自然日誌 たかつき

自然についての問わず語りです。

乙女高原15 マルバダケブキ

2018年10月18日 | 乙女高原

マルバダケブキ


マルバダケブキに来たマルハナバチ

名前はフキに似て、山、つまり山岳に生えるもので、葉が丸いということでしょう。確かに茎の先端に丸い葉をつけるようすはフキと共通です。ただ同じキク科とはいえ、かなり離れたグループです。
 なかなか立派な花をつけ、昆虫もよくきます。
 私が乙女高原と出会ったのは、シカが増えて草原が大変化したので、シカの影響について話をして欲しいということでお招きを受け、その後、現地を見て、研究対象としても調べて見たいと思い、通い始めました。その「シカ問題」は刈り取りに弱い虫媒花と、刈り取りに強いススキの種間関係がススキに有利になったということで説明ができたのですが、多くのhcうう売価が減少したのに対していくつかのシカが食べない植物は減少しませんでした。その代表がこのマルバダケブキ、もう1つはヨツバヒヨドリです。
 そういう意味では思い出の植物といるかもしれません。
コメント
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