宮元皮膚科クリニックのブログ

毎日の診療の中で気づいたことや気になることを書いています。
皮膚病や肌のトラブルのさまざまなアドバイスをいたします。

ヒノキ花粉症(その6)

2011年04月30日 19時58分17秒 | 花粉症
大学通りの木々の緑が深くなってきました

道沿いを自転車で走ると、木の匂いがします。

深緑の季節・・です

緑色とか青色は、自然の色なので、目に優しく癒し効果がありますね。
木々を見ているだけで、心がほどけていくような安堵感があります。

今日は、ヒノキ花粉症の患者さんがとてもたくさん来院されました。

毎年、不思議に思うことなのですが。
今年もやはり、同じことに気づきました。

それは。

スギ花粉が飛んでいるときは、鼻水や鼻詰まり、目のかゆみが強い方で、ヒノキの季節になると肌荒れや湿疹になる・・という方が少なくないことです。
つまり。
花粉によってアレルギー症状のでる場所が変わる人が結構多いのです。
不思議ですね。

ですから、今日はほとんどの方が花粉症の症状が皮膚に出ていました。

遠足の後に悪化したお子様や、運動会の練習でひどくなったというお話が多かったようです。

でも、辛いのはおそらくあと少しですね。
ヒノキもピークはそろそろ終わりです。

ゴールデンウィークにもそこそこ飛びますので、お気をつけ下さい




ひとやすみ

2011年04月28日 23時02分30秒 | インポート
明日からゴールデンウィークですね。

当院はカレンダーどおりなので、明後日の土曜日も、来週の月曜日も診療がございます。

でも。
長い方は10連休なんてこともあるんですね。
のんびりリラックスしてください

さて。
私はこのところ、急に涙もろくなりました。
若いときは、全然涙もろくなくて。
時にはクールだと誤解されるくらいでした

でも、最近は、ちょっとしたことでも、じわ~っと涙がでることがあるのです。
年かしら・・・とも思いましたが

原因がわかりました

地震の後、色々なことで緊張が続いていたようです。
皆さまも心配なことが様々あったと思います。
それで。
このところ私は、テレビでがんばっている人を見ると、じわ~っと涙が出るのですね。

今日も、男子のスケートを見ていたら、何だか日本を応援すべく代表でがんばっているんだな・・と思ったら、感激してしまい涙が出ました。

ま、やっぱり年なのかもしれませんが。
でも、このところ、情緒不安定な方は日本中多いと感じます。
明日からの連休で、少しでもリラックスできると良いですね
私たちが元気にならないと、被災地を応援することもできないし、日本全体の元気も落ちてしまいそうです。

私は明日久しぶりに手芸をやってみようと思っています



治療のコツ(その2)

2011年04月27日 20時55分22秒 | 診断と治療
今日は、すごい風でしたね

自転車や看板などがなぎ倒されていました

風の中を自転車をこいでいたのですが、向かい風のため中々進みが遅く、家に着いたら汗びっしょりでした

汗をかいたので、ふと、考えました。
今年は電力が足りず、節電を余儀なくされます。
クーラーもあまりかけられないかもしれません。

もしかしたら、アセモに注意・・・かもしれませんね。

さて。

一見、たいしたことのないように見える湿疹が、実は、何ヶ月もあるいは何年も治らずに繰り返してしまう・・ということがあります。
これは、もちろん治療が適切でなかった・・という場合もあります。
でも。
私がよく経験することに、以下のようなことがあります。

それは。

1~2回薬を飲んだりつけたりしたら治ってしまったので、治療をやめた・・・という患者さんがおられるのです。
たしかに。
かゆみがすぐにひくと、もういいかな・・と思うのは自然なことです。

ところが、かゆみは止まったけれど、実際は治っていないという場合も多いのです。
本当は、ちゃんと一週間くらいは塗り薬を続けるべきだった・・という場合ですね。
こういう場合は、一回かゆみが止まっても、また再発します。
ちゃんと治しきっていないからですね。

この辺が、治療の難しいところです。
どこまで治療を続けるか・・という判断は、実はとても重要なポイントなんですね

私はよく「4日塗って下さい」とか「1週間飲んで下さい」と申し上げる場合は、実はこの日数が大切なんです

なるべくわかりやすいご説明を心懸けています。
また、治療の見通しもなるべく正しくお伝えしたいと思います。
わからないことなどは、どうぞご質問ください

まぶたとクチビル

2011年04月26日 19時44分53秒 | 診断と治療
だんだん春を感じる気温が続くようになってきました。

雑草もだんだん背丈が伸びてきました。

もうすぐ5月なんですね。早いですね。

3月の半ばに地震があって、それから余震が続いたりして。
原発の事故があって不安な日々が続き。
計画停電で、不便な日常を強いられて。
その後、放射性物質の問題で水や野菜が買えなくなったり。

はじめて経験することばかりで、ばたばたとしていると、あっという間に4月は過ぎ去っていきました。
今年は桜をゆっくりと楽しむ心のゆとりも少なかったようにも思います。

でも、そんな私たちを追い抜くように春はやってきてもう過ぎ去ろうとし、いつの間にか初夏を迎えようとしています

こんなに時間が早く過ぎるなんて。

さて。

今日は、実にたくさんの同じ症状の患者さんが来院しました。
それは。
まぶたとクチビルの湿疹です。

同じような症状の方が、驚くほどたくさんいました

まぶたが腫れる、かゆい、赤くなる、かわがむける・・・。
クチビルが乾く、かわがむける、ぶつぶつする、かゆい・・・。

ほとんどの方は、この1週間内に悪化しています。

原因は、ヒノキの花粉かぶれです。

毎年、この症状はこの時期にたくさん見ます。

抗アレルギー剤の内服と、塗り薬を処方します
症状に応じて、塗り薬は工夫が必要です。
なるべく早く治さないと、どんどんひどくなったり、あるいはしつこく繰り返したりします。

いつまで続くのか・・・というご質問があります。
だいたい、5月半ばには、良くなります。
でも。
しっかり治しておかないと、ゴールデンウィークに遊びに出掛けてひどくなったりするので、ご注意くださいね




治療のコツ

2011年04月25日 16時35分59秒 | 診断と治療
さわやかな快晴になりました。

雨が降ったおかげで、深緑の勢いが一気に増してとてもそのみどり色が鮮やかです

大学通りは、木々の緑だけではなく、道沿いの様々な草や花がにぎやかに咲いています。

春らしい風景になりました

さて。

最近、ちょっと興味ぶかいことが続けてありました
それは。
手の湿疹や顔の湿疹の患者さんで、長引いてくりかえしている方々なのですが・・。
私が診察時に
「これは、ひどいですね。しっかり治さないとダメですよ」
と申し上げた時に
「ひどいと言われてほっとしました。やっとひどいといわれました。」
とおっしゃったのです。

ひどい・・・とお話しして、喜ばれたのは、何故でしょう?。

その方々の湿疹は、手の指の湿疹や、まぶたの湿疹や口のまわりの湿疹でした。
いずれも、湿疹の部位は小さな範囲です。
でも、慢性化しており、治りにくくひどいのです。

この様に、一見小さな範囲の湿疹の方々は、これまでちょっと軽視されていた傾向があったのかもしれません。
単に塗り薬をもらって、それで治療が終わってしまったと言われた方もいました。
でも、それで上手に治ってしまう方はもちろんたくさんいるのです。
でも。
中には、くり返しくり返し、何年にもわたり再発を起こしている方がいるのですね。

こういう方々が
「やっと、ひどいと言ってもらえました。」
という言葉には、治らないことに悩まれていた気持ちが込められているわけですね。

確かに、ひどい・・・という認識が、患者さんにも医者にも大切です。
しつこい、再発を繰り返す湿疹には、それなりに治療もてこずるのです。
ですから、きちんと治しきるまで、通院が必要です

他人からは、たいしたことはない・・とも見える小さな範囲の湿疹でも、本人にしてみると悩ましい・・ということもありますね。

しっかりと、治しましょうね

ヒノキ花粉症(その5)

2011年04月24日 14時29分55秒 | 花粉症
昨日とは一転して、快晴です

空の明るさがまぶしいです

しかし。
雨の後の晴れの日は、花粉の飛散が多くなります。

そのせいでしょうか。
今日はとても顔や首にかゆみを感じます
一見、皮膚に何の異常もありませんが、結構かゆみが強いです。
これは。
ヒノキ花粉のせいでしょう。

スギ花粉やヒノキ花粉は、鼻水やくしゃみ、目のかゆみだけでなく、顔や首などにかゆい湿疹を起こすことがあります。
目の回り、クチビル、耳の後ろ、首、頭の中などに痒みを起こすことが多いです。
また。
手の指や、手首、腕にも湿疹を起こすことがよくあります。

かなり以前には、今の時期に湿疹が起こりやすいことの原因がわからずに、季節の変わり目・・などと思われていました。
でも。
スギやヒノキの花粉が、高率に皮膚炎の原因になることが明らかになってきました。
これも、また、花粉症なのです。

大切なことは
洗濯物や布団は屋外に干さないこと。
外出時は、お化粧をすること。
帰宅後は、速やかに洗顔し、しっかり保湿ケアをしておくこと。
男性もひげ剃りの後はしっかりと保湿ケアをしないと、今の時期は肌荒れしやすいのでご注意です。
そして、あと1ヶ月くらい抗アレルギー剤を飲んでおくほうがよいと思います。

それにしても、とても良いお天気です。

今から、選挙の投票に行ってきます


ひと休み

2011年04月23日 17時56分42秒 | インポート
今日は、一日、雨の日でした

強い風も吹き、傘がおちょこになりそうになりました

気温の変化、天候の変化に、体調の管理も大変です。
ちょっと疲れがたまってきたかんじがする方も多いと思います。

ゆっくりとぬるめの湯に入り、リラックスをするのも必要ですね

私ごとですが、最近、テレビドラマにはまっています。
今期は、ちょっと見る価値あるドラマがいくつかあって、嬉しいです。

なにしろ、地震や節電の影響で、学会や勉強会、講演会などがすべて中止あるいは延期で、このところ毎日おうちにいます。
夕食の片付けが終わり、お風呂も入った後の、ちょっとした自由な時間があります。
そこで、先日まではずっとニュースばかり見ていましたが、ここにきてドラマを見る時間が増えました

ドラマは、作り手の意図を予想しながら見るのが楽しいです。
予想どおりで納得したり、読みが外れて驚かされたり・・・。

幕末を舞台とした、過去にタイムスリップする医者のドラマは、とても良くできていると思います。
録画しておいたものを先日見たのですが、見終わった後、何故か肩こりが治っていました。

このところ、ストレスと無縁ではない皮膚病の患者さんが増加しています
皆さま、お疲れがたまってきているのだと感じます。
新学期、入学や進学、新社会人、引っ越しや転勤など、変化の多い時期です。
まだ、余震もありますし、節電で電車が蒸し暑くなり、気分が悪くなる人もいるという話も聞きます。
原発のニュースの画像は、見ているだけで緊張しますね。

人によってストレスを減らす方法は違うと思いますが、気分転換はとても重要だと思います
何か良い方法を見つけて、少しずつでもストレスを解除しましょう。

季節の変わり目は、体調だけでなく、気持ちにも変動が起こりやすいのです。

上手にリラックス法を見つけて、コントロールしたいものですね



紫外線のお話

2011年04月22日 18時42分43秒 | 診断と治療
国立の桜はすっかり花が散り、かわりに深緑の葉っぱが勢いを増してきました。

でも、今の時期の主役は、木ではありません。
大学通り沿いに色とりどりの花が咲いていて、とても華やかです。

赤、ピンク、黄色のチューリップ。
黄色と紫のパンジー。
山桜の山吹色。
道路沿いが様々な色の帯となり、脇を自転車で走り抜けると、視界の中でたくさんの色が混じり合います。
癒されますね~
今日のような曇りのお天気の日は、かえって色が際だって見えるようです。

さて。

4月も後半になると、だんだん紫外線が強くなってきます。

シミの治療中の方や、シミを作りたくない方にとっては、紫外線は大敵ですね。
たとえ、今日のように曇っていても、紫外線予防は必要です
毎日、日焼け止めを塗って下さい。

お子様の日焼け予防についてよくご質問がありますが。
お子様の場合は、今頃はそれほど神経質になる必要は無いと思います。
赤ちゃんは帽子やベビーカーの屋根で十分です。
歩いている幼児やお子様は、長時間外にいて日焼けしそうな場合は、日焼け止めを塗ってあげると安心ですね。

ただ、ゴールデンウイークからはいきなり日差しが強くなります
屋外でスポーツや遠足などのレジャーの時は、顔や首や腕などの露出部に日焼け止めを塗ってあげると良いと思います。
でも。
よほど長時間でなければあまり神経質になりすぎる必要もないと思います。

皮膚の弱い方の日焼け止めは、SPF値が20~30位のもので十分だと思います。
あまりSPF値の高いものはかぶれやすい可能性もあります。
また、さらさらになるローションタイプは、皮膚がかさついてしまうことも多いので、ご注意ください。
無香料のクリームタイプのものが良いでしょう。

もうすぐ、ゴールデンウィークですね。
上手に日焼け止めを使い、日差しを楽しんで下さいね



ヒノキ花粉症(その4)

2011年04月19日 20時24分12秒 | 花粉症
今日は暖かくなるという予報でしたが、寒い一日でした

天気予報を信じて、薄着で出掛けたので、寒い思いをしました。
こういう時期に風邪をひきやすいのです。
インフルエンザも流行りはじめたというニュースもあります。
体調にはくれぐれもお気をつけ下さい。

さて。

今日は、かなりの患者さんが同じ症状でした。
多くのかたが、「数日から一週間前から、急に皮膚が乾燥してかゆい」とおっしゃいました。

確かに空気は乾燥していました。
でも、ちょっとおかしいですね。
冬に乾燥するのなら、空気の乾燥のせいで説明がつきます。
でも、一週間前から乾燥肌になるのは、おかしな感じです。

なぜなら。

4月に入って、気温は徐々に上昇し、節電も合わせて、暖房の使用は確実に減っているはずです。
ですから、暖房のせいで乾燥することはありえません。
春は風がよく吹くので、ほこりも多く、ほこりにまみれて皮膚が乾燥することはもちろんあります。

でも、実は、肌はただ単に乾燥しているのではないのです。
実は、湿疹や皮膚炎をおこしており、その結果として肌は乾燥しているのです。

原因は、一週間ほど前から飛散が増加しているヒノキ花粉を主とする花粉なのです。

単なる乾燥肌ではないので、ベビーオイルや乳液などでは治りにくいです。
しっかりと適切な治療が必要です

ヒノキ花粉の飛散ピークは4月末です。
これからの注意が必要ですね。

今年はスギ花粉もヒノキ花粉も飛散が多いのですが、地震などのニュースに隠れてしまい情報が伝わりませんでした。
でも、やはり結構多く飛んでいるので、皆さま、ご注意下さいね




ヒノキ花粉症(その3)

2011年04月18日 18時36分09秒 | 花粉症
桜はすっかり葉桜の状態になりました。

まだ完全に散り終わってはいないので、うすいピンクと深緑のグリーンが入り交じり、道路沿いには山桜の黄色やチューリップの赤やピンクが鮮やかで、また違った風景の楽しみ方があるようです。

さて。

スギ花粉は量が減ってきたようで、スギ花粉症だけの方は急に症状が軽くなってきました。

一方、ヒノキの花粉はピークに入り、ヒノキ花粉症の方は重症の方が増えてきました。

くしゃみや鼻水、目のかゆみももちろんありますが、顔や首、胸回りの湿疹の方が多いようです。
これは、気温が上がってきて、着る洋服が薄くなり、首や胸あたりの露出が増えてきたことも原因でしょう。

帰宅後は速やかにシャワーを浴びて花粉を洗い流すことが有効です
その後は、しっかりと保湿ケアをしておきましょう。

一見皮膚には症状がないのに、強いかゆみだけがある方もいるようです。
こういう方は、しっかりとスキンケアをして、かゆみを止める抗アレルギー剤を飲んでおけば、湿疹の塗り薬は必要ない場合もあります。

ずっと雨が降らず、空気が乾いているので、肌も乾燥が強いこともかゆみの原因ですね。

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