ウクライナ産不思議感覚ホラーFPS「You are Empty」プレイ日記その14最終回。
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ステージUtopiaに入った途端、異常な重さで移動がほとんどできなくなった所からである。
■Utopia 続き
斜め或いは後歩きでなんとか右手の建物に入り、階段を下りると突き当たりにレバーがある。

門は開いていた。 そして進んで行くと、行く手に奇妙な建物がそびえている。 星形を頭に頂いた高い塔である。

更に進むとケーブルカーの駅に着いた。 ケーブルカーはあの高い塔に続いている。 どうやらあの塔が最終目的なのだろう。 You are Emptyもいよいよ最終章なのだ。

到着したケーブルカーの左から出て、開いている門から入る。 その先にはエレベーターがあり、乗り込んで前方に進むと自動的に下り始める。 ここでステージは「Reactor」となる。
■Reactor
エレベーターを降りて進むとカートがある。 乗り込むと自動で発進するが、途中には敵がいるので迎撃しながら進んで行く。

尚、このステージでは今の所異常な重さはない。 通常の動作である。
やがてカートは終点に着く。 同時に敵襲来。 左手の低い階段から進むと、妙なものがある。

鳥かごのようなものが回転しているのだが、用途も危険性も全く不明だ。 そこは十字路になっているので、右に進む。 右手には流れ作業の工程が行われていて、なにかの工場のようだが、よくわからない。
やがてキャットウォークの三叉路になる。 左は元の所に戻ってしまうので、右へ進む。 終点には丸いエレベーターがあり、乗り込むと自動的に上昇する。
途中には肋骨のような構造体があり、その回りを別の構造物が回転していたりするが、これまた使途用途は全く不明である。

終点に着くと同時に多数の敵が出現する。 ここはメディキットもすぐ近くにはないし、かなり厳しい戦いになる。

左手にある半円形のエレベーターに乗ると、これまた自動的に上昇して行く。 ここでムービーとなる。
内容は、まずスターリンが登場し、次に例の赤いノートを持った男も登場、その後又人体の構造などが表示される。 人民の賞賛、そして手術台でなにかのサイボーグ化?をされる男など、シンボリックな映像が続く。
恐らくあの赤いノートがこのゲームのシンボルであり記号なのだろうと思われるが、具体的にそれが何を意味するのかは、わたしにはわからない。
ムービーが終わるとオートセーブ。 次のステージは「Final」である。 いよいよこのYou are Emptyもエンディングとなるのだ。
■Final
又半円形のエレベーターがあり、乗ると上昇するが、すぐ終点となる。 目の前には・・・

ムービーに出て来たサイボーグ化の男だ! 彼は色々と話すが、まことに遺憾ながら私には何一つとして意味がわからない。
ただ一つ「New Man」という言葉は聞き取れた。 新しい人類ということなのだろうか。 そして最後に「Make The Decision」と言って沈黙する。
さて、ここで私は何を決定すれば良いのだろうか?
私はある決断をした。
私は椅子に座った。
ムービーが始まる。 銃撃に続いて軍人達が登場、赤いノートを持った男は射殺される。 流れ出る真っ赤な血・・・
フルシチョフが登場し、続いて各国の要人も登場する。 そして潜水艦や軍用機の映像が次々に表示され、最後に子供たちの笑顔が表示されてムービーは終わる。 そしてYou are Emptyの文字が表示され、消えて行く。
これにてYou are Empty大団円である。
さて・・・
このゲームの解釈である。 これは非常に難しい。 前にも書いたが、予備知識なしでプレイしたら、まず絶対に「全て意味不明」で終始するだろう。
事前にストーリーを読んでいてさえ、このゲームの内容だけでそのストーリーを理解することは、至難の業である。
どうしても具体的なコンテンツを描けというなら、主人公の実体はあのサイボーグ化された男であり、これまでの行動(ゲーム内での)はあの男の夢想或いは回想である。 そして最後に主人公は実体の所へ戻り、ウロボロスの竜は閉じるのである。 とまあ、そんなことを考えるしかない。
徹底的に文字情報を拒絶し、シンボライズされた映像と音だけで、プレーヤーにあのストーリーを理解しろというのは無理がある。
映像と音と僅かな文字資料に頼り、想像力と感性を働かせて、全てが曖昧模糊とした夢の世界のような、このゲームの世界をただ味わうしかないのではないか。
このゲームをプレイする人よ、「あなたは空白だ」・・・
プレイ時間およそ40時間弱。 内容の評価はB級の佳作だがユニークさという点ではピカイチ、難易度は普通。 全体的な評価はこんな所である。
誰にでも無条件でお勧めできるゲームでは絶対にない。 しかし私にとっては大変面白いゲームだったと言える。 とはいえ、非常に人を選ぶゲームであることは間違いない。
次回からはいよいよゾーンに里帰り、S.T.A.L.K.E.R.Call of Pripyat(COP)のMOD、Cataclysm2周目プレイ日記である。
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ステージUtopiaに入った途端、異常な重さで移動がほとんどできなくなった所からである。
■Utopia 続き
斜め或いは後歩きでなんとか右手の建物に入り、階段を下りると突き当たりにレバーがある。

門は開いていた。 そして進んで行くと、行く手に奇妙な建物がそびえている。 星形を頭に頂いた高い塔である。

更に進むとケーブルカーの駅に着いた。 ケーブルカーはあの高い塔に続いている。 どうやらあの塔が最終目的なのだろう。 You are Emptyもいよいよ最終章なのだ。

到着したケーブルカーの左から出て、開いている門から入る。 その先にはエレベーターがあり、乗り込んで前方に進むと自動的に下り始める。 ここでステージは「Reactor」となる。
■Reactor
エレベーターを降りて進むとカートがある。 乗り込むと自動で発進するが、途中には敵がいるので迎撃しながら進んで行く。

尚、このステージでは今の所異常な重さはない。 通常の動作である。
やがてカートは終点に着く。 同時に敵襲来。 左手の低い階段から進むと、妙なものがある。

鳥かごのようなものが回転しているのだが、用途も危険性も全く不明だ。 そこは十字路になっているので、右に進む。 右手には流れ作業の工程が行われていて、なにかの工場のようだが、よくわからない。
やがてキャットウォークの三叉路になる。 左は元の所に戻ってしまうので、右へ進む。 終点には丸いエレベーターがあり、乗り込むと自動的に上昇する。
途中には肋骨のような構造体があり、その回りを別の構造物が回転していたりするが、これまた使途用途は全く不明である。

終点に着くと同時に多数の敵が出現する。 ここはメディキットもすぐ近くにはないし、かなり厳しい戦いになる。

左手にある半円形のエレベーターに乗ると、これまた自動的に上昇して行く。 ここでムービーとなる。
内容は、まずスターリンが登場し、次に例の赤いノートを持った男も登場、その後又人体の構造などが表示される。 人民の賞賛、そして手術台でなにかのサイボーグ化?をされる男など、シンボリックな映像が続く。
恐らくあの赤いノートがこのゲームのシンボルであり記号なのだろうと思われるが、具体的にそれが何を意味するのかは、わたしにはわからない。
ムービーが終わるとオートセーブ。 次のステージは「Final」である。 いよいよこのYou are Emptyもエンディングとなるのだ。
■Final
又半円形のエレベーターがあり、乗ると上昇するが、すぐ終点となる。 目の前には・・・

ムービーに出て来たサイボーグ化の男だ! 彼は色々と話すが、まことに遺憾ながら私には何一つとして意味がわからない。
ただ一つ「New Man」という言葉は聞き取れた。 新しい人類ということなのだろうか。 そして最後に「Make The Decision」と言って沈黙する。
さて、ここで私は何を決定すれば良いのだろうか?
私はある決断をした。
私は椅子に座った。
ムービーが始まる。 銃撃に続いて軍人達が登場、赤いノートを持った男は射殺される。 流れ出る真っ赤な血・・・
フルシチョフが登場し、続いて各国の要人も登場する。 そして潜水艦や軍用機の映像が次々に表示され、最後に子供たちの笑顔が表示されてムービーは終わる。 そしてYou are Emptyの文字が表示され、消えて行く。
これにてYou are Empty大団円である。
さて・・・
このゲームの解釈である。 これは非常に難しい。 前にも書いたが、予備知識なしでプレイしたら、まず絶対に「全て意味不明」で終始するだろう。
事前にストーリーを読んでいてさえ、このゲームの内容だけでそのストーリーを理解することは、至難の業である。
どうしても具体的なコンテンツを描けというなら、主人公の実体はあのサイボーグ化された男であり、これまでの行動(ゲーム内での)はあの男の夢想或いは回想である。 そして最後に主人公は実体の所へ戻り、ウロボロスの竜は閉じるのである。 とまあ、そんなことを考えるしかない。
徹底的に文字情報を拒絶し、シンボライズされた映像と音だけで、プレーヤーにあのストーリーを理解しろというのは無理がある。
映像と音と僅かな文字資料に頼り、想像力と感性を働かせて、全てが曖昧模糊とした夢の世界のような、このゲームの世界をただ味わうしかないのではないか。
このゲームをプレイする人よ、「あなたは空白だ」・・・
プレイ時間およそ40時間弱。 内容の評価はB級の佳作だがユニークさという点ではピカイチ、難易度は普通。 全体的な評価はこんな所である。
誰にでも無条件でお勧めできるゲームでは絶対にない。 しかし私にとっては大変面白いゲームだったと言える。 とはいえ、非常に人を選ぶゲームであることは間違いない。
次回からはいよいよゾーンに里帰り、S.T.A.L.K.E.R.Call of Pripyat(COP)のMOD、Cataclysm2周目プレイ日記である。