宮元皮膚科クリニックのブログ

毎日の診療の中で気づいたことや気になることを書いています。
皮膚病や肌のトラブルのさまざまなアドバイスをいたします。

今年もカウントダウンその7

2014年12月31日 20時14分24秒 | スキンケア
今日は、家の片付けと掃除をしました

さらに、そのあと、ネックレスとイヤリングを作りました

そして、今、年越しそばを作って、食べ終わり・・・・・やっと今年のやるべきことが終わりました

皆さまはどんな大みそかをお過ごしでしょうか。

暖房を控えてあまりあたたかくない(でも。寒くはない程度の)部屋で過ごすことにすっかり慣れました
忘年会もすべて終わったので、このところ、暖房の部屋にも行きません。
そのおかげで、この数日は、ぜんぜんかゆくなりません。
これ、大事なポイント

つくづく、これは、慣れだと思います。
いえ、寒さに慣れるわけではないですよ。
寒さ対策を重ね着で行う生活に慣れたのです

例えるならば、ダイエットを心掛けて、大食いを控え、腹八分目にする習慣をつけていたら、だんだんそういう食べ方になれることに似ています。
ダイエット中でも、おなかは空きます。
決して、食べないわけでなく、ゆっくりとかみながら八分目くらいにする習慣をつけると、だんだんその食べ方に慣れるんですね。
あ、私、2年前から、この食べ方で数キロ痩せたんです

同じように、部屋を暖房でポカポカにあたためて薄着で過ごす癖をつけると、どんどんその生活に慣れてしまいます。
暑いくらいにしても、平気になってしまうんです。
でも。
こういう生活は、アレルギーになりやすい体質を作ってしまいますよ。
その上、インフルエンザにもかかりやすい。
身体中、かゆくてたいへんです

このブログを書いているこの部屋も、床暖房を少しつけているのみなので、少々ひんやり。
でも、たくさん重ね着しているし、腹巻きも、ネックウォーマーも、レッグウォーマーもつけているので、ぜんぜん快適ですよ

今年もあと3時間あまりを残すのみですが、今日夜更かしする人も多いと思います。
でも、暖房は少し控えめにして、たくさん重ね着して、ぬくぬくと年越ししてくださいね

今年もカウントダウンその7

2014年12月30日 20時55分26秒 | スキンケア
帰省中の方も多いかと思いますが、みなさま、年末をいかがお過ごしでしょうか

私は、なが~いマフラーを作りました。
長いなんてもんじゃありません。
7メートル以上ある超ロングマフラーです。
これを首に、ぐるぐるぐるぐる・・・と何回も巻くのですが、あたたかいなんてもんじゃないです。
首から肩までぐるぐると巻くと、このあたたかさで気分はほかほかです
ながーいマフラーが欲しくて、売っていないので作っちゃいました

さて。

今日は、保湿クリームを塗ってくれないお子様へのアドバイス。

お子様は、入浴後、おとなしく全身に保湿クリームをぬってくれない場合がありますよね。
時間がかかるからとか。
べたべたするからとか。
めんどうくさいからとか。
・・・・・理由はさまざまですが。

問題は、小さいお子様が、誰よりも暖房の影響を受けてかさかさになってしまうという事実

そこで、ちょっことアドバイス。

暖房のそばに行かなければよいのですが、お子様はなかなかそうもいきません。
そこで。
全身は塗りやすい乳液タイプのものをささっと塗る。
当院で処方した乳液でも良いですし、市販のものでも良いでしょう。
でも。
かさつきやすい部位や、過去に湿疹がでたことのあるかゆくなりやすい部位には、乳液では物足りないのです。
そこで。
その部分のみ、当院で処方した保湿クリームを塗ってください。
このちょっとした工夫で、時間も短縮でき、べたつきも少なめで、効果も出るのです

田舎に帰省して、おじいちゃま、おばあちゃまの家でお泊まりする年末やお正月。
暖房でポカポカにあたためられた部屋で何日もゆっくりと過ごすことも多いのです。
でも。
その結果、かさかさになってかゆくなっては、残念ですね

そうならないために、手際よく保湿ケアをしてくださいね







今年もカウントダウンその6

2014年12月29日 16時57分17秒 | 診断と治療
今年もあと二日を残すのみですね。

みなさま、どのような師走をお過ごしでしょうか。

私は、今日は、お風呂掃除をして、あとはジムに行ってたっぷりと汗を流しました
久しぶりに長い時間運動したので、今はけっこう疲れています
そして、今晩は、最後の忘年会に行きます

さて。

冬休み中は、どこのクリニックもお休みです。
ですから、日常で、ちょっと困ったことがおこった時の、簡単な対処法をお話しします。

今日は、ヤケドです。

冬のお休み中に、ヤケドをしてしまう方は、毎年多いです。
お料理中のヤケド。
暖房器具にさわってしまったヤケド。
お湯をこぼしてヤケド。
湯タンポのヤケド。

もちろん、程度や部位によってもアドバイスは異なってきますので、一言で言い切れませんが。
とりあえずは、まずは、冷やすことにつきます。

冷水をかけ続けるとか、冷水の中にひたすとか、あるいは冷たいタオルをくりかえし当てるとかでもかまいません。
問題は、その時間です。
できるだけ長い方がよいです。
数分冷やすだけ・・・とかでは、効果が少ないのです。
できれば、一時間以上が望ましいですね。

そのあとに、抗生物質の軟膏などを多めにつけて、ガーゼでおおうと良いでしょう。
お風呂は、痛い場合は湯船はやめましょう。

でも、石けんで洗うのは、オススメです。
消毒よりも、石けんで洗い流す方が、ばい菌はつきにくいですよ

それでは、皆さま、私は忘年会に行ってきま~~す




















今年もカウントダウンその5(ひとりごと)

2014年12月28日 11時14分26秒 | 日記
昨日で、本年の診療が終了いたしました

今日から、私も、冬のお休みです。
本を読んだり、録画でたくさんたまっている映画を観たいです。
私は、本を読むことも、映画やドラマを観ることも、大好きです。
なぜなら、本来、自分の人生の中では決して経験することのない世界を、本や映画の中で疑似体験できるからです。
これって、すごく贅沢な気分になりますよね
本を読まない人や映画を観ない人に教えてあげたいです。
自分一人の体験できることはとても少ないし、すんでる世界は小さいですし・・・。
本や映画は、お手軽にその世界を拡げて、違った経験を楽しめるのですから。
・・・・・というふうに、冬休みを楽しもうと思います。

今日、何気なくテレビをつけていたら、フィギュアスケーターの羽生選手の特集をしていました。
技術も精神力も、超一流の選手がでてきたものです。
その、心の強さや、年齢より成熟したバランス感覚のある発言にも感心しますが。
何よりも私がひかれるのは。
まっすぐに「もっと上を狙いたい。」と言い続けるすがすがしさ。

上を目指したいという、当たり前にもっている本能みたいなものを、多くの人はあきらめや照れの感情で、表に出すことを控えていることが多いと思います。
でも、少しでも上に行きたいという健全な向上心は、本来あるべきものなんですね。

そういうことを、このまだ20歳の若者が教えてくれることに、感心しました。
しかも、日本中の期待をいっしんにうけて、その重圧は想像を絶すると思うのに、ストレスを感じるというようなグチめいた言葉は微塵も出さず、スケートを楽しみたいとばかり発言することに、これまで見たことのないスケールを感じました。

あ、別に私、スケートのファンでもなく、熱心に大会をみるわけでもありません。
ただ、お休みに入って少し心にゆとりを感じた朝、私の心の中に、す~~っと広がった思いでした。

という、今日の、ひとりごと。

明日からは、このブログで
「診療がお休みの時に、困った皮膚病の対処の仕方」
を書いていこうと思います

今年もカウントダウンその4

2014年12月27日 18時34分00秒 | 診断と治療
今日は、今年の最後の診療でした。

みなさまにとって、今年はどのような年でしたか?。

最近、つくづく思うことがあります。
それは、どのような年齢においても、好奇心と向上心が大切なポイントであるということです。
いろいろな分野のことにあまり先入観をもたず、好奇心をもって観察したり調べたりすること。
そして。
向上心を忘れず、自分のペースで努力を続けること。
こういったことが、自分の世界を拡げることになり、生きる力につながるのではないかと思います。
私は、絵やアクセサリー製作や手芸などが趣味ですが、来年はそれにとどまらず、料理とか運動などももっと興味を持っていきたいです。
旅行にも行きたいな。

さて。

今日のご質問は。

保湿クリームは一日、何回塗ればよいか

おこたえ

これは、実は、とても難しいご質問なんです。
なぜなら、環境の影響をとても受けるからです。
つまり、暖房の使い方により、効果が劇的にかわるのです。

私は、自宅で、エアコンを一切つけず、床暖房を最弱でつけています。
当然やや寒いので、電気ストーブを使うことが多いです。
たくさん重ね着をして身体をあたためてから、たりない分を補うくらいの暖房を心掛けています。
このような生活であれば、一日一回の入浴後の保湿クリーム塗布で一日しっとり潤っています。

しかし。
一日エアコンの部屋にいたり、ファンヒーターのそばにいたり、あるいは床暖房やホットカーペットの上にすわっていたりすると、状況は全く違ってくるのです
今日も、暖房の影響で湿疹が出ている方がたくさん来院されました。
とくに。
保育園児がたくさんいました。
保育園は、床暖房をつけて床をあたため、その上にエアコンやファンヒーターをつけて部屋をポカポカにあたため、お子様を薄着にさせて靴下をぬいで裸足で遊ばせることが多いようです。
その結果、全身がひどく乾燥し、白く粉をふいて、やがてかゆくてぼりぼりとかきむしっているのです
乾燥は皮膚だけでなく、のどや鼻の粘膜も乾くので、風邪をひきやすくなり、鼻炎にもなりやすくなります

加湿器は、温度の低い空間には効きますが、ポカポカにあたためられた空間ではあっという間に蒸気は消えてしまい、あまり効果はありません。
部屋をあたためて加湿器をしても、皮膚ものどもほとんどうるおいません、
こういった状況では、保湿クリームは夜塗っただけではあまり効果があがりません。
一日何回も塗らないと潤いませんが、そうそう何度もぬれないですね。

なので、冬はやはり重ね着がおすすめ。
重ね着で身体がポカポカとあたたまると、身体の芯からあたたかい血液が身体中を巡る感じがします。
この状態は、あたたかい血流のおかげで、皮膚も潤いを失うことはなく、保湿クリームの効果が長く持続します。
一方、エアコンやファンヒーターなどで、身体の外側からあたため続けると、表面がまず乾燥してしまうのです

重ね着をしていると、寒い空間に出ても、急激に冷えることがありませんが。
薄着でいると、あたたかい部屋から寒い廊下などに出ると急に寒さを感じます。
急に血管が収縮し、血圧も上がるし、自律神経も乱れる気がします。

というわけで。

環境によって、保湿クリームの効果が大きく変わるのです。

重ね着をし、暖房を控えめにすると、保湿クリームの効果がぐっとあがり、その効果の持続時間も長いです。

保湿クリームの効果が実感できる生活をオススメしたいですね


今年もカウントダウンその3

2014年12月26日 17時36分33秒 | 診断と治療
今年もクリニックの診療は明日を残すのみとなりました。

あと一日ですが、張り切ってがんばりますよ~~~

今日のご質問は。

重ね着は、やっぱり、綿素材ですか?

おこたえ

一番内側に着るものは、綿が良いです。
私の場合は、一番内側に夏の綿のぴったりしたタンクトップ。
その上に、またもや綿の長袖のTシャツです。
でも。
その上は、いろいろな冬の素材を重ねますよ。
アクリルやナイロンやウールなども重ねますよ。
内側が密着した綿を着れば、その上のものは比較的なんでも大丈夫なようです。
肌がちくちくしなければオーケーですね
最近は、化繊でもかなり上質な素材が出てきており、いろいろ重ねて着ていますが、かゆくならないしそれほど静電気もおきません。
もちろん、暖房を控えめにしているから静電気がおきないのです。

皆さまも、ご自分の肌に聞いてみてください。
肌が教えてくれますよ

今年もカウントダウンその2

2014年12月25日 20時24分25秒 | 診断と治療
忘年会は楽しいですが、会場の暖房の暑さに辟易しています
あんなにあたためる必要があるのでしょうか。
最近みたテレビの通販番組で、セーターを販売していましたが。
「暖房が効いているので、薄手のセーター1枚でちょうど良いですね。」
とアピールしていました。
暖房であたためて、その部屋で薄着でいると、乾燥してかゆくなるのに・・・・・

さて。
今日も、皆さまからのご質問です。

水虫の薬は、いつまで塗ればよいでしょうか。

おこたえ

まずは、治るまで毎日塗ります。
症状や部位にもよりますが、数ヶ月塗ればほとんど治ります。
問題は。
その後は、もう塗らなくてよいのでしょうか。
いいえ。
これからの冬の間も、塗った方がよいです。
一見、治ったように見えて、水虫はかくれてひそんでいることがあるからです。
毎日、一日一回ぬることがベストですが、治っているように見える場合、なかなか毎日はめんどうに感じますね。
なので。
冬の間は、一日おきとか二日おきでも良いでしょう。

最近は暖房の影響で室内が暖かく、水虫が生き延びることが多いようです。
また、タイツやブーツなど、あたたかい履き物を履くので、足がむれやすくなり再発もしやすいのです。

ということで、冬もなるべく塗りましょうね




今年もカウントダウン

2014年12月24日 16時06分47秒 | 診断と治療
今年も残すところ、あと一週間となりましたね

きんきんとした寒い空気が、残りもわずかだよとせかすように私の背中を押します。

なんだか気ぜわしい、落ち着かない気分になりますね

さて。

今年の残りわずかの時間ですが、皆さまからご質問が多かったことについて、総まとめ的にお答えする一週間とすることにしました。
このブログで、この一年のまとめをしてみましょう。

まず、今日は。

保湿クリームは、いつ塗るのでしょうか・・・というご質問です。

こたえ
基本的には、乾燥を感じたらいつ塗っても良いです。
たとえば、暖房の部屋にいる時など、かおやくびや手など露出部位が乾いてきます。
乾きを感じたらいつまた何回塗っても良いですよ。
ただし。
入浴した後は、皮膚にお湯の水分が残っているので、このときに塗るともっとも効果的です。
出来れば、入浴後、バスタオルでふいた直後がもっとも効果があります。
たとえば。
入浴後は全身に保湿クリームを塗り、それ以外の時間は、気になる部位のみ塗ると良いでしょう。

では、また、あしたね

あたためすぎに注意

2014年12月21日 10時49分12秒 | スキンケア
寒い日が続いています。

きんきんに冷えた夜の空気に、イルミネーションの光が似合いますね

今年の冬は寒さが早く到来したのではないかと感じます。
インフルエンザの流行も始まりました

さて。

このような寒い日がくると、暖房のつけすぎに注意している私でも、さすがに寒いと感じます。
室内で、乾燥をしすぎないように気をつけながら、あたたかく快適に過ごすには、どうしたら良いでしょうか。

まずは、重ね着です
何枚も薄い服を重ね着すると、空気の層が出来て、いったん暖まるとその空気は逃げないので、いつまでもあたたかく感じます。
これは、夜の布団の中の、いつまでもあたたかいあの気持ちの良い感じに似ています。
あたたかいぬくもりに包まれていると、身体の内側からぬくぬくとした血流を感じ、とてもやさしい気持ちになる気がします。
一方。
エアコンやファンヒーターなどをつけ続けてあたたかい温風を部屋中に拡げると、全身が外からあたためられ、乾燥してぱりぱりしてきます。
身体はぱりぱりし、のどは渇き、くちびるは割れ、手の指やカカトがひび割れます。
口や鼻からウィルスが入りやすくなり、風邪をひきやすくなります。
全身がかゆくなり、いらいらしますね

先日、ちょっとしたパーティがありました。
その会場は、すごくエアコンが効いていて、部屋に入ったとたん「暑い!!」と感じたほどです。
部屋に入った人たちも次々に
「うわ~~、あたたかい!!。」
と声をあげました。
でも。
30分もすると、皆さま慣れてしまったのです。
私は重ね着をしていたので、いつまでも暑いと感じていました。
会場の方が
「みなさま。エアコン暑いようなら、温度を下げましょうか。」
と声をかけてくださり、私は「うん、うん。暑い!!です。」と言いたかったのですが。
皆さまが
「いえ、大丈夫です。慣れたら暑くありません。」
と言われるのです。
結局、ずっと暑い部屋のままで、汗をかいてしまうほどでした。

このように、部屋の温度には慣れてしまうのです。

部屋を暖房であたためると、皆、薄着になってしまい、そのあたたかさになれてしまいます。
でも。
全身の皮膚は乾燥し、のどや鼻も乾燥してしまいます。
全身のかゆみや湿疹ができやすくなり、風邪をひきやすくなるのです

部屋の温度は、それほど寒くはないな・・・という程度の設定にしましょう。
そして、1枚、2枚と重ね着をすればよいのですよ。

これを書いている私は、4枚重ね着をし、レッグウォーマーとアームウォーマーをし、腹巻きを2枚着ており、ネックウォーマーを2枚重ねています。
非常にぬくぬくで、気持ちよいです。
床暖房を少しつけている以外は、エアコンはつけず、部屋はややひんやりしているようです。
ひんやりしているようです・・・・というのは、重ね着でぬくぬくなのでわからいけれど、パソコンを打っている手が冷たいからわかるのです。

日本全国、エアコンや空調であたためすぎることが当たり前なので、過剰暖房の傾向に疑問を感じている方が少ないように思います。
でも。
インフルエンザのためにも、エアコンかけ過ぎにはご注意いただきたいです。

だまされたと思って、ぜひとも、エアコンやファンヒーターを消してみてください。
そのかわりに、こたつやストーブ、オイルヒーターなどはおすすめです。
床暖房やホットカーペットは、その上にすわったり寝転んだりしないように気をつけて、控えめに使用ください。

重ね着は、練習が必要です。
そして、習慣にすることが大事です。
でも、この快適さを知ると、もうやめられませんよ
こういう生活のおかげで、何年も家族全員が風邪をひいていません
電気代の節約もできるし、良いこといっぱいですね















薬の効きめ

2014年12月15日 18時49分35秒 | 診断と治療
天気予報によれば、今年の冬は早く到来しているそうです

どおりで紅葉があっという間に終わったわけです。

このところのいきなりの寒さで、連日、シモヤケの患者さんが多く来院されます。
予防にも効果が高い漢方薬や、マッサージ用のクリーム、かゆみが強い時の塗り薬を処方しています

さて。

今日は、この寒さに関係するお話です。

私は、診療の中でも、またこのブログでも、暖房をなるべく控えめにしてくださいとアドバイスしています。
なぜなら、日本全国、過剰暖房だと思うからです。
電車の中、塾や学校の教室、会社の仕事場の部屋、デパート、保育園や幼稚園など・・・・・あらゆるところでエアコンがガンガンついています。
もちろん、室内が冷え込んでいるのはつらいです。
でも。
私がお話ししているのは、過剰にあたためていないかということです。

私は、室内は寒くない程度に暖房してあとは重ね着をオススメしています。
でも。
最近の都会の生活は、部屋をぬくぬくにあたためて、なるべく薄着で過ごすという方向になっています。
これは、皮膚にものどにも悪い影響があります。

デパートで過剰にあたためて、店員さんが半袖だったりするのを見ると、ちょっとおかしいのでは・・と感じます

室内で暑いくらいにあたため、薄着で過ごし、屋外で急に寒くなると、調節機能が上手く働きません。
結果、自分からの発熱機能は衰え、いっそう寒がりになると思います。
のどは乾燥し、風邪をひきやすくなり、皮膚の乾燥で全身のかゆみが出現します。

最近、暖房による湿疹や皮膚炎の方が数多く来院されます。
当然お薬を処方しますが。
数日後経過を見せていただくと、中にあまり効果が出ていない方がいます。
けっしてお薬をぬっていないわけでもないし、飲み薬ものんでいるのに、かゆみが止まらないと言われます。
そういう方々のお話を良く聞いてみると、たいてい暖房の影響がある方ばかりです。
エアコンを一日中つけているとか
ファンヒーターのそばにいるとか
床暖房やホットカーペットの上に直接座ったり寝転んだりするという方々ばかりです。

このように、暖房の影響があると、飲み薬も塗り薬も効果が下がってしまいます
実にもったいない、残念なことですね。

暖房は、寒くない程度に暖めるくらいにし、あとは服の重ね着で工夫しましょう。
重ね着で身体を包むと、自分の体温が外に逃げず、だんだんぬくぬくと暖まります。
これは、ちょうど、夜のお布団の中のような感じです。
いったんあたたまると、その後はそれほど寒く感じません。

この状態で、同じお薬で治療すると、かゆみも減り湿疹も軽快します

お薬の効きやすいような生活を意識しましょうね