのこと。
完成が27日ぐらいになるらしい。
ということで、まだ配管は出来ない。
とはいえ、何をどう配管すればいいのか結構チンプンカンプンなのだが。
どうやら13Aだか16Aとかいうサイズの塩ビ管と、内径19mmの耐圧ホースを使うようだ。
近々、ホームセンターに行って、足りない材料や接着剤などの道具を揃えなければならない。
近所の西友のホームセンターを先日ざっと見たところ、配管材料は売ってなかった。
てことは、東急ハンズまで出張か?
うーむ、面倒くさい。

だが、プラモデルを作るみたいでワクワクする。
完全な大人のオモチャだ。

来週末に配管を仕上げ、水道水で3日間ぐらい回して水漏れのチェックと中の毒気抜き。
それから底砂とライブロックと海水を入れて二週間ぐらい回して、魚やサンゴを入れるのはそのあとだ。

お魚さんたちは、あと一ヶ月ぐらいの我慢だ。
狭い部屋でもう少し、耐えてくれ。

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ドリームガールズ スペシャル・コレクターズ・エディション

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土曜の深夜、「ドリームガールズ」を観る。

すごかった。
これで、オスカー獲れなかったのか?
よほど「ディパーテッド」が良く出来ているのか?
いくら作品賞獲ったからといって「インファナル・アフェア」のリメイクってだけで「ディパーテッド」はあまり観る気がしないんだが。

……と、そのぐらいいい映画だと感じた「ドリームガールズ」
3年前にオスカーを獲った「シカゴ」と同じミュージカルだけど、こっちの方が僕は断然気に入った。
調べたら、この「ドリームガールズ」の監督は、「シカゴ」でアカデミー脚本賞を獲った元脚本家らしい。
うーむ、こっちの方が出来がいいぞ。

「シカゴ」との決定的な差は、歌唱力だ。
いやいや、確かに「シカゴ」でも、レニー・ゼルウィガーとキャサリン・ゼダ=ジョーンズは頑張って歌っていたよ。
しかし、やはりモノが違う。
女優さんが頑張って歌うのと、歌手が歌うのにはやはり差がある。
1人は言わずと知れたビヨンセ。
もう1人はこの作品でアカデミー最優秀助演女優賞に輝いた新人ジェニファー・ハドソン。
この黒人ディーバ2人の歌声だけで、「シカゴ」を軽く凌駕しているのだ。

まず観ていてビックリしたのは、前半、ビヨンセがちっとも目立たないことだ。
完全に新人ジェニファー・ハドソンの映画なのだ。
で、彼女の歌が、まぁすごいこと、すごいこと。
ビヨンセが、まぁ霞むこと、霞むこと。
観ていて「おいおいビヨンセ、こんな役受けていいのかよ?」と不安になる。
「おいおいビヨンセ、完全に食われてるよ」とドキドキする。

で、ビヨンセがまるで活躍しないまま、中盤あたりに、新人ジェニファーが身体を震わせながら熱唱する見せ場が来る。
ここで、完全にノックアウトなのだ。
「ビヨンセの負け決定~っ!」と、観客はみんな思ったことだろう。

……しかし、だ。
そこはビヨンセ、後半に巻き返すのだ。
ビヨンセが身体を震わせながら熱唱する見せ場が最後の最後にやってくる。
ここで、「おお、ビヨンセ、やっぱすげぇぜ~!」とほっとするのだ。
いやぁ、実に絶妙なバランスで出来上がっている映画だ。
こんなに本気で歌うビヨンセ、初めて見た。
やっばり、やれば出来る子なのだ。←何様だ?

アメリカの1960年代から70年代ぐらいの音楽業界が舞台。
ジャクソン5っぽい黒人グループが出てきて、マイケルっぽい子供がマイケルっぽい歌声でマイケルっぽい歌を歌い、観客に向かって「Hey, Girls!」な~んて叫ぶので、笑ってしまった。
男優はジェイミー・フォックスに、エディ・マーフィーに、ダニー・グローバー。
映画好きにはたまらない黒人だらけの布陣。
ここにモーガン・フリーマンとサミュエル・L・ジャクソンを足せば「黒人だよ!全員集合」だ。

ビヨンセ。
すっぴんが美人だ。
ビヨンセはすっぴんがいい。

まぁ、ミュージカル好きな方は観てください。
僕は文句なしで星5つ。★★★★★

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