宮元皮膚科クリニックのブログ

毎日の診療の中で気づいたことや気になることを書いています。
皮膚病や肌のトラブルのさまざまなアドバイスをいたします。

ひどいアセモ

2012年07月31日 19時56分21秒 | 診断と治療
連日、厳しい暑さが続きます

熱中症による死亡が68名になっています。
毎日、救急搬送が千人単位で発表されます。
ちょっと、異常ですね・・・。

休み無く続く厳しい暑さは、当然、皮膚へ影響します。
今日は、ひどいアセモの患者さんが多数来院されました。

これが、アセモ??と驚くほど、重症の方もいます。
汗の量だけでなく、暑さによる身体の疲れや免疫力の低下も大きく関係していると思います。

体力低下の影響か、このところ、続けて帯状疱疹の患者さんもいらっしゃいますし。

アセモを悪化させる原因は、次のようなものです。
それは。
1・・・・・当然、汗の量。
2・・・・・汗をかいた後、その汗を洗い流せる時間までの時間の長さ。つまり、汗を放っておくと、アセモは悪化します。
3・・・・・かきむしること。かけばかくほど、アセモは悪化します。
4・・・・・プールの塩素。これも悪化原因。アセモがひどい時は、プールはやめましょう。
5・・・・・衣服の素材。むれる素材や、ゴム、レースなどは、悪化原因。また、ジーパンもです。
6・・・・・地面からの熱気。これは、アスファルトからの熱風で、皮膚が乾燥し、そこに汗をかくとひどくなるのです。
7・・・・・タオルでごしごしこすり拭きをすると、皮膚がダメージを受け、そこに汗をかくとひどくなりますよ。

まぁ、これらに注意して、なるべく悪化させないように、お気をつけくださいね

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リラックスのお話

2012年07月29日 21時22分40秒 | 診断と治療
夏らしい暑さが、連続していますね

暑いだけで、消耗してしまい、私のストレス解消と思っている手芸を楽しもうという余裕もありません

とはいえ、やはり毎日のリラックスを心掛けるのは、私の健康のための大きなテーマです

いやいや。
私の健康法のお話をしたいのではありません。

アトピー性皮膚炎やさまざまな慢性の皮膚病の方々にとって、かゆみはとても辛いもの。
かゆみのために、イライラするし、寝不足にもなったりするので、やっかいなものです。

もちろん、このかゆみは、症状に応じて飲み薬やぬり薬で治療をいたします。

でも。
それとともに、ちょっと、リラックスの工夫を日常で心掛けてほしい・・と思います。

なぜなら。
こんな経験はありませんか?。

定期試験の前や、入試が近づいてくると、やたらにかゆみが強く感じるとか。
お母様がしかった後や、いらいらしている空気を感じると、お子様がばりばりとかきむしるとか。

これは、ストレスを感じ、交感神経が優位になり、その結果、かゆみがいっそう増しているのだと思います

治療をより効果的にするために、ちょっとした小さな工夫をして欲しいです。
大人であれば、とにかく深呼吸です。
しかも、吸う息1に対し、吐く息2という長さで、ゆっくりと長い息を吐き出すことがオススメの呼吸法です。
これは、私が疲れて体調が悪くなるとよくやってみます。

お子様に対しては、お母様にちょっと気を遣っていただくのですが。
意識して、ちょっとゆっくり話すこと
いらいらして怒ると、つい早口でまくし立てる・・・なんてこともあると思いますが、これに対しお子様の交感神経が反応し、ぴりぴりしてかきむしるのです。
あとは、これは、簡単なんですが、頭をなでなでしてあげる、または、手を包んでさすってあげる
これで、お子様は、確実にほっとするはずです。

猛暑、酷暑・・・・が続くと、無意識に、眉を寄せていらいらした顔になりがち。
おうちに帰ってクーラーをつけたら、まずはにっこりとしてみましょう
「あ~、涼しい、助かった~
なんて声をだして、にっこり作り笑いをすることも、副交感神経を刺激し、リラックスの効果があるんです。

よく、私の診察時には、話が脱線して、皮膚病とはちがう話で患者さんと盛り上がり大笑いしちゃうなんてことをしてしまうんですが
これって、前向きに考えれば、副交感神経を刺激する治療の一環とも言えますね(ちょっとむりやり?)

あ、あと、ほほえんだり笑ったりは、アンチエイジングにも効果があります。
健康にも美容にも良いですね

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プールと海

2012年07月27日 19時48分50秒 | スキンケア
暑い・・・・・・です

お天気予報のお姉さんが、「モーレツな暑さが続きます」なんて涼しい顔でさらっと言っていますが。
連日、熱中症の死者が増加しており、搬送された人数は1万人以上。
温暖化の異常さをもうちょっと真剣に考えるべきではないか・・と思います。

原発反対・・・というデモは盛り上がっているようですが、温暖化の問題も大きいと思います。
九州の洪水は年々ひどくなるようだし、東京にはクマゼミが生息し始めたし、熱中症で毎日何人も死者が出るなんて、見過ごせない事実だと思います。

まぁ、暗い話題はこのくらいにしましょうか。
でも。
この温暖化や、猛暑が、皮膚の状態を変えており、皆さんの肌をどんどん乾燥肌にしていく事実に、どうしたらよいのか・・と考え込む私なんです。

さて。
乾燥肌や、アトピー性皮膚炎の方々は、夏休みをどのように過ごしたらより良いのでしょうか。

まず、日焼けのしすぎはです。
肌にあった安全な日焼け止めクリームを塗りましょう。

プールと海はどちらが肌に良いでしょうか。
それはずばり。
海が良いですね

プールの塩素消毒は、乾燥肌をひどくし、湿疹を悪化させる可能性があるのです。

一方。
海水はミネラルに富み肌に潤いを与えるので、湿疹や皮膚炎が軽快する可能性があるのです。
つまり、楽しく遊んで、皮膚も良くなっちゃうというおいしい行楽地なんですね

ただし。
日焼けには要注意です
海辺は日差しをさえぎるものが無く、うっかりひどい日焼けをすることがあり、こうなると、乾燥肌はひどくなり湿疹も悪化します。
海で遊ぶのは、曇った日が望ましく、また、晴れた日はパラソルの下に隠れたりタオルや帽子で日焼けを予防することが大事ですね。

私は、今年は、何のイベントの予定もなく、おうちで映画を観るか、ミシンで手芸して遊ぶかですね。
ま、それもまた、リラックスできて楽しみでもありますね

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膝下の乾燥

2012年07月26日 09時35分10秒 | スキンケア
まさに真夏を感じる日々が続いています

アスファルト舗装の上を歩いていると、まさに都会は砂漠なみだな・・・と感じます

夏の都会の地面の上は、気温が50度くらいになるそうです。
天気予報の気温はある一定の条件の場所での気温であり、実際の気温は場所によりまちまちです。

地面に近いベビーカーや、身長の小さいお子様は、そうとう暑さが厳しいはずです
水分の補給をまめにしてあげてくださいね。

さて。
こういう気温が続くと、地面からたちのぼる熱気のせいで、膝下の皮膚の乾燥がひどくなります。
気づくと、ふくらはぎや膝下がかさかさになっているので、あわててクリームを塗っています。
この膝下の乾燥は、当然、地面の熱気によるものです。
これを放置していると、かさつくばかりか湿疹がでやすくなります。
夏は、むだ毛のお手入れをする方も少なくないでしょうが、乾燥肌にカミソリをあてると、ひどいカミソリ負けをおこします
夏のカミソリ負けは、細菌感染も加わりひどくなりやすく、そのあと茶色い汚い跡を残します。
露出を気にして脱毛しているのに、カミソリ負けで汚くなり、結局露出できないなんてことも・・・

つまり。
なつこそ、保湿ケア・・・は、とくに膝下には重要ということですね
もちろん、うでの脱毛する方も、保湿クリームをしっかりぬりましょう。

それにしても、暑いですね

私は、若い時は夏が一番元気でした。
楽しいイベントも多いし、海に山に楽しみが多かったし
でも。
ここ数年、夏は、駄目です
年齢のせいかな・・・とも思いますが、それより都会の夏が暑すぎるようになったことが原因の一つでしょう。
猛暑~酷暑・・・なんて日は、風鈴とかうちわとか風情のあるものの魅力も色あせてしまうと思います。

というわけで、出かけることの好きな私でも、夏はすっかりおうち人間ですね。
お休みの日は、家にとじこもり、部屋を涼しくして、録りためた洋画のビデオを観まくります
私は20代の時、映画が好きであちこちの映画館に一人で観に行ったものです。
最近は大きなテレビに買い換えたので、すっかりおうちで映画三昧・・・です。

皆さまも、この厳しい暑い都会の夏を、上手に楽しんでお過ごしください
保湿ケアを忘れずに・・・・ね

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なぜ、夏に保湿なのか?

2012年07月24日 19時11分08秒 | スキンケア
夏らしくなってきました。

汗が重く身体にまとわりつくような気温です。
べたべたして、気持ち悪いですね~~

さて。

こんな、汗ばむ季節に、私は皆さまに保湿のケアをお話しし続けています。
どうしてなんでしょうか。

それは、都会の生活と密接に関係するんです

年々、温暖化が問題になり、夏の気温も35度を超えることも珍しくなくなっています。
これは、ビルが増え、アスファルト舗装ばかりになった暮らしに関係します。
土と緑が減り、日陰が少なくなり、直射日光を浴びやすい都会の暮らし。
アスファルトの照り返しで気温はぐんぐん上がります。
気温の高い日、地面がまるでヒーターのようになり、熱気が立ちのぼります。
ベビーカーの赤ちゃんや、身長の小さいお子様は、大人よりも温度の高いところにいます。
まるで、ドライヤーでずっと乾かされているかのようです。

すると。
当然、皮膚は全身、乾燥します

さらに、クーラーでいっそう乾燥させられます。

つまり、都会の夏はは、乾燥肌になりやすいのです。

乾燥肌は、敏感肌なので、汗に対し弱く、アセモになりやすいです。
湿疹も悪化します。

また、プールの塩素も乾燥肌をいっそうすすめます。
プールの塩素で荒れた肌に、さらに日焼けも加わり、肌はがさがさですね。

昭和の時代、そうそう、映画のオールウェイズ3丁目の夕日のイメージ。
その時代は、地面に土や砂利があり、木々もあり、都市部にもまだ川などがありました。
夏はあつくても30度くらい。
地面は雨のあとしばらくしめっており、空気は潤っています。
また、木陰があるので、涼しい場所があちこちにありました。
プールより川遊びの時代は、塩素のかぶれもありません。
本当に昔は、皮膚にやさしい暮らしだったんですね。

ですから、現代の都市の暮らしは、皮膚には過酷です。
とにかく、とにかく、乾燥肌になってしまうんですね

なので。
夏も保湿。
いやいや、夏こそ、いっそう保湿が重要なんですね

おばあちゃま世代の方からみれば、ちょっと考えられない事かもしれません。
花粉のために屋外に洗濯物を干せないことや、夏こそ保湿クリームをぬるなんて~~かもしれません。
でも、残念ながら、最近の都会の暮らしには、考え方を変えなくてはいけないのですね。

まめにシャワー、そして、まめに保湿ケア。
これが、夏のかゆみ肌を予防する重要なケアです。
クリームの処方の他に、塗りやすい乳液の販売も行っています。
お気軽にご相談くださいね

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夏の皮膚病(その3)

2012年07月23日 15時25分32秒 | インポート
一昨日、昨日の涼しさは、まるで秋になったかと錯覚するほどでした。

急激な天候の変化に、早くも夏ばて気味です

夏らしい皮膚病は、どんどん増加してきました。
アセモ、トビヒ、ミズムシ、虫さされなどが多くなっています。
しかしながら、もうそろそろ減ってきても良いのでは・・・と思っているイネ科雑草アレルギーの患者さんはまだまだたくさん来院されます。

イネ科の雑草で皮膚炎をおこした患者さんの多くが
「今年はじめてです」
とか
「今までよりも、ずっとひどいです」
とおっしゃっています。
この理由はわかりません。
なぜか、今年はイネ科の雑草のアレルギーの患者さんはとても多く、そしてまだ減りません。

いつもの年なら、梅雨明けすれば治っていましたが、今年は少し遅れています。

なので、現在、当院の患者さんは、真夏の皮膚病と、雑草のアレルギーの患者さんが混在しています。

私事ですが、早くも夏ばてしています
忙しさに加え、猛烈な暑さの後に、いきなり涼しくなって、体調がダウンしています。
こういうときは、とにかく、寝ること。
お昼寝も含めて、睡眠をとることに限ります。

今日は、早く、寝ますね

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夏の皮膚病(その2)

2012年07月18日 20時02分28秒 | 水虫
梅雨明けしましたね

いきなり連日、強烈な紫外線に、頭がくらくらします

大学通りの紫陽花の花が、古びた和紙のようにカピカピに乾ききっています。

今日は、ミズムシのお話です

ミズムシは、虫ではなく、カビの仲間です。
カビなので、湿度を好みます。
つまり。
足の汗でむれると、かかりやすくなります。

ですから、予防としては、むれないようにすることです。

たとえば、ナイロンのストッキングや靴下は、ミズムシになりやすい状況を作ります。
一日中、仕事で皮靴や長靴をはいている人も要注意
また、最近、若い女性に流行っている、サマーブーツも危険な感じがします。

サンダルは悪くはないのですが、素足に接触している靴底がゴムだったり合成皮革だったりするので、汗を吸わないため、実はむれますね。

私は、最近は、薄手の綿混のソックスをはいて、サンダルです。
これは、むれにくい上に、日に焼けないという一石二丁なので、お気に入りです

なお、ミズムシになったら、もちろん治療が必要です。
が、来院される患者さんの中に、一見ミズムシに似て、実は違う場合もあります。
それは。
汗でむれて皮がむけているだけだったり、アセモのような湿疹だったりすることです。

やっかいなことに、こういう湿疹のときに、市販のミズムシの薬を塗ってかぶれてしまうことがあります。
ミズムシの薬を塗れば塗るほど悪化するので、患者さんはミズムシが広がったとびっくりされるようです

やはり、正しい診断のもとに治療をしないと、治らないんですね。

足が汗でむれやすい方や、ミズムシにかかりやすい方は、毎日足を石けんで清潔に洗い、よく乾かして、なるべくむれない日常生活の工夫をしましょう。
たとえば。
家ではくスリッパや室内履きは、汗を吸いやすく、また、丸洗いできる清潔なものを使いましょうね

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夏の皮膚病

2012年07月17日 19時03分42秒 | 診断と治療
いや~、暑いです

昨夜の熱帯夜もきつかったわ

早くも夏ばて気味の院長です・・・。

と思ったら。
今日は、一日、夏らしい皮膚病のオンパレードでした。

虫さされ。
アセモ。
ミズムシ。
トビヒ。
金属アレルギー。
などなど・・・です。

特に、アセモとトビヒは、一気に増加しました。
この二つは、この厳しい暑さと連動しています。

ニュースを見ていても、連日、熱中症で病院に搬送された人の人数が多く発表されています。

最近の暑さは、年々異常になっていくように思います。
私が子供の頃、酷暑なんて言葉はありませんでした。
まだ、梅雨明けしないうちに、39度とか記録されるなんて、本当に危険な感じがします

赤ちゃんが特に心配です。
なぜなら、ベビーカーに座っている赤ちゃんはアスファルトにとても近いため、暑い日は50度くらいになるというのです。
赤ちゃんをお持ちのお母様、暑い日は特にお気をつけください。
ベビーカーに座っている赤ちゃんの背中は、汗でびっしょり
アセモになりやすいので、まめに拭いてあげてください。
また、まめに水分を補給してあげましょう。

帰宅後は、すぐにシャワーです。
シャワーは、一日何度浴びても良いですよ。
水浴びするだけで良いんです。

私は昔は、夏に強く、ちょっとやそっとの暑さでは元気でした。
でも、最近のこの酷暑には萎えます
とはいえ。
暑い暑い・・・ばかり言っているのはつまらないので、何か楽しみを見つけて、充実した夏を過ごしたいものです

アセモの薬を、処方しています。
シッカロールとかつけていては駄目ですよ。
軽い薬から、ひどい方用のやや強い薬まで、さまざま処方しています。
アセモをかきむしってトビヒになる方も多いので、トビヒの予防にもアセモの治療は大切ですね

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軽いじんましん

2012年07月16日 09時11分10秒 | 診断と治療
昨日は、関東のあちこちで猛暑日を観測されました。
渋谷は38度になったとか
今日はさらに暑くなるそうです

まだ、梅雨明けしていないとは思えないですね・・・。

さて。

私は昔から、じんましん体質です。
疲れがたまると、かゆみを感じることが多いです。
一日のうち、夕方以降や夜、入浴後などに、身体のあちこちにかゆみと赤みがでます。
洋服のベルトの下や、下着のゴムの締め付けの部位などに、かゆみがおこりやすいです。

お子様ですと、風邪で発熱した後などにじんましんがでやすいです。
最近は、プールの疲れなどでかゆくなる場合もあります。
このタイプのじんましんは、昼間はかゆみや発疹が出ないことも多いので、病院に行くことをためらう場合があります。
でも、発疹が無くともお薬の処方は可能です。
かゆみを我慢させることはかわいそうなので、お薬をもらいにおいでください。
お話を聞くだけでも、診断が可能な場合がありますよ

私は昨日、おつきあいでバーゲンに行きました。
夏物が30~50パーセントオフになっており、連休ということもあってすごい人出でした。
さんざん歩き回り、人混みに酔って疲れ果て、収穫は半額の靴下3足でした・・・。

その疲れが、夜にでました
身体のあちこちがかゆくなってしまいました。
薬を飲んで、早く寝ちゃいました

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この時期の花粉症(続き)

2012年07月14日 16時56分07秒 | 花粉症
蒸し暑いですね

湿度を含んだ空気が、身体を重苦しく包みます。

大学通りの紫陽花の花も、しぼんだ紙風船のように縮んで首をたれています。

さて。

このブログで、今年の5がつから7月にかけておこるイネ科花粉アレルギーについてお話ししてまいりました。
今年は、この花粉の飛散が多く、この時期に花粉症になるのがはじめてという方や、はじめて顔に湿疹が出たという方がたくさん来院されています。
はじめてアレルギー症状がでると、びっくりされる方が少なくありません。

なぜ、今年はこの時期にこんなにアレルギーを起こすのでしょう。

これは、私見ですが。

例年よりも、風が強い・・・・強すぎるからだと考えます。

5月から、竜巻のニュースが3回ありました。
日本で、竜巻で死者が出るなんて、聞いたことがありません
また。
6月には、過去に記録がない、2度の台風がやってきました。
これも、強風の日が多かった原因です。

一昨日から九州に過去の経験のない大変な被害を起こしている低気圧も、これまでに経験のない異常天候です。
その影響で、一昨日から関東地方にもいやな風が吹いていました。
このため、またもやこの数日雑草の花粉が飛びました。

最近、異常気象のニュースが多いですよね。
これが、アレルギーなどの様々な病気に影響を及ぼしていると思います。

蒸し暑いと、クーラーをつけることがあると思いますが。
これが、けっこう、皮膚を乾燥させますよ。
保湿ケアを忘れずに続けてくださいね

~~今日のひとりごと(おまけ)~~~

テレビをつけたら、ライブの音楽番組をやっていました。
何気なく、そのまま見ていたら、プリンセスプリンセスの再結成(16年ぶり!!)をしていました。
プリプリ・・・・あ~、懐かしいなと思い、でも16年ぶりの再結成ってどうなんだろう、痛くはないんだろうか・・と案じながらみていました。
初めは、外見だけで、やっぱりそれなりに年取ったな・・くらいしか思わなかったのですが。
演奏が始まり、次第に私は画面に釘付けに!!。
「ダイアモンド」と「M」の二曲だったのですが。
すごかった。格好いい!。
歌唱力も衰えておらず、また、ギターやドラムなどの演奏する姿も、すごくすてき。
やっぱり、若い時期に全力で頑張る事って、絶対に大事なんだ。年齢を重ねても、それがその人の心の財産になっているんだ。だから、16年たって、もう中年と呼ばれる年齢になってもこうやって再び輝くことができるんだな・・・と妙に心に響くものがありました。
今、青春まっただ中の若い方々、時間を無駄にせず、自分の夢中になれるものを見つけて、頑張ってくださいね

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