リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

近所でコンサート

2005年11月05日 23時47分13秒 | ローカルネタ
今日はめずらしく近所で古楽の演奏会がありました。うちのすぐ近くにあるカトリック教会で,リコーダーの花岡和生さんの演奏会です。花岡さんとはもう10年くらいあっていませんので,のこのこ出かけて行きました。

このカトリック教会のすぐ隣には八幡神社,立正佼成会の教会もあり,まさに桑名市では最も聖なる場所です。(たぶん)20年以上前にここでギターの酒井康雄さんのコンサートがありましたが,クラシックの演奏会ってひょっとしてそれ以来でしょうか。

会場まで歩いて行けるというのはいいことですね。ものの5分も歩かないうちについてしまいました。

プログラムは全て無伴奏曲で,ブラウン,テレマン,クヴァンツ,ブラヴェの作品でした。コンサートの中での解説で,ドレスデンのヴァイスの曲がなんたらかんたらとおっしゃっていましたので,打ち上げのときに詳しく話しを聞こうと思っていましたが,うっかり聞き忘れてしまいました。たぶんヴァイスのニ短調クーラントをクヴァンツが無伴奏ソロ用に編曲した話だとは思いますが・・・

会場は残響がたっぷりでリコーダーソロにはぴったりの場所で,無伴奏の世界をたっぷり楽しむことができました。それにしても,こんな近くでいい場所があったんですね。というか,知ってはいましたが,貸してくれないと思っていたんです。あとで担当の方に聞いたらコンサートに使えるそうです。最近桑名在住で古楽を演奏する人が何人か出てきたので,(三重県内ではダントツだと思います。たぶん)桑名古楽協会(笑)でも作って,みんなでここでコンサートをしようかな。