宮元皮膚科クリニックのブログ

毎日の診療の中で気づいたことや気になることを書いています。
皮膚病や肌のトラブルのさまざまなアドバイスをいたします。

雨なのに・・・

2009年05月30日 19時52分11秒 | アレルギー
このところ、雨が続きましたね
梅雨入りかと思うくらいでしたが、梅雨はまだのようです。

雨が続くと、花粉があまり飛びません。
ですから、ちょっと安心していましたが、意外にも昨日、今日と花粉アレルギーの方がたくさん来院されました。

目の方は少ないですが、鼻のアレルギーの方は少し見られます。
しかし、やはり、この時期は肌のトラブルがとても多いです

なんと言っても先週が乾燥して風も吹いたため、雑草花粉が大量に飛んだようです
そのため、1~2週間前から、皮膚炎が悪化した・・・という方がほとんどでした。
「今日は少しはましなんですが・・」とおっしゃる方が多かったのは、やはり雨のおかげでしょう。

お天気予報によると、来週は晴れて暑いようですね
毎年、5~6月が調子悪いという方は、要注意ですね。

時々、紫外線アレルギーと思われている方もいますね。
花粉アレルギーも紫外線アレルギーも、晴れた日に悪化するので、間違え易いですね。
でも、専門家が見ると、この二つの病気は違いがはっきりしています。
治療法も予防法もかなり違いますので、どうぞご相談下さい

~~~おしらせ~~~

 6月6日(土)は都合により休診させていただきます。
 6月の土曜日の診療は、13日、20日、27日となります。
 どうぞご了承ください。


口の角が切れる

2009年05月29日 17時53分38秒 | 診断と治療
今日は一日雨でした
おかげで、肌もしっとりと潤う感じがしますね

今日は、口のトラブルのひとつについてお話しします。

口の角が赤くただれて、腫れたり切れたり、ひどいときは血がでたりする事があります。
これは口角炎という病気です。

よく、「胃が悪いのでしょうか?」とか、「栄養不足でしょうか?」と質問されます。
しかし、胃の病気や栄養不足が原因になることはあまりありません。

多くは肌が乾燥しすぎている場合におこります。
年配の女性には多く見られます。
また若い方でも、肌が乾燥していると起こる場合があります。
乾燥肌の子供にも見られ、ホコリや花粉が原因で悪化します。

あと、注意しなくてはいけないのが、なめ癖です。
乾いた肌を唾液で潤そうとなめるのですが、これにより、さらに乾燥するので要注意ですね

適切な塗り薬でしっかり治し、後はなめないように注意が必要ですね。

口角炎は一年中見られる病気です。
たいしたことはないと見過ごしがちですが、きちんと治しておきたい病気ですね

ひとやすみ

2009年05月27日 19時00分32秒 | インポート
今日は、ちょっとひとやすみ・・・

5月病という言葉をご存じですか?。

5月に、体調や心のバランスを崩す方が多くなることを言います。

新入学や進級、新社会人・・・など、環境や生活リズムががらりと変化し、一ヶ月たった今頃に身体や心が疲れてきて、5月病になります。

風邪をひきやすかったり、胃腸の調子が悪くなったり、気分がふさいだり・・といろいろな出方をします。

皮膚科の病気でも、ヘルペスや帯状疱疹、じんましん、ニキビの悪化などが多くなりますね。

私も、「あれ?、なんだか眠いな~~」と感じます。テレビでも、盛んにコマーシャルで流れているので、耳に残ります

みなさま、今日は早くお布団に入りましょう。
いつもより一時間長く、睡眠をとりましょう。
良い眠りは、健康のもとですから・・ね

運動会の練習

2009年05月26日 21時33分00秒 | 診断と治療
初夏らしい爽やかな晴れですね
湿度も高くないので、過ごしやすい気候です。

が、連日雑草の花粉が飛んでいます

さらに毎日、結構強い風がふいているので、ほこりも舞い、肌が乾燥しがちです。

このところ、小学校の運動会の練習が続いているようで、そのため、お子様の肌トラブルが目立ちます。
紫外線も強いため、日焼けもします。日焼けを繰り返すと、皮膚は乾燥していきます。
汗をかくので、アセモにもなりやすく、そこにホコリや花粉が付着して、アレルギーの原因となります。

トラブルが多いのは、目の回り、ほほや口のまわり、耳のうしろ、首、腕や足ですね。

帰宅したら、まずすぐにシャワーを浴びましょう。
その際、安全な石けんを使います。
よく泡立てて、泡で洗う感じです。
タオルは使わずに手で洗うことがお奨めです。

さっぱりと汗や花粉、ホコリを洗い流したら、きちんと保湿ケアをしましょうね。

ローションタイプや乳液タイプのものでもかまいませんが、乾燥度の強い方はやはり保湿クリームがお奨めですね

楽しい運動会です。
肌のトラブルを予防して、しっかり楽しみたいものですね

アレルギーの季節

2009年05月23日 14時36分51秒 | アトピー性皮膚炎
このところ、皮膚にとっては過ごしにくい季節が続いています
4~5月は、イメージでは過ごしやすい気候のように思えます。
が、アレルギーのある方や、アトピー性皮膚炎の方には、最も過ごしにくい季節と言えます。

理由は3つあります。
まず、季節の変わり目で、体力や気力を消耗しやすく、ストレスも多い時期であり、免疫力が低下しやすいことです
2番目に、空気が意外にも乾燥していて、肌荒れしやすいシーズンであること。湿度が30%以下の日も結構あるんですよ
3番目に・・・これが重要なんですが、アレルギーの原因となる花粉の種類が一年で一番多いことです。花粉というとスギ花粉しか思い浮かべない方も多いとおもいます。確かに鼻炎でみるとスギ花粉が一番重要ですね。でも、皮膚のアレルギーは、スギ以外に、ヒノキ、ブナ、コナラ、ケヤキ・・といろいろな木の花粉でおこります。さらに、5月からは、雑草の花粉が大量に飛び始め、皮膚にひどいかぶれをおこすのです

ですから、一年で一番乗り越えにくいハードな季節と言っても過言ではありません。

アレルギーのある方やアトピー性皮膚炎の方は、トラブルが多くて大変かもしれません。

しかし、きっちり治療して、正しいスキンケアと予防治療をすれば、次第に軽くなっていきます
自分の敏感な肌をよく把握して、上手に付き合いながら乗り越えましょうね

アセモのお話

2009年05月22日 22時10分08秒 | 診断と治療
蒸し暑い季節が近づいていますね
梅雨が近づくこの季節。
だんだんじめ~とした過ごしにくい季節になります。

そうなると、増えてくるのが、アセモの患者さんです。

さて、では、アセモはどういう原因でなるのでしょうか?。

多くの方が、「汗をたくさんかくからアセモになる」とお答えになると思います。

でも・・・これは実は違うのです。

汗っかきのお子様でも、ぜんぜんアセモにならない場合もありますよね。
かと思うと、汗をかくとすぐに首やわきや背中にアセモがば~っとできる人もいます。
この違いは一体何なのでしょうか

アセモは、実は汗の多さで出るのではないのです。
皮膚が敏感な方・・・・・もっと正確にいえば、一年中乾燥肌の肌質がある方がアセモになりやすいのです。

汗をかくことは、決して悪いことではなく、身体のためにも大事なことです。

しかし、汗をかいた後に時間がたつと、汗はホコリや雑菌やカビなどで次第に汚い物質に変わります。
その汚い汗の成分が、肌にトラブルをおこします。
乾燥肌の方は、皮膚の表面の角質層がもろくぼろぼろになっているために、汚い汗の成分が侵入してしまうのです
これが、結果的に、アセモとなります。

では、どのようなケアが正しいのでしょうか?。

それは、汗をかいたら安全な石けんでやさしく洗い流し、その後保湿ケアをきちんとする・・・これが大切なんです
汗をかくから保湿はいらない・・と思っている方は大間違いなんですね
保湿クリームをうすく塗るのがベストですが、べたつく感じが苦手な方にはローションもありますよ

アセモは正しい治療と、正しいスキンケアがとても大事です。
アドヴァイスいたしますので、どうぞご相談下さい

皮膚科クイズその16

2009年05月20日 18時19分32秒 | 診断と治療
今日は久々にクイズです。
今回はこの時期によくみられる旬の病気についてです。
◎か×でお答え下さい。

その1・・・・・スギ花粉がもう飛んでいないので、洗濯物は外に干して安全です
その2・・・・・右足にミズムシができると、すぐに左足にもうつるので注意しましょう
その3・・・・・爪にミズムシ菌が入ると、なおりません
その4・・・・・虫にさされても、腫れる人と腫れない人がいます
その5・・・・・アセモになったら、パウダーをたっぷりつけるとよいです

さあ、いかがでしょうか?。
引っかけ問題もありそうですね。
全問正解できるでしょうか!!。

正解は次のとおりです。

その1・・・・・これは×。5月は実はたくさんの種類の花粉が飛んでいます。ヒノキや松、コナラ、ケヤキといった木の花粉や、多くの雑草の花粉が混じって飛びます。アレルギーをおこす体質のある方には、かなり危険なシーズンといえます
その2・・・・・これは×です。意外な事に、何年も片足だけにミズムシがあるという人もいます。もちろん、反対の足にうつることもありますので、注意は必要です。
その3・・・・・これも×です。ただし、爪にミズムシが入ると、自然治癒はしませんので、のみ薬などのきちんとした治療が必要ですね。
その4・・・・・これは◎です。同じ蚊に刺されても、大きく腫れるような強い反応をおこす体質があります。こういう人には、適切な薬が必要です。
その5・・・・・これは×です。パウダーはつけすぎるとかえって肌荒れをおこす原因ともなります。アセモにはパウダーという過信は禁物ですね。

いかがでしたか?。
夏の皮膚病を集めてみましたが、ご参考になったでしょうか?。
夏は多くの種類の皮膚病があります。
正しい知識で、適切に治療して、快適に過ごしたいものですね

ミズムシの季節

2009年05月19日 18時55分53秒 | 水虫
そろそろ蒸し暑い季節がやってきます。
皆さま、足が熱く感じる事はありませんか?。

足の汗の量が増加し始め、いわゆるむれる状況になります
こうなると、足が熱く感じることがありますね。

ミズムシは、虫ではなくカビです。
ですから、湿度を好みます。
足がむれると、カビの繁殖しやすい状態になります。
つまり、むれるとミズムシになりやすいわけですね。

ミズムシの診断をすると、よく「だれからうつったのでしょうか」と聞かれます。
が、必ずしも、特定の人からうつったわけではありません。

ミズムシ菌は結構どこにでもあるものです。
が、そう簡単にはうつったり、また発症したりしないのですよ。
ナイロンやポリエステルの靴下やストッキングで汗をかきむれていたり、長時間靴を履きっぱなしだったり・・という条件がそろうとミズムシは繁殖し、やがて皮膚に症状を起こすのですね。

ミズムシになったら、過剰に心配することはありません。
むれるような状況を改善し、正しい治療をすれば、ちゃんとなおります

まずは、正しい診断ですね

足がかゆい!

2009年05月17日 09時51分28秒 | 診断と治療
夏が近づいてくると、足のトラブルが急増します

足がかゆい~、足の皮がむける~・・・ということで来院される方が多いです。
年齢は、赤ちゃんから子供、大人までさまざまです。

よく見ると、足指に小さな水ぶくれができていたり、赤いぶつぶつがあったり、かわがたくさんむけていたりしています

こういう症状は、この時期に大変よくみられるものです。

患者さんで一番の心配は、ミズムシです。
この場合は、皮をとってその中に真菌がみつかるか調べれば診断がつきます。

ミズムシにも、水疱ができてじゅくじゅくする水っぽいものと、かさかさのタイプがあります。
この場合、同じミズムシでも治療法が違うので、注意が必要ですね。

また、一見、ミズムシに似ていても違う皮膚病があります。
これは異汗性湿疹といい、汗が多く出過ぎて皮膚の中にたまり水疱や湿疹になったり皮がむけたりします。
この場合、ミズムシとは治療法が全く異なるため、素人療法で勝手にミズムシの薬をぬると悪化することがあります。

このような足のトラブルはこれから蒸し暑い梅雨の季節に急増します。
足がむれないように、気をつけましょう。
足は石けんできれいに洗い、その後は水分をしっかりとふきとりましょう。
仕事の休憩時間など、靴をぬいで足を解放してあげて空気にさらすことも有効です


雑草による皮膚炎

2009年05月16日 15時23分26秒 | アレルギー
今日も涼しい一日でしたね。
過ごしやすいので、ほっとします。

が、このところ、雑草がものすごい勢いで成長しています
うちのそばなどは、早くも雑草のジャングルのようになっているところもあります。

色々な種類の雑草がはえていますが、なかでもイネ科の雑草が多くみられます。

この雑草は、皮膚に色々なトラブルをおこします。
数日まえから、雑草による皮膚炎の方が多く来院されるようになりました。

犬の散歩やウォーキングなどで雑草の多いところを通る方などは、膝下が雑草に直接かぶれたり、また雑草の花粉に目や鼻がアレルギーをおこしたりしています。
また、このところ連日風が強いので、花粉がたくさん飛んでいるようで、公園で遊んだ後に目のまわりや口のまわりに湿疹がでてきたお子様もいます。

実は、アレルギーをおこす花粉の種類は5月が一番多いのです
まったく、やっかいですね。

現代人は全年齢にドライスキンが増加しており、そのため敏感肌になっています。
原因は暖冷房の過剰使用、温暖化、ストレス、排気ガスなどで、いわゆる都会病とも言えます。
そんな敏感肌のため、雑草の花粉にも反応してしまう人が多くなってきたのです。

汗をかかないとシャワーを浴びなくなる人も多いですが、アレルギーのある方は帰宅後はさっとシャワーを浴びる事をお奨めします