みどりの野原

野原の便り

5月17日 栢森~竜在峠

2007年05月17日 | Weblog
栢森まで車に乗せてもらい、女渕のそばを通り、二段の滝を過ぎ、
分岐を下畑への道へ少し入ったところから山へ入る。
誰が見つけたのか、道というにはあまりにも人が通らない山道だ。
草が繁っていて入口はちょっとわかりにくかった。


           ヤブデマリ

途中にはフタリシズカ(花)やササユリ(葉のみ)・ホタルブクロ
(葉のみ)・オカトラノオ(葉のみ)・サワギク(花)など、人が
通らないだけにいろんなものが残っている。

急な山道を20分あまり登ると上畑集落に出た。
ここは4、50年?ぐらい前までは高市小学校の畑分校があったところだ。
今は車道も出来て簡単にこれるようになった。
車道を上へ進むと、良助親王の墓所。ここでお昼となる。

ここから少し上がると、冬野集落。といっても人家は数件のみだが
ここも明日香村だ。

山の稜線を行けば吉野へと通じる道で、本居宣長も松阪から吉野へ行く
時、通ったそうだ。その時の様子を「菅傘日記に」記している。

私たちも冬野から竜在峠へと向かう。
ヤマブキの花が少し残っていた。
トチバニンジン(ツボミ)・モミジガサ・ヤマアジサイ(ツボミ)

             フタリシズカ


途中から林道作業道を降りる。飛鳥川の源流の谷を下り、雄渕近くの
車道へ出る。

少し入ると雄渕。ただ滝へは近づけないので、木の間から見るだけだ。
  
         雄渕                    女渕

また下って女渕へ。

ここから山沿い栢森の駐車場へ帰ってきた。


にこれで1周してきたことになる。
10キロあまり、歩数は2万歩あまり歩いたらしい。


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5月15日~16日 朽木~芦生 生杉ブナ林~迷宮の森

2007年05月16日 | Weblog
朽木~芦生生杉ブナ林へ 
総勢9人、JR山科駅から車に分乗して朽木に向かう、
 
1日目
途中で立ち寄った朽木の道の駅本陣は休み。
次に立ち寄った資料館も悪い予感が当たって休館で、いきなりのパンチ。

資料館の前庭で観察会
ササが一面花が咲いていた。
四つ葉のクローバー探し・草遊び(カラスノエンドウの笛・タンポポの笛)で
1時間半。よく遊んだ。誰かが見たら変な団体だと思われただろう。

朽木グリーンパーク思い出の森に到着。
昼食の鯖寿司の鯖は、かまぼこぐらいの厚みがありおいしかった。
すぐ帰るならおみやげにしたんだけど・・・

            サバ寿司

その後、ハイキングコースを歩いていると、なんと、前からW先生が!なんでここに? 
団体をつれて来られていたのだった。
今夜の泊まりも同じ場所らしい。明日の予定も似たようなところか?
その後、夕方・次の日も何回か出会った。

その後、ハンカチノキを見に行くことになった。
        
         ハンカチノキ          横向きに着いたメシベ

夜はUさん撮影の、「奥ノ谷」や「コウノトリの郷」のビデオ鑑賞で夜が更けた。


2日目
食事前に散歩。くもり。すごく寒い。気温は10℃ぐらいじゃないかとOさん。
でもすがすがしい朝だ。

W先生の団体のバスが出発してから、こちらも出発。
ガイドさんはベテランの方。

今日の行程は、
駐車場所(2台)~(生杉のブナ林)~三国峠~迷宮の森~枕谷~(三国峠近くを
越え)~(江若国境)~鍋窪峠~(若走路谷)~生杉(1台目の車を止めておいた所)

朽木・葛川自然公園となっているところから山に入る。

芦生には864種類の植物があり、そのうち木は234種あるそうだ。
三国峠登山口がら急坂を上りながら時々説明を聞く。

エゾユズリハ・イヌブナ・ブナ・コシアブラ・タンナサワフタギ(花)・ハウチワカエデ
・コバノガマズミ・マルバアオダモ(花)・コアジサイ(ツボミ)・スミレサイシン(葉)
・スズカカンアオイ(花なし)・オオイワカガミなど
アオゲラのドラミングの音が響く山を登る。

  
            タンナサワフタギ               コバノガマズミ

途中からは2次林となる。
昔は炭や建材として生活林として伐採されていて、その後に育ったのが2次林で木は若い。
生杉はS30年ごろまでは電気もなかったそうだ。

アズキナシ・ウリハダカエデ(葉脈に溝あり。テツカエデにはない)・コミネカエデ・
アカマツ

三国峠
三国峠は滋賀と福井と京都の県境にある。(実際には峠の近くに県境)
標高775.9m 
記念撮影をして、急坂を下る。
         
          三国峠                      迷宮の森

「迷宮の森」
ここは起伏のある森で、その細かい起伏は地図にも載っていないそうだ。
落葉の積もった所を下ったり登ったり。
はっきりした道があるわけではないので、自分たちだけでは迷いそう。

森は明るく見通しがよい。

            
         ブナの芽生え                 ブナの大木

今年は雪が少なかったからか落葉は深い。雪が多い時は抑えられて薄くなる
そうだ。ガサゴソと踏んで歩くのは気持ちがいいが、木の葉の下の状態が
わからないのでちょっと不安。

ブナ林が保水力があるというのは、積もった落葉に水を蓄えるいうことだと教わった。

落葉がうすくなって地面が見えているところが何箇所かあった。
それは鹿の寝床だという。ふかふかの木の葉のベッドは気持ちよさそうと思
うけど、
鹿は本能として地面からの振動を感じるように落葉をのけるそうだ。

源流から谷沿いに枕谷の方へ下る。もう1つの谷との合流点が枕谷出会い。
おにぎり弁当を食べた後、三国峠の方へ登る。

オオイワカガミ(花が残っていた)・サイゴクミツバツツジ(花色が美しい)
 
         オオイワカガミ                 サイゴクミツバツツジ

谷の対岸は天然林で立ち入り禁止になっているそうだ。
天然林とは芦生では、スギ50%・落葉樹50%の森をいうそうだ。
定義は地域のよって違うらしい。

途中でカケスの羽が何枚か落ちていた。獣の餌食のなったのか?

滋賀県福井県の県境を歩く。滋賀県側は造林公社によるスギの植林地もあった。

14時 鍋窪峠(クチクラ峠ともいう)で休憩
ここは昔の鯖街道があった場所だそうだ。
その旧鯖街道を生杉の方へ、若走路谷沿いに下る。
最初しばらくは、さすが鯖街道と思われる山道だったが、まもなくそれもわか
らなくなり、危うい谷横の道となる。
谷の水溜りにウジャウジャ生まれたての黒いオタマジャクシがいた。イモリも
数匹見える。アズマヒキガエルのオタマジャクシのようだが、この狭い水の中
で同居では、イモリは食べ放題。どれだけ生き残れるのやら心配だ。
救い出すわけにも行かず、先を急いだ。

風は冷たく心地よい。大きいミズナラは樹齢400年ぐらいだそうだ。まだまだ
元気。
人間が「もう歳だから」なんて言ったら笑われそうだ。

           
           エゾユズリハ                  雪で曲がった木

谷沿いにヤマトリカブト(葉)の群生もあった。
トチの1年生の苗は、ガイドさんがそっと落葉をのけると、トチの実が残っ
ていた。
「大木も1つの実から」テレビで宮脇明先生が言われた言葉を思い出した。

木の皮がぐるりと1周はがれているのに先が生きているトチの枝があった。
巻き枯らしと同じことなので、枯れそうなものなのに、生きている。
すごい生命力だ!
湿度の環境もよい芦生ならではだと説明された。不思議だな。

谷筋を下って車を止めてある生杉の車道へでた。

登り下り、道もないような所、危なっかしい所、深い落葉の中。谷を渡り、
変化に富んだハイキングだった。

原生林や2次林は明るくて見通しよく、きびしい環境に耐えて育った大木や、
芽が出たばかりの幼樹を見て、健全な森の姿がいつまでも続いてほしいと思
った。
森を歩いているとあまり疲れを感じないのは、木々が元気をくれるからに違
いない。



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5月13日 木津川・宇治川・桂川 合流地点

2007年05月14日 | Weblog
木津川・宇治川・桂川 三川合流地点へ

京阪八幡市駅から木津川へ向かう。

「ごかうはし」と古い字体の表示のある橋は、御幸橋(ごこうばし)
昭和5年の竣工と書いてあった。

           御幸橋

川幅の広い木津川を渡り、すぐに宇治川も渡り、左へ入る。

初めて見るシロバナヒレアザミが咲いていた。

一面のセイヨウカラシナはすでに実になっていたが、枝先がケムシ
でも付いているのかと思ったら、菌に侵され変形した姿だった。

 白サビ病で侵されたセイヨウカラシナの枝先


河川敷利用の広場を過ぎて河畔林に入る。
入口付近はノイバラが満開だ。

        草むらを河畔林へ

道はまもなく消え、踏み後を頼りに草むらを前進。先端部までは一時間
ぐらいはかかる。

木津川と宇治川が合流した所から淀川となり、河畔林の終る先端部で
桂川と合流する。

ホソバイラクサ(多い。さわらないように注意)・クサノオウ(満開)
・ハナウド(花)
クサイチゴは熟した実もできていて、口に入れながら歩く。甘い。
他、キショウブ(満開)などいろいろ。

           ハナウド

木では、シンジュ・オニグルミ(雄花が落ち、雌花が残っていた)・
クワ(実はまだ青い)・センダン(木津川河川敷で花が咲いていた)
・ニワトコ(実が赤くなっているものも)・マユミ(花)他


先端部からは川に下りることが出来、川を渡ると中州に渡れるが、
結構流れが速く、水深も深いところもあり、中洲は断念した。

      合流地点 中州

水中や中洲で採取したものは後で見せてもらった。
ミズハコベ・希少植物のアズマツメクサや、エビモ・ヤナギモ・
ホザキノフサモなど

先端部の草むらには「ニセカラクサケマン」が群生していた。これは
初見。ムラサキケマンと同じケシ科。白い花の先端が赤紫に染まる。
         
         ニセカラクサケマン                  花

河畔林ではイネ科やカヤツリグサ科のものが多い。
淀川特有のヤガミスゲやミコシガヤを見る。
他にはシラスゲ・ヤワラスゲ・ヤガミスゲ・アゼナルコスゲや、オオ
スズメノカタビラ・スズメノチャヒキ・カモジグサ・やカラスムギ・
カモジグサ・ネズミムギなどおなじみのイネ科も多い。
 
         ヤガミスゲ                     ミコシガヤ

イネ科やカヤツリグサ科、なかなかむつかしかったが、河畔林歩きはおもしろかった。





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5月12日 帰化植物

2007年05月12日 | Weblog
帰化植物の宝庫、泉北へ行ってきた。
和泉中央駅周辺は元は山だったところを開発して作られた町。
山を削って、いったん更地にして住宅地にされたので、
今までになかった帰化植物が入り込んだので、たくさんの種類が見られる。

多くは家の辺りにも見られるが、シロバナシナガワハギやシロバナマンテマ・
ハナヤエムグラなどはこの辺にはないと思う。または気付いていないかもし
れないけど。

線路近くや川の土手に咲いている「クサフジ」といっていたのは、正しくは
「ナヨクサフジ」だということだ。

ムラサキウマゴヤシは苦い思い出がある。
20年前、手話サークルの帰り、バイクに乗っていて、事故に合い、投げ出さ
れた私は救急車で外科へ運ばれ、即入院。足のくるぶしの所が骨折していて
手術を受けた。

その時かばんに入っていたのが、このムラサキウマゴヤシだった。
その5分ほど前、高田の県道を通っていた時、横の田んぼの畦にこの花を見つ
け、バイクを止めて花を摘んだものだった。


ムラサキウマゴヤシ(アルファルファ)餌料として入ってきた。

他には、クスダマツメクサ・セイヨウミヤコグサ・キヌゲチチコグサ・キキョウソウ
・オッタチカタバミ・イモカタバミユウゲショウ・トゲヂシャ・マツバウンラン・
アレチギシギシ・メキシコマンネングサ・ヘラオオバコ・ツボミオオバコ・ヘラオオバコその他。

 
         ナルトサワギク                  セイヨウミヤコグサ

ヒルザキツキミソウは、色の濃いもの・薄いもの・白いものもあり、
駅に近い空き地に一面花畑を作って美しかった。
  
  
         色のうすいもの                   濃いもの




           白い花


キヌゲチチコグサの綿毛ははじめて見た。「キヌゲ・・」という所以がわ
かった。

その後、絵の展覧会を見て、帰宅すると、1日早い 母の日のプレゼントと
夕食を準備してくれていて、私は「母である」ことを思い出したのだった。

幸せー。ときどき母の日があるといいなー。とすぐ調子に乗る。

パソコンの調子の悪いのだけが困りもの。

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5月11日 フラワーセンター & ケシについて

2007年05月11日 | Weblog
預かってもらってたものを引き取りに、Tさんととフラワー公園で落ち合う。

ついでにフラワーセンターを一回りしたが、今は端境期のようだ。

デルフィニュウムが見頃だった。クスノキやトベラの花も花盛り。

植え込みの下にはコバンソウ・ヒメコバンソウが揃って咲いていた。

  
           ボリジ(ルリヂシャ)              ツキヌキニンドウ 

 
           キウイフルーツのツボミ          トベラ満開 いい香りがする

ところで、
フラワーセンターに赤くて花びらに黒い斑のあるケシが咲いていた。
名札が付いてなかったので、帰ってインターネットで調べたら、
どうやら 「モンツキヒナゲシ」といわれるものらしい。

 
           モンツキヒナゲシ


ケシには栽培して良いケシと、栽培してはいけないケシがある。
ちょっと調べてみた。

栽培してよいケシ
ヒナゲシ(アイスランドポピー・オリエンタルポピーなど)・オニゲシ
いづれも①葉に毛がある。②葉が茎を抱かない。
上記のモンツキヒナゲシもヒナゲシだからOK

栽培が禁止されているケシ(モルヒネを含み、アヘンの原料となる)
①葉柄はなく、葉が茎を抱く。
②葉は切れ込みが浅く、縁が波打つ。
③葉の表も裏もほとんど無毛。   とある。
葉の表面は白っぽく一見キャベツのよう。とも書いてある。

アレッ?
一昨日見たあれは??
みんな当てはまるような気がする!

甘橿丘からの帰りに花畑で見た。すごく大型で、実の形や全体の姿から、ケシの仲間
とはわかったが、初めて見るものだった。
まるでボタンのような豪華な花だった。

調べてみると鑑賞目的の品種らしいが、日本では「アヘン法」・「麻薬取締り法」で
栽培禁止されている「ボタンゲシ(ソムニフェルム種)」のようだ。(禁止でない国も
ある) 他にセティゲルム種(アツミゲシ)・プラクテアツム種(ハカマオニゲシ)


           ボタンゲシと思われる


知らずに栽培されているのだろう。

ちなみに、
種は麻薬成分を含まないため(アヘンが含まれるのは未熟な果実から採れる乳液)、
七味トウガラシやアンパンなどに使われている。
発芽すれば取り締まりの対象になるとのこと。


日本は国際条約でアヘンの輸出可能な国となっている(インド・中国・北朝鮮も)が、
栽培には許可が必要で、2重の金網で囲い、門扉に施錠が必要などのこともあり、
実験室レベルでの栽培のみで、(薬品として)他国から輸入しているとのこと。

ケシは紀元前5000年ごろの遺跡から種が出土している。
四大文明のころには薬草として栽培されていたらしく、人間の知恵には驚かされる。
知恵はいいことにだけ使えばいいんだけど・・・

さて、あのケシはやっぱり通報した方がいいのかなあ。
もう若い実ができていたなあ。 う~ん・・・

とにかく勉強にはなったわ。




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5月10日 イベント準備 & キトラ古墳壁画「玄武」

2007年05月10日 | Weblog
花めぐりイベントの下見会
強風と時々小雨の中、公園館からみんなでコースを歩いてみる。

26日のイベント当日は
花めぐりしながら飛鳥資料館まで歩き、特別公開中のキトラ古墳の壁画の四神の1つ「玄武」を
見てもらう予定だ。

公園館~鬼の雪隠~亀石~あまがしの丘~明日香村埋蔵文化財展示室の駐車場~飛鳥資料
館へ、野の花を観察しながら、イベント当日の段取りをみんなで考えながら歩く。

今は春の花盛り。
とはいえ、ご多分にもれず、外来の植物が多い。
ユウゲショウ・アメリカフウロ・キツネアザミ・マツバウンランなどが多い。
埋蔵文化財の駐車場の近くの造園用の植木畑ではナンジャモンジャが花盛りで、買い手を待って
いる(?)
近頃少なくなったマツヨイグサが見られた。

 
           ナンジャモンジャ                マツヨイグサ

あまがしの丘ではキリやエゴノキや植栽のカキツバタが満開だ。
スイカズラやノアザミも咲いており心和む。

              キリ

イベントは半月ほど先なので、花は夏の花に入れ替わっているだろう。
きれいに草刈がされてないように祈る。

「玄武」
飛鳥資料館では5月11日~5月27の特別公開に先立って、今日実施された村民対象の内覧会に
私たちも関係者として?入れてもらった。

昨年の「白虎」の特別公開の時とと同じようにガラスケースに納まった「玄武」の第一印
象は「小さいものだな」ということ。(大体 横25センチ縦14,5センチ)
修復もされているとは思うが、下地の漆喰はつるりと大理石のようだった。
キトラ古墳の発掘が始まりファイバースコープで覗いた時、最初に見えたのが「玄武」
だった。
亀と蛇が絡み合った図で、唐でも流行した図像だそうだ。

高松塚や薬師寺・正倉院の宝物の中にも玄武が描かれたものはあるが、その中でもキトラ
古墳のは一番古いとのこと。

新聞やテレビなどでも見れるが、やっぱり「実物を見る」というのは感慨深い。
近くにいる幸お蔭で、こんな機会にもめぐり合え幸せなことだ。

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5月9日 家の庭の花

2007年05月09日 | Weblog
我が家の庭・ベランダに咲いている花です。
世話が行き届かなくて、最強メンバーが残ってます。

写真の他にも白花シラン・ベニチョウジ(木)・ヒメヒオウギ(こぼれ種根で咲きかけ)・
ユリオプシスデージー(マーガレットのような黄色い花、ほぼ年中開花)など

紅花スイカズラにはクマバチ?がいつも蜜を吸いにきています。
水撒きしているとヤモリが1匹飛びだしました。

チョウジソウは株分けできますよ。

  
       バイカウツギ(咲き出した)         タツナミソウ(庭のあちこちに生えている)


   紅花スイカズラ(次々と咲き続けます)            斑入りゼラニューム


 
チョウジソウ(涼やかな薄いブルー) ユキモチソウ(まだ残ってる)     
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5月8日 ロダン展 

2007年05月08日 | Weblog
ロダン展
先日行った友だちが「よかった。感動した」と言ってたので、ちょっと遠かった
けど、駆け足で見てきた。

灘駅で降りても、駅から兵庫県立美術館への道も、館内に入っても、あまり静
かなので拍子抜け。もっとぞろぞろと人がいるのかと思っていたので。

ロダン展の会場はまあまあ人はいたけど、混雑ということはなく、ゆっくり見
れた。

ロダンといえば「考える人」。バカの1つ覚えでそれしか知らなかったが、それが、
ダンテの神曲(どんなものか知らないけど、聞き覚えだけはある)からの構想の
「地獄の門」の中にある、というのも知らなかった。

同じような像でも石膏・ブロンズ・大理石と材質の質感によって雰囲気が違う。
ブロンズは特に男性の肉体の美しさが際立っていると思う。
引き締まった体は惚れ惚れする。
筋肉の一つ一つが動き出さんばかり。

そんな出来ばえのせいか、「青銅時代」と名づけられた作品は、人体から直接
型を取ったのではないか?と中傷されたようだ。

大理石では柔らかい肌がきれいだった。

石膏像は、普通は大理石やブロンズで作るときの下描き的なもとされるが、
それ自身作品として意図されて作られているものもあった。

試作品をたくさん作って構想を練る。

石膏型やブロンズ作品の作り方が展示してあったのはよかった。
よくわかった。と言いたいところだけど、
中学校の頃?石膏でリンゴを作っただけの経験では、あの複雑な像をどうやっ
て作ったのか計り知れない。

素人には理解しがたいものも多かったけれど、、芸術とはこんなものかと変なと
ころで感心したり、あまり感想らしいことも言えないが、迫力と芸術を生み出す
執念はすごいと感じた。


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5月7日 帰化植物(外来植物)あれこれ

2007年05月07日 | Weblog
(里山通信に載せたものに加筆しています。)

セイタカアワダチソウ・ブタクサ・セイヨウタンポポ・・・嫌われ者の代表
のような帰化植物といわれる草花たち。 
花に罪はないんですけれど・・・

帰化植物(外来植物)とは、人によって持ち込まれたり、種子に混じったり、
荷物に付いてきたりなど、意識的、無意識的に日本に入ってきて、定着・野生
化したものをいいます。
稲作などに伴って来た起源の古いものから(史前帰化植物)、近年に入ってき
たものもあります。
普通は江戸・明治ぐらいからのものをいうことが多いように思います。

「帰化植物」また「外来植物」といったりしますが、
法律でいう時には「外来植物」といういい方をするそうです。

最近では、平成16年に、生態系への被害を防止するための法律(外来生物法)
が出来、植物では「特定外来植物」として、現在12種が指定されています。
ブラックバスやカミツキガメなど「生きもの」の方がよく知られていますね。

輸入したり、栽培したり、採ってきたり、捨てたりすることを禁止している
のです。
法律が出来て以来、水草「ボタンウキクサ」は園芸店の店頭から姿を消しま
した。売ってはいけなくなったからです。

「特定外来植物なんて関係ないわ」と思っている方もあるかもしれませんが、
意外と身近にありますよ。

今月の表紙絵の「オオカワヂシャ」(5月2日のブログ)も特定外来植物です。

初めて見た20数年前には珍しい植物を見つけたと思っていました。
その後、桜井で見た在来種「カワヂシャ」は、はかなげに見えました。
今では町中の用水路にも拡がっています。(飛鳥上流部にはまだありません)

すでに交雑種(ホナガカワヂシャ)も見つかっているそうです。

「アレチウリ」は堤防に繁茂していますね。
 
           アレチウリの実                      雄花

「オオキンケイギク」や「オオハンゴンソウ」らしいものは、栽培されている
ことがあります。

「ナルトサワギク」は2年ぐらい前、五条の吉野川の河川敷で初めて数本見つ
けました。なかなか名前がわかりませんでした。
大阪では道路の法面に一面に咲いているところもあり、すごく拡散しています。
奈良ではまだ五條以外では見ていませんが、もうどこかで拡がっているかもし
れません。

特定外来植物とはご存知ないのでしょう、庭に植えておられるお宅もあります。
花はとっても可憐で花期も長いです。

その地域に守るべき希少植物がある時は別として、特に駆除されるということは
ないようで、中途半端な法律だな、と素人の私には思えますが・・・

近年飛鳥で増えてきた、その他の帰化植物では、
「ヤワゲフウロ」ゲンノショウコのような花で、今開花中。
数年前大阪で、その後天理市で、飛鳥の畑集落(山の上の方です)で見、今は
平地にも急速に拡大中です。

「ムギクサ」朝風峠への道のミカン畑の中にありました。
一見麦のような草で、肥料に付いてきたもののようです。
「オオエノコロ」穂が太く、よく見ると、実が枝状に付いています。
「トゲヂシャ」(去年の8月の表紙絵)・「ヒレタゴボウ」・「ミチタネツケバ
ナ」・「オッタチカタバミ」・「イタチハギ」も増えてきました。

大阪で見た後、自宅近くにもあった「ハマハナセンブリ」は可愛いピンクの花。
そのうちに一面に拡がりそうです。(植物写真はインターネットでご覧下さいね。)

         ハマハナセンブリ

気をつけて道端を見てください。インベーダーはすぐ近くにいるかもしれません。
見慣れない草花があったら教えてくださればうれしいです。
                                                    オオエノコロ                       アメリカオニアザミ
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5月6日 五月飾り

2007年05月06日 | Weblog
雨で予定は中止になり、家でゆっくりしました。

昨日は五月の節句
お祝いはしなくなりましたが、ひな祭りと同じで、飾りだけ楽しんでいます。

 
 友人からのプレゼント(すごく凝った手作り)     お祭りの手作りコーナーで買ったもの

 
      二つとも手作りの店で買ったもの             土鈴

 
        これも土鈴                    私の手作り(紙粘土)

 
左 お隣さんに教えてもらった折り紙のカブト。 前のコイは100円ショップで購入                               右 私の手作りのクラフトこいのぼりと、友人にもらった折り紙カブト(折り方が違う)


  私の手作り竹のこいのぼり
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