宮元皮膚科クリニックのブログ

毎日の診療の中で気づいたことや気になることを書いています。
皮膚病や肌のトラブルのさまざまなアドバイスをいたします。

猛暑の影響(その7)

2010年08月30日 18時31分43秒 | スキンケア
本当に秋が待ち遠しいこの頃です。

身体も相当疲れが溜まってきていますが、肌にも夏の疲れが見えます

今年の夏は、例年に較べて、顔の皮膚のトラブルが多かったのが目立ちました

顔のアセモ。
ニキビの悪化。
肌荒れ。
今まで経験のないざらざら感やぶつぶつ感・・・。

今年は、日差しの強さが激しく、紫外線予防のクリームや化粧品を使った方が多いです。
これを多めに塗った皮膚に、汗をたくさんかき、アスファルトの照り返しの熱風でその肌が乾き、さらに汗をかき、クーラーで乾かされ・・・。
これを連日くりかえしていたのですから、肌は相当痛めつけられています。
毛穴は汗やホコリや日焼け止めクリームやファンデーションで詰まってしまい、ニキビや肌荒れの原因になります。

また、一方で、夏バテで体力も免疫力も落ちているので、肌のトラブルの回復もぐっと悪くなっているのです

さあ、肌のリハビリが必要です

まず、肌に安全な石鹸を、よ~く泡立てましょう。
そして、たっぷりの泡で、こすらず、でもていねいに洗いましょう。
できれば、一日2回、汗の量によっては一日3回洗いましょう。

そして。
その後、大切なのが、たっぷりの保湿ケアです。
しっとりする化粧水をつけ、その後美容液やジェル、あるいは保湿クリームをつけ、痛んだ皮膚の回復をはかりましょう。

肌は、汗や紫外線でかなり弱っているのです。

優しく、いたわってあげましょう



猛暑の影響(その6)

2010年08月28日 15時16分42秒 | スキンケア
もういい加減にしてくれ~という暑さです

もうすぐ、夏休みが終わるというのに、暑さが収まる様子はありません。

学生さんは、9月の登校は、ちょっと大変かもしれません。
こんな暑さが続くと、制服は厳しいですね。
制服は、化繊が主体で比較的厚手のものが多いため、こんな暑さには不向きな素材が多いのです。
むれて、アセモや湿疹がひどくならないか、心配です

この夏の強烈な紫外線の影響で、日焼けして真っ黒になっているお子様がとても多いですね。
日焼け止めクリームをぬっても、汗が多すぎて流れてしまったという方も少なくなかったのでしょう。

しかし、これからが、要注意です

こんなに、黒く日焼けしてしまうと、その後の皮膚に悪い影響があるのです。

それは・・・。

こんがり日焼けした皮膚は、そのあとしばらくしてから、極端に乾燥肌になってしまうのです。
もともと、皮膚の弱い方は、まもなく、湿疹がでたり痒みが強くなったりするのです。
これは、毎年、ちょっと涼しくなった頃に出てきます。
9月になってから、影響が出るのですね。

また、色白なのに、強く日焼けしてしまった方は、後からシミがでてくることもあります
ビタミンCをたくさん摂ることも必要ですね。

これらは、夏の後遺症といったところですね。
ま、いっぱい遊んだ楽しい思い出でもあるのですが・・・。

秋になり、肌トラブルがでばいように、今からしっかり保湿ケアをしてくださいね


猛暑の影響(その5)

2010年08月27日 20時35分37秒 | 診断と治療
連日の暑さに、皆さま、いい加減、疲れが溜まってきているみたいですね

昼間の猛暑続きに、連日の熱帯夜。
クーラーをつけっぱなしで、体調管理も難しい。

8月も最後に近づきましたが、かなりお疲れが目立ちます

そのせいでしょうか。
免疫力の低下によると思われる皮膚病が多く見られます。

今日は、多くてびっくりしたのが、顔のおできの患者さんです
ひどいニキビといってもよいでしょう。
おでこや鼻の頭やほほやあごに、ニキビの大きいようなもので、押すと痛い化膿した状態のものができているのですね
このような患者さんが、とても多かったですね。

原因の一つは、今年暑すぎるために顔の汗が多すぎて、毛穴が汚れでふさがっているのです。
そして、もう一つの原因が、猛暑による免疫力の低下・・・つまり夏バテですね。

治療としては、抗生物質の内服と外用です。

でも、治療と同時に、大切なのが、まめに石鹸で清潔に洗うことですね

あとは、夏バテを回復することが必要です。
栄養価の高い吸収の良い物を食べて、出来るときはお昼寝などもして疲れを取りましょう。
夜の睡眠は特に大切です

私は、個人的にお気に入りの睡眠法があります。
それは・・・アイスノンをして眠りにつくという方法です。
首の裏を冷やすと、すごく気持ちが良いです
クーラーは28~29度くらいに設定し、冷やしすぎに注意して寝ます。

お天気予報を見ていたら、9月も残暑が続くらしく、30度越えもあるようですね

健康管理に気をつけて、秋の訪れを待ちましょう



猛暑の影響(その4)

2010年08月24日 20時08分04秒 | 診断と治療
今日もすごい暑さでした

昼休み、外に出たら、まるでサウナの中に入ったような、あるいは、巨大なファンヒーターの風にあたっているかのような・・・すごい熱気でした。

8月もおわりに近いのに、この暑さはいつまで続くのでしょうか・・・。

今日は、猛暑の影響なのか、今年特に少ない皮膚病についてお話しします。

アセモやニキビや異汗性湿疹などは、この暑さで、今年すごく患者さんが多いのですが
一方で、今年、妙に少ない病気があります

それは・・・。

毛虫皮膚炎です。
例年であれば6月から9月くらいに、患者さんがとても多い皮膚病です。
でも、今年はすごく少ないのです。

今日、患者さんに教えて頂きました。
「今年はうちの庭の木に毛虫が全然いないよ」・・・とおっしゃるのです。

猛暑、酷暑が続くと、毛虫はいなくなるのでしょうか。
経験がないので、わかりません。
ただ、今年の夏で思うことは、天候が変化してくると皮膚病もかわってくるという事実です。

なんだか、ちょっと、怖いような気がします

地球規模の変化を皮膚科の外来診療でも感じますね。

猛暑の影響(その3)

2010年08月23日 23時26分23秒 | 診断と治療
もう夏もそろそろ終わりのはずなのに~

暑すぎますね
 
今年から、私も、汗っかきの仲間入りです・・。

さて、今年、猛暑続きのために、昨年まであまり見られなかった症状の方が来院されます。

それは・・・。

決して、重症ではないのですが。
かといって、ほおっておけない症状です。

それは、顔の皮膚のざらざら感です。
とくに痒みも痛みもない場合が多く、赤くもならないのです。
でも、何だか違和感。
今までなかった不快感。
触ると、ぶつぶつ、ざらざらする。
なめらかじゃぁないのです。

これは、今年の猛暑のせいと思われます。
室内で一日中、また一晩中クーラーをかけて、肌は乾燥しています。
一方、屋外ですごい汗をかくのです。
その汗が、熱風でまた乾燥する。
つまり、夏の極端な乾燥肌によるものなのです。

治療としては、まずは、塗り薬で数日で治してしまいます。
その後のスキンケアが最も重要なんです。
皮膚に安全な石鹸で、ていねいに汗の汚れを落とします。
その後、しっとり化粧水で潤いを与え、美容液や乳液、クリームで潤いを閉じこめます。
この潤いを与えるスキンケアが、すごく大切なんですね

夏は汗をかくから、潤っていると勘違いしがちです。
でも、実は、冬同様、しっかり保湿ケアに力を入れましょう
すると、ざらざら皮膚は治っていきますよ




猛暑の影響(その2)

2010年08月22日 08時24分54秒 | インポート
今年の夏は異常です

35度を超える猛暑の日数が過去に例をみないほど多かったのです

その結果。
熱中症による死亡例の報告も過去に聞いたことがない人数にのぼっています。
全国で300人近く亡くなられています。
その多くが、夜間の睡眠時におこっているとのことです。

これは、今年の異常な熱帯夜に関連します。

このせいで、今年、皮膚科でも、過去に見ないほどの多くのアセモの患者さんが来院しました。
顔のアセモをこんなに診察したのは、初めてです。
アセモは、もちろん、日中の強い日差しと高温に伴うものですが。
忘れていけないのは、寝汗です。
熱帯夜の暑さで寝汗がかなり出ているのです。

今年は、私は多くの患者さんに、朝起きたら、まずシャワーを浴びることをお奨めしました
寝汗によるアセモや湿疹の悪化が目立っていたからです。
顔や首にニキビが増えている方にも、朝のシャワーは有効です。

それにしても・・・。

今年はセミが異常にうるさい
夏の風物詩のセミの声と違う!!・・・と思っていました。
やはり・・・。
亜熱帯化に伴い、クマゼミが異常に増えてきたのですね。

地球温暖化は色々なところに影響がでてくると思います。
今後、皮膚病もかわってくるかもしれませんね・・。
ますます、きめ細かいスキンケアが必要になりそうです


猛暑の影響

2010年08月20日 19時55分45秒 | 診断と治療
今日から診療再開です。

久しぶりに外出しましたが、今日は暑さがやわらいでしのぎやすく、ほっとしました

でも、患者さんの皮膚には、連日の暑さの影響がでていました

まず、お子様だけでなく、お母様にも紫外線の強さの影響はありありと出ていました。
いっぱい、お出かけして、遊んだんですね~~
それはとても良かったと思いますが、皆さんかなり日焼けしてしまったようですね。

黒くなっていますし、かなり乾燥肌が強くみられます

早急にアフターケアが必要です

保湿力のある化粧水をつけて角質層の水分を増やす必要があります。
その後、保湿クリームで、しっかり潤いを閉じこめましょう。

紫外線で乾燥した肌は、その後、急速に老化してしまいます
しっかりと保湿ケアをほどこし、老化の予防をしましょう。

お子様も日焼けあとのケアをしないと、湿疹やアセモやトビヒになりやすい弱い肌になっているのです。

また、ひどいアセモの患者さんが多いですね。
アトピー性皮膚炎の方も、汗が溜まったところに悪化がみられます。

今年はまだ残暑が続くそうです。
湿疹やアセモは早めに治しておかないと、その部分に汗をかくとさらに悪化してしまいます。

あ~あ、早く秋にならないかなぁ。
正直、もう、猛暑はうんざりですね




夏休みです(その6)

2010年08月19日 14時44分39秒 | インポート
今日は、久々にしのぎやすいですね~

私の夏休みも終わります。

今回のめぼしい収穫は・・・

ネックレス1個、イヤリング6つ、コサージュ2個作りました
本を3冊読みました。
古い洋服をかたづけて処分しました

まだ、いろいろ予定していたのですが、暑くて断念せざるをえませんでしたね。

セミは例年より、有意に多く感じられ、鳴き声もすごくうるさいです。
一方、蚊やコバエがすごく少ないように思います。
やはり、温暖化などの環境の変化に伴い、虫も変わってくるのでしょうか。

明日から、社会復帰です。
よろしくお願いいたします。

夏休みです(その5)

2010年08月18日 20時48分37秒 | インポート
夏休みのうちに・・・と思い、健康診断を受けに病院に行って参りました。

しかし・・・・暑い~~

うだるような暑さですね
こんなに汗をかく夏は、初めてです。

みなさま、アセモや湿疹は大丈夫でしょうか。

それにしても、数時間外出しただけなのに、帰宅したらがっくり疲れました
本当に、夏ばてしますね。

思わず、クーラーをがんがんかけてしまいます。
こんなにクーラーをかけている夏も初めてです。
電気代の請求がこわいですね・・。




夏休みです(その3)

2010年08月16日 08時24分47秒 | インポート
おかげさまで、家でのんびりと夏休みを過ごしています
久しぶりにゆっくりと本を読んでいます。

というより、連日の酷暑で、外出をためらってしまうのです

先日、買い物に外出したら、かなり黒く日焼けしている方が子供だけでなく大人にも多く見られました。
今年は、日焼け止めを塗っていても、うっかり黒くなってしまう人も多いと思います。

これだけ暑いと、海やプールに行くご家族も多いことでしょう

うっかり日焼け止めを塗り忘れて、真っ赤にやけてしまった場合、どうしたらよいでしょうか。

これは、とにもかくにも、水で冷やすことです
ちょっとの時間では効果がありません。
しっかり、長時間、水を含んだタオルで冷却してください。

十分冷やしたら、当院であらかじめ塗り薬をもらっていた場合は、これを塗ります。
これが無い場合は、とにかく初日は冷やすことにつきますね。

さて、数日たつと、赤みと痛みはひいて、黒くなり始め、かさかさと皮がむけ始めます。
こに時期から、皮膚の乾燥が強くなります。
この場合は、保湿クリームを塗りましょう。
日焼け後の皮膚の水分量は極端に減少しますから、十分な保湿を心懸けましょう。

とはいえ、黒く日焼けしているお子様を見ると、今年はいっぱい遊んだんだな~と羨ましくなりますね。
たくさんの思い出をつくってくださいね