宮元皮膚科クリニックのブログ

毎日の診療の中で気づいたことや気になることを書いています。
皮膚病や肌のトラブルのさまざまなアドバイスをいたします。

部位別のアドバイス(その1)・・・足

2013年08月11日 08時40分14秒 | 診断と治療
今日から私の夏休み

ネックレス作り、ブレスレット作り、ベスト作り、ストール作り・・・・・・を予定しています
今日は、この暑さの中を、材料調達にお出かけを予定いています。

お休み中は、皮膚の部位別に気をつけることをお話しします。

今日は、足

夏は、足の汗が増加し、さまざまなトラブルがおこります。

まずは、ミズムシ。
毎日石けんで清潔に洗いましょう。
ミズムシの方は、塗り薬をぬりますが、家族にうつさないようにするために、室内で靴下やスリッパをはくことがオススメです。
また、バスマットの共用は避けましょう。

足の汗の増加で、足に湿疹ができやすいですが、意外に盲点になりやすいのは、サンダルです。
サンダルは涼しいと思い込んでいませんか?。
今なお流行っているクロックスなど、ゴムのサンダルは、足の汗がたまりやすく意外にむれます。
薄手の綿の靴下をはくことをオススメします。

足の爪のひょうそも多いです。
深爪は駄目です。
夏は足がむくみやすく、汗で皮膚がふやけており、深爪をすると爪が皮膚にくい込みやすくばい菌が入ります。
化膿して指が腫れて痛くなります。
こういう場合は、足を石けんで清潔に洗い、爪がくい込まないようにテーピングで爪を開きます。
きつい靴は避け、深爪もやめましょう。

私ことですが、夏もソックス派です。
綿混素材の涼しげな靴下をはいて、サンダル・・・・・これが私の定番です。
ひやけも予防し、サンダルの跡もつきません。
靴ずれの予防もできて、一石二丁ですよ。
また、サンダルも汗がしみこまないので、きれいで長持ちしますね
そのせいか、私は夏のサンダルをかれこれ5年くらいきれいに履いていますね。

暑さが厳しいこの夏。
足のトラブルにお気をつけくださいね

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