宮元皮膚科クリニックのブログ

毎日の診療の中で気づいたことや気になることを書いています。
皮膚病や肌のトラブルのさまざまなアドバイスをいたします。

5月のまとめ

2010年05月31日 17時57分42秒 | 診断と治療
爽やかな晴れた一日でしたね
まさに五月ばれですね

早くも、5月が終わります。
初めに連休があるせいか、5月はとても短く感じます。

さて、今年の5月は、実にさまざまな皮膚病の患者さんが来院されましたが、ちょっと気づいたことがあります

それは、イネ科雑草花粉のアレルギーの患者さんが、例年よりも多かったように感じたことです。

多くの方が、今年初めて症状が出たとおっしゃいました。

症状は、鼻水やくしゃみ、目のかゆみといったよくある花粉症に加え、顔や首に湿疹が出るというものです

かなり症状の強い患者さんが多かったのが、今年の特徴かもしれません。
まぶたが真っ赤に腫れ上がったり、頬や首が赤くただれたり、くちびるのかゆみやかわむけといった、派手な症状も珍しくありませんでした

なぜ、今年、このように雑草の花粉アレルギーがひどいのかは、理由はわかりません。

しかし、お天気が不順で、極端に変化したことが、雑草の育ちに影響を与えた可能性はあります。

症状のひどかった方は、効き目の良い治療で速やかに治しました。
その後、再発を繰り返さないように、予防法をご指導しました。
再発を予防することが、何よりも大切だと思いますので

明日から、6月です。
梅雨も含めて、どのような気候なのか予測できませんが、お天気と皮膚病は密接に関連するので、ひとつひとつアドヴァイスさせて頂きたいと思います

体力と気力

2010年05月30日 14時06分42秒 | 診断と治療
昨日、今日と、曇り~雨のお天気です。
日照もないので、空や景色が色を失い、モノトーンで静かな印象です。

数日前とはうってかわって、寒い位です。 

同じ5月なのに、真夏を感じる暑さの日や、今日のようにコートや上着が必要な日もあり、そのめまぐるしさにとまどいます

そのせいなのでしょう。

今月は、実に皮膚病の種類がたくさんありました。

暑い日が続くと、アセモや花粉かぶれ、植物のかぶれ、トビヒ、虫さされ・・・が多くみられました。

一方、急に寒くなったりすると、体力や免疫力が落ちてしまうせいで、じんましんやヘルペス、帯状疱疹の患者さんが増加しました。

めまぐるしい気温の変化は、自律神経を不安定にするため、手足の汗が増加し異汗性湿疹を引き起こします。
足の汗が増加すると、ミズムシにもなりやすくなります。

5月は、新入学、進級、新社会人など、生活や環境が変わった方が、そろそろ少し慣れはじめる時期です。
必死に無我夢中で頑張ってきた方もいるとおもいます。
そろそろ、体力や気力に、多少の疲労が感じられる時期でもあります。
こういうことで、さまざまな感染症になりやすくなります。
爪のわきからばい菌が入ってひょうそになったり、口のまわりやあごに大きな吹き出物が出たりします。

そういう私も、このところ、頻繁に肩こりや頭痛がおこります。
ちょっと身体が疲れているのかもしれません。
大好きなマッサージ器で、コリをほぐそうと思います

テレビのコマーシャルでも、そういえば、この時期らしい目の疲れや肩こりにきくビタミン剤の宣伝が多いように感じます。
まさに、だるおも・・・という体調の方は、気をつけましょうね


汗疱とミズムシ

2010年05月28日 18時53分22秒 | 診断と治療
今日は、すごく爽やかな一日でした

暑くも寒くもなく、湿度も低めでからっとしていました。
こういう日は、ちょっと気分もあがりますね

さて、蒸し暑い梅雨が近づいてきました。
この季節は、手や足の汗が増加する傾向があります。

大人でも子供でも、手足の汗は増えますが、特に子供には多い傾向があります。
汗が増えると、べたべたするだけではなく、小さな水ぶくれが出来てしまうことがあります。
これはかゆみを伴うことが多いです。

足に水ぶくれができると、ミズムシを心配されて来院されますが、子供の場合はほとんどがミズムシではないようです
汗がたまってかゆくなるだけで、診断は汗疱といいます。
かゆみが強く、赤くただれることもあり、この場合は異汗性湿疹と言います。

ミズムシとはぜんぜん違う病気なので、自己判断で勝手にミズムシの薬を塗ると、ひどくなることがあります

真菌検査という検査で、外来ですぐに診断ができます

足に汗がたまると言うことは、つまりむれていることです。

ですから、靴下の素材や靴の種類に気をつけましょう
綿の素材で、きつくない靴下をはきましょう。
帰宅後は、足を洗い、清潔にしましょう。
スリッパは汗を吸う素材を選びましょう。

足に汗がたまると、嫌な匂いの原因にもなります
匂いを抑えるクリームなども扱っておりますので、ご相談下さい




アセモの原因は汗?

2010年05月25日 21時29分56秒 | 診断と治療
今日は、暑い一日となりましたね

本当に、体調管理が大変です

もうすぐ、5月も終わろうとしていますが、いよいよ蒸し暑いシーズンになります。

梅雨ですね。

雨が降っても気温が高かったり、また、晴れると猛烈に暑かったり・・・と、梅雨は過ごしにくい季節です。

赤ちゃんやお子様にアセモの患者さんが増えてきます。

赤ちゃんや子供は、とにかく汗っかき
汗はかいたままにして時間がたつと、ホコリが混ざり雑菌が繁殖して、不潔な状態になります。
ですから、暑い季節は、まめにシャワーを浴びるなどして、清潔を保つようにしましょう

ところで、アセモになる赤ちゃんや子供は、汗をたくさんかくことが原因なのでしょうか?。

いえ、そうともいえないのです。

アセモが出来やすいひと・・・・・必ずしも人より汗が多いというわけではないのです。

だって、汗をいっぱいかくスポーツ選手やおすもうさんが、湿疹がひどいというわけではありませんよね
 
アセモが出来やすいひと・・・・・これは、皮膚が敏感肌の方なんです。
もう少しご説明すると、皮膚の角質層のベールが弱い乾燥肌の方なんです。

つまり・・・アセモができやすいのは、実は汗の量ではなく、乾燥肌のかたなのですよ

ですから、アセモを予防するには、まずシャワーで汗と汚れを取り除き、その後きちんと保湿ケアが必要なんです

汗をかく季節だからって、保湿ケアをやめてはいけませんよ。
丁寧に保湿クリームを塗ることが、やがては丈夫な肌を作り、アセモやかぶれ、トビヒになりにくい皮膚を作るのです

夏は、ローションタイプも塗りやすいですね。
ご相談くださいね


運動会

2010年05月24日 15時58分29秒 | 診断と治療
暑かったり、涼しかったり、日差しが強いと思ったら、今日の雨・・・。

このめまぐるしいお天気の変化に、とまどいますね

疲れを感じている方も少なくありません。
体調管理が大切です

さて、先週、お天気が良い日が続き、運動会の練習に明けくれたお子様も多いようです。
そのせいで皮膚病が悪化してしまった方がいます。

原因は、いくつかの複合です。

まず、紫外線。5月の紫外線は一年の中でももっとも強いとも言えます。真夏とほぼ同じです。
長時間日焼けしてしまうと、赤くなり炎症を起こして、湿疹も悪化します。
さらに、その後、乾燥肌になってしまうので、要注意です。

また、運動場でホコリをたくさん浴びますが、このホコリは湿疹の悪化を招きます

この時期、雑草の花粉が多く飛ぶので、運動会の練習、本番と、連日花粉を浴びてしまいますね

もちろん、汗をかきますし、すぐにはシャワーを浴びれないので、時間がたつと雑菌も繁殖し、湿疹をさらに悪化させるのです

幸い、昨日、今日と、雨が降り涼しいので、いくらかは良くなっている方もいると思います。
自然軽快している方は、おそらく大丈夫ですが、まだ治っていない方は、なるべく素早く治療してしまう事をお奨めします。

これから、蒸し暑い梅雨を迎えます。
アセモにもなりやすいです。

湿疹はなるべく早く治しておき、肌を良い状態に保つと、その後、アセモやトビヒにもなりにくいのです

早めの治療と、スキンケアです・・・ね


雑草の花粉症(その2)

2010年05月21日 17時51分46秒 | 花粉症
今日は、暑かったですね~~

いっきに、真夏です

この2週間ほど、花粉による顔や首、腕の湿疹の方が急増しています。

とくに、目のまわりや口のまわりが真っ赤に腫れ上がる強い症状の方が、けっこう多いです。
そのようなひどい症状が出てしまった方に、お聞きすると、共通した原因があります。

1・・・・・最近、草むしりをした。
2・・・・・子供を連れて公園に行った。
3・・・・・犬の散歩で草むらを通る。
4・・・・・お墓参りまたは山登りをした。

これらは、みな、雑草に触れる機会が多かったことになります。

今年は、お天気の影響しているのかわかりませんが、雑草の花粉症の患者さんは例年より多いように思います。
今年初めてかぶれたという患者さんもすくなくありません。

帰宅後は、シャワーを浴びましょうね

五月病

2010年05月19日 19時26分31秒 | 診断と治療
寒かった4月から、ゴールデンウィークを挟んでいっきに夏がきたようです。

急激な天候の変化に、身体がついていきません

このところ、風邪をひいたりおなかをこわしたりしている方も多いようです
私はこのところ、頭痛や肩こりがよくおこります。

皮膚科では、単純ヘルペスや帯状疱疹の方もけっこういらっしゃいます。
また、自律神経の乱れによる、手足の多汗症やじんましんも増えています。

新入学や就職、あるいは学年や担任が替わることによる変化によるストレスが、そろそろ心や身体に負担をもたらしているようです

いきなり、真夏のような暑さがきましたから、正直疲れを感じますね。

ここで大きく深呼吸

ちょっと、リズムを整えたいですね。
走り続けてくたびれた感じがある方は、ちょっとペースをゆるめて、8割くらいを目指して体調を戻していきましょう


雑草の花粉症

2010年05月17日 14時32分33秒 | 花粉症
アスファルトから立ちのぼる熱風
紫外線のシャワーが目に痛いくらいです。

今日はすっかり真夏を感じますね

気温の変化にすっかり身体が振り回されています
久しぶりに風邪をひいてしまいました。
昨日は風邪薬をのんで、一日中寝ていました

病み上がりにこの暑さ・・・。参りますね

さて、この気候のせいでしょうか。
アレルギーの患者さんが急増しています

いったんおさまっていたくしゃみや鼻水、目のかゆみがぶり返している方が多いです。
また、顔や首、耳、腕や手などに湿疹がでている方がとても多いです。

ヒノキやケヤキなどの木の花粉に加え、最近はイネ科の雑草花粉が原因のようです。

大学通りの雑草は、いまやジャングルのように生い茂っています。
これが多くの花粉を飛ばしています。

帰宅後はなるべくすぐにシャワーを浴びましょう。
うがいもよくしましょう。
のどのイガイガ感や痛みがでる方もいます。

このところ、じんましんの患者さんも多いです。
体力低下や疲労が原因ですが、花粉も関係しているかもしれません。

風邪をひいている方も多いようですが、中には花粉症の方も混じっているようです。

いずれにせよ、早く寝るようにして、体力を戻す必要がありますね


衣服の素材の影響

2010年05月13日 15時47分11秒 | 診断と治療
爽やかなお天気です。
まさに五月晴れですね

そのかわり、紫外線はかなり強いですね
適切な日焼け予防を心懸けてくださいね。

さて今日は、身につける物の素材のお話です。

皮膚が敏感肌の方、アトピー性皮膚炎をお持ちの方、あせもや湿疹やかぶれをおこしやすい方へのアドヴァイスです。

よく、綿素材が良いですか?・・・というご質問を受けます。

確かに、綿は安全な素材です。
アクリルやナイロン、ポリエステルなどの化繊や、ウールなどに較べると、綿は汗をよく吸い、肌にやさしい素材です。

が、綿であれば大丈夫という事はないのです

まず、かなり皮膚に良くないのはジーパンです。
ジーパンは綿素材ですが、繊維が厚く固いため、縫い目が皮膚をこすり続けてしまいます。
また、膝や股の部分が硬いシワをつくるので、皮膚を刺激します。
つまり、ジーパンは、アトピーや湿疹肌には良くないのです

また、綿のタオルでも乾いてバリバリになっているもので肌を拭くと、掻いていることと同じくらいの刺激になります

お奨めは、綿100%で柔らかい感触のものです。
タオルも乾燥機で乾かすと、ふわふわになるのでお奨めです。

意外に見逃しがちなのが、えりの内側のタグ、シャツや下着の脇の縫い目です。
タグは丁寧に取ってしまいましょう。
下着はできれば裏返して着ると、縫い目が肌にあたりません。 

こんなちょっとした気遣いが、湿疹や皮膚炎の治療をスムーズにすすめるのですね


草むしりにご注意

2010年05月12日 16時04分26秒 | 花粉症
最近、急に顔が赤くなってきた・・とか赤いぶつぶつが出た・・というご相談を受けます。

化粧品を変えてから・・・という方は、化粧品かぶれの可能性がありますね。
5月になり、日焼け止めを塗りだしてから・・という方の中には、日焼け止めが肌に合わなかったという場合もあります。

しかし、このところ、立て続けに同じご相談がありました
それは・・。

草むしりをしてから、顔に湿疹や赤みが出たというものです。

このご相談は、毎年この時期から、けっこう多くみられます。

つまり、雑草の花粉アレルギーです。
雑草の花粉を顔に浴びてしまったわけですね。
顔や首に赤みや湿疹が出ます。
同時にくしゃみなどの鼻炎もおこることがあります。

草むしりをしないと、雑草はぼうぼうにはえてきますから、どうしてもしないわけにはいかない方もいると思います。

では、どうしたらよいでしょうか?。

まず、必ずマスクをして下さい
できれば、大きめのガーゼマスクが良いと思います。
紙マスクは隙間だらけのように思いますので。
さらに、バンダナやスカーフのようなもので、その上を覆うことをお奨めします。
また、頭は帽子やバスキャップなどで覆いましょう。
首も何か巻いた方が良いですね。

手もかぶれる場合があるので、綿の手袋をはめて作業しましょう。

雑草むしりの後は、すぐにシャワーを浴びて、着替えてしまいましょう

アレルギー体質の方の、草むしりは、けっこう危険です。
十分注意して行って下さいね