リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

ソフトウェアのサポート

2007年01月23日 13時51分35秒 | 音楽系
コンピュータミュージックを作るためのシーケーンサーにLogicという有名なソフトがあります。もう随分前から私もLogicのユーザーですが、4年程前だったでしょうかねぇ、Logicを開発しているEmagicという会社がアップルに買収されました。それまでは、LogicはWindows版とMac版両方ありまして、最初私もMac版でしたが、途中から自分のシステムをWindowsに切り替えたので、Windows版を使っています。

Emagicがアップルに買収されたということは当然Windows版はあっさりと開発中止になりまして、ver.5.5.1のままです。Mac版は、名前もLogic Proに変わって、バージョンは7です。Windows版は開発中止だけじゃなくて、サポートも中止。こういうのってホントに無責任というか、困りますよね。昨年オーディオ・インターフェースをUA-1000にしたら、Logicで上手く使えなかったんですが、(原理的には絶対に使えるはずなんですが)どこにも聞くことができず大変困りました。結果的にはひょんなところから解決法が分かりまして、使えるようになったんですが、サポートに聞けば5分で解決できる内容でした。でもそれなりに専門的なことなので、一般的な書籍に書かれているような内容ではなく、専門の人にここぞっていうアドヴァイスが欲しいもんです。

Logicもver.5で基本的には十分使えるので、使えるようになったのは大変ありがたかったですね。でもホントは最新版がとってもほしーいんですが、コンピュータをマックにして、オーディオ・インターフェースも変えないといけないし、物入りですから・・・それにしてもEmagicがYAMAHAに買収されるとよかったんですよねぇ。同じくシーケンスソフトの老舗であるSteinberg(Cubaseで有名)はYAMAHAが買収したんですが、逆になってれば・・・(笑)

コンピュータのソフトはサポートあってのものだと思いますが、S社の廉価ソフトはそのあたりをばっさりと切り捨てている感じです。なんせ1800円くらいのものばかりですから、つい買ってしまうかもしれませんが、実際はノンサポートに近いです。一応形だけはホームページ上でサポートをしていることになっていますが、FAQ集にないような問題が出たときは、メイルでも電話でも聞くすべがなく、自力解決しかありません。安いのにはちゃんと理由があるわけです。ウィルスソフトも出ていますが、ノートンのウィルスソフトはちゃんと丁寧にサポートしてくれますが、S社のは多分やってくれないんでしょうね。それなら、Avastなどのフリーソフトの方がいいような感じがしますけどね。