宮元皮膚科クリニックのブログ

毎日の診療の中で気づいたことや気になることを書いています。
皮膚病や肌のトラブルのさまざまなアドバイスをいたします。

汗に強い皮膚を目指そう(その1)

2018年04月28日 07時33分43秒 | 診断と治療
最近、急に暑くなってきましたね

こんな季節が訪れると、毎年のことですが、アセモや汗による皮膚炎の患者さんの来院が増加します

汗をかくと、皮膚がベタベタして不快になったり、洋服の襟元などが汚れやすかったり、においが気になったりしますね。

でも。

暑い夏を乗り越えるために、きちんと汗をかくこと、かき続けることがとても重要なんです

とはいえ、汗をかくとかゆみを感じたりブツブツが出たりするので、皮膚科に来院される患者さんは増加します。
汗をきらう方は少なくないですね

でも、、、。

汗は、体温の調節にとても大事なものであるし、また、きちんと発汗していないといっそう乾燥肌になってしまうのです

そこで。
目指したいのは、毎日きちんと汗をかくことと、汗の強い肌を作りたいということですね

これからは、これについてのお話を書いていきましょう。
続きはまた今度

都会人の肌はなぜ弱い??(その4)

2018年04月20日 07時46分32秒 | スキンケア
今日は、真夏のように暑くなるという予報が出ています

一日の気温差がすごく大きいため、身体が疲れやすいですね
私的には、肩こりがひどいです

さて。
都会人の肌はなぜ弱い??・・・というテーマの最終回です。

これまで、都会人、現代人は、環境や生活スタイルの影響で、皮膚の最外層の角質層が痛めつけられて弱くなっていることをお話ししてまいりました。
その結果。
さまざまな外部の影響を受けやすくなります。

これからの季節は、汗をかくと思いますが、その汗そのものにより皮膚が炎症を起こすようになるのです。
汗は時間がたつと、さまざまなホコリや汚れを付着するし、そこにカビや細菌も増えてきます。
角質層が強い方は大丈夫ですが、角質層が痛んでいると、これらのものの影響を受けます。

あせも、かぶれ、トビヒ、水いぼ、水虫などは、角質層が痛んでいるとかかりやすい皮膚病なんです

また。
これからの季節は、強い日焼止めクリームにかぶれたり、汗止めスプレーや、汗ふきシートなどでも肌荒れをおこしたりするのです。
プールの塩素消毒も皮膚に刺激を与えます。

まさに、都会人ならではの皮膚病ですよね。

こういったことを予防するには、汗はなるべく早くシャワーで清潔にし、その後夏でも保湿ケアを欠かさないことがポイントです

安全で刺激の少ない石けんを泡立てて、手で洗うことがオススメです。
その後、忘れずに保湿ケアをしましょう

都会人の肌はなぜ弱い??(その3)

2018年04月15日 15時29分42秒 | スキンケア
先週は、とにかくアレルギー性皮膚炎の患者さんがものすごく多かったです

多くの患者さんが4月に入ってからの悪化です

スギ花粉の飛散はピークを過ぎたのですが、一方でヒノキ花粉のピークに入っており(昨年の400倍というニュースがありました!!)、黄砂やPM2.5も加わって、とにかくアレルギーがとても多かったのです。

特に目立ったのが、顔や首や耳たぶや頭皮内、腕やすねといったいわゆる露出部の皮膚炎の悪化です。
ここは、暖かくなってきて、薄着や半袖などになり、花粉がつきやすくなっている部位ですね。
また、気管支炎のようなしつこい咳や、のどが痛いといった咽頭炎の症状の方も増えています

寒さが遠のき、外に出かけるのが心地よい季節なので、ことさら外出時間が長くなり、そのため、気づかないうちに大量の花粉を全身にまとっているのです。

それにしても・・・。

そもそも、花粉ってそんなに悪いものなんでしょうか??。
植物は自然のものであり、花粉も自然には必要なものです。
そんな、自然のものに対して、拒絶反応をおこすようになるなんて。
現代人、その中でも特に都会人は、こういった自然のものに対し、拒絶反応をおこすようになってしまったのです

前回は、環境の低湿度についてお話ししました。

でも、さらにもう一つの原因は。
きれいにしすぎなのでは・・・という説があります。
洗浄力の上がったクレンジングやシャンプーやボディシャンプーの使用。
また、殺菌にこだわり、アルコールなどで消毒しすぎたり。
また。
肌をつるつるにすべく、脱毛をくり返したり、角質ケアやピーリングなどをしたり。
こういったことが、皮膚の外層の角質層を虚弱にしているという説です。

続きはまた次回です

都会人の肌はなぜ弱い??(その2)

2018年04月13日 23時22分56秒 | スキンケア
4月に入り、連日強風が吹いています。
この前はまるで台風かと思うような強い風に、自転車をこぐのが大変でした

この風の中に、ヒノキ花粉や黄砂やPM2.5がたくさん含まれていて、このところこれらによる皮膚炎の方がたくさん来院されます。

毎年、この時期は、肌荒れがひどい方が多いですね。
年々、増加している気がしますね

都会人はどうしてこんなに肌が弱くなったのでしょうか?。

その原因はいくつか考えられます

今日はその原因の一つ。

それは・・・。
環境の湿度の低さにあります。

冬の暖房が、エアコンやファンヒーターや床暖房など、室内全体が暖かくなるタイプのものが普及し、乾燥した室内に長時間生活するスタイルが定着しているため、年齢や性別に関係なく、全身の皮膚が乾燥しています。
暖房を使用している期間がとても長く、その結果、皮膚の角質層の水分量がひどく低下しており、バリアー機能が低下しているのです

また、夏は猛暑のため、冷房をつけっぱなしにして生活するようになりました。
夜中も冷房をかけ続けるため、夏の皮膚も乾燥するようになっています。

こうした都会の生活スタイルが、皮膚が弱くなる原因を作っていると思われます。

続きはまた今度・・・
















都会人の肌はなぜ弱い??(その1)

2018年04月11日 18時42分49秒 | スキンケア
今日も、ものすごい強風でしたね

このところ、クリニックに来院される方から、
「外出すると、肌の調子が悪いんです。」
「晴れた日に外にいると、夜かゆくなります。」
「風が強い日に外出すると、帰宅後に湿疹が出ます。」
といったことをよく聞きます。

これらはみんな、同じようなことですね

晴れた日や、風のふいた日には、花粉やホコリや黄砂などがたくさん舞うのです。
これらが皮膚について、夜になると、アレルギー反応などがおこり湿疹になったりかゆくなったりするのです

都会人は、こうした肌を持つようになったと思います。
どうして、こんなに、皮膚が弱くなったのでしょうか??。

次回は、この原因についてお話ししましょうね

敏感肌は・・・人工的に作られている??

2018年04月08日 18時50分05秒 | スキンケア
黄砂なのか、PM2.5なのか、花粉なのか・・・。
自転車のサドルや車のボディが、黄色い粉でザラザラです

そのためか、肌が敏感になり、赤ら顔や湿疹、肌荒れに悩む方が年々増加しています。

洗顔料だって化粧品だって年々新しいものが開発されていて選び放題なのに、肌のトラブルは減るどころか増える一方なんです。

肌のトラブルとは・・・。
化粧品があわない。
ニキビや吹き出物をくり返す。
脂っぽいのに、かさつく。
うぶ毛そりでかぶれる。
赤ら顔になる。
皮膚が薄くなって、血管がめだつ。
触るとざらざらする。

しかも、こういった肌トラブルは、年齢幅が広がっています。
つまり。
低年齢化、高年齢化しているのです。
小学生でも、敏感肌になり、かゆかったりぶつぶつしたり。
40代以上でも、ニキビや吹き出物をくりかえしたり。

何に敏感になるかというと、ホコリや花粉やシャンプーや石けんなどにも過敏になっているのです

どうして現代人はこんなにも敏感肌になってしまったのでしょう

それは、一説に、肌をいじりすぎているという意見があるのです。
洗浄力の優れた石けんやメイク落としのせいで、皮膚は逆に痛めつけれている可能性。
マッサージやうぶ毛そりやパックなどで、さらに刺激されている可能性。
また。
毛穴を目立たせなくするといううたい文句のファンデーションなどで、粒子の細かいファンデーションが毛穴に入り込んでいたり。
落ちにくい日焼止めクリームやファンデーションが毛穴にびっしりつまっていたり。

こうした進化したように見える化粧品の使用で、実は敏感肌やトラブル肌になっている方も少なくないのですね。

ところで。
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このたび、肌保湿研究所の通販で、さらに石けんの販売も始まりました。
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どうぞ、ご利用くださいね

アレルギーの原因

2018年04月02日 06時59分48秒 | アレルギー
桜の花吹雪が始まり、大学通りも葉桜が目立ってきました。

このところ、暖かい日々が続いたので、お花見を楽しんだ方も多かったことでしょう。

ところで。
このところの寒暖差のせいか、あるいは、私事でとても忙しかったためか。
九年ぶりに風邪をひいたみたいです

ずっとインフルエンザなどとも無縁で過ごしてきたのに、数日前から咳がでます
ちょうど。
PM2.5が100を超えた日からなんです。

そうです。
これは風邪ではなく、アレルギーの可能性があります。
春は、アレルギーをおこす原因がたくさんあるのです

春は、5Kに気をつけなくてはならないのです。

花粉・・・スギ花粉、ハンノキ花粉、ヒノキ花粉など。
乾燥・・・冬よりひどい乾燥です。室内の湿度は20パーセントしかありません。
強風・・・春の風は強く、風を浴びていると、ドライヤーの中にいるような感じです。
黄砂・・・これには、PM2.5も含まれます。いずれも、金属を含んでいます。
寒暖差・・ひどいと、一日の寒暖差が20度くらいありますね。

数日前、PM2.5が100を超えて危険信号が発表された日に、私は用事で長時間屋外にいました。
だからその日にPM2.5や花粉をたくさん吸った可能性がありますね
高校生の頃から、気管支炎体質です。
一度咳がでると、長く続くんです。
しかも。
クリニックで、かなり精力的にご説明に時間をかけているため、一日中しゃべりっぱなし。
乾燥した空気を吸い込んでいるのですね。

というわけで。

今日、明日は、マスクをつけて、いつもよりちょっとだけ小さな声でお話しすることをおゆるしください

患者さんの中にも、元気で食欲あるのに、咳が出るという方がすくなくありませんね。
マスクが必要かなと思います


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