宮元皮膚科クリニックのブログ

毎日の診療の中で気づいたことや気になることを書いています。
皮膚病や肌のトラブルのさまざまなアドバイスをいたします。

ひとりごと

2018年02月26日 18時17分23秒 | 日記
オリンピックが終わりましたね

男子フィギュア以上の盛り上がりはないと思っていたら、そんなことは全然無くて、スピードスケートでもカーリングでもたくさんの感動をもらいました

さて。
実は、久々に映画館で映画を観ました。
昨年話題だったミュージカル映画が、いくつもの賞をもらっているということで期待していたのにかなりがっかりする内容だったので、今回もミュージカル映画でリベンジです
そして。
しっかりリベンジできました
久しぶりに満足できるミュージカル映画でいた
音楽も良く、キャストの魅力もいきいきと素晴らしく、また、映像美も堪能できました。
ヒュージャックマンやザック・エフロンの踊りにも目が釘付けです

というわけで、気分はリフレッシュできました

また全力投球で、診療頑張ります

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今年の春の花粉症(その8)

2018年02月22日 07時58分07秒 | 花粉症
昨日の女子パシュートは、すごくドラマチックな展開で、思わず手に汗握るラストスパートに感動いっぱいの金メダルでしたね
一番を目指して努力することの大変さと、その結果として一番を取ることの素晴らしさを、日本中に伝えてくれたと思います。

スポーツでも、将棋でも、さまざまな世界で手の届かないほどのぶっちぎりの実力者が出てくると、本当に勇気を感動をもらいますね
自分とは縁のない世界のことであっても、なぜか自分のことのように日本中の人たちが感動していることがうれしいです。
私はほとんどテレビを見て泣くことはないのですが、こういう局面ではうるっとしますね。

さて。

まだ気温が低い日々で、春はまだまだ遠いかと思われますが。
一週間前から花粉症を発症している方が増えて来ました
確実に飛散は増え始めています

ここ数年で、花粉症の内服薬の種類も大幅に増えました。
眠気が出ず効果はアップしている薬も増え、受験生や仕事中も飲みやすいので、ご希望の方はお申し出ください

さぁ。
冬期オリンピックも、あとわずかです。
みんなで応援しましょう

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今年の春の花粉症(その7)

2018年02月19日 07時51分49秒 | 花粉症
一昨日の男子フィギュアの感動的な金、銀メダルダブル受賞
そして、昨日の女子スピードスケート500メートルの金メダルがあり、連日日本中が盛り上がっています

気分はアゲアゲですが、鼻水はサゲサゲです

まだまだ寒い日が続きますが、スギ花粉の飛散は増加してきました

花粉症は、鼻水であれ、目のかゆみであれ、皮膚炎であれ。
いずれも、いったんひどくなると、その後はそこから雪だるま式に悪化していきます

ですから、症状をできるだけ出さないようにすること。
出てしまったら、素早く治療して、できるだけ軽い状況にしておくこと。
これが、とても重要ですね

いったん症状が出てしまうと、そのあと自然に軽くなるとか治るとかはあまり期待できません。
なぜなら、その後花粉が飛ばないなら自然治癒もあるのですが、その後花粉はまだまだ増え続けるからです。

なので。

できるだけ、素早く治すために、目薬や鼻スプレーもお使いください。
点眼薬や点鼻薬の処方もいたします

皮膚炎の場合は、程度によって治療法が全く異なるので、個別のアドバイスが必要です。
悪化しすぎないうちに受診されることをお勧めします

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今年の春の花粉症(その6)

2018年02月16日 07時08分37秒 | 花粉症
冬期オリンピックが連日行われていますが。
少しずつ明るくなっていく日差しの中に、春を感じるようになりました

そろそろ紫外線も強くなっているようですね

さて。

昨日、花粉症の予測が発表されました。
今年の飛散は少し多くなるようです。
関東地方は、昨日の2倍ほ飛散予報です

このところ、空気はほどく乾燥しています。
また、連日、暖房を使用している施設や家庭が多いため、目や鼻の粘膜がからからに乾いています
また。
全身の皮膚も乾燥がひどいです。
頭皮、顔や首、肩周りから背中、腰や太ももやすね、手などの乾燥が特にひどく、これらの部位にかゆみや湿疹が出やすくなっています

この状態でスギ花粉が飛散すると、乾いた粘膜や皮膚から花粉が侵入しやすくなり、結果、アレルギー反応が出てしまうのです。

抗アレルギー剤の内服を始めましょう。
また、くしゃみや目のかゆみ、皮膚炎などの症状が出始めたら、素早くこれを治した方が良いです。
ひどい状態を放置していると、次々に花粉が入りやすくなり、どんどん重症化するからです

近年は、春はすっかり憂鬱な季節となってしまいましたね。

なるべく、早めに治療し、予防薬を飲みながら、できるだけ快適に過ごしたいものですね

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今年の春の花粉症(その5)

2018年02月12日 09時48分55秒 | 花粉症
空気の乾燥に、肌も気持ちもヒリヒリします

暖房をつけていないとまだ我慢できますが、エアコンのついた電車や会議室に入ると、もう駄目です

目や鼻の粘膜に刺激を感じます
目はしばしばするし、気のせいか頭痛もします。
鼻の奥がツンツンとした軽い痛みすらあります。

粘膜がこういった状態だと、花粉が入りやすくなるスタンバイオッケー状態なので危険です。

あと数日で、スギ花粉は本格飛散に入ると思います。
例年、バレンタインデーあたりから、急に悪化するのです

お気をつけください

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冬に起こる化粧品トラブル

2018年02月04日 13時34分10秒 | 化粧品
この冬は、関東地方でも雪が二度も降り、厳しい寒さを感じています

寒さが厳しくなると、肌荒れやスキンケアのご相談が増加します。
これは、なぜでしょうか?。

これには、ちゃんと理由があります

まず、寒さにより、肌への血流が低下します。
肌は血流により栄養されていますから、寒さで皮膚に充分な血流が届かないと、乾燥肌になっていきます
ただでさえ乾燥肌になっているのに、そこへ暖房の影響が加わります。
雪のあと、例外なく、あらゆる施設や会社や電車やご自宅で暖房の温度を上げています。
暖房の時間も長くなっています。
これにより、ますます、肌の水分は奪われてしまうのです。

角質層の水分が低下すると、バリアー機能が低下します。
これにより、外部からさまざまな異物の影響を受けやすくなります。
たとえば。
ホコリやカビや雑菌や花粉が侵入しやすくなります。
また。
夏であれば特に問題なく使えた化粧品の成分が、壊れたバリアーを通過して侵入しかぶれをおこしやすくもなるのです
つまり。
ずっと使っていたスキンケア化粧品でも、トラブルが起こることはあるのです

なので、きれいで潤いがある丈夫な肌を保つには、日常の生活の仕方から注意が必要なんです

私は、雪のあとも暖房を最低限に抑え、しっかりと重ね着(このところは6~7枚重ねます。ネックウォーマーや腹巻き、レッグウォーマーは必需品ですよ)をしています。
これにより、保湿クリームの効果はしっかりと出ます。
また、角質層から余計な物質が侵入してアレルギーをおこさないようにと、シンプルなスキンケアを心がけています。
しっとり!もちもち!オールインワンジェルには、食品由来成分や天然植物由来成分や果物由来成分を含みません。
これらの成分は近年化粧品業界ではちょっとブームですが、私は将来アレルギーをおこす成分ではないかとと考えています

暖房を控えているせいか、私はほとんど静電気がおきません
静電気は乾燥肌の証拠とも言えます。

暖房をガンガンかけて、暖められた室内で薄着でいると、当然肌の水分はどんどん蒸発します。
これにより、肌トラブルが起こり、あわてて値段の高いリッチなクリームをつけまくる方がいますが。
値段の高いクリームはそれだけ含まれる成分も多種類になります。
肌の弱い方や、花粉症体質の方などは、この高価な化粧品の成分にかえってかぶれる可能性もあるんです。

冬は、とにかく肌トラブルが多い季節なんですね

肌にトラブルが起こると、それまで使っていたシャンプーやコンデショナーなどにもかぶれることもあります。
また。
においのプンプンする柔軟剤も危ないと思います。

とにかく冬は化粧品トラブルが多い季節です。
お気をつけください













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