リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

BGM

2007年01月28日 13時34分32秒 | 日々のこと
テレビの愛知県政だよりを見てましたら、BGMに高中正義の曲が使われていました。それも結構古い曲で、おー懐かしいと、画面そっちのけで音楽ばかりきいてました。そういや彼の曲は結構BGMで使われてますね。

彼はロックギタリストかフュージョンギタリストなんでしょうかねぇ、分類はよくわかりませんが、私の好きなミュージシャンの一人です。バロックやルネッサンス音楽愛好家にはちょっと縁遠い人でしょうけど。(笑)

高中が最も輝いていた時期は70年代の中ごろ、彼がまだ若い頃でしょうね。そのころ、フュージョンという、ロックとジャズの中間みたいな音楽がはやってきまして、渡辺香津美とかリー・リトナー、森園勝利(この人はロック系かな)なんかとともに高中もよく聴きました。

そのころ私はすでにクラシックギターをすててリュートに移っていましたが、影でこういうのもこっそりと聴いてました。一時真剣にそっちのほうに転向しようと思ったくらい聴きこんでいた時期もありました。

高中はアドリブができなかったので、ライブでのおもしろみはなかったですが、稀代のメロディストであることが強みでしたね。だから現在でもこうやってBGMにときどき使われるんですよね。やはりいいメロディを書けるひとは偉いんです!