宮元皮膚科クリニックのブログ

毎日の診療の中で気づいたことや気になることを書いています。
皮膚病や肌のトラブルのさまざまなアドバイスをいたします。

アセモのタイプ

2008年07月31日 08時01分52秒 | 診断と治療
今年の夏はとにかくアセモの患者さんが多いですね
でも、一口にあせもといっても色々なタイプがあり、治療方法は少しずつ違うんですよ。

タイプA・・・・・普段は肌はとっても丈夫な人。暑い夏だけアセモになっちゃう人。このタイプはまず石けんできれいに洗う事が何よりも大切。むれないような素材の服を着て、まめにシャワーを浴びるだけでも治りやすいですね。液体タイプの薬も効きます。おむつの中だけアセモになる赤ちゃんもこのタイプ。

タイプB・・・・・ 冬は乾燥肌で湿疹が出来やすい敏感肌の人。アトピーの人もこのタイプ。夏は汗で湿疹が出来やすく、アセモはややひどいですね。このタイプは汗だけが原因ではなく、クーラーの乾燥やプールの塩素消毒も原因になります。石けんで清潔に洗い、保湿ケアを必ずして下さい。アセモの薬は液体ではなくクリームタイプがあっていますね。

タイプC・・・・・アセモがジグジグとしやすく、すぐにトビヒになりやすいタイプ。石けんで清潔に洗う事は同じく大切ですが、塗り薬の他に、漢方ののみ薬がよく効きます。あまりにひどい時は抗生物質が必要になることもありますよ。

暑い夏です。アセモは上手にケアして、楽しい夏休みを楽しんでくださいね

足の裏がかゆ~い!!

2008年07月29日 19時06分57秒 | 診断と治療
本当に暑い日が続きますね~
実は私は以前から夏が一番好きでした。海、プール、花火、風鈴、夏祭り・・・・・。
楽しい事のてんこ盛りだからです
でも、ここ数年は、暑さに少々めげています
真夏日、熱中症、ヒートアイランド現象・・・と過ごしにくい季節に感じられます。
さて、最近、足がかゆい~というご相談が多いです。
汗によるもの、ミズムシ、じんましんなどいろいろありますが、この暑さが関係していますね。
アスファルトが熱~くなっているため、フライパンの上を歩いているようになり、足の温度が上がります。
そのため、むれやすく、トラブルも一層増えるわけです。
それにクーラーで足が冷えやすいからといって、厚めの靴下をはいている女性もいらっしゃいますし、夏というのに流行のためかブーツや長靴を履いている方もいてびっくりすることも・・・。
清潔を保つために、まめに石けんで洗いさっぱりしておきましょう。
かわがむけるからといって、自分でかわをむきまくっている方がいますが、トラブルのもとです。やめましょうね。

アセモが大変!!

2008年07月26日 15時12分56秒 | 診断と治療
今年はいきなり猛暑ですね
そのためでしょうか。アセモが大変なことになっています
首やわきが真っ赤になってかゆくてヒリヒリしたり、背中に一面にぶつぶつしたかゆい発疹がでたりと、重症です。
シャワーを何度も浴びるのがおすすめですが、またすぐに汗びっしょり・・・ですよね。
プールの塩素消毒も悪化原因になりますし、強い日差しもアセモをひどくします。
汗をタオルで強くごしごし拭くこともおすすめできません。
まず、ぬらしたタオルで汗を拭き、その後、乾いたタオルでやさしく拭くようにして下さいね
お子様が夜寝ながら、かきむしっている・・・というご相談も多くなりました。
子供用のかゆみどめの飲み薬を処方しますので、ご相談下さい
室内のクーラーの温度設定は28度が適温ですよ。

都会人の皮膚

2008年07月24日 19時44分16秒 | インポート
外を歩いていると、アスファルトの地面から熱気を感じます
温暖化が言われて久しいですが、私が子供の頃と比べると明らかに夏が暑くなっているのを感じます。
土のない都会では、気温が上昇している影響が一層大きく感じられますね。
アスファルトの上の気温は、天気予報で発表される気温よりずっと高いので、歩いていると足元がサウナのようです
ベビーカーの赤ちゃんはママよりさらに暑いはず。かわいそうですね。
これではアセモができて当然かもしれませんね~。
全身汗まみれになった後、電車や建物に入るとクーラーで急激に冷やされ乾燥させられる・・・・・。
都会人の皮膚が、昔の人よりずっと弱く過敏になったのも、無理はないとつくづく感じます
そういう私も、冬はハンドクリームでしっとりしていた手が、夏の今の方がかさついているじゃないですか。
いけない、いけない。あわててケアを再開している今日このごろです。


トビヒの季節

2008年07月22日 23時04分34秒 | 診断と治療
とうとう梅雨があけましたね
半端じゃない本格的な暑さですね。
こういう季節になると、とたんに急増するのが、トビヒです。
今日はトビヒの患者さんがたくさん来院されました。
トビヒは、アセモや虫さされをかきむしって、血がでたりじゅくじゅくしたりしたところから始まる場合がとても多いです。
水ぶくれができ、破れてしるが出て、それが次々にうつっていきます。
接触感染なので、さわったりかいたりして、どんどん拡がっていきます。
接触していれば、兄弟などにもうつります。
大人にはあまり感染しませんが、アトピーなどのある人にはうつることもあるので注意しましょう。
治療は抗生物質の内服と、塗り薬を使います。大体4日くらいで治りますが、まれにしつこいトビヒもあります。
予防には、まず、石けんで清潔に洗うことと、かきむしる癖に気をつけることが大事ですよ
トビヒになったら早めに受診される事をおすすめします。

はいはいする子供のアセモ

2008年07月18日 21時28分26秒 | 診断と治療
暑い日が続くので、アセモの患者さんが急激に増えてきました
今日は、ふつうのアセモと、ちょっと変わったアセモについてお話しします。
ふつうのアセモは赤ちゃんから大人まで、乾燥肌で弱い皮膚の方ならどなたにもできます。
あでこ、鼻のあたま、首まわり、わき、下着のワイヤーやゴムの締め付けの下、ベルトの下など、汗のたまりやすい部位に出来やすいため比較的わかりやすいですね
よく効く塗り薬がありますよ。

もう一つ、いっぷう変わったアセモがあります。これは年齢は1から2歳に限られます。
出来る部位は、半袖から出る腕と、パンツから出る足だけです。
ふつうのアセモよりぶつぶつが大きく赤みも強いため、お母さんがびっくりして来院されます。
見た目はかなりひどいですが、かゆみはあまりありません。なのでかきむしったりしません。
これを私は、「はいはいアセモ」と勝手に名付けています
はいはいする赤ちゃんが、汗をかきながら床やたたみをはいずり、腕や足にほこりや雑菌などをまぶすようにこすりつける事でできるからです。
このアセモは塗り薬があまり効きません。
治りが悪いので、お母さんは心配されますが、夏が終わればほとんど自然に治りますし、はいはいが終わればもうなりません
治療はまず石けんできれいに洗う事です。できればまめに洗えると良いです
一応薬も処方しますが、清潔がなにより大切ですね。
猛暑になると急に増える特殊なアセモなので、ご紹介いたしました。


頭のかゆみ

2008年07月17日 20時28分45秒 | 診断と治療
今日も、またまた暑かったですね~
テレビのニュースで、キャスターが「日差しが痛いといった感じです」と言っていました・・・なるほど。
さて、今日は、頭のかゆみについて。
このところ、頭がかゆいと言う方がとても多いです。
特に多いのは小さなお子様です。
子供の場合はほとんど汗のせいですね。汗をたくさんかくと自分の汗にむれて、汗が皮膚にじわじわしみてかゆくなります。
ですから、基本はさっさと洗髪ですね。ほとんどの場合、薬は要りません。
このところ、たまに頭シラミのお子様がいますので、その場合は注意です。特別な治療が必要ですから。
大人の場合は、汗の他に、脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)というものもあります。
その他に雑草花粉かぶれの方は、頭もかゆくなることも多いですね。
また、合わないシャンプーの使用によるかぶれや、パーマ、毛染めのかぶれもあります。
このように大人の場合は子供と違い、治療の必要な皮膚炎の方が多いですね。





アセモのできる場所

2008年07月16日 18時01分57秒 | 診断と治療
このところ暑いですね~。梅雨明けしていないなんて信じられない感じです。
みなさま、ばてていませんか?。
さて、この暑さのせいでしょうか。アセモの患者さんがとても増えてきました。
花粉アレルギーの方はだんだん少なくなってきているようです。
花粉かぶれも顔、首、腕にでやすく、アセモも顔、首、腕にでやすいので、ちょっと紛らわしいですね。

でも、アセモのでやすい部位は特徴がありますよ
アセモの場合顔はおでこに出やすいですね。(花粉かぶれは目や口のまわりに出ます。)
アセモは首の、まんなか・・・あごの下あたりと、うなじにとてもよく出来ます。
アセモはわきの下やひじの曲がる部分、ひざうらなどに出やすいですね。
これらはみな汗がたまりやすいところなんです

さらに注意したいことは、ナイロン下着のワイヤーのあたるところ、パンツのゴムの下、シャツのネームタグのついている部分にあたる皮膚、ジーパンの金具のあたるところ、制服で長時間すわっていると太ももの後ろ側などにとても出やすいという点です。
ネックレスやネクタイのしめつけでも首のアセモは悪化します。
皮膚の弱い方は、綿の素材にこだわり、ゴムやタグなどの刺激を避けることなどの細かい点に気を配る事が大切ですよ


洗顔のしかた(脂性肌の人)

2008年07月15日 19時35分32秒 | スキンケア
今日は脂性肌の方のための洗顔法についてアドヴァイスします。
脂性肌の方は、暑くなってくると、顔が脂でべとべとになる感じがすると思います。
お化粧も崩れやすく、いや~な季節ですよね。
クーラーの部屋に長くいると、こんどは乾いて、ファンデーションが固まったりよれたりで大変なことになります
さらに毛穴に脂とよごれが詰まって、ニキビもひどくなります。
こういう肌の方は、やはりこまめな洗顔が大切ですね。
ニキビの出来やすいところは、石けんの二度洗いが有効です
さて、こういう肌の人は、洗いっぱなしで何もつけない方もいますが、補うために逆に脂がどんどん出やすくなるので、やはり適切な保湿は大切です。
ただし、乾燥肌の人と違い、乳液やクリームをたくさん塗る必要はありませんね。
基本はしっとりする化粧水だけでも大丈夫かもしれません。
ノンオイルの美容液やジェルも良いです。
目や口のまわりのみ、保湿乳液やクリームを加えればさらに良いですね


洗顔のしかた(乾燥肌の人)

2008年07月14日 18時23分53秒 | スキンケア
いやぁ~、暑いですね。すでに夏ばて気味です
顔に汗をいっぱいかき、そして紫外線、さらにクーラーとかなり肌は痛めつけられていますね。
汗とともにべたべたした脂もたくさん出ているようで、なんだか顔がきたない感じがします
さて、今日は洗顔の仕方とその後のケアです。
今日はもともと乾燥肌の人についてアドヴァイスしましょう。

もともと乾燥肌の人は、実はこんな季節でも乾燥肌のままなんですよ。
汗をいっぱいかいて肌がべたべたしても、クーラーの部屋に入ると、表面の水分が失われ、
潤いのないかさついた肌になってしまいます。
紫外線予防クリームも乾燥させる原因になるので、夏はかなりダメージをうけますね。

帰宅後はすぐにお化粧を落とし、マイルドな石けんをよ~く泡立ててていねいに洗顔し、清潔で
さっぱりした肌にします。
その後は、しっとりするタイプの化粧水でたっぷり潤いを補給し、ジェルや美容液などを加えると
良いですね。
乾燥しやすい目のまわりや口のまわりには乳液や保湿クリームを塗ってさらに潤いを補給すればさらに良いですね

夏の手抜きは老化のスピードを早めます。気をつけましょうね。