宮元皮膚科クリニックのブログ

毎日の診療の中で気づいたことや気になることを書いています。
皮膚病や肌のトラブルのさまざまなアドバイスをいたします。

ニキビのお話

2019年04月07日 17時51分53秒 | 診断と治療
今年は桜が長持ちしていますね

今日も、あちこちで、お花見の人出がすごいようです。
優しい風が吹き、心地よい暖かい日差しに、自然と皆さまの気持ちが外に向いていくようで。
私も今日は、友人との集まりで外出しましたが、とても気持ちの良い一日でした

さて。

このところ、ニキビの患者さんがとても多く受診されます。
年齢は、11才から、上は30代までいらっしゃいます。
男女比は同じくらいで、若い男性も増えていますね。

最近のニキビは、とても複雑です
昔であれば、思春期の当たり前のものだから清潔に洗顔すれば自然に治っていたものかもしれません。
でも。
最近のニキビは、原因がさまざまで、ただ石けん洗顔すればよいわけではありません。

生活リズムの不規則さ。
食生活の偏り。
ストレスによるホルモンバランスの乱れ。
謝った洗顔方法による肌のトラブル。
化粧品チョイスの間違いによる悪化。
自己判断による治療の間違い。
環境の問題。

こういったさまざまな原因が複雑に絡み合って、思春期だけでなく大人ニキビも増加しているのです

また、早く治そうとして、自分で潰して、汚い色素沈着やケロイドを残してしまうケースもあるのです

近年のニキビは、きめ細かいアドバイスと、その方に合った治療を選択する必要があります。

爽やかな風が吹いて気持ち良い季節ですが、春は風の中に花粉や黄砂、PM2.5もたくさん含まれ、実は肌トラブルの多い季節でもあります。
お花見のあとに、花粉かぶれやニキビや吹き出物が出やすいこともあるので、帰宅後のスキンケアはきちんとしておきましょう

その方に合ったスキンケアのアドバイスも行っております。
お気軽にご相談ください





季節の変わり目

2019年03月25日 17時59分23秒 | 診断と治療
寒くなったり、暖かくなったりと、気温の上下が慌ただしいですね

年度末だったり、卒業やら、転勤の辞令やら、なんだか落ち着かない時期だと思います。

こういう季節は、体調を崩しがちですし、自律神経が乱れがちでもあります

こういった季節特有の皮膚病も見られます。
手汗や足汗が急に増えて、かゆくなったり皮がむけたり水ぶくれができたりします。
ストレスを感じ、じんましんがでやすくなります。
免疫力の低下に伴い、帯状疱疹が出たりもします。
花粉の量が多いため、顔が赤くほてったり、頭の地肌がかゆくなってふけが増えたりもしますね。

なんだか慌ただしく、気持ちが落ち着かない季節なのかもしれませんね

好きな音楽を聴いてリラックスしたり、目にも鮮やかなおしゃれなケーキとハーブティなどでゆっくりとした時間を楽しむ余裕も欲しいですね

そういえば、今日、少しうれしいことがありました。
私の新クリニックには、私の描いた絵が10点ほど飾ってあるのですが。
ある患者さんが
「先生の絵を見ていると、明るい気持ちになりますね
とおっしゃってくださったのです。
すごくうれしいです
そういうことは意識してはいなかったので、意外にも思いましたが、とてもありがたい感想をいただきました。
好きなように自由に描いた絵ですが、待合室でお待ち時間にどうぞご覧ください。
少しでも、リラックスのお手伝いが出来れば、本当にうれしいですね


漢方薬は便利ですね

2018年10月24日 07時21分52秒 | 診断と治療
急に気温が下がって、身体が戸惑っています

爽やかな秋晴れというより、いきなり夏が終わったら、もう冬の支度が必要と感じるような寒い日もありますね。

やっと雨が降らなくなったと思ったら、秋の花粉がたくさん飛んでいて、鼻炎や結膜炎、皮膚炎の方が増えてきました

体調を崩している方も少なくありません。
こういう時は、いつもより早めに寝るのが良いと思います

さて。
今日は漢方薬のお話です。

私はかなり以前から漢方薬の勉強をしています。
はじめは好奇心からでしたが、だんだんその効果を実感するようになり、最近は治療に欠かせないものになっています
とはいえ、漢方薬だけをだらだらと飲み続けて体質改善を期待する・・・というような処方はしていません。
あくまで、必要な方に必要な期間だけ・・という処方をこころがけています。

漢方薬は、西洋薬の補助薬という考えています。
でも、かなり効果がある場合が多く、しかも、短期間で良く効くものもたくさんあるのです

漢方薬は、長期間飲み続けなくてはいけないと思い込んではいませんか?

そんなことはありません。
飲んでまもなく効果のある即効性のあるものや数日飲めばよいものだってありますよ

これからの季節は、漢方薬が出番になる場合も多くなるかもしれません。
頓服でもすぐ効く鼻炎薬・・・・・くしゃみや鼻水がひどいときすぐ飲めばいいんです。
眠くならない風邪薬・・・・・これは種類がたくさんあります。
              のどが痛い時用、咳が続く場合用、だらだらと体調がすぐれない時用、発熱の時用など。
冷え性やしもやけに効く漢方
髪の毛や舌、爪の乾燥がひどい人用の漢方薬
さまざまなタイプの便秘薬

これからの季節はこういった漢方薬の出番ですね

3日分とか、一週間分とかの処方もできますので、お申し付けくださいね









顔、耳、首、頭がかゆい!

2018年10月03日 07時50分21秒 | 診断と治療
台風の風がすごかったですね

大学通りには強風による残骸があちこちに見られます。
全部をきれいにするには、しばらく時間がかかりますね

さて。

この台風の影響は、町の風景だけでなく、皆さまのお肌にも影響を与えていますね

昨日の診療では、顔や首回り、耳の後ろ、頭の中をかゆがる方がたくさんいらっしゃいました。
これは、秋の雑草の花粉アレルギーが原因です。

鼻水や咳、目のかゆみや涙目などのご相談もたくさんありました。

台風の後にお天気が良くなると、かなり飛散量が増えます。
昨日は運動会もたくさん行われたみたいなので、その後影響を受けそうですね

帰宅後はすぐに全身シャワーでホコリや花粉を洗い流しましょう

見た目は特に異常がなくとも、あとから全身がかゆくなる方も少なくありません。

秋の花粉アレルギー・・・年々患者さんが増加しています。
お気をつけくださいね

くちびるのトラブル

2018年09月24日 08時44分48秒 | 診断と治療
比較的安定したお天気の連休です

いかが、お過ごしですか?

私は、土曜日にライブに参戦してまいりました
30周年記念ライブのファイナル。
たっぷり3時間、たちっぱなしで盛り上がったので、今は運動会の後のような心地よい虚脱感とともに、のんびりゆったりと過ごしています

さて。

明日から、また、日常に戻りますが。
ここ最近、くちびるのトラブルの患者さんが目立ちます。
くちびるのかゆみ。
くちびるのかわむけ。
単純ヘルペス(口唇ヘルペス)。
リップクリームのかぶれ。
口紅のかぶれ。

こういったくちびるのトラブルは、秋になると特に増加します。

これは、原因のひとつに暑い夏の疲れで免疫力が落ち、感染症にかかりやすいということがあります
さらに、空気がいきなり乾燥してくることも影響します。
また、秋の雑草の花粉にかぶれていることも見逃せません

あわてて、市販のメンソールや香料の入ったリップクリームをぬると、さらに悪化することが少なくありません。

安全なワセリンベースのリップクリームを処方いたします

運動会のシーズンです。
練習でも、ホコリや花粉を浴びます。
安全な石けんで清潔に洗い、全身の保湿ケアもしっかり行いましょう

お肌も夏バテです

2018年09月18日 19時10分38秒 | 診断と治療
夜になると、秋の虫の鳴き声が涼しい空気の中に響いています

昼間にはやや暑さを感じるものの、もう季節は確実に秋なんですね

さて。

厳しい暑さが遠ざかった今の時期、お肌に夏バテの影響が出ていますね
まず。
暑さのせいで体力が落ちたせいか、免疫力が低下していて、その結果以下のような皮膚病が出ています。

単純ヘルペス。口唇ヘルペス。
帯状疱疹。
化膿したおでき。
ニキビや吹き出物の悪化。
粉瘤の悪化。
・・・・・これらは、いずれも感染症ですね。

また、気温が上下して、めまぐるしく変わるので、自律神経が不安定になっているケースも見られます
そのため、手足の汗が増加して異汗性湿疹や、全身のじんましんの方が増加しています。

暑すぎた夏を過ごしてきた私たちの身体には、涼しくなった今頃に夏バテが来ているのです

夏休みを終えて、新しい生活に慣れていない人もいるでしょう。
また、運動会や文化祭などのイベントの準備で疲れもたまるかもしれません

帰宅したら、早めに寝る準備をしましょう。
睡眠不足が一番いけません。
ゆっくりお風呂に入るとか、音楽を聴いてリラックスをするとかもよさそうです

さまざまな皮膚病の悪化は、身体の疲れのサインなんです

無理は禁物。
季節の変わり目には、休息を多めに取って体調を整えることが大切ですね

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暑すぎる夏の影響(その3)

2018年08月02日 07時57分17秒 | 診断と治療
暑い暑い!!と思っていたら、あっという間に7月が終わってしまった・・・と感じている方は、少なくないと思います

また。

え??これからが本格的な真夏が来るのか?・・・と、少々うんざりしている方も、いるのではないでしょうか

気象庁は、30年に一度もない災害級の危険な猛暑が続くと報道しています

エアコンを使用しないと危険とはいえ、エアコンを長期使用しすぎて、エアコンによる気管支喘息のような咳が続く方も増えています

本当に、住みにくい気候になってきました。
日本は温暖な気候・・・とはもはや言えないと思います。

お肌にもよくない影響が出ています

たくさんの汗をかきすぎて、汗による皮膚の湿疹が多くの方に見られます。
また、汗によってふやけて柔らかくなった皮膚に雑菌やカビが増殖し、トビヒやタムシなどの感染症が増加しています。
こういった急性疾患は、内服や外用による治療で比較的短期間で治すことが可能です。

でも。
こういった皮膚トラブルに加え、暑い夏ならではのさまざまなトラブルが見られます。

日焼止め化粧品のかぶれ。
汗ふきシートや、虫除けスプレーのかぶれ。
ウオータープルーフの日焼止めが毛穴を詰めて、ニキビや吹き出物が悪化している方もいます。
カミソリ脱毛による肌トラブルも。

まだまだ、厳しい暑さが続く予報です
正直、遊ぶにも気力と体力が必要ですね・・・

熱帯夜で、睡眠も十分に取れない人も多いと思いますが、くれぐれも体調管理を気をつけてお過ごしくださいね


暑すぎる夏の影響(その2)

2018年07月28日 20時42分20秒 | 診断と治療
昨日から、急に暑さが和らぎ、ほっとされている方も多いと思います。
と思ったら、大型台風の襲来

心も身体も、緊張感が溶けません。

そのせいかと思いますが・・・。

さまざまな感染症の患者さんが、次々と受診されます。

単純ヘルペス。
帯状疱疹。
おでき。
ニキビの悪化。
蜂窩織炎。
ひょうそ。
トビヒ。
手足の湿疹の化膿。
水虫の化膿。

・・・・・・これらは、いずれも、ウィルス感染や細菌感染によるものです

どうしてこんなに感染症が増加しているのでしょう?。

これには原因が二つ考えられます。

一つは、今年の夏の気温が高いこと。
暑い夏は、細菌などの増殖が盛んになります。
食べ物も腐りやすいことでもわかりますね。

もう一つは、厳しすぎる夏のせいで、私たちの体力が落ちていることです
睡眠不足にもなりがちで、免疫力も低下し、自然治癒力も落ち気味になっているからだと思います。

治療としては、抗ウィルス剤や抗生物質の内服が必要になります。
と同時に、十分な睡眠を取ったり、リラックスして身体や心を休めることが必要ですね

厳しい酷暑や、いきなりの台風にバタバタとしているうちに、あっという間に7月は過ぎていき、もう終わりに近づいていますね。

クーラーのかけ過ぎで、風邪をひいている方も増えています。
また、水を飲み過ぎて、胃腸の調子が悪いという方も少なくないようですね。

あまり無理をせず、たまにはお昼寝などもしながら、体力を上げていく工夫も必要かと思います






暑すぎる夏の影響

2018年07月22日 21時34分51秒 | 診断と治療
ちょっと、暑さが冗談ではすまないレベルになってきました

できるだけ外出を避けるようにというニュースが連日流れています。
こんな夏休みって、昔は考えられなかったです。
夏休みは、できるだけあちこちに出かけたり、外遊びが当たり前だった子供時代。
最近は、外で子供が遊んでいる姿をあまり見かけません

たくさんの水を飲むようにしている結果、お子様に胃腸炎が流行っているようで、下痢する子供も多いと聞きます。
薬局では、下痢止めの薬が売り上げを伸ばしているそうです。

一日中クーラーの中にいるため、なんと、風邪が流行っているとも聞きました。

皮膚科的には。
今年は、虫刺されが例年よりやや少なめです。
これは、まず、暑すぎて屋外に出かけないためと、もう一つは、気温が高すぎて蚊が少ないようです。
毛虫皮膚炎も例年より少ないです。
毛虫も暑すぎると、繁殖できないのかもしれません。

アセモや、汗による皮膚炎は、やはり多いですね
また。
顔の肌荒れが多いです。
これは、汗が多すぎてさまざまな雑菌やカビが繁殖したり、ウオータープルーフの日焼止めやファンデーションが汗や脂と混ざって毛穴を塞いでしまっていることもありそうです。

とにかく、感じることは。
これまでには経験したことのない暑さのせいで、初めての皮膚のトラブルに見舞われることもあるということです。
つまり。
今までなかった・・・ということは、あまり参考にならない場合もあるということです。

日本人の遺伝子では、この数年の急激な気候の変化に対応が難しいとつくづく感じます

2年後の東京オリンピックは、相当きめ細かく準備をしないと、開催さえも難しいのではないかと心配になりますね

皆さま、くれぐれも健康にお気をつけくださいね









足が暑い!!

2018年07月03日 07時43分30秒 | 診断と治療
いきなり真夏がやってきましたね
アスファルトの熱の照り返しで、足元が焼け付くようです
サングラスをして、日傘を差していますが、下半身からの熱は避けられないですね

というわけで、今日は足元のお話

いきなり梅雨が終わり、心も身体も準備が出来ないうちに厳しい夏がやってきました。

日焼止めを塗ったり、日傘や帽子やサングラスと、あらゆる夏対策をはじめている方が多いと思いますが。
意外に、忘れがちなのが、足への注意です。

アスファルトの熱は空中よりもさらにずっと暑くなっており、下からまるでヒーターの熱が立ち上っているかのようです。
そう。
暑い日の海辺の砂浜を思い出してください。
暑くて、素足で歩けないでよね

都会のアスファルトは、海辺の砂浜並みに暑くなっており、目玉焼きも焼けるともいわれています。
そこを歩いているのですから、膝下はガサガサに乾燥します。
同時に足の裏もどんどんかさつきます。
しかしながら、汗もかくので、ひどく乾燥した部分に汗がしみこんで、ひどい肌トラブルが出てきます。

足の裏の湿疹や皮むけなどのトラブルがなかな治りにくい時期です

毎日の保湿ケアを続けることが一番です
太ももや膝下、足の裏の保湿ケアを忘れがちですが、ここはきちんと毎日行いましょうね