宮元皮膚科クリニックのブログ

毎日の診療の中で気づいたことや気になることを書いています。
皮膚病や肌のトラブルのさまざまなアドバイスをいたします。

イネ科雑草のアレルギー

2019年05月07日 21時37分57秒 | 花粉症
長いお休みが終わりました

今日は、なんだか調子が戻らず、リハビリ期間だった方もいると思います。

さて。

スギ花粉やヒノキ花粉の季節がだんだん終わりかけていますが、一方、イネ科雑草花粉症の方が増えています
近年、こうした、雑草のアレルギーは増加の一途です。

鼻水や咳、のどのイガイガや、風邪尿な症状を発症している方も増えています。
また。
顔や首、腕などに湿疹が出始めている方も少なくありません。
赤くなったり、かゆみやヒリヒリ感を訴える方もいます。

これは、長いゴールデンウィークに、旅行に出かけたり、遊園地や公園など屋外でさまざまな活動をしたり、あるいはウオーキングを楽しんだり、あるいは庭の草むしりをしたりして、雑草の花粉を吸い込んだり浴びたりする機会が増えたからです

屋外で楽しんだ後は、すばやく着替えて、シャワーを浴びてさっぱり花粉を落としましょう

もはや花粉症は一年中のアレルギーとなってしまいました。
現代病ともいえるので、やむを得ないのかもしれません

特に汗をかいてなくとも、帰宅後はシャワーを浴びる習慣をもちましょうね


~~~お知らせ~~~
6月は、毎年、皮膚科学会に出席のため、休診する日がございます。
今年は、6日から8日まで休診となります。
よろしくお願いします。



スギ花粉症の飛散が増えてきました

2019年02月27日 21時10分30秒 | 花粉症
早いもので、もう2月も終わりに近づいています。

3月になれば、季節はもう冬を過ぎて春の訪れですね

春は、日差しが明るくなり、風景も柔らかい日差しに包まれて、なんだかワクワクしてきますね

でも・・・。
うれしいことばかりではなく、皆さまがお悩みのスギ花粉症の季節でもあるのです。
3月に入るとスギ花粉の飛散はピークを迎えます。
くしゃみや鼻水、鼻詰まり、目のかゆみや涙、のどのイガイガや咳、顔や首や頭のかゆみや湿疹などに悩まれる方が急増します

春は何かとイベントが多く、外出が多くなる時期ですが、花粉を吸い込んだり浴びたりするため、症状が悪化しがちです。

外出して帰宅したら、なるべく速やかにシャワーを浴び、着替えてしまいましょう
花粉をたくさんつけた服は、すぐに脱いでお洗濯することをオススメします。
そのとき、洗濯物を外に干さないでください。
ぬれた洗濯物についた花粉は、乾いた後にしっかり固着し、払っても全く取れません。
それを身にまとったり、外干しのタオルで顔や身体をふくと、花粉をたくさん全身につけてしまうのです
2月になってから、顔や手が乾燥したり、くちびるがピリピリすることを感じる方は、単なる乾燥ではなく花粉のせいと考えられます。

耳鼻科の医師の発表によれば、花粉症の患者さんは年々増加の一途で、これからもまだまだ増加し続けると考えられるとのことです。
やっかいなことですね・・・。

症状が悪化しないうちに、抗アレルギー剤を内服することは効果があります。
また、同時に目薬や点鼻薬を併用するといっそう軽くすみます。
お子様でも飲める薬もありますし、最近は、全く眠くならないのみ薬も何種類かあり、受験生や車の運転にも差し支えないものもあります。
ご相談ください

秋の花粉症のピークに入りました(その2)

2018年09月09日 08時24分16秒 | 花粉症
まだまだ30度以上の暑さは続くものの、夕方から感じる秋の風に、ほっとする方は多いことでしょう

一方で、全国の自然災害の大きさに、本当に暗澹たる気持ちになります。
災害はいまやどこの地域にも起こりうるまったく他人事ではない事実です。
ひとりひとりが常に危機感を持って心のの準備をしながら毎日を過ごしていく時代になったのだと痛感しています

さて。

9月にはいってから、連日多くのアレルギーの患者さんが受診されます。
今年はじめて、秋の花粉症を発症した方もいます。
何を隠そう、私も昨年あたりから、秋になると肌がぴりぴりする変化を感じるようになりました
もちろん、年齢の変化もあると思います。

でも。

単に、肌の老化によるものではなさそうです。
なぜなら、この数年、秋になると、顔や首や頭の地肌に湿疹や皮膚炎を起こす患者さんが、年齢と性別を問わずに増加しているからです

これには、天候の大きな変化も関係します。
特に、今年の、厳しすぎる異常な暑さ
このため、汗をかきすぎて長時間肌が大量の汗でふやけすぎていたことと思います。
ふやけて虚弱になった角質層は、その後、長時間のクーラーで激しく乾かされ続けていました。
また、強い日差しによる紫外線の影響もあり、日焼けした肌はひどく乾燥します。

ウオータープルーフの日焼止めそのものにかぶれている方もいます。
汗や脂に強い落ちにくい日焼止めやファンデーションをしっかりクレンジングで落とすと、さらに角質層にダメージを与えてしまいます。

皆さまの素肌はすっかり夏バテしているんですね
夏バテした素肌から、秋の花粉が侵入してかぶれているのです。

秋になると、夏の疲れが身体にも心にも出てくるといいます。
学校や仕事など、休み明けはだれでも疲れるし、憂鬱にもなりますね

大きく深呼吸

肩を上下して、リラックス

ストレスの多い現代の生活。
自然の脅威もあり、どうしても緊張感は避けられません。

でも。
上手に力を抜いて、頑張りすぎないこと。
頑張りすぎずに、でも、ちゃんと毎日過ごすこと

丈夫なストレスに強い肌を作るには、肌にやり過ぎない、つけすぎない・・でも、十分な保湿ケアを毎日行うことが大切。
これが、幸せな素肌に導いてくれますよ

秋の花粉症のピークに入りました

2018年09月02日 08時12分58秒 | 花粉症
突然雨が降った後、急に気温が下がりました
やっと秋の足音を感じるようになりました。

あんなにうるさく鳴いていたセミの声が、いきなり秋の虫の音に変わって、びっくりしました

それと同時に、秋の花粉症の患者さんが増加しています

昨日の診療は、半分以上がアレルギーの方だったと思います。
「え??、もう花粉症ですか??」
という反応をされた方が多かったです

いわゆる花粉症というと、大抵はスギ花粉症を思い出しますね。
でも、スギ花粉は春にピークを迎えます。
ですから、今の時期の花粉症は、それとは異なります。

雑草の花粉症なんです。

イネ科、ブタクサ、ヨモギ科などの雑草がたくさん飛散しています。

鼻水が出る、くしゃみが止まらない、目がかゆい、咳が続く・・・といったいわゆる花粉症の典型的な症状の患者さんも多いですね。
皮膚科ですから、当然、花粉皮膚炎の症状の方がやはり多いです。
顔がかゆい。
頭皮がかゆい。
全身がかゆい。
腕やすねや肩に、湿疹が増えてきた。
こういったかゆみを伴う皮膚炎の患者さん以外に・・・。
全身の乾燥が悪化している。
顔や首がぶつぶつ、ざらざらしてきた。
顔が赤くなる。
こういう、一見、湿疹でなく単なる肌荒れかな?という軽めの患者さんも少なくありません。

かゆくなくて、単に乾燥やざらつきやブツブツだけの場合、間違ったケアをすることがあります
夏の疲れかなと思ってパックをしたり、古い角質のつまりと判断してこすったりはがしたりする角質ケアをしたりします。
こういったことをすると、いっそう悪化してしまうことがあるんですよ

間違ったスキンケアで肌荒れを悪化させると、怖いのは、その都度に肌が弱くなったりあげくに肌老化がいっそう進んだりすることです。

肌荒れをおこすと、慌ててすぐにパックしたり、あるいは別の化粧品を買って色々すり込んでみたりすることがあります。
でも、いったん荒れた角質層からは、さまざまな物質が侵入しやすくなります。
ハウスダストやカビ、細菌やウイルス、化粧品の成分などが簡単に侵入してしまい、その結果、いっそうさまざまな皮膚トラブルをおこすのです。
また。
こういった肌トラブルをおこすと、その後、シミやくすみの原因になっていきます。

これから季節は、めまぐるしく変わっていきます。
残暑が厳しかったり、あるいは急に涼しさと乾燥した風が吹いたり・・・と肌は急に変化します。
安定したきれいな肌を保つためには、花粉の注意と、あれこれとあわてて化粧品などで治そうとしないことも重要ですね

患者さんの中には
「先生のお肌はきれいですね。やはり皮膚科の先生だから色々手入れされているんですね。」
「先生は、何か特別なお手入れをしていますか?」
とおっしゃる方がいます。
あ。これ、自慢ではありませんよ。
私は若い頃から、乾燥肌がとてもひどく、だから患者さんのためだけでなく自分のために色々と乾燥肌対策を研究してきました。
若くなくなった今、いっそう乾燥肌は進行しています
そんな私を見て、そういったことをおっしゃるのは、とてもうれしいです。
でも、私は美容皮膚科的な特別なお手入れとか治療はしていません。

では、全く手抜きで何にもしていないかというと、そうではありません。
ちゃ~んと、毎日、スキンケアには気をつかっています

詳しいことは、毎日の診療中でお話ししています
スキンケアのみのご相談もお聞きください。
hadahokenのインスタグラムも毎日更新しています。
このインスタには、肌にためになる情報を毎日惜しみなく提供していますよ。
インスタのアカウントをお持ちの方は、いいねをぜひともお願いします。
インスタを読めない方でも、肌保湿研究所のホームページでも簡単にお読みできるようになっています。
日本全国のかた方に向けて、安全で丈夫な肌できれいなつや肌になろう・・・という願いで書いています。
毎日書くのは・・・実はすごく大変です
なので、一人でも多くの方にお読みいただきたいですね




今年の春の花粉症(その12)

2018年03月28日 06時56分20秒 | 花粉症
昨日、国立の桜が一気に満開になりました

暖かさに誘われて、お花見の人出がすごいですね。

でも・・・。

ちょっと気になることがあります。

それは。

春の5Kです。
花粉。
乾燥。
強風。
寒暖差。
黄砂。

これは、この5Kはいずれも、肌トラブルの大きな原因だからです

お花見を楽しんだり、公園遊びをしたり、スポーツやウォーキングなどで、多くの方が屋外にいる時間が長くなります。
しかも、暖かいので、首や腕や足などが露出しがちです。

その結果、この5Kの影響を受けるのです

昨日の診療でも、顔が真っ赤、頬にぶつぶつ、まぶたの腫れ、首やうなじや耳のかゆみ、肩や腕や手の湿疹やかゆみの患者さんがとても多かったです。

お花見は楽しいですが、一方で肌のトラブルも多い時期なんです。

今日は、P.M2.5が非常に多くなっており、咳や気管支炎にも大きな影響があります

帰宅後は、なるべく早く、シャワーを浴びて室内着に着替えましょうね


今年の春の花粉症(その11)

2018年03月26日 06時45分12秒 | 花粉症
昨日のうちに、国立の桜が一気に花開きました

例年より早めに見ごろのピークがきそうです

毎年のことですが、お花見のあとに花粉症が悪化する方がたくさん来院されます。
これは、お花見で屋外にいる時間が長くなるからです。

さらに。

お花を見ながら、お酒を飲む方も多いと思います。
アルコールのせいで血流が増し、炎症が強くなるのですね。
そのせいで、鼻詰まりがひどくなったり、目が真っ赤になったり、顔の皮膚炎が悪化したりするのです

暖かくなり、過ごしやすい気持ちの良い晴れの日に、とても残念なことだと思います

なので。

花粉に気をつけながらお花見を楽しんでください

出来れば、マスクを着用してください。
上着はナイロンのようなつるつるした生地のフード付きパーカーが良いと思います。
そして。
帰宅後は、速やかにシャワーを浴び、髪の毛も洗ってください。
髪や地肌に花粉がたくさんたまっているからです。

今日、お天気が良いので、桜を見に出かける方は多そうですね。
花粉症の方は、ちょっと気をつけて、お花見を楽しんでくださいね














今年の春の花粉症(その10)

2018年03月04日 07時41分19秒 | 花粉症
急に春がやってきました
あまりにいきなり暖かくなったので、まだ心も身体も準備ができていません。
暖かいのに、ダウンコートの方が目立ちますし、電車にはがんがん暖房がかかっています

この暖かさとともに、やはり今年も始まりました。

花粉症です

一週間前からぼちぼち患者さんが増えていましたが、昨日の診療では、かなり悪化している方も目立ちました。
多くの方が
「寒いから、まだ大丈夫と思っていました。」
「去年大丈夫だったから、今年も平気かと油断していました。」
といったことをおっしゃいます。

そうなんです。
今年の特徴は・・・油断している方が多いことです。

でも。

私は、とても心配していました
なぜなら、今年は厳しい寒波が襲来し、二度も雪が降ったからです。
なぜ雪が降ることが関係あるのでしょう。

それは。

雪が二度も降るということは、寒さがそれだけ厳しかったということです。
ということは・・・。
暖房が、それだけ強くまた長時間かけられていたということにもなるのです。

連日暖房を効かせた学校やオフィスや保育園や自宅で過ごし続けた結果、皮膚の角質層や鼻粘膜や目の結膜は乾ききっています。
皮膚は毎日保湿ケアをし続けている方でさえも、乾燥はやはり見られました。
まして、鼻や目の粘膜はケアせず放置状態です
鼻や目はずっと乾いているので、花粉などの異物を侵入しやすい状態がスタンバイされていたと思います。

だから、今年は、花粉の量が少ないとしても、症状は出やすいのではないかと危惧していました。
まして、昨年の1.5倍の飛散量とされています。

さあ、皆さま、エアコンを消しましょう

大分寒さが和らいできましたので、もう過剰なエアコンは必要ないです。

3月もまだ暖房をつけ続けている施設はとても多いです。
でも。
暖房をつけ続けていると、花粉症は悪化します。
お気をつけくださいね

今年の春の花粉症(その9)

2018年03月01日 09時18分17秒 | 花粉症
3月になりました。
日に日に、日差しが明るさを増しています

紫外線の増加とともに、春の花粉は飛散量がかなり増え始めました

今週から、急に症状がひどくなっている方が増えています。

鼻水や鼻詰まりには、点鼻薬の併用を・・・。
目のかゆみや涙には、点眼薬の併用をお勧めします。
どちらも処方したしますので、お申し出ください。

花粉症は、鼻や目だけでは無く、実は肌荒れや皮膚炎を起こします

目の周りのかゆみやはれ、頬やくちびる、耳の後ろ、首、頭の地肌のかゆみ。
全身のかゆみや湿疹。
こういったさまざまな皮膚のトラブルをおこすのです。

特に目立つのは、アトピー性皮膚炎の急激な悪化。
お子様の、露出部(顔、首、手足)のかゆみと湿疹。
もう一つは、女性の顔の肌荒れと吹き出物です

最近、とても気になることがあります。
それは。
スキンケアの間違いから、肌の調子が悪くなり、その結果顔に湿疹や吹き出物が出ることをくり返し、皮膚科に飛び込んでステロイド軟膏や抗生物質をもらいいったん治すものの、また、間違ったスキンケアを行って、また繰り返し、また皮膚科の治療を受けるという・・・・こういった患者さんの受診が増えてきたことなんです。

なので。

私は、数年前から、スキンケアだけの受診もお受けしており、その方の肌質を見極めて、スキンケアのアドバイスも行っています。
これは、美容というスタンスではなく、正しいスキンケアをアドバイスすることによって治療薬や治療期間を減らす目的の、つまり皮膚科疾患治療の一環なんです。
治療の必要ない健康な肌を目標にすることは、その結果、丈夫できれいな肌に導くことになるのです。

長く皮膚科の診療に携わって来た結果、私の目標は、薬の必要ない素肌に導くことです。
これは、その後、健康で見た目もきれいな素肌につながると思うのです。

そもそも、たかが花粉やハウスダストなどで、肌がかぶれたりかゆくなること自体がおかしいと思うのです。
花粉やハウスダストと共存して、影響を受けない本来の素肌を目指したいと思っています

今年の春の花粉症(その8)

2018年02月22日 07時58分07秒 | 花粉症
昨日の女子パシュートは、すごくドラマチックな展開で、思わず手に汗握るラストスパートに感動いっぱいの金メダルでしたね
一番を目指して努力することの大変さと、その結果として一番を取ることの素晴らしさを、日本中に伝えてくれたと思います。

スポーツでも、将棋でも、さまざまな世界で手の届かないほどのぶっちぎりの実力者が出てくると、本当に勇気を感動をもらいますね
自分とは縁のない世界のことであっても、なぜか自分のことのように日本中の人たちが感動していることがうれしいです。
私はほとんどテレビを見て泣くことはないのですが、こういう局面ではうるっとしますね。

さて。

まだ気温が低い日々で、春はまだまだ遠いかと思われますが。
一週間前から花粉症を発症している方が増えて来ました
確実に飛散は増え始めています

ここ数年で、花粉症の内服薬の種類も大幅に増えました。
眠気が出ず効果はアップしている薬も増え、受験生や仕事中も飲みやすいので、ご希望の方はお申し出ください

さぁ。
冬期オリンピックも、あとわずかです。
みんなで応援しましょう

今年の春の花粉症(その7)

2018年02月19日 07時51分49秒 | 花粉症
一昨日の男子フィギュアの感動的な金、銀メダルダブル受賞
そして、昨日の女子スピードスケート500メートルの金メダルがあり、連日日本中が盛り上がっています

気分はアゲアゲですが、鼻水はサゲサゲです

まだまだ寒い日が続きますが、スギ花粉の飛散は増加してきました

花粉症は、鼻水であれ、目のかゆみであれ、皮膚炎であれ。
いずれも、いったんひどくなると、その後はそこから雪だるま式に悪化していきます

ですから、症状をできるだけ出さないようにすること。
出てしまったら、素早く治療して、できるだけ軽い状況にしておくこと。
これが、とても重要ですね

いったん症状が出てしまうと、そのあと自然に軽くなるとか治るとかはあまり期待できません。
なぜなら、その後花粉が飛ばないなら自然治癒もあるのですが、その後花粉はまだまだ増え続けるからです。

なので。

できるだけ、素早く治すために、目薬や鼻スプレーもお使いください。
点眼薬や点鼻薬の処方もいたします

皮膚炎の場合は、程度によって治療法が全く異なるので、個別のアドバイスが必要です。
悪化しすぎないうちに受診されることをお勧めします