この1ヶ月くらい、診療でとにかく忙しくしていました
。
患者さんが多く受診されていても、治療がとても順調に進んでいる方が多いときは、私はあまり疲労を感じません。
「おかげさまで、とても肌の調子が良いです。」
とおっしゃる方が多いと、うれしさから、一日終わっても疲れを感じないのです
。
そういった意味で。
この一ヶ月は、とてもハードな日々でした
。
4月の後半くらいから、とにかく大変なんです。
とくに、この一ヶ月は、顔と首と頭がかゆくなって悪化したという患者さんが、ものすごく多いのです
。
原因は、雑草の花粉アレルギーです。
イネ科の雑草のアレルギーなのですが、この患者さんが年々増加しています。
「スギ花粉が終わってから、皮膚の症状がひどいです。」
「ゴールデンウィークで出かけた後から、悪化しました。」
「鼻水がへってきたと思ったら、身体中かゆくてつらいです。」
「とにかくこのところ、顔がかゆくてたまりません。」
「子供が外遊びの後、全身をかゆがります。」
顔や首がひどいと紫外線のせいかと思って、日焼止めを一生懸命塗っている方もいます。
が、多くの患者さんの中で、紫外線が原因と思われる方は、ほとんどいませんでした。
私は大学病院勤務時代、紫外線アレルギーを専門にしていましたので、この違いを見分けることは出来る方だと思っています。
私が診療を続けていく中で、この数年とくに顕著に感じることは。
スギ花粉以外のさまざまな花粉にも、アレルギーをおこす方が、年々はっきり増加していることです
。
なので、多くの患者さんが
「こんなことは、はじめてです!!。」
とか
「昔は皮膚が丈夫だったのに、このところ、すごくかぶれやすくなってきました
。」
ということをおっしゃいます。
私も、皮膚が弱くなっている方がとても増加していることをつくずく実感します。
また、これが、全年齢に見られるのです。
赤ちゃんやご高齢の方は、もともと皮膚が弱い年齢ですから、多少はしょうがないのですが、でも見過ごすことが出来ないくらいに急増しています。
さらに、問題なのは。
本来、一番バランスが取れていて丈夫であるはずの、若い方や成人に、肌荒れや敏感肌、アレルギー肌がものすごく多くなっているのです。
今日は、ここまで。
次回は、この原因について考察してみます
。
~~~お知らせ~~~
6月3日土曜日は、皮膚科学会のため、休診させていただきます。
しっかり勉強してまいります
。


患者さんが多く受診されていても、治療がとても順調に進んでいる方が多いときは、私はあまり疲労を感じません。
「おかげさまで、とても肌の調子が良いです。」
とおっしゃる方が多いと、うれしさから、一日終わっても疲れを感じないのです

そういった意味で。
この一ヶ月は、とてもハードな日々でした

4月の後半くらいから、とにかく大変なんです。
とくに、この一ヶ月は、顔と首と頭がかゆくなって悪化したという患者さんが、ものすごく多いのです

原因は、雑草の花粉アレルギーです。
イネ科の雑草のアレルギーなのですが、この患者さんが年々増加しています。
「スギ花粉が終わってから、皮膚の症状がひどいです。」
「ゴールデンウィークで出かけた後から、悪化しました。」
「鼻水がへってきたと思ったら、身体中かゆくてつらいです。」
「とにかくこのところ、顔がかゆくてたまりません。」
「子供が外遊びの後、全身をかゆがります。」
顔や首がひどいと紫外線のせいかと思って、日焼止めを一生懸命塗っている方もいます。
が、多くの患者さんの中で、紫外線が原因と思われる方は、ほとんどいませんでした。
私は大学病院勤務時代、紫外線アレルギーを専門にしていましたので、この違いを見分けることは出来る方だと思っています。
私が診療を続けていく中で、この数年とくに顕著に感じることは。
スギ花粉以外のさまざまな花粉にも、アレルギーをおこす方が、年々はっきり増加していることです

なので、多くの患者さんが
「こんなことは、はじめてです!!。」
とか
「昔は皮膚が丈夫だったのに、このところ、すごくかぶれやすくなってきました

ということをおっしゃいます。
私も、皮膚が弱くなっている方がとても増加していることをつくずく実感します。
また、これが、全年齢に見られるのです。
赤ちゃんやご高齢の方は、もともと皮膚が弱い年齢ですから、多少はしょうがないのですが、でも見過ごすことが出来ないくらいに急増しています。
さらに、問題なのは。
本来、一番バランスが取れていて丈夫であるはずの、若い方や成人に、肌荒れや敏感肌、アレルギー肌がものすごく多くなっているのです。
今日は、ここまで。
次回は、この原因について考察してみます


~~~お知らせ~~~
6月3日土曜日は、皮膚科学会のため、休診させていただきます。
しっかり勉強してまいります
