宮元皮膚科クリニックのブログ

毎日の診療の中で気づいたことや気になることを書いています。
皮膚病や肌のトラブルのさまざまなアドバイスをいたします。

花粉症の準備

2023年02月04日 07時18分27秒 | 花粉症
テレビのニュースで今年の花粉の飛散量がすごく多いと予想しています
関東地方もかなり多いとされ、都会でも平年の2,5倍ほどの飛散予報です。

花粉飛散が多いと、3つのことを考えなくてはなりません
1,症状が出るのが早い。
2,症状がひどい。
3,症状が長く続く。

症状のタイプは次の4つです。
1,鼻水やくしゃみ
2、目のかゆみと涙
3,咳や気管支炎
4,皮膚炎やかゆみ

ここで治療のポイントは・・・
1,洗濯物を屋外に干さないこと。干してからはたいても無駄です
2,晴れて風のある日は、できるだけ無駄な外出は控える。
3,つるつるした素材のフード付き上着を着る。
4,帰宅後は、すぐにシャワーを浴び、着替える。
5,抗アレルギー剤は予防でスタートする。
6,全身の保湿ケアをし、乾燥肌にならないようにする。

昨年や一昨年は花粉の飛散が少なかったうえに、コロナで外出や旅行を控えていた方が多く、症状が軽かったと思います。
だから油断している人が多いです

飲み薬や点眼剤、点鼻薬を早めに用意しましょう
多めに処方しますので、ご希望をお申し出くださいね

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年のスギ花粉症

2023年01月16日 06時43分35秒 | 花粉症
寒い日が続いていますが、時々、優しい暖かさを感じる日も交じりはじめました。
遅くなりましたが、新年、おめでとうございます
すぐにご挨拶のブログを書くつもりでしたが、新年早々、いきなり体調を崩しました。
風邪ではなく、体調不良です
なので、仕事を終えるとバタンキューとなります。
ブログを書く余裕がありませんでした。

なので、今頃、新年のごあいさつです
今年も、心のこもったきめ細かな診療を心がけるつもりです。
ただ、そのせいで、多少お待たせ時間が長い時もあります。
どうか、その辺は、ご了承くださいね

さて。
早くも今年のスギ花粉症が始まっています。
新年の診療をはじめてまもなく、花粉症を発症している方が来院されています。
今年は、この数年のうちでは一番飛びそうなので、注意しましょう
抗アレルギー剤を早めにスタートする方がよいようです。
点眼薬、点鼻薬も併せて処方します。

私の体調はまだ完全復帰ではないけれど、頑張ります。
本年もよろしくお願いいたします

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花粉症で皮膚症状がでるのです

2021年02月07日 17時35分31秒 | 花粉症
まだまだ寒い日が続きますが、暦の上では春が訪れており、気温は上下しています。
このところ、花粉症の症状を発症している患者さんが増えてきました

目がかゆい。
鼻水やくしゃみがでる。
鼻がつまる。
咳が出やすい。
こういった典型的な花粉症の患者さんも多いですが。
皮膚に症状がでてしまった方が多くなってきました。

え?
皮膚にも花粉症??と思われる方もいるかと思います。
でも、花粉で皮膚炎を起こす患者さんは、実はすごく多いのです

特に多いのが、まぶたや目のまわりが赤くなったりかゆくなったり、はれる方。
唇がかゆくなったり、かわがむけたり、唇の縁が赤く腫れたり、口角が切れたりします。
ほほが赤くなり、ブツブツがでます。
ほほが火照って熱っぽくなる方も増えています。
耳たぶに湿疹が出やすくなり、首や頭皮にもかゆみがでます。
こういった症状が出始めた方が増えており、この症状は、2月から4月まで続きます

意外に思う方もいるでしょうが、花粉で手荒れや手湿疹も悪化するのです

これらはスギ花粉やヒノキ花粉、ハンノキ花粉、シラカバ花粉などの花粉に加え、黄砂やPM2.5でもおこります。
つまり。
春の風は要注意なんです

洗濯物や布団の外干しはやめましょう。
洗濯物には特にたくさん付着するので、払っても全く取れませんので注意しましょう。
屋外から帰宅したら、すぐにシャワーと洗髪をおすすめします。
このとき、頭はシャンプーでなくとも湯シャンでもほぼ大丈夫です。

コロナ禍にあって、外出はひかえている方も多く、花粉の付着を減らせるかもしれません。
ただ、換気で窓を開けているため、室内に入ってくるかもしれません。
いろいろ気を遣う春ですね

ところで。
肌保湿研究所のYouTube動画はもう28本配信しています。
暖房の注意の動画も出しました。
これは実は、すごく重要なんです
ためになることをお話ししているので、ぜひ、見て欲しいなあと思います。

肌保湿研究所で新発売したリップ&アイは、大好評です
思っていた以上に反響があり、患者さんがうれしいコメントをお伝えくださいます。
お子様も、大人も、誰でも使えますし、持ち歩きしてこまめに塗ると、この実力がわかると思いますよ

今からでも、遅くありません。
暖房をひかえて、どんどん保湿してください。
花粉に負けないお肌を作りましょうね

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花粉症にご注意ください!

2021年01月19日 17時17分02秒 | 花粉症
暖かくなったり、急に寒さが厳しくなったり、気温の上下が激しいですね
連日、コロナのニュースばかりで、じわじわと気分が下げられてしまいがちです。
こういう日々は、美味しいおうちご飯を作って、メンタルをあげていこうと思います
最近、凝っているのは、手羽先のすっぱ煮とか、もつ煮込みとかの和食です。
ちょっと手間をかけて美味しく食べることが、気力を上向きにすると感じてます。

さて。

テレビではコロナのニュースばかりが報じられていますが、実はスギ花粉や黄砂が飛び始めているようです。
昨年は飛散量がすごく少なかったので、軽症で終わった方が多いと思いますが、今年は昨年よりは多いようです。

気をつけなければいけないのは、冬の間、エアコンやファンヒーターや床暖房といった部屋全体を暖める暖房器具の中で生活していた方は、皮膚全体や鼻や目の粘膜がカサカサに乾ききっている可能性がとても高いということです。
乾燥肌や乾燥した粘膜は、バリアー機能が低下しているので、花粉や黄砂が侵入しやすくなっていて、アレルギー症状が早く強く出るリスクが高いのです


なので、花粉や黄砂がそれほど多く飛散していなくても症状が出る場合があります。
花粉の飛散が本格的に増加すると、当然症状が強くなってしまいます

毎年のように、顔に赤みや湿疹が出る患者さんがたくさんいます。
特に、まぶたが腫れたり、ほほがかゆくなったり、唇がかぶれたり、首に湿疹が出やすくなります。
頭の地肌にも湿疹やかゆみ、ふけがでやすくなります。

まず、今の時期に気をつけることは、無防備に暖房をつけっぱなしにしないこと。
あまり室温を高くしないで、重ね着を工夫して、できるだけ空気の湿度を下げすぎないようにしてください。
顔や首はもちろん、全身の保湿ケアを毎日しましょう。
洗濯物の外干しはやめましょう。
帰宅後はすぐに入浴して、着替えましょう。

実はスギ花粉は飛び始めていて、くしゃみや鼻水や目のかゆみといった花粉症の症状が出始めている方がぼちぼち来院しています。
飲み薬や点眼薬、点鼻薬の処方をしますので、お申し出ください。

当院処方の保湿クリームや、しっとり!もちもち!オールインワンジェルで、保湿ケアをしっかり行いましょう
まぶたや唇のケアの、リップ&アイが早くも評判が良いです
これらの保湿ケアを行うことで、症状が出にくくなり、症状が出ても軽くすむので、薬の使用量を減らすことが出来ます。
あまりニュースになりませんが、花粉や黄砂にはご注意ください

~~~つぶやき~~~
今日、ある患者さんに
「毎年、花粉症で、咳き込んでしまうのですが、今年は人前で咳をするとまわりからいやな顔をされちゃうのでこまります
と相談されました。
なるほど。。。
そうですね。今年は、くしゃみや咳を続けてすると、あれと誤解されかねないですね
本当に気を遣う生活だな・・・と途方にくれる思いです
私も、空気が乾燥していると気管支炎を起こしやすいので、特に気を遣いますね。
電車に乗るときは、飴をなめています。
そういえば、電車が換気のために窓をあけているので、風がびゅんっびゅん入ってきますが、花粉も入ってくるのでこれも注意ですね。
昨年のスギ花粉の飛散量が平年の3分の1くらいしか飛ばなかったので、その分今年は多めに飛散すると言われており、当院でもすでに花粉症が出始めてしまった患者さんが増えてきました。
ですから、少し早めに内服を始めた方が良さそうです。
全く眠気のない内服薬も数種類ありますので、車を運転される方も安心して飲めます。
また、漢方薬も選べます。
点眼薬や点鼻薬だけでも処方できるので、ご相談ください。



  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋の花粉症

2020年09月01日 07時09分57秒 | 花粉症
9月になりました
皆さまにとって、今年は特別な夏になったのではないでしょうか。
特別・・・といっても、楽しいイベントがあったわけでなく、自粛などの我慢を強いられた厳しい夏だったのでは・・ということです。

今日、朝起きたら、外気が涼しく感じて・・・ああ、夏が去って行くんだなぁと思いました

今年の夏は、マスク着用がほとんど義務となり、旅行や飲み会などすべてを中止し、夏の思い出がほとんどなかったとういう方も少なくないでしょう。
そんな特別な夏が終わりそうです・・・。

今年の8月はほとんど雨が降らず、乾きっぱなしの地面でしたが、今日から秋の雨の季節が始まるようです

するとちょっと気になるのが、秋の花粉症のシーズンが始まると言うこと。

イネ科やブタクサの雑草などの秋の花粉は、秋の雨が降り出すとシーズンに入ります。
目のかゆみやくしゃみ、鼻水などはもちろん、目のまわりや口のまわりなどの湿疹が出やすくなります。
マスクの着用が続くので、マスクのトラブルも加わり、ほほやあご、耳の後ろなども湿疹がでやすくなりそうです

予防としては、毎日のスキンケアがとにかく大切です。
肌トラブルを起こしにくいマイルドな石けんやクランジングを選ぶことが重要です
皆さまは、肌が荒れるととにかく化粧水や乳液やクリームなどをとにかくべたべたと塗りがちです。
でも。
濡れば塗るほど、配合成分にかぶれたりして、手に負えなくなります

大切なことは、肌に良くない汚れや雑菌などはきちんと洗い落とすことですが。
同じくらい大切なことは、洗顔石けんやクレンジングをきちんと選ぶこと。
これを間違えると洗顔やクレンジングで角質層を痛めてしまい、湿疹やかぶれやニキビがさらに悪化してしまうのです
( 肌保湿研究所のホームページには、クレンジングの重要性についてお話ししていますし、敏感肌やニキビにもおすすめの石けんを販売しているので、のぞいてみてください。)

さて。
正しい洗顔を行い、汚れや雑菌や秋の花粉を肌からきれいに落としたら、その後は保湿ケアをまいにち怠らずに行いましょう
実は、ちょっと涼しくなるこれからの秋は、肌のトラブルが減るわけではありません。
それは、秋の花粉がたくさん飛んだ場合です。
爽やかにふく秋の風には、たくさんの秋の花粉が含まれているので、その花粉にトラブルを起こさないように毎日ケアをして欲しいのです。
肌保湿研究所のYouTube動画では、さまざまなスキンケアのアドバイスを、私の分身ぺぺがお話ししています
私の分身はとても小さいですが、知識は全く私と同じなので、皆さまに有益な情報を惜しげもなくお伝えしております
季節にあったスキンケアのアドバイスをどんどん配信していきますので、チャンネル登録をぜひしていただきたいです。
チャンネル登録すれば新しい動画がすぐにアップされ、その季節に必要な情報がわかりやすいからです。

花粉症による肌トラブルは、正しいスキンケアによりかなり予防が出来るから、ぜひとも見てくださいね




  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋の花粉症

2019年09月17日 07時23分29秒 | 花粉症
日に日に秋めいてきました

そのため、秋の花粉症の患者さんが増加しています

くしゃみの連発や、急な鼻水。
目のかゆみ。
顔や耳のかゆみ。
頭の地肌のかゆみやふけ。
首のアセモの復活。
手の湿疹の悪化。
脇や腰回りのかゆみと湿疹。

こうした症状は、今の時期に毎年おこる秋の花粉症です

イネ科の雑草の花粉。
ブタクサの花粉。
ヨモギの花粉。
これらはすべて秋の雑草で、秋雨前線が活発になる8月末から飛散が増加します。
昭和にはほとんどいなかったと思われる雑草の花粉症は、平成の中頃から増加し、今ではまったく珍しくはありません

秋の運動会の練習で、お子様もこの花粉症の方がたくさんみられます

気持ちの良い秋晴れの日は、たくさん飛散しています。
帰宅後すぐのシャワーは、必須ですね

せっかくの気持ちの良い秋が来るのですから、気分良く過ごしたいものですね。
まめなシャワーとともに、全身の保湿ケア、洗濯物の部屋干しにも気を配ってくださいね

~~~おまけ~~~
映画を観ました。
話題の日本映画です。
太宰治をテーマにした日本映画をこれで3本観たことになります。
太宰治その本人の実像はわかりませんから、あくまで監督の独自の表現だと思います。
これまで、浅野忠信、生田斗真、小栗旬による太宰治を観ました。
あくまで個人の感想ですが、今回の映画が一番面白くなかったです
映像に監督の視線が見えすぎるし、その中で太宰の表現が上滑りしていると感じました。
過去のの二人の演技には、それぞれの太宰の独自な表現があり、その世界観に納得させられたのですが・・。
また、セット感が強すぎて、スケールが小さく感じ、時々「はい、カット!」というものが透けてみえてしまいました
ま、あくまで私の感想です。
これからもいろいろ映画を楽しむつもりです


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋の花粉症

2017年09月05日 20時10分13秒 | 花粉症
お久しぶりです

夏がなかなかにハードな日々だったので、少々疲れ気味で、ブログを休んでしまいました。
ごめんなさい。
今年の8月は、かなり忙しくしておりました。
でも。
例年の8月とは、少々様子が違ったのです。

夏によくみられる疾患・・・アセモや虫刺されやトビヒや日焼け
こういった疾患が少なめでした。
一方、多かったのは、雑草の花粉症でした。

これには理由があります

今年の8月は、ずっと雨が降っていて、暑さもたいしたことがなく、いわゆる冷夏でした。
日照も少なく、野菜や米が不作になると心配されていましたね。
こういったあまり暑くない雨続きの夏は、雑草が枯れることなくぐんぐん伸びるのです。
その結果、雑草の花粉がたくさん飛んでいます。

そのせいでこの8月は、花粉によるアレルギー疾患の患者さんが多く来院されたのです。

そして9月。

ひき続き、花粉によるアレルギーの方が多くなっています。

まぶたがかゆい。
目の周りがかさつく。
頬や顎や耳周りにブツブツがでる。
頭がかゆい。
首や胸回りに、湿疹が出る。
腕やすねがかゆい。
全身にかゆみがでる。
手の湿疹が悪化してきた。
目のかゆみやくしゃみ、のどのかゆみ。
風邪でもないのに、咳が続く。

こういった患者さんが増加しています

これらはいわゆる秋の花粉症です。
のみ薬や点眼薬、点鼻薬なども処方いたします。

涼しくて爽やかだと思っても、帰宅後は早めにシャワーを浴びて、花粉を流してしまいましょう。

肌の乾燥も始まりました。
保湿クリームを処方いたしますので、毎日のスキンケアを忘れずに行いましょう

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雑草の花粉症

2017年08月18日 23時18分08秒 | 花粉症
私の夏休みが終わりました。
今日から、平常診療です

さて。

毎年、私の夏休みあけの診療はどうしても混雑してしまいます。
でも。
今日の診療は、例年とはちょっと内容が違ったものになりました

それは・・・。

来院された方々の疾患がこれまでの夏のものとは違ったのです。

毎年、この時期は、日焼け、虫刺され、アセモ、トビヒ・・といった夏に増加する皮膚病が多くなります。
でも、今日は違ったのです。

今日、とても目立ったのは、アレルギー疾患だったのです

まぶたのかゆみ。
唇のかゆみとぶつぶつ。
ほほや耳や首の湿疹。
鼻炎や結膜炎。

こういったアレルギーの原因は、雑草の花粉です。

例年であれば、こういったアレルギーは、晩夏や秋に増加します。
秋雨前線の影響で雑草が伸びて、花粉が飛ぶからです。
今頃の時期は、猛暑の影響で、雑草はむしろ枯れていて花粉の飛散は少なくなる傾向があるのです。
でも。
今年は、驚くほどの冷夏で雨ばかり降っているため、雑草はどんどん育ち花粉が飛散しているのです

そうです。
皮膚病もその他のアレルギー疾患も、お天気や気候により影響を受けるのですね

ですから、今日はたくさんの患者さんが来院されましたが、アレルギーの方が多く占め、点眼薬や点鼻薬をご希望の方も少なくありませんでした。

本当に、予測不可能な天候ですね

というわけで。

ずいぶん早く始まった秋の花粉症にお気をつけください。
そういえば。
なんと、昨日から、夜に秋の虫が鳴いているのですよ






  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今の時期の花粉症(その3)

2017年04月16日 08時19分15秒 | 花粉症
国立の桜はいよいよ見頃を過ぎました。
桜吹雪の中を自転車をこぐと、季節が勢いよく夏に向かっていることを実感できます

さて。

スギ花粉の飛散量が減ってくると、天気予報で花粉情報をしなくなってきます。
でも。
このところ、花粉症やアレルギーの患者さんがまた増加しています。

これは、毎年、同じように見られる現象です

4月はヒノキの花粉症。
そして、ゴールデンウィークあたりからイネ科の雑草の花粉症の患者さんが来院されます。

こうした、スギ花粉以外のアレルギーの患者さんが、年々増加しています。
まさに、アレルギーはいまや他人事ではないのです

とくに。
寒さが和らぐと、外出の機会が増えますよね。
公園にでかけたり、外でスポーツをしたり。
遠足や山登りなど、草や木に触れることも多くなります。
こうした、自然に触れる楽しいイベントの中で、植物や花粉のアレルギーをおこしてしまうなんて、残念な話ですね。
また。
ガーデニングや草むしりなどの後にも顔が真っ赤になる方が増え、紫外線によるものと勘違いしている方も少なくありません。
私は、大学病院では紫外線アレルギーの研究をしていましたので、花粉症による皮膚炎と紫外線による湿疹の違いを見分けることには慣れていますが、普通には難しいと思います。
でも、治療法などには違いがありますので、正しい診断が大切です。

これからは、楽しいイベントが多くなります
アレルギーをおこさずに十分に楽しめるようにしたいものです。

治療だけでなく、予防のアドバイスも行います。
お気軽にご相談ください

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今の時期の花粉症(その2)

2017年04月02日 09時56分27秒 | 花粉症
4月になりました

いよいよ新生活の始まる人もいることでしょう。
進級で新しい先生やお友達に、少し不安を感じているお子様もいるかもしれません。
でも。
ひとつひとつ、目の前のことに取り組んで、少しずつ乗り越えていけばいいんですよ。
応援しています

さて。

寒い日々が続いていましたが、いよいよ桜の季節になりました
おそらく、今日もお花見を予定している方も多いと思います。

でも。

こんなことを言うのは、ちょっとしらけるかもしれませんが。
花粉の飛散は、かなり多く、今がまさにピークかもしれません。
スギ花粉、ヒノキ花粉、ハンノキ花粉など、多くの花粉が飛んでいるのです

屋外でシートを敷いて、お花見をしながらお酒を楽しむ方が増えますが。
実は、たくさんの花粉を浴びてしまうことにもなるのです。
ですから。
毎年、お花見の後に花粉症が悪化する方が少なくありません。

予防にのみ薬は飲んでおきましょう。
点眼や点鼻も予防でしておくことをオススメします。

それでも、悪化してしまったら・・・。

なるべくお早めの受診をお勧めします

毎年、この時期は、顔が真っ赤になったり、耳たぶや首、頭などに湿疹が出る方が増えるのです。
早く治療しておかないと、新学期や新生活が始まってしまいますね

それでは、皆さま、お花見を楽しんでくださいね

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする