宮元皮膚科クリニックのブログ

毎日の診療の中で気づいたことや気になることを書いています。
皮膚病や肌のトラブルのさまざまなアドバイスをいたします。

御礼 1万アクセス! 

2009年03月31日 20時18分22秒 | インポート
アクセスが1万を超えました!!。
読んで頂いている皆さま、ありがとうございます

毎日、多くの方が読んで下さっている事は、とてもはげみになります。

このブログを始めたきっかけは、初めは遠方からいらしている患者さんに対してでした。
遠方の方は、なかなかすぐに受診しようとしてもできない場合も多いと思い、疑問や不安な事が少しでもすぐにわかれば・・と思ったのです。

そのうち、毎日の診療の中で、皆さまが同じような悩みや疑問を持たれていることに気づき、そういう事に対してお答えしていこうという気持が強くなっていきました。

毎日の診療の中で、小さな発見やひらめきがあり、そういう事もちょこちょこ書いていました

診療の中で、「ブログ読んでいます。ためになり、助かります!」という感想を頂いたりして、うれしくなる事もありました

これからも、出来るだけ、まめに更新していきます。

今後もよろしくお願い致します。





塗り薬の塗り方その2

2009年03月30日 18時59分10秒 | 診断と治療
今日は、ころんだ時の擦り傷やケガの治療についてお話しします。

いっぱい遊ぶお子様はよく走るし、よくころびます。
ころんだり、ちょっとしたケガをすることは決して悪い事ではありません。
人は、ころんだりケガをしてはじめて、どうすればころばないかケガを予防出来るかを学んでいくのですから。

さて、ころんで擦り傷ができて血が出たりすると、お母様はびっくりしてとても心配されます
痛がって泣くので、どうしてよいか悩みますね。

まずは、傷口を無香料の刺激の少ない石けんでていねいに優しく洗いましょう。
薬用石けんである必要はありません。
ボディシャンプーなどはしみるので使用しないで下さいね。

次にぬるいお湯又は水で患部を洗い流します。
そっと押すようにふいて水分を取ります。

その後は、抗生物質の軟膏をたっぷりめに患部を覆うように塗って下さい。
そしてガーゼを厚めにあててテープでとめます。
多めの薬でしめっている状態にしてください。

よく傷口を消毒してから、乾かすためにオープンにする方がいますが、かえって傷が治りにくくなります。
覆ってしめった状態の方が早く傷は治ります。

ただ、絆創膏を貼りっぱなしにして傷がむれている場合は、かえって細菌感染を起こしやすく治りにくくなりますので、ご注意下さいね


塗り薬の塗り方その1

2009年03月29日 09時02分58秒 | 診断と治療
これから、何回かにかけて、塗り薬の塗り方についてお話しします。
皮膚病を上手に早く治すためには、適切な塗り薬を、正しく使う事が重要だからです

今日は、乾燥肌におこる湿疹です。
これは、その方の肌質がもともとあるいは年齢によって乾燥肌になっている場合におこります。
生まれつきの乾燥肌、遺伝的な乾燥肌、老化による乾燥肌などです。
そこへ、環境的な要因が加わって発症します。
たとえば、暖房やクーラーによる乾燥、冬から春のカラカラ空気や強風による乾燥などです。

その結果、皮膚のあちこちにかゆい湿疹ができるわけですね

さて、この場合の塗り薬の使い方は・・。

まず、全身の乾燥しているところに、広く保湿クリームまたは保湿乳液、ローションなどを塗ります。
この場合は、薄く広く塗れば

その後、湿疹の出てしまったところに、湿疹を治す薬を重ねてつけます。
ひどい場合は、多めに塗り、ガーゼで覆います。

薬は病気によって塗る回数が違いますが、入浴後は効果が良いので必ず塗りましょう

乾燥肌は、丁寧に薬を塗り続けると、見違えるように肌質が向上しますよ
がんばりましょうね

ヒノキ花粉情報その1

2009年03月28日 08時00分20秒 | 花粉症
通りの桜がのつぼみがかなりふくらみはじめ、花が開き出していますね。
このところ気温がやや低めなので、いっせいに花開くことはないですが、それでもあと少しという感じです。

やはりスギ花粉は減少しています。
純粋にスギ花粉だけの方は、楽になってきたとおっしゃっています。

一方、数日前から、顔や首がかゆい~~!!という方が増加してきました
ヒノキ花粉が増加しているようです。
目の周りや耳の前後がじゅくじゅくという方も少なくありません。

これからの一つの山は、桜のお花見です。
屋外で長時間桜の花見を楽しむと、結構たくさんのヒノキ花粉が顔周りに付着するのです。
そして、翌日、顔が真っ赤になったりするのですね・・・
これは、毎年たくさん、見られる症状なんですよ。

お花見はとても楽しい行事。
でも、過去にトラブルがあった方は、ちょっと気をつけた方がよいかもしれません。
帰宅したら、すぐ顔を洗って、その後保湿ケアをしっかり行ってくださいね





スギ花粉情報その26

2009年03月23日 16時26分46秒 | 花粉症
いやぁ~、すんごい風ですね~~
北風だったので、北に向かって自転車をこぐのがすごく大変でした
全然スピードが出ず、早歩きくらいのスピードしか出ずに、参りました

さて、今日、顔や首の湿疹の方が急に多く来院されました。
みなさん、3~4日前頃からの発症です。
どうやら、この風にのって、花粉が飛んでいるのです。

その花粉は、スギ花粉ではなくヒノキ花粉のようです。

ここ最近に悪化した場合は、ヒノキ花粉を疑った方がよさそうです
ひどくなった方は、お早めにご相談ください。
ヒノキ花粉の場合は、これからがシーズンとなります。
予防治療が効果的ですし、正しいスキンケアも重要ですね。

ヒノキ花粉はスギ花粉ほど有名ではないため、テレビニュースや天気予報であまり取り上げてくれません。
そのため、つい、油断して忘れがちです。
顔の肌荒れを、単なる季節の変わり目と勘違いして放置する方も多く見られます。
しつこいようですが、くれぐれも洗濯物やふとんを外に干さないで下さいね


スギ花粉情報その25

2009年03月22日 14時59分24秒 | 花粉症
今日はすごい風が吹いていますね
ここ数日、また花粉の量が増えています。
どうやら、ヒノキの花粉が混じっているようです

ヒノキの花粉は、3月半ばから5月半ばまで飛びます。
ヒノキの花粉はスギの花粉と形が似ているため、同じようにアレルギーを起こす方が多いですね。
くしゃみ、鼻水、目のかゆみ、顔や首や耳や手の皮膚のかぶれ、咳、のどのいがいがなどです。

スギ花粉情報をテレビでしなくなると、油断する方が多くなります。
が、症状がむしろ強くなっていると感じる方は、ヒノキ花粉症の可能性が高いです

ご注意下さいね。

くちびるのトラブル

2009年03月21日 17時51分06秒 | 診断と治療
今日も暖かく春らしい一日でした。
街を歩く人々のファッションも、少しずつ明るい色が混じってきています。
もう一週間もすれば桜もきれいに咲くことでしょう。 

今日は、このところ、多く見られるくちびるのトラブルについてお話しします。

春は風が吹き、ホコリが舞うことも多いため、肌は冬と同じように乾燥しがちです。
そのため、くちびるが乾燥してカサカサしやすいですね。

そこに加えて、花粉によりかぶれる事が多く、ひどいと水疱ができ、その後皮がむけてきます。
中には、メンソール入りのリップクリームで、さらにひどくかぶれている人も多いです。
また、果物やトマトなどの汁によって、かぶれる事もあります。
歯磨き粉により、ひりひりして悪化する事もあるので、歯磨きの後はくちびるを洗い、ワセリンなどをぬって保護する事がお奨めです。

体調が悪かったり、疲労していたり、強い紫外線を浴びたりすると、くちびるに痛みを伴う水疱が出る事があります。
これは単純ヘルペスという病気で、自然に治る事もありますが、治療しないと長引いて汚い跡を残す場合もあります。
また、再発もしやすいので、繰り返す方は要注意です。
感染力もありますので、早めの治療がお奨めですね。

くちびるには皮脂腺がないため、保護膜がなく、乾燥したりかぶれたりしやすいのですね。
予防のリップクリームの処方のみもしておりますので、ご相談下さい

スギ花粉情報その24

2009年03月20日 12時54分44秒 | 花粉症
暖かい日が続きますね。
こうなると、桜のつぼみがふくらものももうすぐです。

桜が開花するころ、スギ花粉は飛ぶ量が減ります。
ですから、スギ花粉症の方は、あと少しの辛抱ですよ。

毎年、桜のお花見をした後に、顔や首が真っ赤になってかゆくなるという方が診察にいらっしゃいます。
お花見は屋外にいる時間が長いため、花粉に接触する時間が長くなるのですね。
この時の花粉は、主にヒノキの花粉と思われます。

ヒノキの花粉症は、5月中旬まで飛ぶので、ゴールデンウィークの外出の後に急に顔がひどくなるパターンもあります。

毎年、4~5月に鼻水や、顔や首に湿疹が出る方はご注意くださいね。

なお、紫外線も急に強くなってきています
紫外線アレルギーの方や、しみの治療中の方は、毎日の日焼け止めをお忘れなく~



スギ花粉情報その23

2009年03月17日 16時58分10秒 | 花粉症
このところ晴れの日が続き、風も強いので、毎日花粉情報では「非常に多く飛ぶ」となっています。
そのせいか、多く見られる症状のひとつに「頭がかゆ~い!!」というものがあります。

花粉は非常に細かいため、髪の中に入り込み、いったんからみつくと取れません。
それが、地肌について、やがて頭皮の花粉かぶれをおこします。

症状が出やすいのは、特におでこやこめかみなどの髪の生え際、耳の後ろの髪のかぶさるところ、うなじの生え際などです。
手が届きやすく、掻きやすい場所なので、みなさまぽりぽりかりかりと掻いていますね。
掻けば掻くほどにひどくなりますし、掻きすぎて血がでたり、リンパ液が出てじゅくじゅくしていたりする場合もあります

頭の湿疹には、普通は液体(ローション)タイプの薬を使用します。
が、じゅくじゅくしていたり、化膿している場合は、軟膏を使う事もあります。

予防としては、帽子をかぶる事がお奨めです。
また、帰宅後は、すぐに洗髪しましょう。
髪は毎日洗ってかまいません。ただし、シャンプーは少なめに使うのがベターですね

スギ花粉情報その22

2009年03月16日 14時16分38秒 | 花粉症
春らしいぽかぽかした陽気になりました
日差しがとてもまぶしく感じます

日差しはうれしいのですが、良いことばかりではありません。
当然のようにスギ花粉がたくさん飛んでいます。
数日前から、かなり飛ぶ量が多いようですね

先週はしばらく雨続きでしたので、晴れるとその分、かえって多く飛ぶようです。

例年ですと、ホワイトデーつまり3月14日を過ぎると、花粉の量は徐々に減っていくのですが、
今年は少しずれているようで、まだたくさん飛んでいますので、ご注意ください

純粋にスギ花粉のみに反応する方は、今月いっぱいで良くなるでしょう。
しかし、ヒノキ花粉にも同じように反応する方が多くいらっしゃいます。
ヒノキ花粉は5月中旬まで飛びますので、あと2ヶ月くらい治療を続けた方が安心ですね。

1種類の飲み薬の方は、長期内服しても特に問題ありませんので、このまま続けて大丈夫です。
重症化している場合は、やや強い薬を飲んでいる方もいらっしゃいます。
その場合は、状況に応じて、細かくアドヴァイスいたしますので、ご相談下さい。