宮元皮膚科クリニックのブログ

毎日の診療の中で気づいたことや気になることを書いています。
皮膚病や肌のトラブルのさまざまなアドバイスをいたします。

効果的な保湿

2013年11月28日 08時23分08秒 | スキンケア
先日の強風で、大学通りの紅葉が一気に落葉してしまいました
ソメイヨシノの木がすかすかになってしまい、寒々とした風景になっています。

さて。

今年は世の中で、あったか素材の下着や衣類が充実していると感じます。
薄手なのにあったかい下着や、裏起毛の衣類や、重ね着してももたつかないインナーや、新感覚の発熱素材のものなど、かなり充実しています

昨日、若者向けの女性誌の見出しに、「あったか重ね着ファッション」とありました。
私的には「きた~~っ
という気持ちですね。

このところ、腹巻きがマイブーム
寝る時、パジャマの上にも腹巻きを2枚重ねていますが、これがむちゃくちゃ暖かく、朝起きて布団から出てもぽかぽかと幸せな気分です

この重ね着は、暖房を節約できるだけでなく、前日塗った保湿クリームの効果が長く持続する効果があります。

私のオススメは。

入浴後に全身に保湿クリームを塗る。
そして。
綿素材の下着を一番内側に着る。
その上に、暖かい薄着を重ねていく。
薄着の重ね着は、空気のミルフィーユ効果で、いつまでもぬくぬくと暖かい。
多少汗をかいても、一番内側が綿なので、汗を吸ってくれて快適だし、しかもその汗で保湿効果も持続する。

う~~ん。
快適ですね
このように、綿の重ね着で保湿がきいていると、静電気もおこりにくく、皮膚がちくちくしません。

最近のお子様は、暖房であたためられた室内で薄着でいることが目立ちます。
これは、乾燥肌を習慣化させ、肌質を劣化させることになり、アトピー性皮膚炎になりやすくなるのです
こういったことは、日常の習慣によります。
お子様が、薄着でファンヒーターの風の前にすわったりホットカーペットの上に寝転んだりするのは、親がやめさせないといけません。

重ね着で暖房を控え、皮膚が乾燥させない工夫は、やってみると実に楽しいです
肌が潤うと、気持ちまで優しさが増していくような気がします。
効果的で楽しい保湿の習慣をつけましょうね


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くしゃみと皮膚炎

2013年11月25日 16時06分42秒 | 花粉症
大学通りの紅葉の美しさがピークにきています

イチョウの木が巨大な黄色の円錐形になって列になって並び、日差しのない曇りの日でもあたりの風景に鮮やかな光を照らします。
その黄色のトンネルの合間に、赤やえんじやオレンジや黄緑、緑色が溶け込み混ざり合い、印象画の中に入り込んだように感じます。
ソメイヨシノは早くも落葉が始まり、赤い葉っぱが風の強弱に合わせて落ちてくる様子が見ていて楽しいです

大学通りの風景は、一年で今が一番きれいなのではないでしょうか。

さて。

今日、かなり多くの患者さんから同じご相談を受けました。
それは。
「今、なにか花粉が飛んでいますか?。」
というご質問です。
多くの方が、このところくしゃみと鼻水が出ていると言います。

花粉情報がないので、正確な飛散量はわかりません。
今頃から、少しずつスギ花粉が飛んでいます。
でも、それほど多くはありません。
むしろ。
最近の寒さで、いろいろなところでエアコンが稼働しはじめ、空中にエアコンのフィルターから出るホコリや秋の花粉が飛んでいる可能性があります。

でも、もっと注意が必要なのは。
湿度の低下です

エアコンやファンヒーターの温風で部屋の湿度は下がり、その中にいると目や鼻の粘膜が乾いてしまいいます。
皮膚も当然乾燥します。
皮膚は保湿クリームを塗ればいくらか良いですが、目や鼻の粘膜には保湿するものがありません。
そのため、乾燥した粘膜は花粉やホコリに過敏に反応するのです。
つまり。
ホコリや花粉がそれほど多くなくとも、アレルギー反応がおこりやすいのです。

結膜炎にも、鼻炎にも、皮膚炎にも、湿度の低下はなのですね。

今日は、雨が降るようです。
湿度が上がるとよいですね




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保湿の力

2013年11月24日 10時30分15秒 | スキンケア
穏やかな冬晴れが続いています。

皆さま、お休みをどのようにお過ごしでしょうか。

私は、昨日、一日中、展覧会会場を何カ所も回っていました。
そのひとつには私も作品を展示いたしました
織物で作ったスヌードです。

さて。

今日は、これから本番の乾燥の季節にむかって、保湿ケアの重要性のお話。

保湿ケアとはいったいなんでしょうか。
それは、皮膚の一番外側の角質層の水分量を高めることなんです。
皮膚の角質層は、たとえるならば、家の屋根です。
雨や雪や嵐などから、家を守る重要な部分。
これが皮膚の角質層です。

角質層の水分量が減ると、乾燥肌になり、肌を守るべき外壁がこわれます。
その結果。
さまざまな刺激を受けやすくなり、洗剤やシャンプー、石けんにかぶれたり、化粧品にかぶれたり、ホコリや花粉にも刺激をうけてしまいます。
かさかさから、やがてひりひり、かゆみ、そしてぶつぶつや湿疹、ひび割れへと進行します

これから、インフルエンザの流行の季節になると、手洗いが増えたり、アルコール消毒をしたりします。
角質層が荒れていると、これらにより手荒れがどんどん悪化します。
ですから、まめにハンドクリームや保湿クリームを使用して、角質層を守る必要があります。

手を洗うたびにハンドクリームをぬるのは、もちろんですが。
洗わなくてもハンドクリームをしょっちゅうぬるのも効果的。
5分後に手を洗うからもったいない・・・・などと考えず、乾きに気づいたらすぐにハンドクリームをぬりましょうね。

昨日、外出した時に、うっかりハンドクリームを持って行くのを忘れてしまいました。
しょうがなく、市販の安いハンドクリームを買ってみましたが。
う~~ん。何回ぬってもあまり潤わないんです
やはり、効果にはずいぶん差があるようですね。
何でも良いというわけではないな・・・とつくづく思いました。



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やさしい気持ち

2013年11月22日 21時09分27秒 | スキンケア
このところ、晴れの日が続いています

そのせいで、当然ながら、空気がひどく乾燥しています

今日の診療室の湿度は、暖房をかけていないのに30パーセントでした。
ゴビ砂漠が34パーセントですから、砂漠よりも乾いています。
ですから、皆さまの職場や、お子様の学校や塾などは、暖房をかけていると20パーセントを切ることがあるんです

だんだん、乾燥肌のお悩みのご相談が増えてきましたね。

今日は、とってもうれしいことがありました。
それは。
保湿クリームをずっと塗っていた方々が、いろいろとうれしいご報告をしてくださったのです。
「おかげさまで、長年悩みだったのアトピー性皮膚炎が今年はほとんどでません」
とか
「年がら年中、乾燥肌でかゆかったのに、保湿クリームを塗り続けていたら、最近はほとんどかゆくありません」
とか
「保湿クリームをまめに塗っていたら、ステロイド軟膏をぬる回数がぐっと減りました」
とかいうものです。

慢性の皮膚炎や湿疹は、もちろんまずはしっかりと治療が必要です。
でも、軽快したら、今度は徹底的に保湿ケアが効果的なんです。
そのことを、患者さんご自身が実感してくださっていることが、うれしかったです。

私自身が、もともと乾燥肌です。
ですから、以前はひどい手荒れがあり、冬は指のひび割れが痛かったです。
でも。
10年くらい前から徹底的に保湿ケアをし、4年前から冬の暖房を極端に控えるようにしたところ、見違えるようにうるおいのある肌質に変わってきました

年々、年を重ねているのに、皮膚のうるおいが増しているのは、日々の努力の積み重ねのたまものです。

そして。
すごく感じるのは、皮膚がうるおいを増すとぴりぴりした感覚がなくなり、静電気も減ってきたため痛さやかゆさが感じにくいということ。
その結果、なんだか心にゆとりさえ生まれ、やさしい気持ちも増すのです。

皮膚がかさついていたり、ひび割れが痛かったり、静電気がバチバチいうと、なんだか気持ちもささくれる感じがします。
保湿クリームは、気持ちや性格にも少なからず影響を与えるように思いますね。

皆さまも、保湿クリームで、うるおいとともにやさしい気持ちを育てましょう。
そのためには、効果が高いだけでなく、塗りやすさも重要ですね。
いろいろなタイプの保湿ケアを提案しています。
ご相談ください



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新聞の記事から

2013年11月20日 20時02分51秒 | スキンケア
大学通りの紅葉が、急速に進んでいます
一日、一日と色変わりをしていくので、自転車で走っていると毎日楽しみです。

先日、点描の画家たち・・という美術展を見に行きました。
ゴッホ、スーラ、モンドリアンといった有名な画家の作品が並び、見応えは充分でした。
今の大学通りの木々の色は、赤、えんじ、オレンジ、黄色、黄緑、緑、茶色…などのさまざまな色が混じり合い、まさに点描画の趣を味わえますよ。

さて。

先日、新聞の記事の中に、とても良いものを見つけました。
それは。
「地球温暖化を防止するためにも、プラスワンの生活をしよう」
というもの。
プラスワンとは、冬は衣服を一枚増やそうという提案です。

電気消費量は、夏のクーラーが2パーセントくらいなのに対し、冬の暖房では27パーセントくらい占めるのだというのです。
だから、温暖化をくいとめるためにも、冬の暖房の消費を減らそうと提案していました。

そのためには、下着を一枚、あるいはカーディガンを一枚、あるいは靴下をプラスしようというものでした。
うん、うん、そう、そう、これこれ、大賛成

暖房の温度は20度にとどめようと書いてありました。
20度では、当然、ぬくぬくと暖かい・・・というわけにはいきません。
でも、そこで、暖房温度を上げずに、衣服をプラスワンなんですね。

私なんて、もう、何年も前から、プラスワンどころか6~7枚、重ね着です。
これが、ぬくぬくと快適だし、乾燥肌にならないし、老化もくい止められそうだし、電気代は節約できるし、いいことばかりなのです

新聞が書いてくれると、影響力は大きいと思います。
保育園や幼稚園、小学校や塾なども、こうした試みをするべきだと思います。
これからも、私は、訴え続けていきますよ


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乾燥注意報!!

2013年11月18日 21時21分11秒 | スキンケア
なんと

明日の東京の湿度は、15パーセントくらいまで下がるそうです

これは、まずい。
まずいです。
顔はかぴかぴ、くちびるはかさかさ、手荒れ、肩やうでやすねなどはぴりぴりしますよ

風の出る暖房は
ホットカーペットの上にすわったり、電気毛布は絶対に駄目。

乾燥しすぎは、皮膚がかゆくなるだけでなく、老化がすすみ、風邪をひきやすくなります。

加湿器を過信しないでください。
暖房をひかえめに
電気ストーブや、こたつが安心です。
そして、保湿クリームを塗ってくださいね


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塗り薬のお話(その4)

2013年11月17日 09時39分02秒 | 診断と治療
昨日、手芸屋さんに行き、ボタンを買いました。

でも。
ちょっと、がっかりしたことがあります。
そのボタン屋さんはアンティークボタンなどをあつかっており、とてもステキなお店なのですが。
エアコンが強烈についていて、狭い店内に強い温風が回っており、暑すぎてとてもじゃあないけれどゆっくりとボタンを見ることができなかったのです
結局あわてて3個だけ買いました。
せっかく行ったのに、残念でした

さて。

今日は、ハンドクリームのお話です

私は、ハンドクリームが大好きです
仕事柄、消毒液で手を洗ったり拭いたりすることが多く、油断するとすぐに乾燥してしまいます。
冬はすぐにアカギレになります。
指先は硬く角化し、ほおっておくとぱっくりとひびわれします
ですから、ハンドクリームは欠かせないのです。

趣味と実益を兼ねて、ハンドクリームにこだわっています。
ハンドクリームは、効果の高いものを塗れば塗るほど手の状態が変わってくるので、面白いですね。

薬局やコスメショップなどでもさまざまなハンドクリームが売っており、選ぶのに迷います。
私は長年、さまざまなハンドクリームを試してみました。
それで、ちょっとわかったことがあります。
それは。
塗り心地も大事だけれど、効果も重要視して選ぶべき・・・ということなんです。

たとえば。

のびが良くさっぱりしてべたつかないタイプ。
これは、使い心地が良いのですが、効果の持続時間が短く、また、ひびわれにはほとんど効きません。
しかし。
安全性が信頼されている人気のワセリンは、べたつきますし、その割には効果が実感できません。

私が今、はまっているハンドクリームは。
当院で処方しているものですが、使い方にちょっとコツがあるのです。
それは。
ほんのちょこっとを塗り、マッサージのようによくこすり混むこと。
そして、これを一日に何回かくり返すことです。
まめにくり返すことで、効果がどんどん上がっていきます
これははまります。
皮膚がどんどん潤いを増し、やわらかくなり、つやを増していきますよ。
おまけの効果として、血液の循環が良くなり、私は手の冷え性も改善しちゃいました
ローションとかワセリンをくり返し塗っても、あまり効果が上がりませんが、このハンドクリームをくり返しぬると、手の状態がどんどん変わっていきますよ。

特徴は。
はじめは若干ねっとりとした感じがしますが、少したつと皮膚に吸収され、やがてしっとりふっくらもちもちです
つやもでるので、ちょっとテンションがあがる感じ
ハンドクリームは、はまると面白いですよ。
使い方もアドバイスしますので、ご相談ください

あ、そうだ。追加ですが。
ひびわれしてしまってからよりも、予防でまめに塗るのがオススメです。
きれいだから塗らないのではなく、きれいだからこそ塗る・・・くらいの気持ちが大事です。
とくにこれからインフルエンザの季節になると、手洗いが増えたりアルコール消毒をしたりしますね。
冬の手荒れはハンドクリームでの予防が大事。
風邪の予防のうがいと同じですよね。


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塗り薬のお話(その3)

2013年11月15日 07時37分03秒 | 診断と治療
寒い朝ですね。
珍しく朝起きてこのブログを書いています。

今、エアコンなどの暖房はつけていません。
私は、重ね着をして寝ています。
綿のタンクトップや綿のTシャツを着て、その上にババシャツ、その上にパジャマを着て寝ています。
これだけ重ねていると、布団から出ても身体はあたたかい空気が逃げずにいます。
起きてからすぐにガウンを着て、ネックウォーマーをつけ、膝掛けをしてこれを書いています

さて。

今日は、保湿剤のお話です。
昨日お話ししたステロイド軟膏は、しっかりと吸収させて効果を出させ、できるだけ短期間の使用を心掛けるべき薬です。
ですから、ステロイド軟膏は塗った後は一定時間さわらずにこすらずにそっとしておくか、あるいはガーゼをあてるとかする必要があります。
こうして、さわらずかきむしらずしっかりと炎症をおさえこみます。
一方。
保湿剤の使用方法は異なります。

保湿剤は、皮膚の表面の角質層の潤いを保つために使います。
ですから、長時間触らずにとか、ガーゼでおおっておく必要はありません。
また、塗る回数も自由ですし、量もある程度適当です。
薄くでもいですから、何回も塗っておくと効果がアップします

寒くなり、エアコンやファンヒーターを使うことが増えてくると、皮膚の角質層の水分が奪われ、その結果乾燥肌のかゆみがでてきます。
かゆいというだけでステロイド軟膏を塗る人がいますが、これは間違いです。
乾燥肌でかゆい場合、保湿剤を塗るだけでもかゆみが減ってきます。
赤みもなくぶつぶつもなく、かきむしって傷ができている場合は、まずは保湿剤で試してみましょう

保湿剤と一言に言っても、べたつきやのび、塗り心地や保湿効果の持続時間などにさまざまな違いがあります。
塗り方や選択のしかたもアドバイスしていますよ。
ご相談くださいね



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塗り薬のお話(その2)

2013年11月14日 19時20分02秒 | 診断と治療
今日は立川のデパートに用事がありでかけました。
でも。
暖房のあまりの暑さに、すぐに外に出てしまいました
あたためすぎですってば
外が寒いので、皆、あたたかいコートなどを着込んでいます。
ですから、デパートの中に入ると暑い!!。
購買意欲もダウンします。
原発反対、電気代値上げ反対・・・・・それも良いですが、こういう無駄な電気消費には、どうして疑問に思わないんでしょうか。

さて。

今日から、塗り薬のお話をします。
皮膚科の治療の基本であり、とても大切なものです。

まず。
ステロイド軟膏についてです。
最近、ステロイド軟膏が薬局で簡単に手に入るようになっています。
でも、これは少々問題かな・・と思います。
以前、ステロイド軟膏の副作用が社会問題になり、患者さんがステロイド軟膏をこわがって拒否されるという事態がおこりました。
これは、ステロイド軟膏について正しい知識の普及がないまま使用されており、一部の患者さんに副作用がおこったというものです。
でも。
近年、ステロイド軟膏の知識が浸透し、安全に使うことが理解されています。
これは、とても良いことですね。

でも、ちょっとご注意

確かにステロイド軟膏はとてもすぐれた効果のある軟膏であり、正しく使用すれば安全です。
また、最近の新しいステロイド軟膏は昔のものよりも副作用が出にくいものもあります。
しかしながら。
その使用法には、しっかりとルールがあるんです。

まず。
顔や首、身体、手や足、わきやひじ・・・・・こういった、部位によって、必要な薬が違う場合が多いです。
また。
同じステロイド軟膏でも、疾患によって塗る回数や日数が大きく異なります。
さらに。
赤ちゃん、お子様、若者、高齢者・・・・・年齢によっても、使用が異なります。

いたずらにこわがって、ちょっとしか塗らなかったり、塗る日数が短かったりしたため、効果が全く出ない・・・なんてこともありますね。

このように、ステロイド軟膏は、こわい薬ではないものの、正しく選んで正しく使用すべき薬というものなのです

難治性皮膚病や、慢性皮膚病などの方々は、特に使用法を正しく理解する必要があるのですね。

こういうことをアドバイスするのが、皮膚科専門医なのです。
ですから、薬局で購入して自己判断で使うことはオススメできません。

こわがる必要はありませんが、正しい使用法を知ることが重要と思いますね



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ぬり薬のお話(その1)

2013年11月13日 14時55分02秒 | 診断と治療
寒さが本格的になっています。

私は、暑いより寒いほうが好きです。
今年の暑さは身体にこたえました
でも、寒さは重ね着を楽しめるので、嫌いではありません。

今日くらいの寒さであれば、コートはまだ着ません。
今日は、重ね着を5枚くらいで、一番上にあたたかいカーディガンを着、あとはネックウォーマーとアームウォーマーとレッグウォーマーをプラスして、大丈夫でした
重ね着のおかげで暖かさが逃げません。
この格好で自転車をこいだら、頭が冷たかったです。

さて。

今日から、皮膚科治療の基本である塗り薬のお話を、シリーズでお届けします。
塗り薬は、薬局でもいろいろ簡単に手にはいり、副作用も飲み薬よりは少なそう・・ということで、皆さまにはなじみが深いと思います。
でも。
正しい選択をし、正しく使用しないと、時間の無駄であるどころか、かえって悪化を招くこともあるのです

また、どの位の日数で効果が出るのかわからないものも多く、漫然とだらだらと使用して、かえって副作用がでたりすることもあります。

ですから、塗り薬は実は奥の深い治療法といえますね

前置きはここまで。
明日からは、いよいよ実践編
ノートとペンを忘れずに

・・・・・・あ。これは冗談です。
では、お楽しみに

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