宮元皮膚科クリニックのブログ

毎日の診療の中で気づいたことや気になることを書いています。
皮膚病や肌のトラブルのさまざまなアドバイスをいたします。

プールの季節

2012年06月29日 19時43分36秒 | スキンケア
6月も明日で終わりです。

なんだか、梅雨という実感がありません。

今年は、過ごしやすい6月でした。
でも。
来週から、蒸し暑くなると、天気予報で伝えていました。

さて。
7月になると、いよいよプールの季節です。

プールは楽しい行事ですが、皮膚の弱いお子様は少々気をつける必要があります。

というのも。
プールに伴い、皮膚病が悪化する可能性があるからです。

まず、塩素消毒です。
これは、大勢の子供が入るプールを大腸菌などから守るために必要な消毒です。
しかし、皮膚を乾燥させて、がさがさにする可能性が高いのです。
そうなると、アトピー性皮膚炎やアセモの患者さんが悪化しやすくなります。

さらに。
屋外プールの場合、紫外線による肌へのダメージもあります。
激しい日焼けは、やけどのようになるばかりではなく、その後皮膚が翼端に乾燥肌になってしまうという危険性があります。

これらから皮膚を守るにはどうしたら良いでしょうか。

まず、日頃からきちんと保湿ケアをすることです。
汗をかく季節になると、保湿クリームを塗らなくなる患者さんがいます。
でも。
皮膚が弱いお子様には、保湿ケアは夏も必須です

オススメの保湿ケアの仕方は。

朝や帰宅後のシャワーの後などは、乳液タイプのべたつかない保湿ケアをしましょう。
夜は、ちょっとしっとり度の高い保湿クリームを塗っておきましょう。

プールのある日は、朝からクリームタイプの保湿を塗っておき、塩素消毒から守る工夫をしましょう。
帰宅後はすぐにシャワーをして、やはりクリームタイプを塗っておくことが重要ですね。

過度の日焼けを予防するために、水から上がったら長袖のシャツやバスタオルで日焼けから皮膚を守りましょう。
許可されていれば、日焼け止めクリームを塗ることも効果があります。

これらの注意をして、夏のプールを十分楽しみたいものですね

足の形と靴の影響

2012年06月28日 15時42分45秒 | 診断と治療
今日も、梅雨とは思えないほど、過ごしやすいですね

心も身体も休息できる気がします

さて。

最近、女性の足のトラブルが増加しているように感じます
たこ。
魚の目。
巻き爪。
カカトのひびわれ。
などなど・・・・です。

これは、女性が外に出る時間が増加し、それに伴い靴を履く時間が長時間に及んでいることと関係します。
仕事をする女性が増え、靴・・・とくにおしゃれなヒールの靴やパンプスなどを履く機会が多くなっているからです

おしゃれのためには多少きつくても、また痛くても、気合いで履いてしまう・・・という方もいるでしょう。
そのため、靴の中で足は圧迫され、足の指は狭い空間につぶされるように重なっています。

こんな状態が長期間に及ぶと、次第に足の皮膚に変化が出てきます。

まず。
圧迫を受けている部位や、体重がかかっている部位の皮膚が固くなってきます。
その後。
その部位は、次第に固さを増し、やがてたこと呼ばれる状態になります。

さらにくり返し圧迫されると、魚の目という芯ができて、痛みを感じるようになります

よく、「魚の目を切って取ってください」とおっしゃる方がいますが。
多少は切って痛みは軽くなるものの、再び体重や圧迫がかかると、同じ部位に必ず再発します。
つまり。
切っても、根本的な治療にはなりません

では、どうしたらよいのでしょうか。

まずは、たこや魚の目を切ったりけずったりして幾分軽くすることは必要です。

でも、特に重要なのは。
足の形と靴の選択をみきわめることです。

足幅が広いのに狭いパンプスを履いたりすると、必ず指のどこかに強い負担がかかり、魚の目ができます。
これは外反母趾の原因でもあります。
また、ヒールの高い靴で、体重が前の部分にばかりかかると、足裏の前方にたこや魚の目ができます。

足幅が広めの方は、幅がゆったりした3Eまたは4Eの靴が良いでしょう。
ヒールで前に体重がかかる場合、インソールで土踏まずを埋めてあげると体重が分散させるのでオススメです。
また。
靴底の固いものや、屈曲しないものは、足のトラブルを起こしやすいです。
最近は、靴の底面にクッション素材をいれたものや、かかとにエアがはいっている柔らかいものが増えています。
こういうクッション性の高いものをはくと、歩行時も足裏に負担がかかりにくく、楽ですね。

健康のためにウォーキングを楽しむ高齢者も増えていますが、履き物に気をつけないと、足の不健康を招きかねません。

私事ですが。
夏はサンダルでも、必ず靴下をはきます。
これは、靴下が汗を吸ってくれるので、ぺたぺたしないことと。
靴擦れやたこ、魚の目の予防になるからです。
この快適さに慣れてしまうと、いくら暑い日でも、素足にサンダルという気持ちにはなれません。

たこや魚の目に悩んでいる方は、ぜひともご自分の足の形に合った靴をお選びください。
サイズはもちろん、幅の形や、靴底のクッション性にも注目して、快適なウォーキングをお楽しみください

顔がかゆい!!

2012年06月26日 20時04分28秒 | アレルギー
今日も過ごしやすい一日でした。

梅雨というものは蒸し暑いことが当たり前だと思っていたので、こんなに爽やかだと不思議です。

湿度も高くないようで、肌はぜんぜんべたつきません。
むしろ、乾燥しています。

さて。

毎年、それほど患者さんが多くないはずの6月ですが、今年はちょっと違います。
顔や首のかゆみと湿疹の患者さんが、とても多いのです。

例年この時期はイネ科の雑草花粉が飛ぶので、一定の人数のアレルギーの患者さんは来院されます。
それが、今年はとても人数が多いのです。
いえ、それだけではなく、程度も重症なんです

今年の6月は例年の同時期と比べると、とにかく風が強く吹いています。
季節外れの台風も2回も上陸し、そのせいで強風が吹き荒れました。
その結果、かなりの量の雑草の花粉が飛散していると考えます。

顔の、とくに目のまわり、ほほ、口のまわり、あごあたりに強いかゆみと湿疹が出ています。
また、同時に、耳たぶや耳の中のかゆみを訴える患者さんも多いです。
さらに、首回りにも湿疹がたくさん出ます。

かゆみや、赤み、ほてりやひりひり感などの症状が見られます。

どうして、雑草の花粉でかぶれるのでしょうか?。

それは。
まず、雑草の花粉にアレルギー反応をおこす体質が基本にあります。
多くの方は、スギ花粉症を経験しています。
スギ花粉だけでなく、様々な花粉に反応する方が増加しています。
もう一つは。
乾燥肌です。
都会の生活はとかく乾燥しがちで、冬は暖房、夏はクーラーなどの使用で、肌の水分が維持しにくい環境です。
また、様々な石けんの使いすぎや、マッサージやピーリングなどで肌をこすりすぎ・・・といった、スキンケアの間違いに基づく敏感肌が増加しています。
まさに、都会病、現代病といった印象ですね。

マイルドな石けんを泡立てて、こすらないように洗顔しましょう。
顔をふくタオルは、柔らかい感触のものを選びましょう。
ばりばりの固いタオルで顔を強くふくと、顔の大切な角層をはがしてしまいます。
その結果、敏感肌や乾燥肌になってしまい、ホコリや花粉にかぶれやすくなるのです。

やはり大切なのは、顔の皮膚の潤いです
そのための正しいスキンケアのアドバイスを行っています。
お気軽にご相談ください

赤ちゃんのアセモとよだれかぶれ

2012年06月25日 14時53分09秒 | 診断と治療
す、涼しい

今日は、とても涼しいです。
寒いくらいです。
全然むしむししませんね。
こういう梅雨寒の気候は、好きですね。

雲で日差しが隠れているので、一日ちょっと薄暗いのですが、大学通りのあじさいが丸いかたまりになって色がくっきり鮮やかです。
薄紫、濃い紫、青、ピンク・・・とさまざまな色のかたまりが、通り沿いに並びます。
先日テレビで、新種のあじさいができたといって、オレンジ色のあじさいを紹介していましたが、正直あじさいにオレンジ色は似合わないな・・と思いました。

さて。

こんな涼しい梅雨でも、赤ちゃんのアセモのご相談は結構あります。

それは、汗の量が多くてアセモになるわけでなく、アセモのできやすい赤ちゃんは、皮膚が弱くて敏感だからなんです。
皮膚が敏感で弱い赤ちゃんは、汗がそれほど多くなくてもアセモができやすいという特徴があります。
このような皮膚は、汗だけでなくよだれにも弱いです。
ですから、指しゃぶりをしていると手に湿疹ができやすいですし、ほほやあご、首回りにはよだれが原因の湿疹が出やすいです。

こういう皮膚の場合、汗やよだれをタオルでごしごしとふくと、かえって皮膚が痛められてしまいます。
かといって、よだれや汗をそのまま放置するわけにもいきません。

皮膚の弱い赤ちゃんの場合、よだれは水で洗うことが有効です。
また、汗は、まめに水浴びやシャワーをすると効果が高いです。
その場合。
水で洗ったあと、タオルでやさしく押すようにして拭きましょう。
その後、保湿クリームをぬって、皮膚を保護しておくことも重要です

身につける下着や洋服は、もちろん綿素材で、柔らかい生地が良いですね。

先日、アセモのできやすい皮膚の弱い赤ちゃんが、ジーパンをはいていました
まだ歩かないのに、今は赤ちゃん用のジーパンなんてあるんですね。
とてもおしゃれなのでびっくりしました。

でも。
皮膚の弱い赤ちゃんに、ジーパンのデニム生地は厚くてごわごわしているので、おすすめできません
赤ちゃんはがに股のポーズで膝を曲げているので、ジーパンの生地は曲がった膝の裏を圧迫します。
これがアセモや湿疹を悪化させます。

身につける生地は、薄手の柔らかい綿が良いです。
よだれかけも同じです。
よだれかけのフチにおしゃれなレースがついていたり、ワッペンや刺繍がある場合がありますが、これらもです。
レースや刺繍も皮膚を刺激します。
湿疹も悪化しますよ。

皮膚の弱い赤ちゃんには、水浴びと水洗い、柔らかい素材・・・がオススメですね

ひとやすみ

2012年06月24日 23時08分52秒 | インポート
こんばんは

珍しいブログの始め方です(笑)。
思わず、こんなご挨拶をしてしまったのは、今日一日が爽やかだったからです。

暑くなるという天気予報がはずれて、涼しく過ごしやすかったので、得をした気分です

例年の6月よりも忙しい日々を過ごしていたので、少々過労気味。
昨日から、疲れが原因と思われるじんましんが出ています

なので疲れをとるために、今日は一日、録りためた洋画を観まくりました。

洋画を3本です
それも、すべて、ジュリアロバーツ主演の映画ばかりを観ました

好きな女優さんですが、日本人には無い大きな口ところころ変わる豊かな表情が魅力。
思わず画面にじいっと見入っていまいますね。
日本の女優さんとは、ちょっとスケールが違うな・・・と感心してしまいます。
洋服の着こなしも興味津々。

洋画を3本も観ると、すっかり日常から離れた気分になり、良いリフレッシュ方法ですね。

良い感じで頭の中がリハビリできました
また明日から、頑張って診療をいたします

台風の影響?

2012年06月23日 21時59分44秒 | 花粉症
6月に2回も台風がきたせいでしょうか。

この時期にしては、アレルギーの患者さんが非常に多いです

例年は、梅雨に入ると、アレルギーの患者さんは落ち着いてくるものでしたが。
今年はちょっと様子が違うように感じます。

この時期のアレルギーは主にイネ科雑草花粉が原因と思われます。
確かに毎年イネ科の雑草はこの時期たくさん飛び、それによって鼻炎や結膜炎、皮膚炎、気管支炎をおこす方は一定の人数いました。

でも。
今年は例年よりも患者さんの数が多いだけでなく、程度がひどいように思います。

今日も、皮膚炎がこの一週間のうちに急に悪化したという方が数多く来院されました。
症状は。
顔と首まわり、胸あたりの皮膚炎がすごくひどくなっています

どうして今年はこんなにひどいのでしょうか。

この一週間の間に、台風が2回も来て、連日つい風がふきました。
雑草の花粉は本来は近くしか飛びません。
しかし。
この強い風で、雑草の花粉が大量に遠方まで飛んだのだと考えられます。

繰り返し、顔に湿疹が出ると、めげちゃいますね
私も本当にがっかりしてしまいます。
でも。
ここはめげずにがんばりましょう

まず、数日は強めの薬でしっかりと炎症をとります。
腫れや赤みがひいたら、次の治療です。
まだまだ安心はできません。
なぜなら、雑草の花粉は、7月の半ばまで飛ぶのです。

いったん炎症がひいたら、弱い薬に変えて再発を抑えながらまだ治療を続けます。
良い状態が続いたら、さらに保湿を中心とした弱い治療を継続します。
ていねいで根気のいる治療ですが、ここは重要な治療のステージです

顔や首は、洋服などで覆うことができないため、花粉の暴露が避けられません。
風の強い日は、特に注意をしながら生活していきましょう。

めげずにがんばりましょう。
きれいな肌に導けるよう、ていねいな治療でお手伝いをしたいと思います

いつまでもかゆい虫さされ

2012年06月22日 17時39分17秒 | 診断と治療
台風の影響か、朝はすごい雨でした

帰宅の時、道路沿いのあじさいが、満開でした
あじさいの紫色は、曇りの薄暗い景色にぴったりと合うように思います。

さて。

虫さされの多い季節です。
蚊やダニ、ブヨや毛虫といった、今頃によく見られる虫さされの患者さんが多く来院されます。

虫さされは、かゆみが強いのが特徴です。
腫れ方には体質や個人差が大きいのですが、なんと言っても悪化の原因はかいてしまうことにあります。

逆に、かかないように気をつければ、ほとんどは自然に治ります。

とはいえ。
虫さされでかくなと言っても無理ですね。
だって、やっぱり、すごくかゆいのですから・・・

でも。
いつまでもかいていると、なかなかなおらないばかりか、どんどん悪化していく場合があります。

かきむしって、じゅくじゅくして、やがてトビヒになって伝染していくこともあります。
また。
くりかえしかいているうちに、だんだんしこりのように固くなってしまうこともあります。
こうなると、なかなか治りにくくなり、長期間かゆみが持続してしまいます。

かゆみが半年や一年続くことも決して珍しくはありません。

私は、以前、13年間かいていて治らないという虫さされの患者さんを診察したことがあります。
13年間とは
びっくりですね。

でも、たかが虫さされとあなどっていると、そういうこともあるんですね。

かゆみや腫れ方の程度に応じてぬり薬を処方しています。
ご相談ください

毛虫皮膚炎

2012年06月20日 14時03分12秒 | 診断と治療
昨日の台風はすごかったですね

6月にこのような大きな台風が来ることは珍しいのだそうですが、早くも週末に次の台風が来るそうです。
これは、地球温暖化が関係しているそうで、海水の温度が上がっているためにおこるのだそうです。

生活の変化とともに、自然も変わってきており、災害も変化するのですね。
そして、様々な病気も変わってきていると感じるこの頃です。

さて。
今年はどうやら、毛虫がたくさん出ているようです。

ツバキやサザンカなどの木の葉の裏に、毛虫がたくさん出てきています。
この毛虫の毛にかぶれます。
この二日間で、10人ほど毛虫かぶれの患者さんが来院されました。
急に増えています。

庭の木の剪定をしたという方や、庭のお掃除をした方、子の多い公園で遊んだお子様や木登り遊びのお子様などに、発症しています。
でも、中には、きっかけが思いつかないという方や、どこで毛虫にやられたかわからないという方もいますね。

毛虫の毛にかぶれますが、これは洋服を通るので、服の中の皮膚も発疹が出ます。
数日かけて少しずつ広がるので、うつっていると感じる方もいますが、伝染しているわけではなく、発疹が出そろうのに数日かかるだけです。

たかが毛虫・・・とあなどると、けっこう重症なのでご注意です

放置すると、いつまでもかゆみが続き、なかなか治りません。
きちんとした治療をして、早く治しましょう。

これは、人にはうつりませんので、学校に行ったりプールも可です。
しかし、かきむしって、飛び火のようになっている方もいて、この場合はプールは入れませんね。

今年は、もしかしたら毛虫の繁殖が多いかもしれません。

木の下に行くのは、注意が必要ですね

日焼け止めのお話

2012年06月18日 19時10分52秒 | 診断と治療
台風が近づいているようです。

今日は貴重な晴れ間と言えそうです。

さて。

6月になり、晴れた日は、紫外線がかなり強くなってきました
お子様をお持ちのお母様より、日焼け止めのご質問を受けるようになりました。
最近は、お子様でも日焼けを予防すべきという風潮になってきています。
真っ黒に日焼けをした方が健康的で風邪もひかない・・・と言われていた私の子供時代とは大きな違いです。

でも・・・・。
正直、あまりにも極端な日焼け予防がはたして必要かな・・と疑問にもなります。

子供の骨の成長に、ビタミンDと紫外線は必要です。
紫外線がすべて悪者という訳でもないのです。

そこで。
私のアドバイスは、次のとおりです。
まずは赤ちゃん。
まだひとりだちできない乳児の場合、ベビーカーにいる時間がほとんどです。
ベビーカーの屋根をつけて日差しを遮っていれば、まず日焼け止めは必要ありません。

日焼け止めクリームを必要とするのは、一人で歩いたり走ったりし始めて、屋外で比較的長時間活動をするお子様です。
5月から9月ころ、紫外線の強いお天気の日、屋外で遊ぶ場合は、帽子とともに日焼け止めクリームを塗ると良いでしょう。
どうせ汗や摩擦でとれやすいですから、時々塗りかえる必要があります。
ですから、SPF30前後のクリームで十分です。
日焼けは全くしてはいけないわけではないので、それほど神経質にならなくても良いのです。

ただし。
海水浴など、強い日差しを長時間浴びる時は、日焼けはやけどに近い状態になるので、日焼け止めクリームが絶対必要です

ちょっと、余談ですが・・・。
私は今年は、顔には日焼け止めをしっかりと塗りますが、うでや手の甲、膝下は日焼け止めをやめます。
うでや手の甲はアームカバー、膝下は靴下を必ずはくことにしました。
首から胸はストールを巻きます。
これは、日焼け止めを塗ってもうでや手はすぐに取れてしまい日焼けしてしまうからです。
去年は膝下や足まで日焼け止めクリームを塗っていましたが、サンダルのしましま柄にしっかり日焼けしてしまったのです
ですから、今年はアームカバーとストールとソックスで日焼けを予防してみます

さらに余談ですが・・・。
最近、はやりのUVカット機能のある洋服のことですが。
UVカット機能95パーセントという洋服があちこちで販売されています。
私は、疑問に思うのは。
UVカット機能の半袖Tシャツとか、UVカット機能のクロップドパンツとか売っていたのですが。
日焼けしてシミが気になるのは、前腕や手の甲、ふくらはぎなどで、ここが露出しちゃうんです。
はたしてUVカット機能の繊維の半袖シャツなんて、必要かな???と思います。
シミを予防すべきは、顔の他は、うでから手の甲、首から胸あたりです。
この部分をしっかり日焼け止めしないと、シミ予防にはなりませんね~。

梅雨の間の晴れ間の日差しの紫外線はとても強いです
日焼け止めクリームや長袖などを上手に利用して、夏を楽しみたいものですね

体質改善ってなんだろう?

2012年06月16日 14時11分44秒 | 診断と治療
梅雨らしい一日です。
しとしとと小雨が降っています
涼しいですね・・・。
こういう梅雨の季節を、私は嫌いではありません。
街全体に、静かな感じがただよう感じです。
霧のような空気の中に、あじさいの紫色が濡れて鮮やかに浮かび上がります

さて。

近年、アレルギー疾患全般が増加しています。
花粉症を初めとして、鼻炎、結膜炎、気管支炎や喘息、食事アレルギー、アトピー性皮膚炎などなど。

これらは、アスファルト舗装された交通量の多い都会に増加が著しいので、一種の都会病と言えそうです。

アトピー性皮膚炎の患者さんや、アトピー性皮膚炎のお子様のお母様などから、体質改善をできないか・・といご質問がよくあります。
漢方薬で体質を変えたいというご相談もあります。
でも。
アレルギー体質が根本的に治るという漢方薬なんて存在しません。

ただし。
ていねいに経過を見ながら、きちんと治療し、良い状態を続けていく努力をすると、アトピー性皮膚炎がほとんど出なくなったという患者さんは大勢います。
これは治療がうまくいった結果、後から結局体質改善になった・・という印象です。

最近の研究では、保湿ケアをきちんと行い皮膚の潤いを保ち続けると、食事アレルギーも徐々に改善してゆくという報告もあります。
湿疹を治し、保湿ケアを怠らずに持続すると、食べられるものも少しずつ増えてくると考えられています。

つまり。
保湿ケアは、体質改善のお手伝いをするのですね

暖房や冷房の使いすぎは、空気の乾燥につながり、皮膚や鼻粘膜、結膜、気道の乾燥を招き、あらゆるアレルギーを悪化させます。
すべての器官に潤いが必要ということなんですね

だから、今日のような雨の日を、私は嫌いではないのです。

肌や鼻や目や喉が潤って、ほっとする感じです

きれいな傘の花が開くのも、見ていると楽しい時もあります。

寒い雨の降っているうちが治療のチャンスです。
涼しいと、かゆみも少ないですし。
今のうちに、早く治してしまい、治療を軌道に乗せましょう