宮元皮膚科クリニックのブログ

毎日の診療の中で気づいたことや気になることを書いています。
皮膚病や肌のトラブルのさまざまなアドバイスをいたします。

夏の終わり(その2)

2013年08月31日 17時34分27秒 | 花粉症
土曜日の診療を終えて、外に出ると、一瞬、まぶしすぎる明るさにくらくらっとしました
アスファルトから立ち上る熱風に、ふと何か懐かしい気持ちがしました。
何が懐かしく感じたのか・・・・・。
それは。
真夏の海辺を思い出したのです
熱すぎる砂浜。
裸足になると熱すぎて、とてもまともには歩けず、ぴょんぴょんはねるように走った思い出。
あの足裏の感触を思い出すくらい、今日のアスファルトの熱気は靴を通して伝わってきました。

8月の最後の日。
本当に厳しい暑さです。

今日も、ブタクサ花粉症と思われる患者さんが多く来院されました。
とくに。
顔のトラブルが目立ちます。

夏は、日焼けで肌が傷み、プールの塩素で乾燥し、ひやけ止めクリームなどでかぶれたり、汗をかきすぎてただれたり、あるいは汗を頻繁に拭きすぎて皮膚が弱くなっています。
また、クーラーや扇風機の長時間の使用により、肌はかなり乾燥しています。
こういった原因で、顔や首の皮膚が敏感になっており、そこに秋の花粉が飛んできてかぶれているのです。

まぶたやほほ、くちびるのまわり、耳たぶ、首まわりなどに湿疹ができています。
赤くなったり、かわがむけたり、ぶつぶつになったり、かゆくなったりします。
多くの方が、この一週間のうちに出ています。

秋の花粉はこれから多く飛びます。
9月いっぱいは要注意ですね

早めに治して、しっかりと保湿ケアをしておきましょう



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夏の終わり

2013年08月30日 17時44分26秒 | 花粉症
夏の終わりを惜しむかのように、厳しい熱気を感じる一日でした

皮膚が焦げそうな熱風が立ち上る中、道を歩く人たちがみな、どこか疲れたようなあきらめたような表情をしているように見えました。
本当にもう、熱中症を心配するような暑さには、あきあきしているのですね

夏休みのイベントもすべて終わり、お子様は宿題の追い込みの時期です。
親も子供も忙しい週末のはずですね。

さて。

今日は、いきなりブタクサ花粉症の患者さんがたくさん来院されました。
鼻水やくしゃみ、目のかゆみの患者さんもいましたが。
いきなり顔にぶつぶつが出てきた方もいましたね。
そろそろ秋の花粉症の季節ですね。
ブタクサのアレルギーのある方は、洗濯物や布団の外干しをやめましょう。

抗アレルギー剤の内服もスタートした方がよいでしょう。
目薬や点鼻薬も処方します。
お気軽にご相談ください

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帯状疱疹という病気

2013年08月29日 20時15分36秒 | 診断と治療
暑さが戻ってくると、いったん秋を感じた身体は戸惑いを感じてしまいます

正直、夏はもういいよ・・・という気分です

芸術の秋。
食欲の秋。
読書の秋。
いろいろな秋の楽しみがあります。
早く涼しくなって欲しいものです。

さて。

先日、夏ばてのお話をしましたが。
体力が落ちている時期におこりやすい皮膚病のひとつに帯状疱疹という病気があります。
以前は老化に伴う病気と言われ、高齢者にかかりやすい疾患とされていました。
でも。
近年はちがってきました。

30代、40代はもちろんのこと、10代や20代にも珍しくありません。
当院では、10才以下のお子様の帯状疱疹も何人も経験があります。

これは、現代社会のさまざまなストレスに伴い、体力低下や精神的ストレスを感じている方が若い方にも多くなっているということですね

原因は、水疱瘡の再発です。
といっても、全身に出る水疱瘡とは異なり、一部の神経に沿って赤いぶつぶつや水疱がでてきます。
年齢が高いほど重症化する傾向があり、神経痛を伴います。
ぴりぴり痛い・・・とか、電気が走るような痛み・・・とか、しびれとか、感覚が麻痺したような異常感などがあります。
若い方では、痛みよりもかゆみを感じる方が多いです。

治療は、抗ウイルス剤の内服です。
発疹が出たら、一日も早く内服をスタートすることが望ましいですね。

お風呂は入れることが多いです。
たいていは石けんも使用可能です。

学校や仕事はお休みしていただきます。
だいたい一週間くらい安静にして治療すると、治りが早いです。

他人への感染はそれほど心配ありませんが、水疱瘡にかかっていない小さなお子様には感染します。
また、水痘未感染の大人にも感染し、この場合は重症化することがあります。

この病気は一年中みられますが、季節の変わり目など体力低下の時期にはかかりやすい傾向があります。

とにかく。
夏ばてを感じたら・・・・・休みましょうね



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夏ばてのサイン

2013年08月26日 18時18分53秒 | 診断と治療
暑さが日に日に和らいできて、熱中症のニュースもめっきり少なくなりました。

夏の終わりが近づいています。
こんな時期。
なんだか体調が悪い・・・とか、夏風邪をひいた・・・という方が増えています。
なんとなくだるさを感じるこのごろ・・・・・夏ばての時期に来たのですね。

皮膚病にもそれは現れています。

手足の汗の増加による異汗性湿疹の患者さんが多くなっています。
これは、天候の不順からおこる自律神経の不調によるものです。
また。
単純ヘルペスや帯状疱疹の患者さんも少なくありません。
あいかわらず、じんましんのくり返す患者さんも多いです。

これらは、厳しい暑さの連続と、クーラーなどの温度変化による、自律神経失調状態によるものでしょう。
つまり。
皮膚の夏ばて・・・・なんです。

こういう時期は、消化に良いものを食べて、睡眠を多めに取ることが重要ですね

皆さま、お疲れ気味です。
休息を積極的に取りましょうね

おまけ
映画「鈴木先生」を観ました
これはテレビドラマ版がすばらしくできがよい秀逸な作品だったので、お気に入りでした。
これを映画にするのは、どうなのかな・・という興味から。
結論は。
ドラマ版は一話ごとに一人の生徒の問題点をあきらかにして、それに結論を安易に出さずに考えさせる・・という方法で成功していたと思います。
映画は、一話だけで完結させなくてはならず、いろいろな問題を詰め込みすぎて、結論を急いだ感があり、少々残念でした。
「一人一人が、自分の立場を演じる・・という努力をする」という考え方には興味をおぼえましたが、それを中学生の台詞で語らせることに無理を感じました。
でも、まぁ、観てよかったかな・・。

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頭皮のトラブル

2013年08月25日 09時58分39秒 | 診断と治療
今朝おきたら、空気が涼しさを含んでおり、ちょっと感激しました

厳しい夏の終わりを感じた瞬間です。
でも・・・。
なんで、こんなにセミが鳴いているんだ~~

音から季節を感じることってあると思いますが。
風鈴の音やかき氷を作る音などは、音から涼しさを連想しますよね。
反対にセミの鳴き声は温度を2度ほど高く錯覚させます
あ・・・・・セミ嫌いでごめんなさい。

さて。

今日は、頭皮トラブルのお話。
皆さま、疲れたりストレスを感じたりいらいらすると、ついつい頭の地肌をかいてしまうことがあるかと思います。
頭皮は日常で触りやすい部位と思います。
が・・・。
実は、頭皮はバリア機能が低く敏感な肌をしています。
けっこう乾燥肌なんですよ。
また、シャンプーの時、ついごしごしと爪をたててこすりまくる場合もあると思います。
すると傷がついてしまいますね。
一方。
皮脂腺も汗腺も多く、汚れや雑菌、カビなどが蓄積しやすく不潔になりやすいやっかいな部位でもあります。
夏は帽子をかぶり、汗がいっそうたまっています。

こうした夏の頭皮。
どうしたらよいでしょうか。

無香料の安全なシャンプーを良く泡立てて、爪をたてすぎないように指のはらで洗いましょう。
私は美容院でシャンプーしてもらうといつも「もっと強く洗って欲しいなぁ」と少々物足りなく感じます。
でもこの美容院のちょっとやさしめの洗い方が正しいのです。
私の感じ方がなんですね。
強くこすり洗いを続けると地肌は傷つき、乾燥もしやすくなり、その後汗や脂によるトラブルがいっそう増すのです

すすぎは充分に
特に、おでこのはえぎわや耳の後ろ、首の後ろなどのすすぎをていねいに行いましょう。
おでこのすすぎのこしがニキビや湿疹の原因になるのでご注意です

地肌がかゆかったり、赤くなっていたり、ふけが多かったり・・・は炎症のサインです。
この場合は、治療が必要です。
夏の暑さのつけが、地肌にでていませんか。
さっぱりと治療し、爽やかに秋を迎えましょうね

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肌の夏ばて

2013年08月22日 08時37分59秒 | スキンケア
今日もセミの鳴き声で目が覚めました
夏はまだまだ終わらないぞ~~と言われているかのようです・・・。

連日の猛暑と熱帯夜で、多くの方が身体のだるさを感じていると思います。
連日の暑さの繰り返しが、ボディブロゥのように身体にこたえます

夏は実にさまざまな種類の皮膚病の患者さんが受診されますが。
その中で、最近増えているのが、肌の夏ばてです。
肌の夏ばて・・・・・もちろんこれは診断名ではありません。
夏のもろもろの悪影響が肌に出ていますよ・・・ということです。

くり返す紫外線の影響・・・つまり。
ひやけによる炎症や乾燥がおこります。

汗をかいてふやける皮膚。
そこに雑菌やカビなどが増殖します。

屋外とクーラーの室内の大きすぎる温度差。
自律神経の調節が乱れ、発汗機能が狂ったり、免疫機能が低下します。
これにより、自然治癒の力が衰えます。

強いひやけ止めクリームやウォータープルーフのクリームが毛穴をふさぎます。
肌荒れやニキビが増加します。

汗止めスプレーや汗ふきローションによるかぶれもよくみられます。

洗いすぎにより肌が弱くなり、かえってニキビやアセモが増えたりします。
このニキビ、肌荒れが気になり、ますます洗ったりさわってこすったりの悪循環。

プールの塩素の刺激も無視できません。
かなりの乾燥肌になっています。

どうですか?。
このように、猛暑の影響は複雑に絡み合い、皮膚にダメージをおこすのです
もうどうしてよいかわからない・・・・・
一種の肌の夏ばて・・・肌疲労です。

こういう時は、もうじたばたしても駄目です
安全な石けんで優しく清潔に洗い、アルコールの含まないしっとり化粧水や乳液を塗り、あとは冷房は寒すぎないようにして、睡眠をしっかりとること

肌にも休息が必要なんですね




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CMの見方

2013年08月19日 15時54分01秒 | インポート
今日から、夏後半の診療再開です。

一週間お休みをいただいており、その間受診できずにお困りだった方もいたようです。
やはり、暑すぎる夏は、さまざまな皮膚病が悪化するようです
お待たせいたしまして申し訳ございません。

さて。
今日は、ちょっと変わった切り口でのお話です。

それは。
CMの見方・・・というテーマ。
つまり、コマーシャルです。

私は、テレビコマーシャルをちょっと面白い視点で見ています。
それは。
作り手の視点で見てみよう・・・ということです。
CMには膨大なお金がかかります。
当然、それを回収するつもりで作っているわけです。
ですから、見る人の興味のわくように作る工夫がされているはずです。
そうでないと、お金が無駄になってしまうわけで。

たとえば虫さされの塗り薬のCM。
夏は虫さされの季節ですが、CMに使われるのは多くは子供がモデルです。
これはなぜでしょうか。
それは。
蚊などに刺されて腫れたり水ぶくれを作るのは、主に小さなお子様だからです。
赤ちゃんや小さな子供は、虫さされの経験がまだ少ないので免疫がついておらず、多くは腫れたり水疱になったりかきむしったりします。
赤ちゃんは長時間外にいないので、外で長時間遊ぶ年齢のお子様が一番刺されてトラブルになります。
なので、お子様をモデルにすると、お母様はそのCMに注目するわけですね

「なっつ~うは、コカンがかっゆくなる~~う
というメロディが流れると、思わず画面をみてしまうあのCM。
あれも、スーツを着たサラリーマン風の男性の集団がそろって踊る面白いCMですが。
スーツは暑い夏にむれますし、なるほどね~・・・と感心します。
あるある・・と共感して、買い物をしたくなるのでしょうね。

ミズムシのCMは、最近は若者や、時には若い女性のモデルがでています。
昔はミズムシと言えばおじさんの病気というイメージがあったのでしょうが、最近は違います。
女性も長時間靴を履いて働くことが当たりまえになった昨今、若い女性のミズムシは増加しており、まさにそこをねらったCMであると感心しますね。

暑い夏には、
「おもだる~~」
というビタミン剤のCMがよく流れ、これも夏ばてをよく表している名文句だと思います。
今年は特に、おもだる~~と感じている方が多いと思います。

ね・・・・面白いでしょ
皆さまも、CMを作る側の視点で見てみると、けっこう楽しいと思いますよ。
逆に
「こんなCMじゃぁ、だれも興味わかないよ~」
とつっこむのも、面白いですよ


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ひとやすみ(夏休みのおわり)

2013年08月18日 08時10分35秒 | インポート
昼間は相変わらずの猛暑日が続きますが、昨日夜にお散歩していたら、秋の虫が鳴いていました。

虫たちは秋の訪れを感じているのですね。

私の夏休みが本日で最終日です。
予定通り・・・・・手芸三昧でした。
織物でストールを3枚、ブレスレットを3本作りました。
録りためた映画を何本か観ました。
ふだんあまり使わない脳の部分が活性化したような気がします。
まさに、リフレッシュですね

明日から、夏後半の診療が始まります。
皆さまの肌の状態はいかがでしょうか。

これだけ暑いと、雑草の花粉はそれほどは飛んでいないようです。
しかし、テレビでも最近盛んに夏のカビのアレルギーを報道していますね。
夏は、ダニの繁殖の結果のダニの死骸やカビの繁殖の影響のアレルギーが増えます。
そう考えると、いまや都会は一年中、何らかのアレルギーが起こると思います。

それにしても。
私の夏休みの間、熱中症とゲリラ豪雨のニュースばかりでした。
今年は、本当に厳しい夏です。

明日から、頑張ります
よろしくお願い申し上げます

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ひとやすみ(残暑お見舞い申し上げます)

2013年08月16日 17時31分03秒 | インポート
毎日、うんざりするような暑さが続きますね

こうも暑いと、行動範囲がせばまります。
今日も私は一日自宅におりました。
ブレスレット2本作りました
映画を2本観ました
ここ最近はずっと洋画ばかり観ていましたが、今日はひさびさに日本映画です。
1本目は
「セイジ・・・陸の魚」
もう1本は
「桐島、部活やめるってよ」
です。

どちらもなかなか良かったです
セイジは、終始押さえた色調で地味なくらいでしたが、映像にセンスを感じました。
さすが、芸大出の俳優さんが監督しただけのことはあるな・・・という印象を持ちました。
桐島・・の方は、ちょっと話題になった映画ですね。
高校生の演技がリアルに自然に感じたし、視点を変えながら繰り返し同じシーンを使う構成がちょっと面白かったです。

いつもは家事の合間に細切れにして映画を観ることが多いのですが、夏休みの今日は、いっぺんに続けて2本観てしまいました。
二本立ての映画を観る・・・・なんて、昔学生の頃よくやりました。
今は二本立ての映画なんて子供マンガ映画以外にはないので、こういう経験は久しぶりです。

窓を開けると、セミの鳴き声がすごいです。

今年の夏は、長そうですね・・・・・。

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部位別のアドバイス(その4)・・・あたま

2013年08月15日 07時54分25秒 | 診断と治療
連日の厳しすぎる暑さに、なかなか外出気分になれません

クーラーをつけた室内で、手芸をしたり録りためた映画を観たりしています

まぁこれはこれで、のんびり過ごす夏休み・・・・・です


今日のお話は、あたまです。
頭皮にはたくさんの汗をかきます。
とくにこんなに暑い夏は、いっそう汗の量は多いです。
それが髪の毛の中でむれるため、汗が皮膚にしみるように感じます。
また。
少しでも暑さを避けるため帽子をかぶりますが、汗は帽子でさらにむれるので皮膚にしみる汗は増加し、かゆみが増します。

お子様はこのあたまをかきむしることがあります。
すると、汗でふやけた皮膚に雑菌やカビが増加します。
その時間が長くなると、トビヒになって、じゅくじゅくがうつっていきます。
ですから、かきむしりは厳禁です
汗でむれたら帽子をとり、タオルで汗をまめに拭き取るのが大事です。
できれば、暑いタオルでふくと、その後気化熱です~っと涼しく感じるのでオススメですね。

カビが増殖すると、脂漏性皮膚炎が悪化したりふけが増えたりします。
ですからこの場合も、清潔にシャンプーし、汗がむれない工夫が大事です。

暑すぎる夏。
頭皮の汗にも、まめに気を配ってください

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