長い梅雨が明けて、ようやく青空が拝めます。スイカを食べていたら、忘れていた高校時代のことが思い出されました。
友達が、知り合いでスイカを作っている農家があって、品種改良か何かで、スイカの「実」は要らず、種子だけが必要なので、スイカはいくらでも食べられるという朗報を聞いて、あの頃ですから「なんぼでも食える」と勇んで行きました。伯耆大山の麓になると思います。庭にスイカが小山のように重ねてありました。喜んで食べ始めましたが、しばらくすると「スイカ腹」になってしまい、それでも少し休んでは、気をとりなおして再挑戦をしていましたが、やがて気持ちが悪くなって、「もー食えん!」と全員リタイアとなりました。
友達が、「子供のとき、うちの方から見ると大山より豪円山が手前にあるけん、高く見えて、なんで大人は大山の方が高いっていうか不思議だった」と言いました。
その夏はスイカを見ると気持ちが悪くておいしいと思えませんでした。高2の時だったように思います。いい思い出です。