宮元皮膚科クリニックのブログ

毎日の診療の中で気づいたことや気になることを書いています。
皮膚病や肌のトラブルのさまざまなアドバイスをいたします。

暖房の前に座るお子様

2013年01月28日 21時46分00秒 | スキンケア
連日、お子様の患者さんが多いです。

お子様は表面積も体積も小さく、同じ暖房環境では、大人よりも早く乾燥肌~乾燥性湿疹になってしまいます

今日、身体中にかゆい湿疹がたくさんできてしまい、お母様が水疱瘡か、薬疹か、食べ物のアレルギーか・・・と心配されていたお子様が来院しました。
全身にたくさんの発疹がでると、びっくりしますよね

皮膚をじ~っと観察してみると、全体にすごく乾燥していました。
もしや・・・と思い
「暖房の前に座りませんか?」
とお聞きすると
「ファンヒーターの前に陣取って長時間座っているんです
とおっしゃいます。
これが、湿疹の原因ですね。
食べ物もウィルスも薬もすべて関係ありません

でも。
こういうお子様は最近とても多いのです。
ファンヒーターのそばに座るとか、ホットカーペットの上に寝転ぶとか、ぬくぬくと暖まろうとするお子様は決して珍しくありません。
近年、部屋全体を暖める暖房を日常的に当たり前のように使用する家庭が多いので、お子様は室内で薄着で過ごします。
薄着なので、暖房の影響がダイレクトに皮膚に湿疹をひきおこすというわけです。

でも。
ファンヒーターの使用されているご家庭は多いようですね。

そこで、私は、考えました

まず、お子様をファンヒーターのそばに行かせないようにご注意ください。
そして。
ファンヒーターの前に、たくさんの洗濯物を並べて、お子様が近づけないようにしてはいかがでしょうか。
洗濯物は乾きますし、適度に加湿も期待できます。
ね。一石二丁ですね

今日、買い物があって、デパートに寄ったのですが。
暑い
暑すぎる
異常ですね
販売員の方が、のどが痛いとおっしゃってました。
暖房のせいで、のどが乾燥しているのでしょう。

都会の過剰暖房は、問題です。
せめて、皆さまのご家庭は、お気をつけください



子供の乾燥肌

2013年01月26日 22時36分18秒 | スキンケア
今日は、気のせいか、風が少し暖かかったように感じました。
春が少しだけ、近づいているのかもしれませんね。

そのせいか、今日、スギ花粉症の患者さんが何人も来院されました。
敏感な方は、発症していますね。

さて。

このところ、当院は小児科のようになっています。
それはつまり。
お子様の乾燥肌がすごく増加しているのです

どうしてこんなにお子様の乾燥肌が増えているのでしょうか。
それは。
エアコンやファンヒーター、ホットカーペットの影響なんです。
部屋全体を暖める暖房器具を使用されている家庭が多いと思いますが、部屋の湿度はどんどん低下しています
すると。
身体の小さいお子様が、大人より早く乾燥してしまうのです。
ちょうど、室内に洗濯物を干すことを想像してください。
濡れた大きなバスタオルと、濡れた小さなハンカチ。
暖かい部屋では、小さいハンカチがあっという間に乾きます。
それと、同じですね。

大人の感覚で暖房をかけていると、小さなお子様は素早く乾燥肌になっています。

今日、夕方、勉強会に出席しました。
最近の研究で、乾燥肌を持続していると将来湿疹だけでなく喘息や食物アレルギー、鼻炎などのアレルギーが起こりやすくなると考えられています。
つまり。
小さなお子様の乾燥肌はとても危険ということです

部屋を暖めて、薄着のお子様は、乾燥肌や湿疹になりやすいです
保湿クリームも大事ですが、暖房を控えることもお考えください。

そんな私は、今日も重ね着で、ポカポカです

オススメの重ね着のお話

2013年01月24日 18時49分36秒 | スキンケア
今日は、寒さがいくぶんやわらいだような気がします。

でも。
明日からまた、厳しい寒さが戻ってくるということです。

今日は、私のオススメの重ね着のお話です。

このブログで、何度も重ね着のことを書いてきましたが。
今日は、もっと具体的なお話です。
それは。
綿素材のススメです。

私は今頃は暖房をつけずに7枚の重ね着をしていますが、このうち4枚が綿素材なんです。
綿というと、普通は夏向きの素材と思われると思います。
でも。
綿を何枚も重ねると、これが暖かくまた気持ちよいのです。

まず、一番下に綿のタンクトップを着ます。
その上に、冬用のあったか下着。
その上に綿の長袖Tシャツ。
その上に綿の厚手のタートルネックシャツ。
その上に、綿混素材のワンピース(パイルタオル地の夏の室内着です)。
その上にアクリルのガウン。
その上にアクリルのポンチョです。

綿の重ね着は、意外に温かく、また脱ぐ時に静電気が起こりにくく快適です

先日、ネットで、薄地の綿の二枚重ねのタートルネックシャツを見つけました。
冬にオススメ・・・と書いてあり、やはり冬も綿素材は活躍するのですね。

皆さまも、夏の衣類で、温かさそうな綿素材のものを見つけたら、ぜひ重ね着に試してくださいね


あらためて花粉症の症状のお話

2013年01月23日 22時09分22秒 | 花粉症
まだまだ寒い日が続きますが。

今日、自転車をこいでいたら、寒さの中にちょっと春のような風を感じました。

春・・・・というと、そろそろ花粉症の季節です。
正直、憂うつですよね。

でも、くよくよしていてもしょうがないので、今日は、花粉症のお勉強です。
皆さま、花粉症というと、どういう症状を思い浮かべますか?。

くしゃみ、鼻水。
目のかゆみ、涙目。
のどのいがいがやかゆみ。
こういったところでしょうか。

でも、ちょっとわかりにくい症状もあります。
それは。
頭痛、だるさ、微熱。
乾いた咳が続くこともあります。
こういう症状は、普通、風邪だと思っちゃいますね。

さらに。
まぶたや口の周り、耳たぶ、首の湿疹やかゆみ。
頭皮の中の湿疹。
手の湿疹も、花粉の飛散が増えると悪化します。
重症の方は、顔がむくむこともあります。
さらに、全身のあちこちにも湿疹が出てきます。

アトピー性皮膚炎の体質の方は、花粉症がまず皮膚に先に出てくることが多く、鼻水や目の症状は軽いことも少なくありません。
鼻や目の症状が無い方もけっこう多いです。

さて。

これらの花粉症ですが、鼻も目も皮膚も、いずれも日常でいくつか注意が必要です。
それは。
空気を乾燥させないこと。
つまり、暖房を控えた方が良いんです。
目も鼻も皮膚も乾燥していると、花粉症が早く始まる可能性が高いです。
次に。
洗濯物や布団を屋外に干さないこと。
これは、絶対に気をつけてください。

最後に。
予防の内服をそろそろ始めましょう。

今年は、昨年の数倍の飛散が予想されています。
内服をすることで、発症を遅らせる効果や、症状を軽く済ませる効果があります
目薬や点鼻薬も処方いたしますので、ご相談ください





洗濯物部屋干し

2013年01月21日 18時36分07秒 | 花粉症
今日は、なんと、2回目のブログです。

一日に2回も書くなんて・・・・・ちょっとのっています

わずかに、スギ花粉が飛び始めているようです。
まだ、飛散量は少ないですが、敏感な患者さんが発症しています。

洗濯物を屋外に干すのは危険です。
室内干しまたは乾燥機を使いましょう。

さて。
なぜ、2回目を書いたかというと。
ちょっと気になることがあるからです。
それは。
暖房の使用を控えるようにとお話ししていると、
多くの方が気になることをおっしゃるからです。

それは。
「エアコンはつけていますが、部屋に洗濯物を干しているから、大丈夫です」
という言葉。
これは、大きな勘違い。

花粉症予防のために洗濯物を室内に干すのはオススメですが、これは部屋の湿度を上げることは期待できません。
まぁ、100枚くらい干せばいくらかは良いでしょうが。
実際、室内にぬれタオルを干しているとか、ちょっとした洗濯物をつるしておく・・・といった程度では、全く湿度を上げません。

室内に干したタオル・・・・すぐに乾きませんか?。
早く乾くとしたら、それはその部屋が浴室乾燥機のような状態ということ。
つまり、洗濯物が早く乾く部屋にいると、人の皮膚は発汗が少ない今、あっという間に潤いを失うということです。

部屋干しはあくまで花粉症予防のためです。
決して部屋の加湿にはなりませんので、やはり暖房を控えめにするようにしてください

カカトのひびわれ

2013年01月21日 08時09分38秒 | スキンケア
私は今、室内でアームウォーマーをつけてこれを書いています。
室内でアームウォーマーがごく日常になりました

昨日、テレビを見ていたら、ちょっと気になるコマーシャルを見つけました。
それは。
カカトのひびわれをケアする商品のCMです。

女の人が、室内を裸足で、そろりそろりと歩いているのですが。
そのカカトが鏡餅のひびわれのようになっているのです。
そして、ちょっとカカトを床につけると
「いた~い!!」
と悲鳴。
なるほど・・・・・。
そういう季節ですね。

ちょっとした自慢ですが。
私のカカトは今年もなめらかで柔らかく、カカトだけ見ると、20代ですね
これには、もちろん、工夫と努力があります。

まず。
CMのように、裸足でいることはありえません
帰宅するとすぐにお風呂に入りますが、その後はクリームを塗って、必ずずっと靴下をはいています。
そして、もちろん、暖房はつけないか、かなり少なめ。
実はこれが効き目大なんですね。

そう。
暖房を長時間つけていると、足の裏も乾くんですね

当院では、効き目の良い、カカト用のクリームを処方しています。
ご希望の方は、おっしゃってください




重ね着の輪が広がっています!

2013年01月18日 19時32分43秒 | スキンケア
寒い日が続いています。

風邪をひかないように気をつけてくださいね。

さて。

タイトルのとおりです。
このところ、何人もの患者さんに
「先生に言われたとおり、このところ、暖房を控えて、重ね着しています!」
と言われるのです。

うれしいですね
重ね着の輪がひたひたと広がっている気がします。

その方々が
「先生のおっしゃるとおりですね。寒さに慣れる・・・ということがわかるようになりました。」
とか
「重ね着していると、ほかほかと気持ちよいですね」
とか
「暖房を控えると、頭がぼ~っとしなくて良いです」
とかおっしゃいます。
うれしいです。
私のお伝えしていることが、よく理解されていると思います。

寒さに慣れる・・・というのは、寒さを無理して我慢するということとは違います。
私は寒がりですから、そんなことはできません。
そうではなくて、寒さに対処することに慣れるのです。
つまり。
すぐに暖房をつけるのではなく、まずはどんどん重ね着して、首や手首や足にもいろいろ重ねて身につけます。
私は6枚くらい重ね着します。
そうすると、まもなく、身体が温まってきます。
これは、ちょうど、夜お布団に入った時の感じに似ています。
お布団ははじめは寒くても、そのうち温まってきますね。
いったん温まると、その空気は逃げないので、寒さを感じにくいです。
あとは。
ちょっとだけ、暖房をつけたり、消したりするのです。
これが、寒さに慣れる・・・といいう意味なんです。

言い換えれば。
寒さにうまく対処する・・・ということですね。

顔が熱くなったり、頭がぼ~っとすることがいっさいありません。
身体は温かく、頭はすっきりです。

皆さんも工夫してみてください。
そして。
暖房を上手に控えられたら、私にご報告してくださいね

スギ花粉情報(その1)

2013年01月15日 17時32分38秒 | 花粉症
昨日はすごい雪でしたね

今日は積もった雪が凍り、足もとがすべりそうで、そろりそろりゆっくり歩いてしまいました。
緊張して歩くので、疲れますね

さて。

先日、スギ花粉はまだ飛んでいない・・・というお話をしましたが。
今日来院した患者さんの中に、花粉症が発症してしまっている患者さんが何人かいました。
偶然かどうかわかりませんが、お住まいが皆、武蔵村山でした。

その患者さんが
「うちの周りのご近所さんは、もうみんなスギ花粉症が始まっています」
とおっしゃるのです。
一週間くらい前からだそうです。

そろそろ、飛び始めているのかもしれませんね。

予防内服を始めた方がよさそうですね。
お薬を処方しますので、ご来院ください。
今年は、どうも、飛散が多そうです。

ひとやすみ

2013年01月14日 22時58分58秒 | インポート
気象庁が、東京都心は積雪はありません・・・と発表していたのに、すごく積もりましたね

こんな大雪の中、私は昼間の新年会に都心に出かけました。

積もった雪に深く足跡を残す感触・・・・・なんだか懐かしかったです。
新年会でもなければ、出かけなかったでしょうから、無理矢理でも出かけられて、けっこう楽しい経験をしました。

それに。
なんと言っても、この空気の湿り気
のどを潤す湿度たっぷりの空気が、気持ちよかったです
思わず、大きく息を吸い込んでみました。

ひんやりとした冷たいしめった空気が、のどの奥に通っていく感じが、なんだか優しく感じたのです。

お肌もなんだか潤う感じ。

帰宅は夕方で、中央線が止まる前でぎりぎりセーフでした。

家の前で、雪だるまが作ってありました。
今でも子供は雪だるまを作るんですね

大きな雪だるまを見たのは久しぶりでした

もう花粉症??

2013年01月13日 14時50分38秒 | 花粉症
今日は穏やかに晴れていますが、明日から下り坂という天気予報ですね。

雪が降るかもしれません。

私が小さかった頃、東京でも雪が積もることがありました。
でも、最近は、積もるほど降ることは少なくなったように思います。
寒い、寒い・・・と思っていても、やはり温暖化で冬も少しずつ気温が上がっているのでしょう。
それでも、寒さに弱い子供が増えたように思います。

昔は、「子供は風の子」という言い方があり、寒い日でもへっちゃらで外で遊び回る子供が少なくなかったですが。
近年、子供の生活はどんどん屋内化しているようです。
暖められた部屋で、ゲームをする・・・という冬の過ごし方が珍しくなくなりました。
そのため。
お子様の乾燥肌が増加してきたと言えそうです。

さて。

早くも、目がかゆい、鼻水が出る・・・といった症状のご相談がちらほら出始めました。
もう、スギ花粉が飛んでいるのでしょうか?。

いえ。
まだ、花粉の飛散はわずかです。
悪化するほどは飛んでいません。
しかしながら、花粉症を発症している方がいます。

これは、暖房により、鼻や目の粘膜が乾燥してしまった結果、ごくわずかの花粉に反応している可能性があります。

そう。
花粉症にとっても、空気の乾燥は大敵なんです

だから、私は繰り返し、重ね着をオススメしているのです。

冬の間、暖房をかけ続け、鼻や目の粘膜、皮膚が乾燥し続けると、花粉に対し反応しやすくなってしまいます。
ですから、暖房を控えて乾燥を最小限にし、皮膚はクリームで保湿し、鼻はマスクで乾燥を予防することが効果的です。

すでに、症状が明らかになっている方は、内服を始め、点眼や点鼻を併用した方が良いと思いますよ。

今年は、スギ花粉の飛散が多いと予想されています。
ちょっと、憂うつですが、早めに手を打って、悪化を食い止めましょうね