宮元皮膚科クリニックのブログ

毎日の診療の中で気づいたことや気になることを書いています。
皮膚病や肌のトラブルのさまざまなアドバイスをいたします。

北風にのって花粉が飛散しています

2013年02月25日 19時14分18秒 | 花粉症
このところ、寒くて強い北風が吹いています

北風って、意地悪ですね。
同じ寒さでも、真冬のき~んとした寒さの方が、まだしも優しいと思います。
強い北風に、自転車のグリップを握る手先の感覚がなくなりました。

大学通りの風景も、実に味気ないものです
葉をすべて落とした木々が、まるで魔女の爪先のようです。
自転車をこいでいても、まわりは冷たい色のない風景ばかりで、テンションがあがりません
それなのに。
スギ花粉は飛ぶ量が増えていて、アレルギーがはっきりと出てきた人が増加しています。

春らしくないのに、春の花粉はもうちゃっかりと飛んでいるなんて・・・・・なんだか、納得できないですね

寒いので、花粉はまだまだ・・と油断している方は、要注意ということです

今年は飛散量が多いということなので、例年の予防薬に加え、必要と思われる方には、効き目の強い頓服も処方しようと考えています。
重症と思われる方は、ご相談ください


ひとやすみ

2013年02月23日 16時40分58秒 | インポート
皆さま、こんにちは。

昨日と本日、お薬の処方のみにご協力いただきありがとうございました。
そして、ご迷惑をおかけして、申し訳ございませんでした。

本当に突然、昨日から体調を崩し、本来低血圧の私の血圧が上がり、頭痛や肩こりがして、ぐったりしてしまいました。
内科を受診したら、疲れと睡眠不足による・・・と言われ、しっかりと睡眠をとったら、今日はすでに正常血圧に戻りました。

無理はいけませんね・・・

気候が不順で、体調管理が難しい季節です。
そんな中、勉強会やら学会やら送別会やら・・・さまざまな行事が続き、少々忙しすぎました。

私の場合、こうして過労が続くと、胃炎をおこしたり腸をやられたり、頭痛や筋肉痛をおこしたりします。
つまり、不調がでやすいパターンがあります。

皮膚科を受診の皆さまは、過労や睡眠不足になると、皮膚が弱いためにかゆみや湿疹が悪化しやすい傾向があるようです。

もともと弱いところが、病気になりやすいのです。

三寒四温で、体調管理が難しいです。
くれぐれもご無理をしないでください・・・・・・あ、これは。自分の反省も含めてですね


マスクのお話

2013年02月21日 08時40分39秒 | 花粉症
関東地方の花粉飛散が始まりました。

私も数日前から、目がかゆいので、始まったな・・・と感じていました。

今日はマスクのお話。

花粉症の方は、マスクを使う方が良いのは当然です。
でも、ちょっとご注意があります。
それは。
マスクのつけ方と選び方です。

最近人気の花粉用紙マスク。
鼻にワイヤーのついているあのタイプです。
あのマスクは、確かに花粉の透過を予防する機能が高いのですが、つけ方によっては全く効果が下がります。
注意すべきは、鼻のワイヤーをしっかりと鼻に密着させ、鼻周りやほほやあごなどに隙間を作らないことが大事です。
隙間があると、ここから、呼吸とともにマスクの内側に花粉が侵入し、全く効果がなくなります。
かえってマスクの内側に花粉がたまり、肌荒れの原因にもなるのです。
患者さんの中には、マスクにかぶれるように感じる方もいるようですね。
お肌のためにはガーゼマスクが良いと思いますが、ガーゼマスクは花粉ブロック機能が弱いので、花粉が多く飛ぶと効果が少ないかもしれません。

お奨めは、まずご自分で、顔の形に合うかどうかためしてみること。
顔にぴったりと密着し、かつ、肌をこすったり刺激感のない素材のものがよろしいでしょう。

それにしても。
近年、花粉症が当たり前になってしまいましたね。
すっかり国民病です。

早く飛散が終わってほしいと思いますね

乾燥肌と花粉症

2013年02月19日 19時23分11秒 | 花粉症
今日は、朝からふあふあと舞うような雪が降っていて、とても寒い一日でした。

こんなお天気ですから、スギ花粉症はまだ悪化していない方も多いと思います。

が、しかし。
油断は禁物

今年は、スギの木にたくさんの花粉がスタンバイしており、いずれはこれが飛散すると思います。

さて。
こんな寒い日に、注意したいことは、つい暖房を長時間かけすぎることです。
とくに、エアコンやファンヒーターなどの温風のでる暖房は要注意
寒い日に暖房をかけて、いつの間にか全身の皮膚が乾燥してしまいます。
その後、暖かい日に、花粉がたくさん飛散すると、乾燥した肌に花粉が侵入しかぶれをおこすのです。

つまり。
乾燥肌プラス花粉イコールかゆみと湿疹・・・・・というわけですね。

逆に、肌が充分潤っていると、皮膚に花粉は侵入しにくく、湿疹になりにくくなるのです。

みなさま、暖房を控え、皮膚のスキンケアをしっかり行って、今年予想される大量飛散をのりこえましょう

子供の花粉症

2013年02月18日 17時24分10秒 | 花粉症
土曜日に皮膚科学会に出席したのですが、ものすごい強風と寒さで少々萎えました

冷たい風に体力も気力も奪われてしまうようでした

さて。

その強風のせいか、昨日くらいから花粉症を発症してしまった方が増えていますね。
まだ花粉の飛散量はピークではありませんから、今頃から徐々に発症する方が増えそうです。

今日はなぜか、ちいさなお子様の患者さんが多かったのですが、かわいそうに早くも花粉症らしい症状がでていました。
目がかゆかったり、風邪でもないのに鼻水がたくさんでたり。
お子様は、目をこすったり鼻水をさわってほほに拡げてしまったりします。
そのため、目の周りやほほ、口の周りに赤い湿疹が出ています。

かいたりこすったりするとひどくなります。
でも。
小さなお子様にこするのは駄目・・・と言っても無理ですね

そこで、ちょっとご注意

まず、外出前には、顔にクリームをぬって保湿ケアをしましょう。
クリームがべたつくと花粉がくっつくと思われる方もいますが、しっかり潤っていれば、皮膚の表面に花粉がついても皮膚の中には入りにくく、湿疹はおこりにくいのです。
帰宅後は、その花粉をすみやかに洗い流し、またしっかり保湿ケアです。
同時に、帰宅後の洗髪と、着替えをお忘れ無く。

これからの季節は、お母様はちょっと大変です
お子様が外遊びをして帰ってくると、まめにシャワーを浴びないといけないからです。

ポカポカと暖かい春らしい日に、お散歩に行ったり外遊びをした後は、帰宅後疲れていても、必ずシャワーとお着替えをしてください

予想では、来週あたりから本格的な飛散が始まりそうです。

毎日しっかり保湿ケアをして、乾燥肌のない状態にしておきましょう



うれしいご報告をいただきました

2013年02月15日 17時35分15秒 | スキンケア
暖かくなったり、きゅうに寒さが戻ったりと、まさに三寒四温です

体調管理が難しく、疲れやすいような感じがします。
そういう時こそ、日常のささいな中に気分転換を探したりして、毎日を少しずつ楽しく過ごそうと工夫しています。
今日のように空が厚い雲でおおわれて日差しがない暗い日は、明るいものを身につけたりします。
今日は、レインボーカラーの手作りネックレスをつけていましたが、お気づきの方はいらっしゃったでしょうか?。

さて。

このところ、続けて、うれしいご報告をいただきました。
それは。
「暖房をつけずに重ね着でがんばっています」
「重ね着は思ったよりすごく暖かいし、気持ちが良いです!」
「友人どおしで、重ね着を競い合っていますよ」
などのご報告です。
そして今日もまた
「重ね着をしていたら、湿疹もかゆみもありません。そして、何より、電気代がすごく安くなりました!!」
という喜びのご報告をお聞きしました。

本当に、うれしいです

今日、ニュースで、肺炎で亡くなる方が一年で12万人もいるということを知りました。
近年、インフルエンザや喘息、肺炎などの呼吸器疾患が増加しています。
原因のひとつに、空気の乾燥による気管支の弱さがあるように感じます。

私ごとですが、3年前から、自宅でのエアコンの使用をやめ、6~7枚の重ね着で冬を乗り切っています。
そのおかげでしょうか。
このところ、風邪をひかなくなりました。
私は、もともと呼吸器が弱く、学生の頃は毎冬、喘息様気管支炎にかかり悩まされていました。
でも、暖房をつけなくなってから、かえって風邪をひきません。

空気を乾燥させない工夫は、風邪をひきにくくし、皮膚の乾燥もしにくく、アンチエイジングにも一役買っているように思います。

皆さまも、ぜひとも暖房を減らして、皮膚やのどの乾燥を予防し、うれしいご報告をしてくださいね

お知らせ

2013年02月14日 07時21分43秒 | インポート
お知らせですが。
明後日の16日土曜日は第3土曜日で休診させていただきます。
研究学会のため、一日、お勉強してまいります

ついでにひとこと。

明日はバレンタインデーです
いえ、別に、これは恋の告白のアドバイスではありません。
実は、毎年、バレンタインデーの後から、花粉症が発症する方がとても多いのです。

飲み薬の飲み忘れのないように
お洗濯ものや布団の屋外干しはやめましょう。

帰宅したら、なるべく早めにシャワーまたは入浴してください。
外で着ていた洋服は脱いで、室内着に着替えましょう。

そろそろ、ピークのシーズンに入ります。
お気をつけください

花粉によるかゆみ

2013年02月11日 12時23分54秒 | 花粉症
穏やかな休日です。
皆さま、いかがおすごしでしょうか。

私は、昨日と今日で、2本のネックレスを作りました
すごくステキなものができたので、ちょっとうれしいです
どちらも昔からもっていたネックレスをいくつかこわして作ったリサイクルです。
お金もかからず、でも今流行のデザインができたので、うふふ・・・です。

さて。

天気予報を見ていたら、今年のスギ花粉予報がでていました。
例年より早く飛び始め、飛散量は昨年の3~6倍になるようです。
予防内服を忘れずにおのみください

スギ花粉は。くしゃみ、鼻水や鼻詰まり、涙目や目のかゆみなどの症状が有名ですが。
皮膚科でよく見られるのは、なんと言っても、かゆみと湿疹です。
先週あたりから、この花粉によるかゆみが出始めた方が増えてきました。

花粉による特徴的な症状は、目の周りや頬、くちびる、耳、首の湿疹とかゆみです。
この症状は、毎年、この時期から急に出てきます。
乾燥肌は真冬からおこりますから、今頃からいきなりまぶたや耳、くちびるがかゆくなって荒れ始めたら、まず、花粉を疑ってよいと思います。

花粉は、風が吹いた日、暖かい日などに飛散が増えます。
外出時間が長かったり、自転車に乗って風をあびたり、洗濯物を屋外に干したり、布団を干したりすると、発症します。

毎年、バレンタインデーの後から患者さんは急増します

うかれている場合ではありませんね。
告白しようと思ったら、くしゃみ連発で鼻水たら~なんて、良い結果になるとは思えませんね。
ですから、一刻も早く予防内服を始め、洗濯物を外に干さず、帰宅後は早めにシャワーをし、外出着は着換えてしまいましょうね。
顔や首は十分保湿ケアをし、お化粧はしていきましょう。
マスクは効果的ですが、紙マスクで肌荒れを起こす方もいますので、その場合はガーゼマスクがオススメです。

しっかり自衛して、花粉症を軽めに押さえ込みましょう

帯状疱疹

2013年02月10日 07時13分22秒 | 診断と治療
皆さま、ちょっとお久しぶりです

珍しく、ブログを数日更新できなくて、ごめんなさい。

このところの気温の上下の激しさのせいか、ちょっと体調を崩し、頭痛が続いたり目が疲れやすくもなり、パソコンに向かうのがおっくうになっていました。
まさに三寒四温の気候です。
急に暖かくなったり、一気に寒くなって雪が降ったり、体調のコントロールも難しいですね。

おそらく、そのせいなのでしょう。
このところ、帯状疱疹の患者さんが、とても多いのです。
多い日は、一日に数名いらっしゃいました。

帯状疱疹をご存じでしょうか。

この病気の原因は、水疱瘡のウィルスです。
といっても、他人から感染したのではなく、小さい頃いったんかかった水疱瘡のウィルスが長期間潜伏感染していて、それが免疫力が落ちると再発するというものなんですね。

一般には、高齢になって体力や免疫力が低下すると発症すると考えられます。
しかし、外来では、20台や30台の若い人や、もっと小さなお子様の患者さんもいますね。

症状は、身体の一部に、ぴりぴりとした痛みや、あるいはずきんずきんとした違和感や、筋肉痛のような重い感じなどを伴う発疹がでてきます。
発疹は、はじめは虫さされのような赤みが出て、次第に水疱になってきます。
痛みは日に日に悪化することが多いです。
これらの症状は、ウィルスが増殖して、神経炎と筋肉炎をおこすからなんです。

大切なことは、一日も早く治療を始めること・・・につきます。

なぜなら、治療が遅れると、この神経炎や筋肉炎が悪化し、長期間の後遺症を残すことがあるからです。

身体の一部に違和感や痛みがあり、赤いぶつぶつが出てきたら、なるべく早く受診されることをお奨めします。
早めに治療を始めると、後遺症はかなり予防できますよ。

厳しい気温の上下に負けないよう、体調管理をお気をつけくださいね


同じところがかゆくなる

2013年02月04日 21時57分47秒 | 診断と治療
今日は、暖かい春を感じる一日となりました

地面に降りそそぐやわらかい日差しに、ふんわりとした春らしい色合いを感じました。
不思議です。
同じような陽の光でも、冬のようなきりっとしたものでなく、なんとなくやさしい印象です。

春のストールがパステルトーンが多くなるのも、納得です。

さて。

皆さまからのご相談の中で
「どうしても、同じところに湿疹をくりかえします。なかなか治らないんです。治っても、また、同じところにでてきます」
と言われることがよくあります。

どうして同じところにくり返すのでしょうか。

もちろん原因がはっきりしている場合もあります。
たとえば、ゴムでしめつけるとか、いつもベルトで摩擦しているとか、汗がたくさんたまるとか。
でも、そういった原因がなくて、いつも同じところがかゆくなるというのはどうしてでしょうか。

それは。
かいているからなんです

湿疹は、かけばかくほど治りにくくなります。
段々、固くなり、しこりになったりもします。
こういう状態になると、塗り薬がなかなか浸透しにくくなり、治療効果が落ちてきます。
いつまでもかゆみが止まらず、ついついかくことが習慣化します。
そうして、いつまでも同じ部分がかゆい状態が続くのです。

いったん、こういう状態になると、市販の薬で自己判断で治すことが難しくなります。
また、ちょっと良くなったように思っても、しばらくすると、またふつふつとかゆみがぶり返してきます。

同じところが長期間いつまでもかゆかったり、治りにくいと思ったら、やはりきちんとした治療が必要です。
時には、ガーゼでおおい包帯をまくことも必要かもしれません。

湿疹やかぶれは自然に治ることもありますが、長期間治らない場合は受診をお奨めします。

春はかゆみがおこりやすい季節です。
早めに治すよう心掛けましょう