宮元皮膚科クリニックのブログ

毎日の診療の中で気づいたことや気になることを書いています。
皮膚病や肌のトラブルのさまざまなアドバイスをいたします。

大みそか

2012年12月31日 13時30分49秒 | インポート
2012年がもうすぐ終わろうとしています。

皆さま、どんな一年だったでしょうか。

私個人的には、今年はとても健康でした
長年にわたり、毎年胃や腸などを患っていました。
心身のストレスが原因と言われていましたが、体質もあるようで、毎年胃カメラをしています。
でも。
今年は、一年をとおして、まったく大丈夫でした
おかげさまで、病気の休診も一日もありませんでした。
健康管理も、仕事のうちと、つくづく感じます。

今年も、このブログを読んでいただき、ありがとうございました。

もともとは、遠方からいらっしゃる患者さんでめったに来院できない方々のために、情報をお伝えしようというきっかけで始めました。
でも。
この頃は、その方々に限らず、さまざまな患者さんが利用してくださっています。

これからも、患者さん方の知りたい情報を発信し、ご自分で治しやすい助けになれば良いと考えています。

診療所での私の役割は、直接診断して、具体的なアドバイスと、お薬を処方してさし上げることです。
でも。
治療は、実際はこれだけでは不十分です。
なぜなら。
皮膚科の治療は、患者さんご本人の病気への認識と治療への取り組みがあってこそ、効果を発揮するからです。
つまり。
本人がやる気をもって、ちゃんと薬を塗る・・・・ということなんですね

このブログは、そのやる気を育てるお手伝いをしたいと思っています。

来年も、ちまちまと、書きつづっていくつもりです。

来年もおつきあいくださいね

~~~おまけ~~~
 録画してあった「梅ちゃん先生総集編」を観ました。
 昭和の開業医のお話だったんですね。
 なんか、ほのぼのするドラマでした。
 
 我が家は先ほど年越しそばを食べました。
 もうすぐ、今年も終わります。
 皆さま、良いお年をお迎えください。
 

あらためて保湿のお話

2012年12月30日 09時28分06秒 | スキンケア
皆さま、こんにちは

慌ただしい年末ですが、いかがお過ごしでしょうか。

年賀状や大掃除とやることが多く、仕事が休みに入ってもくつろぐことはできないですね。

さて。

これからしばらく診療がないので、患者さん方に過剰暖房のご注意や、保湿ケアのアドバイスができません。
なので。
このブログで、ちまちまとご注意をしていこうと思っています。

まず、今日は、お風呂の後に塗る保湿クリームのお話

入浴後、温まった肌から、急速に水分が蒸発していきます。
10分ルールなどと言いますが、お風呂から出たら、なるべく早くその水分を皮膚にとどめるために保湿クリームを塗る必要があります。

でも。

このところ、脱衣所が寒くて、とてもクリームどころじゃありません。
というわけで、アドバイス。

クリームを、浴室に持ち込みます。
クリームはいつも脱衣かごに入れておきましょう。
浴室は湯気でとても暖かく、しばらく裸でも苦になりません。
その時に、全身に保湿クリームを塗りましょう。
塗り方のポイント。
てんてん・・・と水玉のようにクリームを広い面に先においてしまいます。
あとはそれをさ~っと塗りひろげるだけです。
この方法は、薄く素早く塗ることができるので、べたつきが苦手な方にも良い方法です

このコツをつかんで、毎日の保湿ケアを習慣づけましょう。

後は、朝起きた時に、電気ストーブの前で、全身に塗ります。
その後、何枚も重ね着をすると、保湿クリームの効果が一日夜まで続きます。

皆さまも、日常に上手に保湿ケアを習慣にしてくださいね

今年の診療が終わりました

2012年12月28日 22時01分45秒 | インポート
今年の診療は本日で最後です。

今年の診療を振り返ってみますと。
全体的に、最近の都会人は一年を通して皮膚が弱くなって、敏感肌になっている印象があります。

原因は。

まず、花粉やホコリに対して、アレルギーを起こす方が増加し続けています。
ですから、春のスギ花粉やヒノキ花粉、初夏のイネ花粉、秋のブタクサ花粉などに、皮膚がかぶれやすくなっています。

夏は、厳しい猛暑のために、アセモやトビヒが多かったです。
特に都会は、アスファルトの照り返しがひどく、地面は50度以上になります
こういうことは、木々や土や川のある田舎ではおこらない現象です。

鉄筋コンクリートの生活が増え、クーラーやエアコンの使用により、屋内の湿度が低い季節が多くなり、これも肌を弱くします。

乾燥肌、敏感肌は、アセモや湿疹やかぶれだけでなく、ニキビにもなりやすくなります。
また、かさつく足には、ミズムシもうつりやすいです。
つまり。
あらゆる皮膚病が、都会には増加傾向と思われます。

ですから、私は、一年を通して保湿ケアにこだわっています。
保湿スキンケアをきちんと行うと、皮膚病の治療もスムーズにいきやすいのです。

来年も、この保湿アドバイスをメインに、さまざまな治療を丁寧に行っていきたいと思います。
よろしくお願いいたします

~~おまけ~~
この場を借りて、お礼を一言。

「いつも、ブログを楽しみに読んでいます!」
「お気に入りに入れて、毎日チェックしています」
「治療の参考にしています」
などなど・・・。
患者さんの皆さまが、こうしたお言葉をくださって、励みにしています。

なんとなく始めたブログでしたが、患者さんの皆さまの後押しで、長く続いています。
これからも、書き続けていきますね
応援ありがとうございます。
頑張りますね



風邪にご注意ください

2012年12月27日 19時48分44秒 | 診断と治療
厳しい寒さですね
私はまだエアコンをつけず、頑張っていますが、さすがに今朝は寒く、電気ストーブをだしました。
ほかほかとしたぬくもりが、気持ちよいです

さて。

今日は、友人に会うためにあるお店に行きました。
そのお店に3時間くらいいたのですが。
暑いのです
コートもカーディガンも脱いだのですが、それでもすごく暑い。
まさに過剰暖房です

そのお店の従業員のかたと雑談をしたのですが。
お店に勤めて3年という方。
「ここに勤めてから、毎年風邪をひくようになりました。なぜなんでしょう??」
とおっしゃるのです。
また、今年から勤務している従業員の方も。
「ずっと風邪を何年もひかなかったのに、今年はずっとのどが痛くて、風邪が1ヶ月もなおらないんです」
と言われました。

私は、心の中で(そりゃ、そうでしょう)と思いました。
だって、こんなに過剰暖房では、湿度はおそらく10パーセントくらいしか無いと思います。
すると、鼻やのど、気道が乾燥し、風邪をひきやすくなるはずです。
また、湿度が低いと、ウィルスも増殖します。
また。
室内で汗をかいてしまい、一歩外に出るといきなり凍える寒さで、汗が冷やされるのです。
これは、風邪をひきやすいですね。
お店の非難もできないのでやんわりと
「ここは暖房をかけすぎじゃあないですか」
というと
「だって、寒いのはだめでしょう。店はこのくらい暖かくないと・・」
と言われました。

やはり、現代人は、過剰暖房になれすぎていますね。
室内で薄着で過ごすという生活スタイルは、見直すべきとつくづく思いますね。

お店に3時間もいたので、のどがからからに渇いてしまいました

嫌な予感がします。
今日の夜から、身体もかゆくなりそうです。
しっかりと保湿クリームをぬるつもりです。

当院は、明日の午前で年内の診療を終了します。
午後は大掃除をするのでクリニックを閉めますので、受付はできませんので、なにとぞご注意ください。




かゆくてかいてしまったら・・・

2012年12月24日 18時49分08秒 | 診断と治療
皆さま、どのようなクリスマスイブをおすごしでしょうか

我が家は、まったく平常心のクリスマスイブ。
今夜のメインメニューは、ホッケの塩焼きです

さて。

このところ、集まりが多く、二日続きで忘年会がありました。
どちらも都心であったので、電車で行きました。

電車は相変わらず暖房が効きすぎで、暑い
汗をかいてしまいました
また、レストランもポカポカに暖かく、コートを脱いでも暑いくらい。

嫌な予感がしたのです・・・。

やっぱり・・・。

ゴムや洋服のベルトなどの下に汗をかいたようで、今日になってから、かゆいんです

締め付けの部分や、摩擦しやすい部分は、アセモや湿疹が出やすいのです。

暖房で乾燥肌になり、暖房で汗をかいて、やがてアセモや湿疹になってしまうんですね。

寝ている間に、ついかいてしまったらしく、湿疹になっていました
日頃から、せっかく、暖房をつけずに頑張ってきて、肌は良好だったのに、たった二日間の忘年会で湿疹がでてしまったというわけです。

私が日頃、患者さんにいろいろと細かいご注意をしているのは、私自身が皮膚が弱いからなんです。
てきめんですね。

皆さまも、楽しいクリスマスイブを過ごされていると思います。
でも、気分良くお酒を飲んで酔っ払って、暖房の影響を受けないようにお気をつけくださいね

冬にミズムシ

2012年12月21日 22時40分34秒 | 水虫
今日は、冬至です。

寒さが日に日に厳しくなっていますね。

最近、この寒さのせいで、シモヤケの患者さんが急増しています。
手足の血流が低下しておこりますので、手袋や靴下で寒さ対策をし、クリームを塗ってマッサージなども行ってください。

さて。
今日は、そんな寒い冬なのに、ミズムシのお話。

ミズムシは真菌というカビです。
カビは、暖かさと湿度で繁殖するので、ミズムシも当然夏に流行る病気です。
以前は、冬になると自然に治る方も多かったです。

でも。
最近は、ちょっと様子が違います。
それは。
まず、若者を中心に流行しているブーツ。
タイツにブーツといった履き物が流行ですが、実はけっこうむれるんですね
そのため、夏のミズムシが再発する方がけっこういます。
また。
冷え性の方が、靴下を2枚はいたりして、またこれもけっこうむれることがあります。
その上。
最近の住宅環境で、暖房のせいで部屋が一日中暖かいため、水虫が生き延びやすいことも考えられます。

シモヤケもいやだし、ミズムシもいやですね。

夏、ミズムシで治療をした方は、冬にもこうして再発する場合がありますので、一日おきでも良いのでぬり薬を塗っておくと良いと思います

東京砂漠の話

2012年12月19日 18時56分21秒 | スキンケア
今日は、寒かったですね

手作りのマフラーを首にぐるぐる巻きにしてみました。
けっこう、暖かかったです

首、手首、足首を温めると、寒さを感じにくいように思います。
寒さ対策の工夫に余念がない私です。

さて。

先日、情報番組で、興味深いことを伝えていました。
それは。
100年前の東京都は、12月の湿度がなんと70パーセントあったというのです。
これは、びっくりです。

なぜ、こんなに湿度が高かったかというと、東京にも川や井戸やどぶなどがあったからだといいます。
その川や井戸などをどんどんつぶしてしまい、アスファルト化したため、湿度は年々下がってしまったのだそうです。

なるほど。
納得です。

東京の冬の湿度は30パーセント台で、これはサハラ砂漠より低いのです。
まさに、東京砂漠というわけですね。

さらに。
建物がコンクリート化し、機密性が増し、エアコン完備しているため、湿度の低下は止まりません

湿度が低いと、全身の皮膚の乾燥がすすみ、皮膚の老化につながり、小じわができやすくなります。
皮膚の乾燥は、敏感肌につながり、かゆみや湿疹ができやすくなります。
また、それだけではありません。
全身の乾燥肌は、やがて、鼻炎や喘息、食物アレルギーをおこしやすい体質を招くことも言われています。

乾燥肌で良いことはひとつもありません。

最近の問題は、小さいお子様のまわりの暖房の環境です。
エアコンやファンヒーター、ホットカーペットにより、お子様の全身の皮膚や鼻の粘膜、のどなどもひどく乾燥しています。
部屋をポカポカに暖めて、薄着や裸足でいませんか?。
これは間違いです

風のでない暖房器具がオススメです。
こたつ、電気ストーブ、オイルヒーターなどが、比較的良いと思います。
これらで乾燥肌にならないわけではなく、ましだということです。
風が出ないと行っても、ホットカーペットや床暖房の上に座るとすごく乾燥しますので、これらは要注意ですね

私は、今、リビングルームにいます。
床暖房のみつけて、椅子にすわっています。
暖かさが足りないので、6枚重ね着し、レッグウォーマーとアームウォーマーを着用しています。
このレッグウォーマーは百均で210円で購入しましたが、なかなかよろしいです

工夫して暖かいとうれしくなっちゃいます。
皆さまも、重ね着をして、砂漠生活をしないようにしてくださいね




うれしいご報告

2012年12月17日 16時31分45秒 | スキンケア
久しぶりの雨です

うれしくて、大きく息を吸い込みました。
たっぷりの湿り気を含んだ空気が、のどの奥にやさしい感触です。

さて。

今日、ある患者さんが、うれしいご報告をしてくださいました。
それは。
「先生に言われてから、暖房を極端に控えて、そのかわりたくさん重ね着をしています。
そうしたら、背中がぜんぜんかゆくなくなりました。
おかげで、ぬり薬も使う量が減りました。
それに、電気代もぐっと減って、15パーセントも安くなりました。
いいことだらけです。
ありがとうございました!!。」
とおっしゃってくださったのです。

すごく、うれしかったです
電気代も安くなり、ぬり薬も減れば薬代も安くなります

少しでも多くの方がこのようにちょっと気を遣えば、きっと同じようなことを感じてくださると思います。

政権も交代し、これから日本がどうなるかはわかりませんが、ひとりひとりできる節約をするのも良いと思います。

私は、重ね着の工夫にますます凝っており、着ぶくれせずに暖かくする技術を磨いています

ちょっと工夫して、お金をかけずに暖かくしてみましょうね

乾燥肌にご注意

2012年12月16日 18時28分25秒 | 診断と治療
今日は、暖かい日曜日でした

みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
選挙は行きましたか?。
私は今日、投票をすませ、手芸をしてのんびりと過ごしました


さて。

このところ、東京の湿度はとても低いです。
クリニックにはまだエアコンをつけていないのですが、それでも湿度が30パーセントくらいしかありません。
患者さんに、一生懸命ご説明をしていると、のどが渇いて声がかれることがしばしばです

私は、一年中乾燥肌のことをご注意していますが、冬は特に注意が必要です。
乾燥肌がなぜいけないのかをお話ししましょう

まず、手荒れをおこします。
年齢を問わず、全身にかゆみをおこします。
赤ちゃんはよだれにかぶれやすくなります。
お子様は乾燥肌に汗をかくとアセモがでます。
職場で一日中エアコンの中にいると、顔がつっぱります。
頭皮の中が無性にかゆくなります。
くちびるがあれて、ひりひりします。
かかとが割れて痛みが出ます。
ニキビがかえってひどくなります。
ホコリや花粉などにかぶれやすくなります。
男性はひげそり負けをおこしやすくなります。
そして・・・皮膚が老化し、小じわが増えます。

本当に、嫌なことばかりです

加湿器を使ってもかまいませんが、エアコンやファンヒーターで暖かい部屋にはほとんど効果がでません。
まさに、焼け石に水です。
水蒸気は、たちまち乾いて消えてしまうのです。

ですから、やっぱり、暖房はほどほどにして、とにかく重ね着ね。
最近の私のブームは、薄いあったか下着の2枚重ねです。
これは、着ぶくれせず、かなり暖かい。
オススメですね
あと、もうひとつ、私的にかなり「おっ」と思ったのは、裏起毛タイツです。
これ、すご~く、暖かいんですね。
裏起毛タイツにパンツを重ねて出かけると、暖かさに驚きました。
ちょっとした発見でしたよ

重ね着のアドバイス

2012年12月13日 11時08分57秒 | スキンケア
今日は、久しぶりに一日自宅にいます。

さきほど、棚を飾る布をミシンで縫いました。

のんびりゆったりとした休診日を過ごしています・・・・・

さて。

昨日も、患者さんに、自宅での重ね着のお話をしました。
私が、冬は7枚重ねていますよ・・・と言うと
「そんなことをしたら、身体が動きにくいのではないですか??」
と驚かれました。
なるほど・・・・・。
そうですね。
確かに、重ね着には、ちょっとしたコツがあります。
それは。
まず、うで周りは3枚しか重ねていないということです。
つまり。
まず、一番下には綿のタンクトップ。
その上に長袖のぴったりしたあったか下着。
その上に長袖のタートルネック。
その上は、ジャンパースカート。
その上はカーディガン。
その上は袖無しのベストまたはちゃんちゃんこ。
寒い日は、この上にケープ(ポンチョ)を着ます。
これで、7枚ね。
真冬は、室内でこの格好です。
あったか下着は薄手ですから、実際の重ねは袖は2枚です。
つまり、7枚は、胴体だけです。

これなら、腕はかるく動かせますし、家事もなんなくできますよ
なにより、どこに移動しても暖かい。
よく、リビングはすごく暖かいけれど、廊下に出るとすごく寒いとか、トイレに行く時寒いとか聞きますが。
この温度差で、血圧が変動すると言いますね。
自分が重ね着で暖かいので、リビングも廊下も温度差がなく、身体にも良いですね

このブログを書いている今日の私は、6枚の重ね着で、快適にミシンがけをしていますよ