箕面市の給食~おいしい給食をいっぱい食べましょう!

箕面市の給食は
①卵、牛乳、小麦等を調理に使わない「低アレルゲン献立給食」です
②市内産の野菜を優先的に使っています

料理のススメ その86(キャベツの蒸し煮(に))

2024年04月27日 | おすすめレシピ

キャベツがさいばいされたのは、ヨーロッパが始まりと言われています。
日本へは、江戸(えど)時代にオランダ人によって長崎に伝えられましたが、このときは花だんに植える観賞用の植物としてさいばいされました。
キャベツが一ぱん的に食べられるようになったのは明治時代です。
今ではサラダに入れたり、せん切りにしてそのまま食べたりと、生で食べることも多いキャベツですが、明治時代までは、日本では薬味や大根おろしなど、ごく一部の野菜以外は、生で食べる習慣がありませんでした。
明治の中ごろ、とある洋食店が、ぶた肉にパン粉などの衣をつけてあげたポークカツレツにキャベツのせん切りをそえて出したところ、とても評判になり、それ以来「トンカツにはせん切りキャベツ」が定着したそうです。

キャベツはすずしい気候のもとで育ちます。
秋に種をまき、春から初夏にかけて収かくするものを「春キャベツ」、夏に種をまき、冬に収かくするものを「冬キャベツ」といいます。
「春キャベツ」はやわらかく、あまみがあるのが特ちょうです。
「冬キャベツ」は、葉がしっかりとしているので、にくずれが少なく、ロールキャベツなど熱を加える調理に適しています。
今回は、ビタミンたっぷりのキャベツを使った「キャベツの蒸し煮(に)」をしょうかいします。
加熱は短時間なので、春キャベツでも冬キャベツでもおいしくできますよ。
(キャベツの情報は、農林水産省及び東北農政局ホームページを参照しました)


【キャベツの蒸し煮(に)】

〈材料〉2人分
ウインナーソーセージ・・・2本
キャベツ・・・・・・・・・大きめの葉3枚
にんじん・・・・・・・・・1/3本
油・・・・・・・・・・・・少々
水・・・・・・・・・・・・大さじ1
塩・こしょう・・・・・・・少々

〈作り方〉
1 ウインナーソーセージは、1cmはばくらいの輪切りにする。

2 キャベツは、3cm角くらいの色紙切りにする。

3 にんじんは、皮をむき、3cm長さくらいの短冊切りにする。

4 ふたができるなべに、油とウインナーソーセージを入れて、弱火にかけていためる。

5 キャベツ、にんじんを加えて、さっと混ぜる。
  水を加え、ふたをして3分くらい蒸す。
  (とちゅうでふたをあけて、こげていないか混ぜてみてください。)

6 にんじんがやわらかくなったら、塩、こしょうを加えて全体を混ぜ合わせて、火を止
  める。
  (にんじんがまだかたかったら、水を大さじ1加えて、2~3分蒸してください。)

7 味を調えて、器に盛り付けて、できあがり!

ウインナーソーセージのうま味で、塩とこしょうだけの味つけでもおいしく仕上がりますが、5で少しコンソメスープの素などを加えてもおいしいですよ。


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