ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

2021年9月5日。パラリンピック閉会式

2021-09-05 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
  2021年9月5日。パラリンピックの閉会式でしたね。
 今回の大会でベラルーシのチームは7個のメダル(金5個、銀1個、銅1個)で、オリンピックより健闘したのですが、それでも史上最少エダル数だと文句を言われています。(一般国民は関心がないので、話題にもなりません。そもそもベラルーシはパラリンピックはテレビで放送してくれないのでえ、メダルを取った選手がその日のニュースに出る程度です。後日帰国してから選手インタビューなどが放映されますけど。)
 でもこの5個の金メダルですが水泳のイーゴリ・ボイキー選手が一人で取ったものです。
 ボイキー選手は3大会連続出場で、金メダルを取りまくっていて、これで通算16個目の金メダル(金色のメダルだけでこの数ですよ。)なので、もっと褒めてあげてほしいですね。
  

 ベラルーシからロシアへ出稼ぎに行った後行方不明になった男性が14年後発見されました。奴隷にされていた・・・という報道ですが、つまりパスポートなど身分証明書を取り上げられて肉体労働をさせられていたようです。もうすぐベラルーシへ帰国するそうです。今年36才の男性ですが、22才のときから行方不明で家族から捜索願いが出されていたのですが、外国に行ってしまうとなかなか捜索も難しいですよね。

 
 また軍事演習を行っていますが、ベラルーシ共和国軍にカザフスタン軍も合流して共同軍事演習をするそうです。
 ロシアだけではなく、カザフスタンもベラルーシを援護してくれるということですね。

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 2021年9月6日の追記です。
 ベラルーシからロシアへ行った後、14年間行方不明だった男性についての続報です。ベラルーシ内務省などの調査や目撃者の証言によると新事実が出てきました。
 2007年にまずモスクワで出稼ぎをしていた男性は、複数の女性と遊んでいたときに飲み物に何か(睡眠薬?)を入れられ意識を失い、目が覚めたときにはダゲスタン行きのバスに乗っていました。身分証明書はなくなっており、煉瓦工場で働かされるという奴隷の状態になってしまいました。食事は与えられていたけれど、給料は一回も支払われず、煉瓦工場を脱出。チェチェンなどを転々とします。その時も無償で働かされて、殴られたりすることはなかったものの、寝るところと食事だけ与えられて、給料はもらえない生活だったそうです。
 2007年にすぐに連絡が来なくなったと捜索願いが母親から出されたのに、孤児院出身で親がいなかったという報道もあります。
 そして2013年には何者かが再び捜索願を出していたのに、ベラルーシの警察は何もしなかったことや、一度パスポートをなくしたので再発行を申請した記録もあるという報道もあり、真相ははっきりしません。
 2018年に行方不明者を探す団体が、まだ見つかっていない行方不明者リストの中にこの男性がいることを見つけ、パスポート用の顔写真の控えから、改めて探し人の広告を2019年に出し、今回ロシアのカバルダ・バルカル共和国内で働かされていることをこの共和国の警察が発見しました。
 ベラルーシ内務省は帰国のために必要なパスポートを発行し、近いうちにベラルーシへ戻れるよう手続き中であることを発表しました。ネットであふれている情報は正しくないものが多いとも言及していました。

ベラルーシのコロナウイルス感染者49万926人。死者数3837人

2021-09-05 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2021年9月5日の書き込みです。
 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は490926人になりました。とうとう49万人台です。1日の新規感染者数は1963人とまた増えました。新規検査数も20659件と増えましたが・・・。

 死者数は3837人です。

 482993人が回復しました。

 789万件を超える検査数となりました。