宮元皮膚科クリニックのブログ

毎日の診療の中で気づいたことや気になることを書いています。
皮膚病や肌のトラブルのさまざまなアドバイスをいたします。

夏休み休診のお知らせ

2017年07月30日 18時39分24秒 | 日記
昨日の花火大会は、少々残念でしたね
隅田川花火大会の方は後半雨がやんだみたいですが、昭和記念公園はずっと雨が強く、雲も厚かったので、きれいに花火が広がらなかったようですね。

さて。

ホームページのカレンダー機能が故障しており、予定表の更新ができません

申し訳ございません

8月の予定をお知らせします。

当院の夏期休診は、8月の10日(木)~17日(木)となります。
また。
19日の土曜日は、第3土曜日のため、お薬のみの処方となりますので、よろしくお願いいたします

傷のお手入れ

2017年07月25日 07時42分49秒 | 診断と治療
夏が暑いのは、当たり前なので、受け入れます。
暑いからこそ、プールや海などを楽しめるわけですし。

でも。

今年は、連日、同じような厳しい暑さが続いて、身体が休まる暇がないように感じます
たまには、涼しい日が挟まらないと、疲労がボディブロウのように蓄積してくるようです
いわゆる・・・夏バテ。
クーラーの部屋でじっとしているのも、かえってぐったりと疲労がたまるようで・・・。

夏の快適な過ごし方を模索している私です

さて。

暑い夏だからこそ、気をつけなくてはいけない肌の問題があります
それは。
傷のお手入れです。

汗でふやけて柔らかくなった皮膚は、傷がつきやすくなっています。
転んですりむいた傷がじゅくじゅくしたり、脱毛やひげそりの細かい傷が赤くなったり、虫刺されのかきこわしは出血したり、汗をタオルでごしごしとふきすぎた皮膚も細かく傷ついていることもあります。
こうした傷から、さまざまな細菌やカビなどが入りやすくなり、皮膚のトラブルおこしやすくなっています

ふやけて柔らかくなっているので、傷が深くなりやすいのも、注意が必要です。
傷が深くなると、細菌の繁殖が強くなり、より傷が深くなったり治りにくくなってしまいます

とにかく重要なことは。
石けんできれいに洗い、とにかく清潔にしておくこと。
そして、汗で長時間むれたりさせないことです

これで、浅い傷は治りやすいですね

でも。
傷が深かったり、びらん面が広かったりした場合は、自己判断は危険です。
適切な軟膏や、抗生物質の内服が必要な場合があります。
治りが遅かったら、なるべく早めの受診をお勧めします。

傷は早めに治して、暑い夏のイベントを楽しんでくださいね

暑い時期ならではのトラブル

2017年07月19日 07時20分23秒 | 診断と治療
今年の梅雨は、なんだかおかしな天気が続きますね

全然雨が降らないな・・と思っていたら、まるでスコールのような突然の大雨や、竜巻の情報。
昨日のヒョウには、怖い思いをされた方もいるでしょう

大学通りのあじさいも、丸く膨らむことが出来ないうちに、カサカサに枯れ始めています。

さて。

今日は、ちょっと、気になることがあるので、みなさまにご注意をと思いまして

それは。

市販されている人気の商品のトラブルについてです

一つ目は。
ちょっとした傷ややけどなどに、ぴったり被ってぬれても皮膚には水が入らない、キズパワー○ットです。
これは、実は、意外に使い方が難しいのです。
注意点としては。
あまり大きかったり深かったりする傷には、使わない方がよいということ。
さらに、石けんできれいに洗浄してから貼らないと、テープの下で、細菌が繁殖いてしまい、かえって傷が悪化する危険性があるということなんです。

転んですりむいた傷や、虫刺されをかきむしって血がでたところなどに、このキズパワー○ットを貼りっぱなしにすることがありますが、しっかりと石けんできれいに洗っておかないと、暑い夏の時期は、このテープの下に細菌が繁殖しトビヒになっているケースをたびたび経験するようになりました。

二つ目は。
熱中症の予防にも使われることがある、熱をさますためにおでこに貼るヒエピ○。
簡単で便利に熱を取るので、この時期もなかなか人気です。
でも。
皮膚の弱い方は、これにかぶれることが意外にあるのです。
汗をたくさんかいて、ふやけて弱くなった皮膚は、かぶれやすく注意した方が良さそうです。
ひどいアセモと勘違いしている方もいますが、アセモよりもずっと重症になることがありますよ。

いずれも、夏に多くなるトラブルです。
気軽に使いやすい商品ですが、ちょっと気をつけた方が良い場合もあるのです。

ご注意くださいね

ところで・・。
おまけですが。
私が開発したオールインワンジェル。
自慢することになりますが・・。
いえ。
自慢させてください。
本当に、すごく大好評です
予想を超える皆さまの高評価に、本当に作って良かった~~と思えます。
「本当に素晴らしい化粧品です!!」
「こんなジェル、ほかにはないですよ!!」
「はじめて、肌にぴったり合うものに出会えました!!」
これは、昨日、患者さん方からいただいた感想です。
ありがとうございます。
商品に関することだけでなく、皮膚病のアドバイスも、インスタグラムに書いています。
hadahokenで検索してみてくださいね

汗は悪いのか。それとも・・・(その4)。

2017年07月12日 15時53分04秒 | アトピー性皮膚炎
今日の暑さは、厳しいですね

さて。

汗のまとめです。

まず。
湿疹やアトピー性皮膚炎がひどいときは、汗は敵になります
明らかに、悪化原因です。
ですから、この場合は、まずはさっさと適切な治療で治しましょう。
ひどいときは、プールもやめておきましょう。

軽快したら、薬をへらしつつ、保湿ケアを始めましょう。
この時期も、まだ汗かくと、かゆみを感じます
汗をかいたら、水拭きをするか、シャワーを浴びて、さっさと流してしまいましょう。

保湿クリームなどでコントロールが良好な方は、汗をかいた方が良いです
ただし。
かいた汗を長時間放っておくのは、禁物。
汗が古くなってネバネバしてくると、汗の成分はホコリや細菌やカビなどが繁殖し、汚い汗になります。
この汚い汗は、かゆみを引き起こすので、注意が必要ですね

当院で、治療経過が良くなって、コントロールの良好なアトピー性皮膚炎の患者さんの多くは、夏の方が調子が良いんですよ。

夏、いっぱい汗をかいて遊べると、うれしいですよね

汗は悪いのか。それとも・・・(その3)。

2017年07月11日 07時33分27秒 | アトピー性皮膚炎
まだ梅雨明けしていないんですよね・・・
でも。
連日、乾いた熱風がアスファルトから立ち昇ります。
雨の恩恵なんて感じないくらい、空気が乾いています

さて。

汗のお話の続きです。

やはり、思った通り。
これだけ、連日暑さが続くと、次のようなご意見をお聞きします。
それは。
「先生、アセモがひどいんです。」
とか。
「汗をかくとかゆくなるので、かかないように涼しい部屋でおとなしくしています。」
とかです。

確かに、アトピー性皮膚炎の方や乾燥肌の方は、この時期、汗をかいたあとに全身がかゆくなったり、汗がしみて不快に感じている方が多いです。
でも、汗ってそんなに皮膚に悪いものでしょうか?。

いえ。実は、丈夫な肌のために汗はとても必要なんです。
汗は、角質層を水分で満たし、外界からの物質の侵入を防ぐのです。
また、適度に弱酸性に保ち、細菌の繁殖を防ぐのです。
汗をしっかりかくことで、体内に熱がこもりにくくなり、自律神経も正常に働きます。
お子様の成長期に、しっかり汗をかくことは、丈夫な皮膚やさらには丈夫な肌を作るためには必要なんですね

でも・・・。
アトピー性皮膚炎が悪化している方や、治療があまりうまくいってなくて改善していない方などは、汗をかくと、汗と汗にくっついたさまざまな成分に刺激を受けて、かゆみが増してしまうのです。
この場合は、まずは治療が優先です

また、それほど皮膚炎はひどくなくても、夏でも乾燥肌が見られる方は、弱い角質層に汗が刺激してかゆくなります。
「汗をかくと、汗がしみます。」
このようにおっしゃる方が多いですが、見かけより乾燥肌が強い場合が多いですね。

実は、パソコンのマウスが壊れていて、入力がしにくいので・・・今日はここまで。
さぁ。
暑い一日が始まりますよ










汗は悪いのか。それとも・・・(その2)。

2017年07月07日 06時42分25秒 | スキンケア
夏バテ予防に、私が毎日飲んでいる飲み物があります。
それは。
青汁豆乳です

ね。いかにも、健康的ですね。
胃が弱い私は、今の時期、水ばかり飲んでしまうと、ますます胃の調子が悪くなります。
そこで、青汁豆乳。
豆乳に青汁を溶かすだけですが、美味しいし、いかにも元気が出そうですね

さて。

今日は、汗のお話の続きです

当院では、アトピー性皮膚炎の患者さんがたくさん受診されています。
短い期間で良くなっている方ももちろんいますが。
経過の長い方では、10年以上、通われている方もいます。

もちろん、悪い状態で10年以上かかっているのではありません。
その方にあわせた治療計画にそって治療を続けていて、かなり良くなっているのです

当院では、治療計画を
治療期・・・・しっかりとお薬を使って治す
軽快期・・・・良くなっていく状態に合わせて、薬を減量したり、極めて弱くする
維持期・・・・ほぼ治っている状態を長く維持する
と分けて、行っていますが、とても良くなると維持期に入り、この状態だとほとんど保湿クリームのみでコントロールできます。
もちろん、維持期に入れば、頻繁に受診する必要はなくなります。

さて。
汗のお話ですが。

アトピー性皮膚炎であっても、汗の影響は、時期によって異なるのです。
治療期・・・・汗をかくととてもひどくなります
軽快期・・・・まだ、汗でかゆくなることがあります
維持期・・・・汗をかいた方が、良くなります。汗をかく夏に、一番調子が良いくらいです

そうなんです
一概に、アトピー性皮膚炎といっても、汗の影響はさまざまで、悪くも良くもなるというわけです。

次回は、もう少し、踏み込んでお話ししましょうね


汗は悪いのか。それとも・・・。

2017年07月04日 07時23分26秒 | アトピー性皮膚炎
む、蒸し暑い!!。

毎年、梅雨の時期は苦手で、体調を崩す私ですが。
今年もやはりやってきましたね。
べた~っとした重い空気が身体にまとわりつく感じです

苦手な季節なのに、先週は連続で勉強会に出席してきました。
その疲れがでたのか、昨日、夕飯を食べた後、気づいたらソファでぐっすりと寝込んでしまいました

まぁ、身体が休養を欲しているのだから、流れに任せて、だら~~っとするべきですね

さて・・・。

こういう季節になると、汗が不快に感じる方が多くなります。

多いのは。
「汗をかくと、かゆい。」
というご意見ですね。

これは、とても、重要な問題です。

そこで、汗とどのように付き合っていくのかを書いて行こうと思います。

身体が疲れ気味なので・・・。
ブログも少しずつにしますね。
続きは、また、今度・・・