宮元皮膚科クリニックのブログ

毎日の診療の中で気づいたことや気になることを書いています。
皮膚病や肌のトラブルのさまざまなアドバイスをいたします。

丈夫な肌を作るために(その2)

2019年11月30日 07時25分14秒 | スキンケア
ひどい乾燥肌の方が増えてきました

冬本番に入りかけたばかりなのに、今の時期でこれでは、この先が心配ですね

そもそも、乾燥肌とは、いったいどういうことでしょうか?
乾燥肌とは・・・皮膚の一番外側の角質層の水分量が減少した状態です。
皮脂・・というアブラは、高齢者では減少していますが、それ以下の年齢では季節にはそれほど関係しません。
ですから、アブラを塗っても大きな効果を期待できません。
最近のはやりのオイル美容などは、表面がオイルでべたべたするので、一瞬良いような気がしますが、角質層の水分量が上がるわけではないので、どうかな~と思います。

乾燥肌は、ふたつの原因で進行します。
ひとつは・・・・・発汗の低下
二つ目は・・・・・環境の湿度の低下

寒くなると、毎日の発汗が低下します。
身体の内側からの汗の量が大きく低下します。
そこに、エアコンやファンヒーター、床暖房といった部屋全体を暖める暖房の過剰使用により湿度が下がると、わずかに残っている角質層の水分が蒸発してしまうのです。

こうして、冬の乾燥肌が進行していくのです

だから、まずは、重ね着

このブログを書いている私の部屋は、14度です。
綿のTシャツ
暖かなインナー
ワンピース
ベスト
カーディガンの2枚重ね
腹まき
首にはネックウォーマー
足にはレッグウオーマー
重ね着しても寒い場合は、電気ストーブか、床暖房を一番弱めにつけます。

ショウガ入りのホットミルクティを飲んで、全身がじんわり汗ばんできました。
ちょっと暑いくらいに感じ始めています
温かい血流が全身を回り、顔の素肌もしっとりしてきました。
これが私の究極の美容法なんです
保湿クリームの効果も上がりますし、乾燥小じわも減らせますね。

この続きは、また次回に書きますね

~~お知らせ~~
年内は、12月28日土曜日が最終となります。
28日土曜日は、お薬のみの処方となりますので、お気をつけください。
12月は、年末の処方を行います。
いつもより多めの内服、外用薬の処方が可能です。
( ただし、内容によりご希望に添えない場合もありますので、ご了承ください。)

なお、来年は、1月11日土曜日より診療を開始いたします。
例年より、やや遅いスタートになりますので、お気をつけください




















丈夫な肌を作るために(その1)

2019年11月28日 07時57分45秒 | スキンケア
寒い日々が続きますね

あちこちで紅葉が進み、色とりどりに色づく木々の美しさを楽しめる季節です

このブログを書いている私の部屋の温度は今17度です。
私はこのくらいでは暖房はいっさいつけません。
足にレッグウオーマーをつけ、カーディガンをはおり、膝掛けをつけて、ぽかぽかしてきました
温かい血流がじわじわとめぐり始めました。

こうして自分の身体を、暖房をつけずに重ね着で暖めると、良いことずくめです

電気代が節約できます
全身にじんわりとほんのりと汗をかき、乾燥しにくくなります。
顔のお肌も潤います(肌老化を予防しますね。スキンケアのお金も節約できます。)
空気が乾燥しにくくなるので、風邪をひきにくくなりますよ。

そうなんです
あちこちでがんがんエアコンをかけまくっているので、鼻炎や咳がひどい方が増えてきました。
インフルエンザにもかかりやすくなります。
お肌は乾燥し、高価な化粧品を塗りまくってもカピカピが改善しません。

前置きはここまで。
次回は、効果的なスキンケアについてお話しします

暖房をつける前に

2019年11月19日 07時32分13秒 | スキンケア
だんだん寒さを感じる季節になってきましたね

クリニックにはすでに乾燥肌のご相談が増えてきました

まだ暖かい気温の日もあるのに、電車やデパートなどにエアコンが強く効いていることが多くなっています。
「まだ早いだろ!!」
と突っ込みを入れたくなります

近年つくづく思うのですが・・・東京の冬は砂漠以下の湿度の生活で、世界で一番乾燥がひどいのではないかと感じます

都会の生活は、夏は猛暑の日が増えがんがんクーラーをかけて室内で過ごすことが多くなり、秋から冬は長い期間エアコンなどの室内をぽかぽかに暖める暖房の中で生活します。
昭和の子供に比べて平成生まれの子供は屋外での運動が減り、室内でゲームなどであそぶケースが増加しています。

そのせいで、運動能力の低下が危惧されていますが、同時に、発汗の機能も下がっているようです
つまり・・・。
上手に毎日発汗していないので、汗をかくにくくなっているのです。

その結果、初夏には熱中症になりやすくなり、これからの季節はすぐに乾燥肌になってしまうのです

皆さまにアドバイスです

室内でちょっと寒いな・・・と感じたら。
すぐにエアコンをつけるのではなく、まずは一枚羽織るとか、靴下をはくとかしてください。

最近の子供は、運動不足で発汗の機能が落ちていいるのに、冬はエアコンや床暖房などのぽかぽかの部屋で裸足で薄着の生活をしがちです。
これでは全身が乾燥し、かゆみや湿疹だけでなくアトピー性皮膚炎や食物アレルギー、花粉症や喘息にもなりやすくなるのです

暖房をつける前に・・・まずは洋服や靴下などで調節する工夫をしてください。
これ、すごく大切です。
お子様が一生アレルギーの治療を必要とすることをなんとか食い止めたい・・・と思うのです

展覧会の御礼

2019年11月12日 20時46分12秒 | 日記
盛会のうちにリスルホールでの美術展が終了いたしました
見に来ていただいた方に厚く御礼申し上げます

11月の末には、今度は織物の展覧会が吉祥寺で行われ、私は洋服を出品します。
絵を描いたり、洋服を作ったり、映画を観たり・・と秋を存分に楽しんでいます

ところで、急に空気が乾燥してきましたね
いよいよ、お肌の乾燥には注意しないといけませんね。

暖房を控えて、上手に重ね着をすることがオススメですが。
もうひとつ、アドバイスがあります。
それは。
温かい飲み物を飲むことです
私がはまっているのは、ホットのショウガミルクティです
ショウガミルクティを飲むと、身体に良いことをしている感じがします
身体に温かい血液が流れ、お肌に潤いも与えるんですよ。
エアコンでぽかぽかに部屋を暖めて乾燥がひどい部屋で、冷たい飲み物ばかり飲むなんて・・・だめですよ

毎日の生活で、温活しましょう

展覧会のお知らせ

2019年11月08日 12時49分28秒 | 日記
芸術の秋です

本日から日曜日まで、立川のリスルホールにて、毎日10時から18時まで、北多摩医師会美術展が開催されます
私は世話人のひとりとして、準備に関わりました。

リスルホールは立川病院のとなりにある大きな建物です。
立川駅から徒歩10分、あるいは南武線の西国立駅のそばです。
この立派なリスルホールの地下のギャラリーで、とても見応えある素晴らしい展覧会の準備が整いました

私は、絵画を2点、タペストリー1点、ベストを1点出品します。
お時間があれば、ぜひ、観ていただきたいと思います

ところで。
スギ花粉が飛んでいます
もう??と思われるかもしれませんが、実は、スギ花粉は毎年11月前後に多少飛ぶのです。
先週あたりから、鼻水や目のかゆみ、のどのイガイガ、皮膚のかゆみや湿疹の方が増えています。
点眼薬や点鼻薬も処方しますので、ご相談ください