そこそこの放送作家・堀田延が、そこそこ真面目に、そこそこ冗談を交えつつ、そこそこの頻度で記す、そこそこのブログ。
人生そこそこでいいじゃない



なぜか、久々に「E.T.」を観る。

もちろん1982年のオリジナル版だ。
2002年に公開された「E.T. 20周年アニバーサリー特別版」ではない。
あの特別版でCG修正されちまったE.T.は、顔の表情が全然違うので、とても観られたもんじゃないのだ。
しかも、大人たちが手に持った拳銃が全部CGでトランシーバーに変えられていて、物語に緊迫感がない。
「E.T.」はオリジナル以外、僕は認めないのだ、ガハハハハ!

で、そのオリジナルを観た。
そしたら、まだ泣けた。
スゲェぜ!
25年も経っているのにまだ泣けるとは。
スピルバーグ恐るべし。

で、今観ると、ドリュー・バリモアがやはり目立つ。
あんなに小さな頃から演技達者だ。
今やトップスターになったドリュー・バリモア。
いやぁ、出世したなぁ。
人の子ながら、感慨深い。

そうなると、どうしても主人公エリオットを演じたヘンリー・トーマス少年のその後が気になったのだ。
で、ちょいと調べてみた。
そしたら、こんなオッサンになっていた。
「E.T.」の頃と今とであまり顔が変わらないドリュー・バリモアとは違い、ヘンリー君は面影がだいぶ、ない。
だが、役者としては、今もそこそこ頑張っているらしい。
最近ではディカプリオ主演の「ギャング・オブ・ニューヨーク」に出ていたとか。
「レジェンド・オブ・フォール」ではブラッド・ピットやアンソニー・ホプキンスと共演。
「すべての美しい馬」ではマット・デイモンの相棒役を務め、繊細な演技で印象付けた、らしい。
3本とも観た映画だが、ぜんぜん気付かなかった。
あれがエリオット少年だとは……
だって、面影が、ない。

ちなみに、「E.T.」で兄ちゃんのマイケル役を演じたロバート・マクノートンという人は、そのあとパッとせず、消えたらしい。

人生いろいろだ。
こわい。

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