宮元皮膚科クリニックのブログ

毎日の診療の中で気づいたことや気になることを書いています。
皮膚病や肌のトラブルのさまざまなアドバイスをいたします。

今年のスギ花粉症(その10)

2012年03月31日 19時11分14秒 | 花粉症
今日は、診療を終えて帰宅後、夕飯の用意を済ませて、ソファーに横になったとたんに、眠ってしまいました

あまりお昼寝の習慣がない私には、珍しいことです。

仕事が忙しかった事もありますが、風がものすごく強くて傘がおちょこになる感じで、歩くのにも苦労したことも疲れた原因の一つです。
また、このところ、気温の上がり下がりが激しくて、体調管理も難しかったように思います。
ということで・・・。
ソファーでぐっすり眠ってしまいました。

今日も花粉症で、悪化した方が多く来院されました。
鼻詰まりは苦しいものですし、身体のかゆみで眠れないという方もいましたし、顔がむくんではれぼったくなったという方もいました。
また、身体がだるくてつらいという訴えもありました。
微熱や頭痛が伴う方もいて、風邪との区別が難しいですね。

いつまでも寒さが長引いて、さすがに体力が低下してきているようで、自律神経の不調を感じる方もいます。

花粉症は、以前はくしゃみや鼻水、目のかゆみ・・・といった症状が主でしたが。
最近は、もっと多岐にわたり複雑な症状を併せ持っている方が増えてるように思えます。

たかが花粉症・・・と軽く思えない病気になってきたように思えます

桜の枝にうっすらとピンク色の兆しが見え始めました。
本格的な暖かさがくれば一気に花が開きそうです。

もうそろそろ、冬にも飽きてきました
桜の開花とともに、スギ花粉症も終わって欲しいものです

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今年のスギ花粉症(その9)

2012年03月30日 19時07分35秒 | 花粉症
今日は曇っていましたが、春を感じる暖かい風がふいていました。

つまり、南風です。

当然、スギ花粉はかなり飛びました

いきなり、重症になった方も来院されています。
身体のだるさや、頭痛、微熱など、花粉症に伴う全身症状が出ている方もいますね。

このところ、暖かさと寒さが一日の中でも変化するので、身体が疲れやすいように思います。
このような天候は、体調を崩しやすいのです。
花粉症もひどくなったり、全身症状を伴ったりするわけです。
花粉症から、風邪の症状に移行してしまった方もいるようです。

一日の疲れは、その日のうちにしっかり睡眠をとって、次の日に持ち越さないようにしたいものです。
お風呂に入り身体をあたため、ハーブティでも飲んで、早めに布団に入りしっかり睡眠をとりましょう

私もこのところ、ちょっと疲れを感じます。
肩こりがするのは、疲れがたまっている証拠ですね
肩こりがやがて頭痛につながります。
こういう日は。
ゆっくりお湯につかり、ぼんやりといろいろな考え事をするのが、私のリフレッシュ法です
身体があたたまると、緊張でこわばった身体の筋肉がゆるくほどけていくようですね。

花粉の予報は、来週も「非常に多い」となっています。
ひき続き、お洗濯ものや布団を屋外に干さないようにしましょう。
帰宅後は、早めにお風呂に入り、花粉を落としてすっきりしましょう。

早く桜がさくと良いですね

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ひとりごと

2012年03月29日 18時19分52秒 | インポート
いよいよ春が近づいてきました

国立の桜も、すこしつぼみがふくらんできて、咲く準備をしていますね。

しかしながら明日の花粉予報も、「非常に多い」となっています

桜が満開になると、飛散が減ってくると思います。

あとちょっと・・・の辛抱かな・・・。
花粉症の方は、もう少しだけ頑張りましょう。

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今年のスギ花粉症(その8)

2012年03月27日 23時00分27秒 | 花粉症
今日は、春を感じる少し暖かい日でした。

でも。
当然、スギ花粉はたくさん飛散しました

顔や頭の地肌や耳がかゆくありませんか?。
これは、まさに花粉によるかゆみなんです。

程度によって治療は少々異なります。
まず。
見た目は一見なんでもないが、顔や耳などが無性にかゆい場合。
この場合は、まずは抗アレルギー剤や抗ヒスタミン剤の内服をします。
皮膚に外見上の異常がなければ、保湿ケアくらいで良いと思います。

一方、皮膚がざらざらとして皮がむけていたり、赤くなっていたり、ぶつぶつやむくみが出ている場合。
この場合は、のみ薬のみではだめで、塗り薬の治療が必要です。

今日は、皮膚症状がひどくなっている方が多く来院されました。
おでこやまぶた、口のまわりやほほ、首、耳のうしろなどに湿疹がひどく出ている方が多かったです。

毎年の事ですが、これらの症状は、花粉がたくさん飛ぶと確実に重症化します。
例年ですと、もうそろそろ軽くなってくるのですが、今年は2週間ほど遅れており、今がピークと思われます。
抗アレルギー剤を忘れずにきちんと飲みましょう。
また、毎日のスキンケアを手を抜くことなく行いましょう

明日以降も花粉の飛散は「とても多い」という予想です。
お気をつけください

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今年のスギ花粉症(その7)

2012年03月26日 15時09分09秒 | 花粉症
いつまでも寒いですね。
もう3月も終わるというのに、ダウンコートを着てる方をたくさん見かけました。
ずいぶん、冬が長いですね。

さて。

今日は、たくさんの花粉症の患者さんが来院されました。
鼻炎や結膜炎ももちろんいますが、皮膚科なので皮膚の花粉症の方がとても多かったです。

皮膚の花粉症とは・・・。
ずばり、花粉によってアレルギー性の皮膚炎をおこすのです。
一番多く見られるのは、まぶたやほほ、口のまわりの皮膚炎ですが、首や肩、うでにも見られます。

今年は寒さが長引いているので、いつもならスギ花粉のピークは終わるはずなのですが、今頃になってピークに入っています。
今週や来週あたりが飛散のピークと思われます。

でも。
街を見渡してみると、思ったよりマスク率が低いです。
どうも、寒いために、皆さん花粉に対し油断しているように感じます。

確かに、暖かい春の南風にのって花粉はたくさん飛びます。
でも。
今日のような寒い北風でも、花粉はかなり飛びますので、決して油断はできません

気温の上下が激しいので、花粉症から風邪に移行している患者さんもいますね。
花粉症か風邪かわかりにくい症状の方も少なくありません。

いずれにせよ、マスクはしておきましょう。
私は自宅でぬれマスクをしています。
特別なものではありません。
普通のマスクの内側に、小さなハンカチを濡らして絞ったものを入れておくだけです。
喉が守られ、鼻にも湿度を与えるので、花粉にも風邪にも良いと思います。
オススメですよ

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ひとやすみ

2012年03月25日 20時30分51秒 | インポート
このところ、とても忙しく、風邪気味であったこともあり、昨日は帰宅後ばたん・・・でした。

でも、今日は、朝早くから、都内での皮膚科の学会に出かけてまいりました。
テーマは、「日光によっておこるさまざまな病気」についてです。

実は私は大学病院時代、光線過敏症を専門にしていたことがあります。
日差しによって起こる病気や老化を研究していました。

難しいことはさておいて。
今日、面白い話を聞きました。

それは。

コーヒーが肌に良いという研究が進んでいるのです
びっくりしますね。
コーヒーは刺激物といわれ、飲むと肌に悪いとされてきたイメージがあります。
でも。
コーヒーのポリフェノールが、肌に悪いものを排除し、紫外線老化をも予防する効果があるとのことです
一日に2杯以上飲むと、肌に良いんだそうです。
良いことを聞きました。
私はコーヒーが好きなので、この話はうれしかったです

一方、煙草は駄目です
煙草は、肌老化を進めるし、いくつかの皮膚病の原因でもあります。

夕方まで勉強したので、さすがに疲れました
今日は、早く寝ようと思います

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今年のスギ花粉症(その6)

2012年03月23日 19時08分58秒 | 花粉症
想像はしていましたが、やはり・・・という感じです。

それは。
花粉の飛散がピークに入ったということです。

今週は晴れた日が多く、たびたび強い風が吹いていましたね。
北風の日が多かったのですが、気温が低めでも風が強いと花粉はたくさん飛ぶのです。

今週に入り、いきなり重症化した患者さんが、たくさん来院されました。
鼻水、くしゃみ、鼻つまり。
目のかゆみ。
咳や喉の痛み。
皮膚に関しては、顔と首の湿疹の患者さんがとても多かったですね。

今年は、いつまでも気温が低く、花粉の飛散が遅れていました。
いつもの年なら、2月中旬からたくさん飛散し、3月いっぱいでだいたい終わることが多いのですが。
今年はかなり、違っています。
今頃になり、ピークに入りました。
来週も大量に飛散しそうです
飛散が終わるのも少し遅れそうなので、4月に入っても油断できないかもしれません

洗濯物や布団を屋外に干さないでください。
帰宅後はすみやかにシャワーを浴び、室内着に着替えてください。
特に顔や首は露出部なので花粉を浴びています。
すぐに洗い流しましょう。
そのあとは、しっかりと保湿ケアをしましょう。
乾燥肌の人が花粉にかぶれやすいのです
潤いを与えることが、何よりも重要ですよ

湿疹になった方は、できるだけ早めに治療して治してしまいましょう。
放っておくと、次々に花粉を浴びてどんどん悪化します。
そうなると、だんだん治りにくくなります。

それにしても、今年はおかしな気候です。
梅や桜の開花の遅れも報道されていますが、花粉の時期の終了も遅れる可能性があります。
くれぐれも油断なさらないようお気をつけください

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いろいろなニキビ(その4)

2012年03月22日 17時48分09秒 | 診断と治療
今日は用事があり、渋谷に行きました。
私が渋谷に行ったのは、一年以上前で、すごく久しぶりです。

一年前に震災があり、原発問題も含めてまだ解決したとはとうてい言えない状態ですし、不景気は深刻なのに電気代値上げなどのくらいニュースばかりの日々。
久しぶりの渋谷はどうなっているだろうと思いましたが、若者が賑やかに集まって騒いでおり、以前となんら変わっていないことに驚きました・・・。
ゲーム、音楽、ファッション・・などなどです。
活気があるのはよいことだと思いますが、同時に過去を忘れてはいけないという積極的な活動もあってもよいのではないかな・・と感じました。
なんといっても、これからを担う若者が中心の街なのですから。

さて。
昨日の続きです。
今日は、ニキビの治療に大切なスキンケアについてです。

ニキビには、脂が詰まってふくらんでいるもの、赤く炎症をおこしているもの、大きく膿んで痛みを伴うもの・・などさまざまなものがあります。

これらのニキビには、それぞれ、違った治療法が必要ですので、それは医者が判断して行います。
しかし、この治療がうまく効果を発揮するために、とても大切なことが毎日のスキンケアです。

まず、毎日、朝夕二回の石けんの洗顔をオススメします。
脂性の方は、しっかりと洗いましょう。
乾燥肌の方は、朝は軽く洗顔、夜はしっかりと洗顔しましょう。
しっかりと・・・というのは、けっして強くごしごしという意味ではありません。
石けんをよく泡立てて、ていねいに泡をころがすように洗い上げましょう。
水でもかまいませんが、ぬるま湯がより効果的です。
その後、化粧水を用います。
脂性の方は、ややさっぱりしたものを使ってもかまいませんが、アルコールです~す~するものはやめましょう。
乾燥肌の方は、潤いを補うしっとりタイプの化粧水を使いましょう。
その後、、肌質に合わせた乳液や美容液、場合によってはクリームを塗って、角質層の潤いを高めましょう。

乾燥肌は、角質層が乾燥して厚みを増し、毛穴がつまりやすくなるのです。
乾燥肌なのに、ニキビができる方は、そのためです。
つまり、ニキビ肌にも、潤いは絶対に必要なんですね

昔は、ニキビと言えば脂性と思われていましたが、最近は違います。
脂性乾燥性の混合肌の方が圧倒的に増加しています。

肌の油分と水分のバランスが悪いのですね。

スキンケアは、ニキビ治療の基本です。
スキンケアのこともお気軽にどうぞご相談くださいね

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いろいろなニキビ(その3)

2012年03月21日 13時38分13秒 | 診断と治療
今日はすごい風ですね

天気予報によれば、春一番ではないそうです。
でも。
台風並みの強風ですね。
花粉がたくさん飛びそうです

さて。
今日は、近年、増加し続けている大人のニキビです。
昔はニキビは青春のシンボルなどといわれ、大人になると自然に治るものとされてました。

でも。
最近は、思春期の過ぎた大人の、20代~30代のニキビの患者さんがとても多いです。
この原因は、いくつかあります。

まず、食生活の変化。欧米型の食生活になり、和食よりも洋食中心の食事になってきました。
お魚や煮物、ひじきやわかめなどの食事をとることが減り、ハンバーグやパスタ、パン食の比重が増加しています。
これにより、脂の分泌が増加しています。

次に、お化粧をする年齢が下がり、今や10代からずっとファンデーションを塗るようになっています。
また、女性の社会進出とともに、お化粧する時間が長くなっています。

仕事をしている女性が増加し、長時間顔を洗うことができません。
外出時間が長いため、顔にファンデーション、汗、ホコリ、雑菌などがたまり汚くなっています。

当然、ストレスも増加しており、寝不足なども加わり、肌のコンディションが悪いですね。

特に問題なのが、肌は脂っぽいのに角質層の水分量が少ない潤いの低下した乾燥肌の方が多いことです。
これは、夏の過剰冷房、冬の過剰暖房が深く関係します。
そのせいで、一年中、肌が乾燥して潤いを失っています。
でも、一方で、脂は増加しており、水分と油分のバランスが悪いのですね

どうしたらよいのでしょうか。
長くなったので、この答えは明日書きましょう

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いろいろなニキビ(その2)

2012年03月19日 14時58分32秒 | 診断と治療
おかげさまで、喉の痛みはだいぶおさまってきました。
でも。
気温がまだまだ不安定なので、体調を崩しやすいですね。
皆さまもお気をつけください

さて。
今日は昨日の続きです。
これから、数回に分けて、ニキビのお話をしますね。

まずは、思春期のニキビ。
これは、10代にみられるいわゆる青春のシンボルです。
成長とともに、皮脂腺が発育し、10代の半ばくらいに皮脂腺の分泌が多いためにおこるものです。

最近は成長が早まっているのか、10才くらいから発症することも珍しくありません。
昔に比べ、食生活が欧米化していることも関係しています。

まず大切なことは、ちゃんと石けんで洗顔しているか・・・ということです。
とくに男の子は、顔を洗わないこともあるようです。
石けんを泡立てて、おでこや鼻まわりなど忘れやすいところもていねいに洗うことが特に重要です。
これだけでも、治ってしまうお子様もいます。

ただ、最近は、洗いすぎという極端に清潔に気を遣う人もいます。
石けん洗顔は、一日1~2回で十分です。

もし、肌のかさつきを感じる場合は、潤いを与える化粧水をつけると良いでしょうね。

まれに、大きな膿みやすいニキビがたくさんできるお子様もいます。
この場合は、洗顔だけではなかなか改善しません。
塗り薬やのみ薬が必要となります。
大きなニキビ、とくに痛みのあるおできのようなニキビがたくさんできる場合、気にしてつぶす人がいます。
これは危険です
大きなニキビを爪でつぶすと、あとが黒いシミになったり、でこぼこが残ったりします。
その場合は、なるべく早い受診をおすすめします

明日は大人のにきびについてお話ししましょう

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