宮元皮膚科クリニックのブログ

毎日の診療の中で気づいたことや気になることを書いています。
皮膚病や肌のトラブルのさまざまなアドバイスをいたします。

今の時期の花粉

2011年10月31日 20時20分20秒 | 花粉症
比較的過ごしやすい天候が続いています。

今日の暖かい日差しが、冬はまだまだだよ・・と伝えてくるようです。

さて。

本日は、花粉症の患者さんが多く来院されました。
皆さま、決して重症ではありません。
春の花粉症のように、鼻がつまって眠れない・・とか、顔が腫れ上がる・・という方はいらっしゃいません。

でも。
この数日、鼻水やくしゃみ、目のかゆみ、喉のいがいが、顔や身体のかゆみやじんましんなどが出始めています。

今は、9月にピークを迎えたブタクサやイネ科の雑草花粉の飛散量はやや減ってきています。
そのかわり、スギ花粉が少々飛んでいるようです。
スギ花粉の本格飛散はもちろん2~4月です。
でも、11月あたりにも少量ですが飛ぶのですよ

今の時期は、秋の雑草花粉と少量のスギ花粉が混じって飛んでいます。
ですから、お洗濯ものを屋外に干すことはやはりやめた方がよいと思います。

これらの花粉は真冬には減少します。
ですから、あと1ヶ月くらい気をつければよいと思います。

ところで。
汗の量が減っているために、帰宅後のシャワーをやめてしまう方が増えています。
でも、花粉は飛んでいるので、アレルギーの方は油断せず、なるべく早めにシャワーや入浴をしてくださいね

石けんの使い方

2011年10月29日 19時05分18秒 | スキンケア
夕方になると、陽の落ちるのが日に日に早くなっているようです。

暗くなるのが早まり、寒さも感じます。
冬がひたひたと近づいているのでしょう。

さて。

寒さが増してくると、発汗の量も減り、皮膚の潤いが失われてきます。
肩や腰回り、すねなどの皮膚の乾燥が目立ってきます。

乾燥肌が進むと、静電気がおこりやすくなり、皮膚は洋服の繊維がちくちくと感じるようになり、敏感肌となります。
その結果、かゆみ肌になっていきます。
このかゆみの予防は、なんと言っても保湿クリームが有効です。
保湿クリームはさまざまなタイプが処方できます

このようなかゆみ肌になると、石けんを使って良いのかというご質問がよくあります。

肌は汗の量が減っても一日の汚れがついています。
ですから、石けんできれいにする必要があります。
ただし。
ナイロンタオルやボディブラシでごしごしこするのはもってのほかです
ごしごし洗いは、皮膚の乾燥をいっそう進め、肌荒れや湿疹の原因になるのです。

洗い方にはポイントがあります
それは。
無香料で低刺激の石けんをよく泡立てて、手のひらで優しく洗うことが大切です。
香料の強いボディソープは刺激が強いので、合わない肌の方も多いですね。

汗をかいていないからといって、お風呂を省略・・・なんて、ダメですよ
肌には皮脂汚れや花粉がついているので、一日一回はきちんと清潔にしましょうね


手足の冷え

2011年10月28日 17時43分01秒 | 診断と治療
今日は、この秋一番の冷え込みだったそうです。

とはいえ、昼間は暖かくなり、街にはセーターやマフラーの人と半袖の人が混在しています。
気温の上下が激しいため、ファッションにも迷いが見て取れます

さて。
気温が低くなってくると、手足が冷えてきます。
これは、気温の低下により、手足に流れる抹消血液循環が悪くなるためです。

この冷えが長期間続くと、しもやけの原因になります。
また、循環が悪いと皮膚の栄養状態もわるくなり、乾燥して手荒れやヒビワレをおこしやすくなります。

これらの予防に、まず必要なのは、靴下や手袋などで防寒することです。
また、マッサージなどで血液の流れを良くすることも効果があります。

食べ物では、身体を温めるために、温かい食べ物や辛い食べ物が効果があります。
特に注目したいのは、ショウガです。
ショウガは生でも、熱を加えた料理でも、効果があります。
即効性があるので、食べるとすぐにポカポカします。
最近はショウガ入りの飲み物も流行のようですね

ショウガ入りの漢方は、飲むだけなので簡単ですね。
処方できますので、シモヤケになりやすい方はどうぞご相談ください

私は、最近ショウガ入り紅茶にはまっています。
すぐに暖まるので、節電のこの冬特にお奨めですね

同じところに繰り返す皮膚病

2011年10月25日 18時59分21秒 | 診断と治療
今日の日中は、汗ばむくらいの陽気でしたね。

でも、夜から気温はぐんぐんと下がるようです。
気温の変化で体調を崩さないようにお気をつけ下さい。

さて。

身体の同じ部位に治ってはまた繰り返す湿疹に悩む患者さんがいます。
あるいは、顔の同じような部位にニキビを繰り返すというお悩みもあります。
これらは、何故なんでしょうか?。

その原因のひとつに、さわりぐせがあります。

たとえば、身体のある部位にかゆい湿疹があり、薬で治してもまた同じところに湿疹がでてくる・・ということが結構あります。
これは、薬で治しきっていなかったために再発したということもありますが。
意外に多いのが、かきぐせです。
ついつい、かいてしまうために、その湿疹は慢性化して、どんどん治りにくくなるのです。

また、顔の同じ部位にくりかえすニキビ。
これも、さわりくせに要注意です。
ぶつっと大きなニキビはとても気になるものです。
あ~、まだ治らないな~なんて思いながら、しょっちゅうさわっていることはありませんか?。

かきぐせやさわりくせ・・・・・これらは、実は皮膚病を長引かせ、治りにくくする大きな原因です。
しかも、長い間、繰り返していると、その部位はシミのように黒く汚くなるのです

きちんと治療・・・というのは、薬を使うことと同時に、かいたりさわったりする癖をやめることが重要なんですね

はじめて治りました!!・・は何故?

2011年10月24日 20時22分26秒 | 診断と治療
秋らしい季節を楽しんでいます

今頃のファッションが好きです。
コートを着ずに、マフラーやストールだけで暖をとりながらさまざまな色を楽しめるので、とても楽しいです。

さて。

長年治りにくかった湿疹が、はじめて治りました!!と感激されることが時々あります。
当院で治すことができたことは、とてもうれしいです。
でも。
当院での治療が特別それまでのものとかわったことだったわけではない・・・ということも多いです。
別に特別なことは何もしていないのに、何故はじめて治ったのでしょうか

今日も、「1年治らなかったのに、一週間ですっかり治ってうれしいです!!」と言われました。
その方は「はじめてしっかりまじめに薬をつけました」と言われました。

そうなんです
つまり。
はじめて、まじめにしっかり治療に取り組んだ・・・ということだったのです。

皮膚病は、とても悩みの多いものです。
しかし、一方で、皮膚病そのもので死に至るわけではないので、つい治療が適当になってしまう・・という事も結構あるようです。

たとえば。
のみ薬をつい忘れがちになる・・とか。
塗るのが面倒臭くて、あまり塗っていない・・とか。
薬を塗って、そのあと、かきむしってしまった・・とか。

たまたま当院ではじめて治ったという場合、一週間治療に専念した!!という事が多いようです。
もちろん、忘れずに薬を飲んでしっかりていねいに塗り薬を塗る・・という私との約束をきちんと守って頂いた場合です。

たとえば、手の湿疹では、塗り薬を塗ってそのあと綿手袋をはめて頂くことが多いのですが。
面倒で手袋をしないという方が時々いらっしゃいます。
すると、塗り薬は、ぜんぜん効果が出ない場合がありますね。
患者さんは「薬が効きません」と言われますが、効かないのでなく、薬がすぐに取れてしまっているのですね。

同じ薬でも、手に塗って綿手袋をはめていると、じょじょに湿疹部分に薬が染みこんで効果を出すのですね

そうなんです
皮膚病の治療は、いかに真面目に取り組むかによって、その効き目が大きく異なるのです
ここ、とても重要です。

薬の塗り方や飲み方はきちんとアドバイスいたします。
それをしっかり守って頂き、きちんと治していきたいものですね

手のかわがむける

2011年10月22日 18時31分16秒 | 診断と治療
大学通りの桜の木が、かなり落葉しています。
秋もそろそろ終わりなのでしょうか。

そう考えると、過ごしやすい秋の時期は短いですね。

ついこの前まで、半袖を着ていて暑い日が多かったのに・・・。
今は、暖かい毛布がぬくぬくと気持ち良く感じ始めています。

このように、短い期間で気温が激しく変化すると、身体が疲れやすくなります。
いわゆる、季節の変わり目です。
気をつけないと、風邪をひきやすい気候です。

さて。
今日、手のかわむけのご相談をされる患者さんが何人もみえました。
症状は、手のひらや指にぽつぽつと小さな水疱やかわむけができ、指の腹が大きくかわむけてかさつくというものです。
ひどくなると、乾いてひびわれて痛みも伴います。
乾燥しているので、洗剤が原因と思う方も多いですが。
原因は自律神経の乱れです。

この頃のように、気温の変化が激しいと、体調を一定に維持することが難しくなります。
自律神経が乱れやすく、疲れやすくなったり、めまいや肩こりや頭痛に悩むこともあります。
風邪をひきやすくなり、喉が痛くなったり急に発熱したりします。
また、手の汗が増加することが多くなります。
この場合、必ずしも手はべたつきません。
汗が増加して、局所的に汗がたまりどんどんかわがむけひびわれたりします。
痛くなるとつい絆創膏をつけますが、これは逆効果です
絆創膏をまかず、まめにハンドクリームを塗ることが効果的です

夜更かしは禁物です。
早くお布団に入り、睡眠をしっかり取りましょう

なお、このかわむけは人にはうつりませんので、ご心配なく。

早く治りやすいクリームを処方していますので、ご相談ください

じんましん

2011年10月19日 18時30分07秒 | 診断と治療
今日は、寒いですね

数日前は30度近い夏のような日だったので、身体がびっくりしています
洋服を着込みすぎて汗が出たり、冷たい風の寒さでひやひやしたり、体温調節もむずかしいです

こういう気候は、自律神経の乱れをおこしがちです。
うっかり風邪をひいたり、原因不明の熱がでたり、傷が化膿したりします。
そのせいでしょうか。
最近、じんましんの患者さんが急増しています。

食べ物が原因と思われるでしょうが、意外に原因としては多くありません。
では、何が原因かというと。
ズバリ、疲労です

疲労というと、運動でもしたのかとか、特別な無理をしたのかと考えがちですが。
そうではありません。
まさに今の気候です。
暑かったり、寒くなったり、数日のうちにめまぐるしく気温が上下しますね
これに身体を合わせていくことが、疲れを引き起こします。

その結果、じんましんがおこりやすくなります。

一番軽い症状は・・・・・とくに発疹はないのに、身体のあちこちがむずむずと急にかゆくなるというもの。
もう少し悪化すると・・・夕方や夜、または明け方に、ぽつぽつと虫さされのようなふくらみが出るが、一時間もしないうちに消えるもの。
さらにひどくなると・・・一日に何回かかゆい発疹がでたりひいたりを繰り返すもの。
もっと重症化すると・・・一日中、かゆい発疹が出て、それがくっついてもちぶくれになるもの。
最重症では・・・・・じんましんが全身に及び、顔全体もふくれ、息苦しくなるもの。

じんましんは、その重症度に応じて、治療法が異なるので、きちんとそれに合わせた治療をうける必要があります

大切なのは、疲労やストレスを軽減することです

秋の夜長・・・といいますが、あまり夜更かしはやめて、早く寝るようにし、秋バテを解消しましょうね

花粉の種類で皮膚病はどう違う?

2011年10月17日 13時51分06秒 | 花粉症
昨日は夏に戻ったような暑い日でしたが、今日は、また爽やかな一日となりました

さて。
今日のタイトルは、患者さんのご質問であったものです。
これはつまり。
スギ花粉と、今飛んでいる秋の花粉で、皮膚の症状は違うのか?というご質問です。

実に良いご質問です。
同じような事を疑問に思われている方も少なくないでしょうね。

お答えします

花粉の違いで症状が異なることはありません。
つまり。
どの花粉でも、皮膚の症状は似ています。

ただし。
肌の状況によって症状は決まります。

肌が空気の乾燥でかさついていたり、あるいは洗いすぎていたりこすったりしてただれていると、どの花粉でも症状はひどくなるんです
ですから。
秋の乾燥した空気が、肌を乾燥させると、その結果、花粉によるかぶれはひどくなりやすいです。

つまり。
毎日、しっかりと保湿のスキンケアを行うことが、花粉かぶれを予防したりまたは軽くすませることになります。

皮膚を潤わせることは、皮膚病の予防に大切なんですね

汗をかかなくなると、皮膚は勢いよく乾燥肌に向かいますので、くれぐれもスキンケアを怠らないようにしてくださいね

秋の花粉はいつまで

2011年10月15日 06時45分39秒 | 花粉症
爽やかな秋のお天気が続いています

空気がかなり乾燥してきました。

乾いた風が、秋の花粉を飛ばしています。
イネ花粉、ブタクサ花粉、ヨモギ花粉、カナムグラなど、さまざまな雑草の花粉が飛んでいます。
これはいつまで続くのでしょうか?。

昨年は10月いっぱい飛んでいました。
今年もほぼ同じでしょう。

今日は雨が降るので、少し落ち着くかとは思います。

11月に入ると、例年はスギ花粉の第一弾が飛びます。
春ほどの量は飛びませんが、鴫花粉に敏感な方は毎年症状がでるようですから、少しご注意下さい

~~~~お知らせ~~~~~

  本日は、第3土曜日の休診となります。

  都合により、17日月曜日はお薬処方となります。   
  よろしくご了承ください。



スキンケア

2011年10月11日 20時07分38秒 | スキンケア
爽やかな秋晴れの日を楽しんでいます

あの暑すぎる過酷な夏が終わり、その後の大荒れの台風にいじめられ、へとへとの私たちに訪れた安らぎの季節・・・

まだ寒さも感じない今の季節は、ほんの一時の過ごしやすい優しい気候なのです。
もったいないから、十分楽しみましょう

ひどい汗もかかず、ムシムシもせず、冷房や暖房もつけずにいられる今の季節は、皮膚病が比較的少ない快適な気候といえます。
たしかに、秋の花粉はたくさん飛んでいますので、アレルギーはおこりますので、油断はできません。
でも、アセモや虫さされ、ミズムシは減っていますし、暖房の乾燥にはまだ早いので、皮膚は割合安定しています。

みなさま
今のこの時期にこそ、ていねいに保湿ケアをはじめましょう。
今の時期から保湿の乳液やクリームで皮膚を潤しておくと、丈夫な状態を維持できます

皮膚の乾燥は、いきなり始まります
油断していて、気づくと、全身や手や足の裏やクチビルなどが急にカサカサになっています。

今のうちから丁寧に保湿しておくと、季節が秋から冬に変わって、急にひどい乾燥が始まっても皮膚は変化せずにいられますよ。

快適な今の季節だからこそ、皮膚を丈夫で安定した状態にしておきたいものですね

~~~~~お知らせ~~~~~

  15日の土曜日(第3土曜日)は休診となります。
  仕事で遠方にでかけます。
  17日の月曜日はお薬処方の予定です。
  なにとぞご了承ください。