リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

難発音しこ名

2024年03月11日 18時01分37秒 | 日々のこと

大相撲大阪場所が日曜日から始まっていますが、個人的にはなんといって若隆景が十両に上がってきたことが興味があります。今場所は十両の10枚目ですのでひょっとして幕内力士との取り組みもあるかもしれません。そうしたらテレビの放映もあるかもしれません。

行司や呼び出しは「若隆景」と声に出してもゆっくりなのでかむことはないと思います。NHKのアナウンサーもそこはプロ、慎重に発音しています。相撲解説者は中には滑舌が良くない方もいらっしゃってときどき「ワカタカカゲ」でかんでしまいます。解説の舞の海さんなんかは何度もかんでいました。

最近の私の研究※で明らかになったことですが、「ワカタカカゲ」をかんでしまうのには理由があることがわかりました。それは日本語の発音の仕方がそもそも間違っているからです。

このしこ名には3回「カ」が出て来ますが、それを全て有声破裂音で発音するととても発音しづらいです。プロのアナウンサーでも油断していてかんでしまったのを聞いたことがあります。「ゲ」は鼻濁音であるべきですが、そうじゃないとさらに発音しづらい。最近の日本語ではカ行濁音は消滅しつつあるような感じがしています。ゴゴゴジ(午後5時)なんかちゃんと言えない人がいるんじゃないでしょうか。

このしこ名は次のように発音すべきです。ワカとタカの「カ」は「無声破裂音」で、そしてカゲの「カ」は「有声破裂音」そして最後の「ゲ」鼻濁音。そうするとあら不思議、難発音しこ名ではなくなります!「伊賀の影丸(イガノカゲマル)」も鼻濁音と無声破裂音でガとカを発音するととても言いやすい。

※私の研究=単なる思いつきです。(笑)

 

 


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