宮元皮膚科クリニックのブログ

毎日の診療の中で気づいたことや気になることを書いています。
皮膚病や肌のトラブルのさまざまなアドバイスをいたします。

花粉に敏感な肌

2012年01月30日 19時32分24秒 | 花粉症
毎日、寒いですね

今年の冬は、ことさら寒さが厳しく感じます。

さて。
一月ももう終わりに近づいていますが。
ぼちぼち花粉症を発症している患者さんも出てきました。
目がかゆい方や、鼻水が増えている方もいます。

でも。
今日、目立っていたのは、顔に湿疹が出てしまった花粉症です。
特徴は。
目の周り、とくにまぶたに湿疹が出やすいです。
また、くちびるや口の周りにかゆみや湿疹が見られます。

この症状は、花粉かぶれの特徴です。
普通は、花粉の飛散量が多くなると症状が出やすいのですが。
東京が異常に乾燥しており、また寒さが厳しいので暖房を強めているせいか、肌の乾燥度が強くなっており、少量の花粉にもかぶれてしまう敏感な状態になっているのです。

大切なのは。
とにかく、肌の乾燥を予防すること。
毎日、乳液やクリームでしっかり保湿しておきましょう

赤ちゃんにはベビークリーム、お子様や大人には顔用の保湿クリームを処方しています。
顔の乾燥にお悩みの方は、ご相談ください

花粉症の予防治療

2012年01月29日 10時52分36秒 | 花粉症
今日は寒い日曜日。

強い風がふいています

風が強いと、スギ花粉が飛んでいないか心配になります。

数日前から、花粉症を発症している患者さんがちらほら出てきました。
まだ1月ですが、花粉が断続的に飛んでいます。
ですから。
時々、目がかゆいとか、くしゃみが連発するという日があるようです。

まだ、花粉量は少ないので、連日症状が出る方はあまりいません。
そんな、今頃から、予防の治療をスタートするのが望ましいです。

予防治療は、副作用の少ない安全なのみ薬を一種類飲むというものです。
お子様でも飲める薬がありますし、眠気などの副作用も少ないので、受験生でも飲めます。

この予防治療をしておくと、2月中旬になって花粉量が増加した時にも、症状がほとんど出ないか、軽くすむというものです。
2月中旬になって、花粉がたくさん飛んで、いったんひどい鼻炎や結膜炎や皮膚炎が起こってしまうと、もう少し強い治療でないと収まりません。
ですから、予防をしないでひどくなってからでは、治療法が違ってくるのです。

それにしても、すごい風がふいています。
まるで季節外れの台風みたいです

花粉症の予防治療は、鼻炎の方、目の症状の方、皮膚炎の方によって、治療法が違いますので、ご相談ください

マッサージ効果

2012年01月28日 17時26分23秒 | スキンケア
今年の冬は寒さがことさら厳しいと感じます。

そのためか。
しもやけの患者さんが例年よりも多く来院されます。
ほとんどが、手の指や足先のしもやけですが。
珍しいものでは、耳たぶやほほがしもやけになる方もいます。

早く春になってほしいですね。

さて。
私は、今年、実験的にハンドクリームをまめに塗っています。
まめに・・・といっても、その回数ははんぱないです。
1日に、約60 回ぬります。
ポイントは。
少量をすりこむこと。
たっぷり塗るとべたつくので、いやになりますね。
ですから、ほんの少量を手に取り、塗り広げます。
このとき。
よ~く、すりこみ、マッサージします。

この効果で、手はしっとりと潤い、やわらかです

さらに、別の効果がみられています。
それは。
よくマッサージしているせいか、手の循環が良く、寒い日でも比較的暖かく、しもやけにもならないのです。
私は、とても冷え性なので、このマッサージ効果には、ちょっと驚いています。
今年の冬、手があまり冷たくなりすぎないのは、驚きですね。

当院のハンドクリームは、のびの良いさっぱりタイプと、こっくりしたしっとりタイプがありますよ
ちなみに。
私がまめに塗っているのは、しっとりタイプです。
これ、すごくオススメします

プラスマイナスでゼロかな・・

2012年01月27日 17時36分54秒 | 花粉症
道のところどころに雪が、まだ溶けず、氷になっています。
その氷からひんやりとした空気が立ちのぼります。

今年の冬は寒さが厳しいですね

さて。
この寒さのせいで、スギ花粉の飛散は遅れているようです。
毎年、今頃から、少しずつ発症する方がでていますが、今年はまだ少なめです。
おそらく。
寒さが続けば、花粉の飛散の始まりはやや遅れる気がします。
でも。
結局は発症する方は毎年同じくらい出ますので、そろそろ予防治療は開始した方がよさそうです。

花粉の飛散が遅れたり、また、量が少なめであれば、花粉かぶれや皮膚炎は軽くすむことが期待できます

とはいえ。
ちょっと、不安材料があるんです
それは。
この寒さのせいで、暖房を強めにかけたり、長時間暖めたりする方がとても多いんです。
その結果。
皆さまの皮膚の状態がとても悪いんです。
つまり。
ひどい乾燥肌になっている方が多いのです。

乾燥肌になると、少量の花粉にもかぶれやすくなります

つまり、せっかく花粉が少なめなのに、花粉かぶれは例年と同じくらいひどくなる危険性があるんです。

だから、この寒さは、結局、プラスマイナスでゼロかな・・・なんて予想しています。

大切なのは、暖房をかけすぎないこと
そして、徹底した保湿スキンケアですね

体調の管理(その2)

2012年01月26日 08時39分42秒 | インポート
今年の冬は例年より寒さが厳しいようです。

ラニーニャ現象の影響で、強い寒波が続くようです

東京は、厳しい寒さに加え、異常乾燥が続きます。
喉や鼻、皮膚の乾燥が悪化しますね

昨日、ランチをとるために喫茶店に入りました。
混んでいたため、席は一つしか空いていませんでした。
しょうがなく、そこに座りました。

しょうがなく・・・と言ったわけは。
大きなエアコンの吹き出し口の下だったからです。

短い時間だから、まあいいや・・・と思い座ったのですが。

品物が出てくるまでの間、暖かい風が頭上から降り注いでいました。
日頃、エアコンを嫌っている私ですからちょっと慣れておらず、なんだかいやな感じでした。
ちなみに、いただいたランチは非常においしかったです

お店にいたのは、だいたい30分あまりでしょうか。
それほど長居はしませんでしたが。

お店を出た後から、鼻の奥がきんきんしました。
おそらく乾燥した空気を吸っていたから、鼻の粘膜が乾いたのでしょう。

そして。
夜から、背中がかゆくなりました
暖かい風を上から感じていましたので、皮膚も乾いてしまったのでしょう。

このように、暖房の暖かい風はちょっと危険です。
鼻や喉の粘膜が乾きます。
すると。
風邪をひきやすくなります。
インフルエンザが急に流行し始めました。
鼻や喉を乾かさないためにも、マスクは有効ですね

ファンヒーターやエアコンなど、暖かい風が部屋中を回るような空間にいると、全身の皮膚が乾燥します。
特に、暖かいからといって、薄着になると、皮膚の潤いは勢いよく蒸発していきますよ

最近は、保育園や幼稚園が、部屋を暖めて薄着にするようにしているようですが、これは健康のために反対のことをすすめていますね。
むしろ。
部屋はちょっとだけ暖めて、寒くはないな・・・くらいで十分。
そして、重ね着をさせて、身体の熱を逃がさないようにすることが大切ですね

体調の管理

2012年01月23日 15時19分13秒 | 診断と治療
寒い日が続いています。

インフルエンザや胃腸の風邪も流行しています。
体調を崩している方が増えているようです。

風邪を引くとどうしても暖房を強くして暖める傾向が強くなりますが、ちょっとご注意ください。
部屋を暖めすぎると、空気は乾燥し、気管の機能が落ちてしまい、かえって風邪を引きやすくなり、また長引きやすくなります。
部屋は適度に暖め、洋服をたくさん着せて身体を暖め、加湿器を併用すると良いでしょう。
胃腸の風邪は、下痢や嘔吐がひどくなり、身体から水分が失われます。
脱水に気をつけなくてはなりません。
このときも、空気が乾燥しすぎると、脱水がさらにひどくなりますから、ご注意ください。

この冬、私の自宅では、エアコンを使用していません。
床暖房のみつけていますが、寒い日などは部屋全体が少しひんやりしています。
私は、自宅で6枚の重ね着を続けています
枚数を重ねれば重ねるほど暖かくなり、暖房の無いことはほとんど気になりません
そのせいか、良いことがいくつかあります。
まず、暖房費が節約できます。
空気が乾燥しにくいせいか、喉がまったく痛くなりません。
その結果、風邪も引きにくいようです。
また、今年は手荒れをまったくしません。
ハンドクリームをまめにぬると、冬とは思えないしっとりした手です。
かかとも、クリームの効果が長続きし、つるつるしています。
顔の皮膚もあまりかさつかず、調子は良いようです。

このように、暖房を極端に控えて、たくさん重ね着をすると、風邪もひきにくく体調も良い上に、皮膚も快調です。
ぜひ、おすすめしますよ

ひび割れの違い

2012年01月21日 15時42分17秒 | 診断と治療
昨日に続き今日も寒い1日です

寒い日が続くと、外出を控えなるべく室内にいるようになります。
当然、暖房をつける環境に長時間いる可能性が高くなり、雪の日は皮膚の乾燥はかえって悪化します。

さて。
そんな乾燥の続くせいか、手荒れの患者さんがたくさんいらっしゃいます。
特に皆さまがお悩みなのは、ひび割れです。
ひび割れは痛いですからね

でも。
よ~く、観察すると、ひび割れには二つのタイプがあります。

一つ目は、極端に乾燥してひび割れているもの。
手全体がかさかさになり、あかぎれや細かいひび割れが見られます。
もう一つは、手の湿疹がひどくなり、その結果ひび割れているもの。

この二つは、どちらもひび割れですが、治療法がちょっと違います

まず。
一つ目の乾燥肌のひび割れやあかぎれは、保湿力の強いハンドクリームが効きます。
これを、とにかくこまめに手にすり込むことです。
この場合、回数が多いほど、どんどん皮膚が潤います。
ちなみに私は1日、15回~60回ほどハンドクリームをぬります。
これを患者さんに申し上げると、皆さますごくびっくりされます。
でも。
効果はばっちりです
ぜひ、診察時に私の手の潤いをご覧ください

一方、もう一つの手湿疹のひび割れの場合。
これは、ハンドクリームをまめに塗ってもあまり改善しません。
まず、適切な湿疹の治療が重要です。
この治療がうまくいって湿疹が改善した後に、ハンドクリームをまめに塗ると、とても効果があります。

今の時期が、手荒れやひび割れの一番ひどくなるシーズンですね。
適切な治療をして、ぜひ、しっとりと柔らかい手を取り戻しましょう




雪です!

2012年01月20日 18時49分00秒 | スキンケア
この冬初めての雪です

久しぶりの湿り気に、肌も喉もほっとしますね。

でも。
ちょっと、ご注意ください
雪が降るということは、気温がとても低いということなのです。
ですから。
当然、いつもより、暖房をがんがん強くかけてしまう可能性がありますね。
すると。
せっかくの雪の湿度も、台無しになるほど、かえって乾燥肌になることも

よく、スキー場で遊んだあとに湿疹が悪化して来院されることがあります。
それは。
多くは、雪で皮膚の血液の流れが悪くなり、肌荒れをおこすこともありますが、スキー場でがんがんついているファンヒーターが原因になる場合もあるんですね。

寒いのは当然です。
ですから、暖房もやむを得ません。
ただ。
暖めすぎには注意しましょう。
少し暖めて、あとは重ね着で暖をとることをおすすめします

肌の実感

2012年01月18日 21時42分31秒 | スキンケア
今日で東京の乾燥注意報は34日になりました
肌や喉の乾燥を感じている方は少なくないと思います。

でも。
私は今年、肌の調子はすこぶる快調です

自宅で、すべての部屋でいっさいエアコンをつけていません。
床暖房をつけて、足下のみ暖かくしています。
でも、部屋全体はややひんやりしています。
このブログでこれまでお話ししてきましたが、とにかく重ね着です。

自宅で、6枚、重ね着しています
一番下に綿のタンクトップ。その上に、やはり綿の薄地の長袖のインナー。
その上に、薄手の暖かい下着・・いわゆるババシャツです。
その上にワンピース。
その上に冬用のカーディガン。
その上にベスト。
ときに首にはマフラーを巻いています。
すごくたくさん着ていると驚かれるでしょうが、このように薄地のものを重ね着すると、たくさんの空気の層ができて、いったん暖まるとその暖かさが逃げません。
まるで一日中お布団の中にいるみたいで、ぬくぬくと気持ちよいです。
でも、顔はひんやりしているので、ぼ~っとすることもなく、なかなか快適です。

こういうことを繰り返していると、肌はあまり乾燥せず、保湿クリームの効果も長時間持続し、この冬は肌の調子はとても良いです。
お化粧ののりも良いようで、電気代も節約できて、良いことばかりです。
喉も乾燥せず、風邪もひきにくいように感じます。

まぁ、ファッション的にはちょっと着ぶくれしてださいですが、この快適さは慣れると辞められません。
おすすめですね

暖房で、顔の皮膚が乾燥し続けていると、これから飛ぶスギ花粉にかぶれやすくなります。
毎年春に肌荒れする人は、暖房をひかえて、重ね着をおすすめしますよ

花粉の予感

2012年01月17日 19時19分49秒 | 花粉症
今頃の季節になると、ほんの少しの敏感な方が花粉症らしき症状を発症して来院されます。

昨日、今日・・と少数ながら、鼻水やくしゃみが出始めたとおっしゃいました。

そろそろ、予防投与スタートの時期です。

予防薬は、副作用のほとんど無い安全なのみ薬を一種類始める治療です。
これをしっかり始めると、実際花粉がたくさん飛散始める頃にその症状がきわめて軽く抑えられるのです

花粉症は、いったん症状がひどくなってしまうと、薬の効き目が悪く、治療に苦慮します。
ですから、なるべく、予防をしてできるだけ悪化させないことがポイントです

今年の花粉は昨年よりは少なめと予想されています。
でも。
それは、症状が出ない・・というわけではありません。
症状は、ほぼ例年通りでてしまう方が多いです。
ただし。
花粉の飛散量が少なめの年は、花粉飛散の終了が早いことが期待できます。

2005年、大量飛散の年、スギ花粉症の症状は5月すぎまで続いてしまいました
その翌年、花粉の飛散量が少ない年は、4月にはほぼ軽くなっていました。
1ヶ月くらいの違いがあります。

今年は去年よりは少ないと期待していますが、平年の平均よりは多いとの予想ですから、油断はできませんね

お子様も飲める薬もありますので、ご相談ください