宮元皮膚科クリニックのブログ

毎日の診療の中で気づいたことや気になることを書いています。
皮膚病や肌のトラブルのさまざまなアドバイスをいたします。

秋の花粉症

2017年09月05日 20時10分13秒 | 花粉症
お久しぶりです

夏がなかなかにハードな日々だったので、少々疲れ気味で、ブログを休んでしまいました。
ごめんなさい。
今年の8月は、かなり忙しくしておりました。
でも。
例年の8月とは、少々様子が違ったのです。

夏によくみられる疾患・・・アセモや虫刺されやトビヒや日焼け
こういった疾患が少なめでした。
一方、多かったのは、雑草の花粉症でした。

これには理由があります

今年の8月は、ずっと雨が降っていて、暑さもたいしたことがなく、いわゆる冷夏でした。
日照も少なく、野菜や米が不作になると心配されていましたね。
こういったあまり暑くない雨続きの夏は、雑草が枯れることなくぐんぐん伸びるのです。
その結果、雑草の花粉がたくさん飛んでいます。

そのせいでこの8月は、花粉によるアレルギー疾患の患者さんが多く来院されたのです。

そして9月。

ひき続き、花粉によるアレルギーの方が多くなっています。

まぶたがかゆい。
目の周りがかさつく。
頬や顎や耳周りにブツブツがでる。
頭がかゆい。
首や胸回りに、湿疹が出る。
腕やすねがかゆい。
全身にかゆみがでる。
手の湿疹が悪化してきた。
目のかゆみやくしゃみ、のどのかゆみ。
風邪でもないのに、咳が続く。

こういった患者さんが増加しています

これらはいわゆる秋の花粉症です。
のみ薬や点眼薬、点鼻薬なども処方いたします。

涼しくて爽やかだと思っても、帰宅後は早めにシャワーを浴びて、花粉を流してしまいましょう。

肌の乾燥も始まりました。
保湿クリームを処方いたしますので、毎日のスキンケアを忘れずに行いましょう

雑草の花粉症

2017年08月18日 23時18分08秒 | 花粉症
私の夏休みが終わりました。
今日から、平常診療です

さて。

毎年、私の夏休みあけの診療はどうしても混雑してしまいます。
でも。
今日の診療は、例年とはちょっと内容が違ったものになりました

それは・・・。

来院された方々の疾患がこれまでの夏のものとは違ったのです。

毎年、この時期は、日焼け、虫刺され、アセモ、トビヒ・・といった夏に増加する皮膚病が多くなります。
でも、今日は違ったのです。

今日、とても目立ったのは、アレルギー疾患だったのです

まぶたのかゆみ。
唇のかゆみとぶつぶつ。
ほほや耳や首の湿疹。
鼻炎や結膜炎。

こういったアレルギーの原因は、雑草の花粉です。

例年であれば、こういったアレルギーは、晩夏や秋に増加します。
秋雨前線の影響で雑草が伸びて、花粉が飛ぶからです。
今頃の時期は、猛暑の影響で、雑草はむしろ枯れていて花粉の飛散は少なくなる傾向があるのです。
でも。
今年は、驚くほどの冷夏で雨ばかり降っているため、雑草はどんどん育ち花粉が飛散しているのです

そうです。
皮膚病もその他のアレルギー疾患も、お天気や気候により影響を受けるのですね

ですから、今日はたくさんの患者さんが来院されましたが、アレルギーの方が多く占め、点眼薬や点鼻薬をご希望の方も少なくありませんでした。

本当に、予測不可能な天候ですね

というわけで。

ずいぶん早く始まった秋の花粉症にお気をつけください。
そういえば。
なんと、昨日から、夜に秋の虫が鳴いているのですよ






今の時期の花粉症(その3)

2017年04月16日 08時19分15秒 | 花粉症
国立の桜はいよいよ見頃を過ぎました。
桜吹雪の中を自転車をこぐと、季節が勢いよく夏に向かっていることを実感できます

さて。

スギ花粉の飛散量が減ってくると、天気予報で花粉情報をしなくなってきます。
でも。
このところ、花粉症やアレルギーの患者さんがまた増加しています。

これは、毎年、同じように見られる現象です

4月はヒノキの花粉症。
そして、ゴールデンウィークあたりからイネ科の雑草の花粉症の患者さんが来院されます。

こうした、スギ花粉以外のアレルギーの患者さんが、年々増加しています。
まさに、アレルギーはいまや他人事ではないのです

とくに。
寒さが和らぐと、外出の機会が増えますよね。
公園にでかけたり、外でスポーツをしたり。
遠足や山登りなど、草や木に触れることも多くなります。
こうした、自然に触れる楽しいイベントの中で、植物や花粉のアレルギーをおこしてしまうなんて、残念な話ですね。
また。
ガーデニングや草むしりなどの後にも顔が真っ赤になる方が増え、紫外線によるものと勘違いしている方も少なくありません。
私は、大学病院では紫外線アレルギーの研究をしていましたので、花粉症による皮膚炎と紫外線による湿疹の違いを見分けることには慣れていますが、普通には難しいと思います。
でも、治療法などには違いがありますので、正しい診断が大切です。

これからは、楽しいイベントが多くなります
アレルギーをおこさずに十分に楽しめるようにしたいものです。

治療だけでなく、予防のアドバイスも行います。
お気軽にご相談ください

今の時期の花粉症(その2)

2017年04月02日 09時56分27秒 | 花粉症
4月になりました

いよいよ新生活の始まる人もいることでしょう。
進級で新しい先生やお友達に、少し不安を感じているお子様もいるかもしれません。
でも。
ひとつひとつ、目の前のことに取り組んで、少しずつ乗り越えていけばいいんですよ。
応援しています

さて。

寒い日々が続いていましたが、いよいよ桜の季節になりました
おそらく、今日もお花見を予定している方も多いと思います。

でも。

こんなことを言うのは、ちょっとしらけるかもしれませんが。
花粉の飛散は、かなり多く、今がまさにピークかもしれません。
スギ花粉、ヒノキ花粉、ハンノキ花粉など、多くの花粉が飛んでいるのです

屋外でシートを敷いて、お花見をしながらお酒を楽しむ方が増えますが。
実は、たくさんの花粉を浴びてしまうことにもなるのです。
ですから。
毎年、お花見の後に花粉症が悪化する方が少なくありません。

予防にのみ薬は飲んでおきましょう。
点眼や点鼻も予防でしておくことをオススメします。

それでも、悪化してしまったら・・・。

なるべくお早めの受診をお勧めします

毎年、この時期は、顔が真っ赤になったり、耳たぶや首、頭などに湿疹が出る方が増えるのです。
早く治療しておかないと、新学期や新生活が始まってしまいますね

それでは、皆さま、お花見を楽しんでくださいね

今の時期の花粉症

2017年03月25日 22時17分23秒 | 花粉症
おかげさまで、やっと体調が戻りました。
ご心配をおかけしてしまい、申し訳ありません

7年ぶりにひいた風邪は、なかなかしつこくて、すっかりバテてしまいました。
空気が乾燥し続けているので、気管支炎がこじれてしまいました。
やっと完全復活です。

さて。

今日の診療で気づいたことがあります。
それは。
スギ以外の花粉が飛散し始めたことです。

患者さんの症状から、スギ花粉、ヒノキ花粉、ハンノキ花粉など、様々な花粉が飛散のピークに入ったと感じました

目の症状、鼻の症状、咳や気管支炎の悪化している方が急増しています。
また、皮膚の症状も悪化しています。

できるだけ早めに、症状を抑えてしまうか、軽くしておかないと、どんどんつらくなる場合があります。
鼻つまりがひどい人には、効果の高いのみ薬もあります。
ご希望で、漢方薬の処方も可能です。

お気軽にご相談ください

今年のスギ花粉情報(その7)

2017年03月09日 22時09分55秒 | 花粉症
いよいよ春らしい日差しを感じるようになりました

でも。
スギ花粉の飛散がピークになっています。

家のドアノブや、自転車のサドル、自動車のボディなどに黄色い粉がたくさんついているのを見るようになりました。

当然、このところ、花粉症の患者さんが増加しています

今がピークです
そして、このピークが、しばらく続きます

洗濯物の屋外干しはやめましょう
帰宅後は、速やかに入浴していまい、室内着に着替えましょう。
部屋の換気は、風の吹いていない夜に行いましょう。
抗アレルギー薬を飲みましょう。
全身の保湿ケアをしっかりと行いましょう。

ところで。
私が開発したオールインワンジェルが、予想を超えた大好評です
感想をお伝えいただいた患者さん方、本当にありがとうございます。
値段もかなり安いので、コスパも良いですよ。
何を隠そう、私は、顔のスキンケアを、このオールインワンジェル一本のみで、かれこれ一年行っていますが、かなり肌質が良くなっています。
超乾燥肌の私が、ずっとしっとりもちもちなんです。
つい宣伝しちゃいました・・・ごめんなさい。
でも。
高品質で、安心処方で、保湿効果が抜群で、べたつかないので、とても快適です。
私のスキンケアは、毎日、10秒で終わります。
実は、ここに意味があります。
敏感肌や乾燥肌、肌荒れの方々が、スキンケアにあれこれ手間と時間をかけすぎてはいないかという懸念があるのです。
肌は、手をかけすぎたり、こすりすぎることで、かえってトラブル肌になるのです。
シミだって、こすりすぎで濃くなることをご存じでしょうか。

ですから、私は10秒スキンケア

スキンケアのご相談だけでも受診いただけます。
その方に合ったスキンケアのアドバイスも行っています。
石けんや、化粧水、乳液やクリーム、美容液や美白剤などのアドバイスも行います。
お気軽にご相談ください

今年のスギ花粉情報(その6)

2017年02月23日 20時36分45秒 | 花粉症
連日、すごい風が吹いていますね

今年は例年に比べて、風の強い日が多いと感じます。
そのせいで、自転車のサドルやかごがホコリだらけです

風が強いと、砂ぼこりがたくさん舞います。
目にゴミが入って、痛かったです

この砂ぼこりの中身は何でしょうか。

もちろん、土や砂も入っていますが。
スギ花粉や黄砂、P.M2.5なども含まれています。
これらは、アレルギーの原因物質です。

スギ花粉がアレルギーの原因物質であることはもはや有名です。
でも、黄砂やP.M2.5はどうでしょうか。
これらには金属物質や工場廃棄物が含まれているようです。
つまり。
金属アレルギーをおこす可能性があるのです。

ですから、春の強い風にはご注意ください

なるべくつるつるした繊維の上着を着ることが望ましいです。
帽子もかぶった方がよいですね。

帰宅後は、これらの上着や帽子は玄関近くで脱ぎましょう。
そして、なるべく速やかにシャワーを浴びて、室内着に着替えましょう。

春の風には、アレルギーの原因がたくさん含まれているのです。
ご注意ください

今年のスギ花粉情報(その5)

2017年02月17日 20時49分31秒 | 花粉症
今日はあたたかい一日でした

そして。

春一番が吹きましたね

駐輪場に置いてあった自転車のサドルに、砂ぼこりのような細かい粉がたくさんついていました。
この粉の中に花粉もたくさん含まれていると思います。

そうです。
スギ花粉の飛散が増え始めました

そのため、今日、花粉症がひどくなっている方がかなり来院されました。

鼻水、くしゃみ、目のかゆみはもちろん、咳がひどいという方もいます。
また、皮膚症状が悪化した方も増えています。
まぶたやほほ、首、耳の中、生え際などにかゆみや湿疹がでています。
また、ひどい方は、身体中のかゆみや湿疹が出てきた方もいます。

こうした花粉による症状は、もちろん花粉の飛散が増え始めたことも原因ですが。
それよりも。
このところずっと雨も雪も降らず、空気が極端に乾燥していることが大きな原因です。
また。
乾いた風が強く吹いており、そのため、外を歩いているだけで全身が乾燥していまいます。
さらに。
室内のエアコンの影響で、さらに乾燥が強くなります。
そのため、頭の地肌、顔や首の皮膚、さらには全身の皮膚が乾燥してしまい、花粉の量がそれほど多くなくても皮膚や粘膜に花粉が侵入するのです

とにかく、環境の乾燥は大敵なんですね

実は、春は冬にも増して空気が乾燥するのです。
ですから、油断禁物なんですよ

暖房を控えて、保湿ケアをしっかり行ってくださいね







今年のスギ花粉情報(その4)・・・なぜ、顔がかゆくなるかを考える

2017年02月13日 16時44分24秒 | 花粉症
今日は、いきなりの本題です

春になると、顔や首がかゆい方がとても多くなります。

以前は、季節の変わり目とか曖昧な理解で納得している方々も多かったようですが。
最近は、花粉で顔や首がかゆくなることは、かなり浸透しているようです。
テレビでも、花粉かぶれとか、花粉の肌荒れとかいう言葉でも報じられるようになりました。

でも・・・。

でもですよ。

これって、実は、すごくおかしな話ですよね

だって、日本の現代の生活の中で、地面はほとんどアスファルトに置き換えられ、生活の中での土の面積はどんどん減少しています。
木の花粉も雑草の花粉も、その量はどんどん減少しています。
まして、都会の生活においては、花粉というものは、量だけで見れば少なくなってゆく一方のはず。
なのに、花粉症を始め、ハウスダストやダニのアレルギーもむしろ増加の一途です。

そもそも。

花粉にせよ、ダニにせよ、ハウスダストにせよ、人にとってそんなに拒絶するようなものでしょうか
アレルギー反応というのは、そもそも拒絶する反応なんです。

これは、皮膚が本来もっている角質の機能が、現代生活では機能せずに弱ってきているために起こっているのです。
もともと、皮膚の角質層には水分と油分の膜があり、これが潤いを保ち、外的物質の侵入から守っていました。
ところが、アスファルトの生活、冷暖房をつけ続ける生活のために、環境の湿度がどんどん低下し、とうとう皮膚の角質層の機能を低下させてしまったのです。
そのため、皮膚は潤いを失い、乾燥し、外的物質が皮膚の中に侵入するようになったのです。
その結果。
ハウスダストやダニの死骸や花粉などを異物とみなすような事態になり、これを拒絶すべく抗体を作ってアレルギー反応を起こすというわけです。

現代人の生活は、本来は敵ではなかった物質を過剰に拒絶するような反応を引き起こしているのです

この原因は、環境の湿度の低下だけが原因ではありません。
過剰に石けんやシャンプーを使いすぎていたり、様々な成分の化粧品を塗りたくっていたり、マッサージやピーリングなどの刺激を加えたりすることも、大きな原因なんです。

そろそろスギ花粉のピークの時期が近づいてきました。

かゆくなった皮膚の治療はもちろん必要ですが、正しい生活やスキンケアなどの指導もさせていただきます。
ひどくならないうちに、ご相談ください










今年のスギ花粉情報(その3)

2017年02月06日 18時56分50秒 | 花粉症
今日、帰宅時、自転車がうまくこげないほどの強風でした
小学校の校庭は、まるで砂漠のようにすごい砂ぼこりが舞っていました。

こういう日は、空気の乾燥はすざまじく、風が強いためいっそう乾燥します。
さらに花粉の飛散も多くなっています。

花粉症を発症してしまった方がどんどん増加していますね

今日は、頭のかゆみについてお話しします。

毎年、冬になると、頭の地肌のかゆみやふけのご相談が多くなります。
その原因は。
ずばり、地肌の乾燥です

どうしてこの時期に頭がかゆくなるのでしょうか。

それは。

冬になると、頭の肌の汗は減少する。
冬になると、暖房などで、空気が乾燥する。
当然、頭の地肌の皮膚も乾燥がひどくなる。
なのに。
夏と同じように、シャンプーでごしごしと洗ってしまう。
シャンプーは、界面活性剤が強く刺激になる。
だから、夏よりもシャンプーの刺激は強く、地肌は痛んでしまう。
なのに。
地肌の保湿ケアはほとんどできない。
手荒れの予防にハンドクリームを使うけれど、地肌のクリームはないし、コンデショナーはかえってかぶれたり刺激したりすることもある。

だから、冬の頭の地肌は、どんどん荒れていくのです

かゆくて爪でごしごしかいたり、ブラシでつよく刺激したりして、一時的に快感を得ても、その後は、いっそう地肌が荒れてしまうというわけです。

まずは、地肌の湿疹やふけを治す治療が必要です。
その後は、地肌の保湿ローションや、安全なシャンプーなどをアドバイスいたします。

早く治しておかないと、実は、スギ花粉やヒノキの花粉で、いっそう地肌のかゆみが悪化します。
お早めに来院くださいね