宮元皮膚科クリニックのブログ

毎日の診療の中で気づいたことや気になることを書いています。
皮膚病や肌のトラブルのさまざまなアドバイスをいたします。

大晦日です

2008年12月31日 10時30分10秒 | インポート
とうとう一年の最後の日になりましたね。
社会的には色々あった一年でしたが、皆さまはどんな一年でしたか?。

約8ヶ月間、ブログを書いてきましたが、皆さま読んで頂いてありがとうございました。
この皮膚科ブログは、主にその時期に流行っている病気や、その時期だからこそ注意しなくてはいけない事など、タイムリーな情報をなるべく早くお伝えする事が目的です。診療中に新たに気づいた事や、患者さんから多かったご質問の答えなども書いていきます。
遠方の患者さんで、迷った時や困った時に、すぐに受診出来ないときなども、検索で探していただくと、ちょっとした答えが見つかるようにと思い書いています。
上手にご利用頂くとうれしいです

さて、私ごとですが・・・。
お休みに入り、さっそくリフレッシュしてまいりましたよ。
ひとつはコンサート。ちょっとしたことでチケットが手に入り、エ◎◎イルのコンサートを見ることができました。いやぁ、すごい熱気と興奮でしたね。感想としては、ディズニーランドのパレードみたいに楽しかったです
もう一つは、温泉にいきました。やっぱり肩こりには抜群の効き目ですね

これが今年最後のブログです。
来年もヨロシクお願い致します。
みなさま、よいお年をお迎えください


今年の診療は終わりました

2008年12月27日 01時11分35秒 | インポート
昨日をもって今年の診療を終了致しました。
今年のアレルギーを振り返ってみますと・・・。

春のスギ花粉やヒノキの花粉は平年どおりでしたが、6~7月にイネ科の雑草の花粉がたくさん飛び、顔のトラブルがとても多い年でした
また、秋になりブタクサの花粉症も多かったですね。
最近は春と秋の両方に症状が出る方が増加しています。
花粉症は鼻や目におこらずに皮膚炎や湿疹としてだけでてくる、いわゆる皮膚の花粉症の方も多かったです。
皮膚にのみ症状がでていると、花粉症とは気づかない方も多いようです。
来年はスギ花粉が今年より多めという予想がでています
毎年症状が出る方は、1月なかばから予防治療を始めることが望ましいですね。
同時に洗濯物を外に干さないよう工夫して下さいね

来年も、保湿ケアを中心に、敏感でない丈夫な肌・・たとえるなら鈍感肌をめざした治療計画をもとに治療をすすめていくつもりです。

みなさま、よいお年をお迎えください






メリークリスマス

2008年12月25日 16時20分16秒 | インポート
みなさま、メリークリスマスです

今年の五月から始めた皮膚科のブログ。
皮膚科関連の事のみでブログを書き続けられるかちょっと心配でしたが、毎日の診療の中で結構小さな発見がちょこちょこあって、それを皆さまにお伝えしてきましたら、ほぼ一日おきに更新できてとても良かったです
ブログを読んでその感想などを診療中にお話しくださる方もいて、とても励みになりました
ありがとうございます。

最近、寒くなったら、急にひどい肩こりに悩まされ、ここ数日ちょっとブログが書けませんでした。
温泉にでも行って少し休養したいな・・・と思っています
明日の午前の診療で今年は終了させていただきます。
来年は5日(月)から平常どおり診療いたします。

すてきなクリスマスをお過ごしください

来年の花粉症のお話

2008年12月21日 09時34分14秒 | 花粉症
これから気をつけて頂きたいのは、なんといっても暖房のお部屋の中での乾燥しすぎです。
なるべく暖房は控えめに暖めて、あとは重ね着や靴下で暖かく感じるようにしましょうね
皮膚が乾燥しすぎると、少量の花粉にも反応して顔や首がかゆくなりますから。

さて、来年のスギ花粉症ですが、飛ぶ量は平年どおりと予想されています。
なるべく情報はこのブログで細かくご報告しますので、ご参考にして下さい。

花粉症の予防治療は皆さまもうご存じかと思います。
その方の毎年の花粉症が発症する時期(たとえば2月半ば・・とか3月はじめ・・とか)に合わせて予防投与を決定します。
スタートはだいたい発症時期の一ヶ月ころ前からと思ってください。
まあ、多くの方は1月半ばからといったところです。
症状別に個別にアドヴァイスいたしますので、1月にはいったらなるべくお早くご来院いただきご相談ください。
もちろん12月中でも処方できますので、ご都合にあわせてどうぞ。
適切な予防治療は、花粉症の発症を遅らせ、また発症したとしてもその症状をかなり軽くします。
同時に目薬や点鼻薬も処方いたしますので、ご相談ください

おしらせ
年内は12月26日(金)の午前の診療をもって終了いたします。
26日の午後および27日は診療はございませんので、お気をつけ下さい。
27日(土)から1月4日(日)まで冬季休診とさせていただきます。
1月5日(月)より平常どおり診療いたします。

皮膚科クイズその13

2008年12月18日 23時46分21秒 | スキンケア
早いもので、12月も半ばをすぎましたね。
何だかあわただしい気持ちがします。
一年の終わりは、いつもせかされているような忙しい気持ちになります

さて、これが今年最後の皮膚科クイズになるかと思います。
みなさま満点を目指して下さいね
◎か×でお答え下さい。

1・・・・・空気が乾燥してくちびるがかさかさします。そういう時はなめて唾でしめらせておいた方が良いです。
2・・・・・手荒れで指にひびわれができています。一日中絆創膏でおおっておくと良いです。
3・・・・・かかとがかさついている冬。室内でもなるべく靴下やスリッパを履いていた方が良いです。
4・・・・・暖房の部屋で、顔が乾燥します。水を霧吹きで顔にこまめにスプレーして潤すと良いです。
5・・・・・冬でもあせもになるので、暖房の部屋では薄着を心懸けると良いです。

さて、解答です。
1は×です。なめるとくちびるはいっそう乾燥し、次第に赤くひりひりしてきます。なめるのはぜったいです。
2は×です。絆創膏を貼りっぱなしにすると、むれてふやけてかえって悪化しますね。ガーゼを巻くのは良いです。でもぬらしてはいけません。
3は◎ですね。裸足は乾燥します。特に、床暖房やホットカーペットの上を裸足で歩くとカサカサですよ。
4は×です。水をスプレーするとどんどん乾燥がひどくなりますよ。
5は×です。暖房のきいた部屋で薄着でいるとどんどん乾燥します。暖房は控えめで、重ね着で暖かいようにして下さいね。

いかがでしたか~?。
80点は欲しいですね。みなさま、間違ったスキンケアをしないようにお気をつけ下さいね

ニキビのお話(続き)

2008年12月15日 15時22分12秒 | 診断と治療
寒い日が続くと、どこの建物の中も暖房がかかっています。
暖房は乾燥肌を引き起こしますが、ニキビ肌の方にもトラブルを起こします。
まず、男の子のにきび肌の場合、普段から石けんやフォームでかなり激しく洗いまくっている場合があります。
確かに若い男性はアブラが多いので、洗いたい気持ちはわかりますが、この時期実は乾燥してしまうのです。
その結果、かえってアブラが多く出るようになってしまい、悪循環になります。
女性でも、ニキビを気にしてピーリング効果のある石けんやクリームを使いすぎると、やはり同じ事がおこりますね。 

乾燥の強いこの時期、ニキビ肌のスキンケアはとくに注意が必要ですね。
乾燥させすぎない、でも洗浄力のある石けんで朝も夜も清潔に洗いましょう
その後、潤いを補う化粧水や美容液、ジェルなどで肌に十分な水分を与える事が大切です。
にきび肌でも潤いが何より大切なんです
その後、皮膚科で処方しました塗り薬を塗ってください。
その方のニキビのタイプにあわせて、イオウの薬、抗生物質の塗り薬、レチノイドの塗り薬などを選択しています。
正しい洗顔と、正しいスキンケアがあってこそ、塗り薬はその効果が発揮されますよ

汗をかかないこの季節。実はニキビが治りにくいやっかいな季節でもあるんです。
肌質にあわせてきめ細かく治療します。ご相談下さい。




皮膚科クイズその12

2008年12月12日 21時38分00秒 | スキンケア
久しぶりに暖かい日が続き、またもやスギ花粉が飛んでいるようですね
目やまぶたがかゆい人が今日は少し多かった感じです。

さて、このところ、保湿やスキンケアのお話をしてまいりました。
みなさまのご理解がどこまでされているか、クイズで確認してみましょうね。
◎、×でお答えください。

1・・・・・冬は寒いので、皮膚の循環を良くするために、熱いお湯に入ったほうがよい。
2・・・・・エアコンは乾燥するが、床暖房は安心だ。
3・・・・・暖かい部屋では、汗をかくため、薄着でいた方がよい。
4・・・・・ホットカーペットの上でお昼寝をしてはいけない。
5・・・・・冬は汗をかかないし、乾燥しやすいので、石けんは使わない方がよい。

さあ、答え合わせですよ。
1・・・・・これは×。熱いお湯は乾燥肌になります。ぬるめのお湯につかると循環もよくなりグ~ですね。
2・・・・・これはやはり×。床暖房も直接座ったり寝ころんだりすると、すごい乾燥肌をひきおこしますよ。椅子に座っていればです。
3・・・・・もちろん×です。薄着で暖かいへやにいるとすごく乾燥します。あまり暖房をきかせすぎない程度の部屋で、重ね着が◎です。
4・・・・・これは当然◎ですね。ホットカーペットの上はすごく乾燥します。長い時間座っているお子様の全身がカサカサという事もおおいので、要注意です。
5・・・・・これは×ですね。毎日皮膚は新陳代謝で置き換わりますし、意外に汚れています。石けんを泡立てて手でやさしく洗いましょう

いかがでしたか?。一問20点です。80点は欲しいところですね。
毎日、過剰暖房には気をつけて、室内でも何枚かを重ね着しましょう。そうすると、潤いが奪われにくいので◎なんですよ


正しい保湿ケア

2008年12月11日 08時27分19秒 | スキンケア
昨日、今日と少し暖かい日が続きます。寒さはちょっとひと休みですね。
さて、静電気も起こるようになり、本格的な乾燥肌の季節がスタートしましたね。
保湿クリームの処方を希望される方が急に増えています

保湿のはいくつかの種類があります。ローションタイプ、乳液タイプ、クリームタイプ、ワセリンタイプです。
クリームタイプにも、さっぱりとしたのびの良いタイプから、こっくりした保護力の強いもの、ひびわれに効果的なものなど種類があります。

塗るタイミングですが、全身では入浴直後が効果的ですね。
また、暖房の部屋に長く居る場合は、随時必要に応じて塗って下さい。
手に関しては、手洗いするごとにこまめにすり込んでおくと大変効果がありますね

顔はこの時期、手を抜くと、乾燥だけでなく老化が進みます
石けんを泡立ててその泡でやさしく洗顔し、その後化粧水、乳液、美容液などをつけます。
最後に顔用の保湿クリームを特に目と口のまわりにぬりましょう。
目と口のまわりは特に乾燥が著しく、こじわが出来やすいところです。
その部分の角層に水分をたっぷり補給するケアが、潤いをあたえ、老化も遅らせるポイントですね
ちょっと油断すると肌が乾燥するこの季節。
しっかり保湿ケアをして、潤った美しく強い肌を保ちましょう

小さいお子様への注意(その2)

2008年12月08日 15時14分36秒 | 診断と治療
木々の葉がみないっせいに枯れ落ち、枝が裸の状態で寒々としてきました。
街はすっかり秋の色が消え、冬支度を始めています

さて、前回、ホットカーペットのご注意をしましたね。
このところ、ホットカーペットの上に座ったり寝ころんだりしているお子様の全身のかゆみや湿疹が多く見られます。
そこで、私がお話をすると「え~~!。ホットカーペットって、皮膚が乾くんですかぁぁ~?」と妙に驚かれてしまいます。
考えてみてください
たとえばホットカーペットの上にお茶をこぼしてしまったときや、パンくずを落としたままの時のことを・・・・・。
お茶をおしぼりでふいたあと、しめったカーッペットはすぐに乾いてしまいますね。
またこぼしたパンくずは、そのままにしておくとパリパリのあられのようになっています。
それどころか、濡れたおしぼりをカーペットの上に置いておくと、しぼった形のまま固まって乾いています。
そう、カーペットの上は、乾燥機のような状態です。
もともと汗をかかないこの時期。ただでさえ乾燥しているお子様の肌の、残った水分を根こそぎ奪うのですよ
そうなると、あとはかゆくなり、ぶつぶつした湿疹が出てくるのは時間の問題ですね

ホットカーペットはなるべく低温にしましょう。
間違ってもその上で長時間座らせたり、昼寝などさせてはいけません
カーペットのうえに椅子やソファのようなものを置いて、少し距離を置くことは良いですね
そして、もちろんまめに保湿クリームをぬることもとても有効ですよ
ちょっとの工夫で快適に過ごしたいものですね


小さいお子様への注意

2008年12月05日 18時23分28秒 | 診断と治療
このところ、ちょっと寒い日が続きます。
この程度の気温ですと、自宅ではまだ、エアコンやファンヒーターはつけないでいるご家庭もあります。
ちょっと寒い・・・・・この位の気温ですと、多くのご家庭で床暖房だけとかホットカーペットだけつけるというパターンがありますね。
床暖房やホットカーペットという暖房器具は、空気もよごれないし、安心という印象があります。
しかし、小さいお子様には注意が必要なんですよ
 
床暖房もホットカーペットも大人にとってみれば、足下だけぽかぽかしてちょうど良い感じがします。
しかし、小さいお子様が床暖房の上に腹這いになっていたり、ホットカーペットの上に座っていたり寝ころんだりすることはありませんか?。
これは、かなり危険です
ものすご~く乾燥するんですよ
全身、頭の中までぱさぱさになります。
そして、かゆくなり、やがてぶつぶつが出てきてびっくりします。
ホットカーペットの上でお昼寝した後子供の全身に湿疹がでて、びっくりされたお母様が、原因に気づかず、あわてて翌日から卵を制限し始めた・・・なんて事もありました。意外と盲点なんですね。
さらに、よくある勘違いは加湿器を使っていれば安心というもの。
加湿器は床暖房の床の上や、ホットカーペットの上にはほとんど効果はありません。
加湿器をどんどんかけても、床の上に座っている子供はどんどん乾いてしまいますよ。
床暖房やホットカーペットに加え、エアコンをかけると、上から下からどんどん乾かしますね
ほどほどにかけるようにお気をつけてくださいね。